説明

車両用ケーブル保持構造

【課題】部品点数及び組立に係る工程数が少なく、振動等に起因するケーブルの捩じれ等によるケースの分解が生じ難い車両用ケーブル保持構造を提供する。
【解決手段】本発明の車両用ケーブル保持構造は、基板10と頂部ケース20と底部ケース30とブラケット40を有する。基板は、ケーブル50間に接続され、頂部ケースは、頂部板21と、ケーブルを咬持する第1咬持部22と複数の可撓性を有するフック部23を有し、フック部は、頂部板の板面の垂直方向基板側に突出する。底部ケースは、第2咬持部31とロック部32を有し、第2咬持部は、第1咬持部と共にケーブルを咬持し、ロック部は、係合後のフック部の撓む方向を抑制する。ブラケット40は、狭持部41と基板接続用立設部42を有し、フック部が係合する係合部43を有する狭持部は、底部ケースを狭持し、基板接続用立設部は、基板と電気的に接続する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車両用ケーブル保持構造に関し、特に、ケーブル間に挿入され車両ボディに固定するための車両用ケーブル保持構造に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、車両等に用いられる回路基板やそれに接続されるケーブルを保持するための保持構造が知られている。例えば、特許文献1に記載のケーブル保持構造は、同軸ケーブルが接続される回路基板が下部側のシャーシに支持され、回路基板及びシャーシがベースプレートにねじを用いて固定され、これらが上部側のケースで封止されるものである。
【0003】
また、一般的に、上部ケース及び下部ケース等を用いて基板を挟持するような構造においては、例えば落下等の衝撃でケースが分解してしまうといった問題があった。この問題を解決するために、例えば特許文献2等に記載されているようなハウジング構造が提案されている。特許文献2に記載のハウジング構造は、上部側のケースと下部側のケースを、係合部と、弾性を有する係合片との係合によって一体に結合するものである。そして、上部側ケースに設けられた抜け止め片が、下部側ケースの係合片の背面に当接し、係合片が係合部から抜けないように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−263537号公報
【特許文献2】特開平10−23563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のケーブル保持構造は、部品点数及び組立に係る工程数が多いものであった。具体的には、基板、シャーシ、ベースプレートを一度にねじ留めし、さらに、基板とケーブルをはんだ付けする必要があり、組立が煩雑であった。さらに、車両走行時に生じる振動やケーブルの捩じれ等により、ケースが分解してしまうという問題もあった。さらにまた、ケースから露出するケーブルに外部からの応力が生じた場合に、ケーブルの抜けや切断が生じるという問題もあった。
【0006】
また、特許文献2に記載のハウジング構造は、そもそもハウジング内の回路基板等から外部へケーブルが接続されるようなものではないため、上述のケーブルに関連する問題を解決できるようなものではなく、また、そもそもブラケットを有するものでもないため、車両に固定できるものでもなかった。
【0007】
本発明は、斯かる実情に鑑み、部品点数及び組立に係る工程数が少なく、振動やケーブルの捩じれ等によるケースの分解が生じ難い車両用ケーブル保持構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した本発明の目的を達成するために、本発明による車両用ケーブル保持構造は、ケーブル間に接続され、所定の回路が載置される基板と、基板を覆う頂部板と、ケーブルの一部を咬持する第1咬持部と、頂部板の板面に対して垂直方向に基板側に突出し可撓性を有する複数のフック部とを有する頂部ケースと、第1咬持部と共にケーブルを被包するようにケーブルの一部を咬持する第2咬持部と、頂部ケースが嵌合後にフック部の撓む方向を抑制するロック部と、底部板とを有し、基板が載せられる底部ケースと、頂部ケースのフック部が係合する係合部を有すると共に底部ケースを狭持する狭持部と、基板に電気的に接続される基板接続用立設部とを有し、車両ボディに電気的に接続されるための導電性のブラケットと、を具備するものである。
【0009】
ここで、フック部、ロック部及び係合部が、それぞれ対応して基板の両脇に配置され、フック部が基板側に撓んで基板側から係合部に係合するよう構成され、ロック部は、フック部が係合部に係合するときの撓みは抑制せず且つ係合後はフック部が基板側に撓むのを抑制するように構成されても良い。
【0010】
また、ロック部は、底部ケースの底部板の中央から両脇の方向に向き、その付根は底部板よりもブラケット側に配置され、その先端部は底部板よりも基板側に配置されても良い。
【0011】
また、ブラケットは、ロック部に対応する位置に切り欠き部を有し、ロック部は、切り欠き部内に一部が位置しても良い。
【0012】
また、第1咬持部及び第2咬持部は、ケーブルとの接触面に、頂部ケースと底部ケースが嵌合後に一連となる環状リブを有しても良い。
【0013】
また、底部ケースは、基板を狭持するための爪部を有しても良い。
【発明の効果】
【0014】
本発明の車両用ケーブル保持構造には、部品点数及び組立に係る工程数が少なく、振動やケーブルの捩じれ等によるケースの分解が生じ難いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図1は、本発明の第1実施例の車両用ケーブル保持構造を説明するための分解斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第1実施例の車両用ケーブル保持構造を説明するための断面図である。
【図3】図3は、本発明の第1実施例の車両用ケーブル保持構造の組立時のフック部の動作を説明するための断面図である。
【図4】図4は、本発明の第2実施例の車両用ケーブル保持構造を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明を実施するための形態を図示例と共に説明する。図1は、本発明の第1実施例の車両用ケーブル保持構造を説明するための分解斜視図である。また、図2は、本発明の第1実施例の車両用ケーブル保持構造を説明するための断面図であって、図2(a)が基板接続用立設部付近を通る断面図であり、図2(b)がフック部付近を通る断面図である。図示の通り、本発明の車両用ケーブル保持構造は、基板10と、頂部ケース20と、底部ケース30と、ブラケット40とで主に構成されている。このような車両用ケーブル保持構造を用いて、ケーブル50が車両ボディ(図示せず)に保持される。
【0017】
基板10は、所定の回路が載置されるものであり、ケーブル50間に接続されている。基板10には、例えばアンプ回路やフィルタ回路等が載置される。基板10の両端の所定の位置に、ケーブル50がはんだ付けされる。これにより、ケーブル50を通る信号を増幅したりフィルタリングしたりすることが可能となる。また、基板10には、組立時に基板10の向きが誤って組み付けられることを防止する誤組防止溝11が設けられていても良い。誤組防止溝11は、正しく組み付けられた場合には後述する底部ケース30の誤組防止部35と嵌合する。
【0018】
また、頂部ケース20は、頂部板21と、第1咬持部22と、複数のフック部23とを有している。頂部板21は、基板10を覆うものであり、頂部ケース20の主要部を構成している。第1咬持部22は、ケーブル50の一部を咬持するものである。図示例では、入力側と出力側のケーブルに合わせてそれぞれ第1咬持部22が設けられている。また、第1咬持部22には、ケーブル50との接触面に、リブ24が設けられている。そして、複数のフック部23は、頂部板21の板面に対して垂直方向に基板10側に突出している。フック部23は可撓性を有するものであり、後述のブラケット40の係合部43に係合するものである。また、フック部23及び後述のロック部32、係合部43が、それぞれ対応して基板の両脇に配置される。フック部23は、基板10側に撓んで基板10側から係合部43に係合するよう構成される。
【0019】
また、底部ケース30は、基板10が載置されるものであり、第2咬持部31と、ロック部32と、底部板33とを有している。第2咬持部31は、第1咬持部22と共にケーブル50を被包するようにケーブル50の一部を咬持するものである。第2咬持部31は、第1咬持部22と同様に、ケーブル50との接触面に、リブ36を有している。即ち、リブ24とリブ36により、頂部ケースと底部ケースが嵌合後に一連となる環状リブを構成している。なお、リブ24及びリブ36は、ケーブル50に食い込んで咬持するよう構成されるものであれば、環状でなくても良い。リブ24及びリブ36により、ケーブル50が多方向から咬持されることで、ケーブル50に応力が作用した場合の、ケーブル50の抜けや切断の防止が可能である。
【0020】
ロック部32は、頂部ケース20が嵌合後にフック部23の撓む方向を抑制するものである。図示の通り、ロック部32は、フック部23に対応する位置に配置されている。ロック部32は、フック部23が係合部43から外れる方向に動くのを抑制する位置に設けられれば良い。即ち、ロック部32は、フック部23が係合部43に係合するときの撓みは抑制せず、且つ係合後はフック部23が基板10側に撓むのを抑制するように構成されれば良い。図示例では、ロック部32は、底部板33の中央から両脇の方向に向くように配置され、フック部23に当接するように設けられている。
【0021】
底部板33は、基板10の裏面を覆うものであり、底部ケース30の主要部を構成している。基板10は、底部板33に設けられる複数の爪部34により狭持される構成となっている。また、底部ケース30には、誤組防止部35が設けられており、基板10を、基板10の誤組防止溝11の溝形状に合わせて誤組防止部35に嵌合させることで、基板10の向きが誤って組み付けられることを防止する。図示例では、誤組防止溝11及び誤組防止部35は1つずつ設けられているが、本発明の車両用ケーブル保持構造はこれに限定されず、基板10の誤組が防止される構成であれば、より多くの誤組防止溝及び誤組防止部が設けられても良い。
【0022】
また、底部ケース30には、後述のブラケット40の基板接続用立設部42が貫通する貫通孔37が設けられている。これにより、ブラケット40と底部ケース30及び基板10との位置合わせが容易となると共に、これらのずれが防止される。そして、基板接続用立設部42が、貫通孔37を介して底部ケース30内側に配置される。また、頂部ケース20及び底部ケース30により、基板接続用立設部42と基板10との間や、ケーブル50と基板10との間の通電部分の露出が防止されている。
【0023】
ブラケット40は、狭持部41と基板接続用立設部42とを有するものであり、導電性を有し、車両ボディ(図示せず)に電気的に接続されるものである。なお、ブラケット40は、導電性を有する金属板をプレス加工等で一体成形されれば良い。
【0024】
狭持部41は、頂部ケース20のフック部23が係合する係合部43を有すると共に、底部ケース30を狭持するものである。また、基板接続用立設部42は、基板10に電気的に接続されるものである。基板接続用立設部42は、貫通孔37を介して底部ケース30を挟持するように構成されている。
【0025】
また、図示例では、ブラケット40は、ロック部32に対応する位置に、切り欠き部44を有している。切り欠き部44は、図示例のように係合部43と一体に構成されても良い。ブラケット40に底部ケース30が嵌合された後に、切り欠き部44からロック部32にアクセスできるように構成されている。このように構成することで、例えばメンテナンス等で頂部ケース20を外す場合には、ロック部32を切り欠き部44から破壊することで、フック部23が係合部43から外れる方向に移動可能となり、頂部ケース20を開放することも可能である。
【0026】
図示例では、ブラケット40の狭持部41及び基板接続用立設部42は、対称に配置されており、底部ケース30を、どちら向きにも挟持可能なように構成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、非対象に配置されても良い。なお、図示例では、作業台等に設けられる目印用の凸部(図示せず)が貫通する目印用貫通孔48及び凸部が嵌合する目印用凹部38が設けられている例を示した。これは、ブラケットの方向や基板の入出力方向が決まっている場合に、誤組を防止するために設けられるものである。
【0027】
次に、図3を用いて、本発明の車両用ケーブル保持構造の組立動作を説明する。図3は、本発明の車両用ケーブル保持構造の組立時のフック部の動作を説明するための断面図であり、図3(a)は、頂部ケース組付開始時、図3(b)は、頂部ケース組付途中の状態を説明するための断面図である。
【0028】
上述のように構成された本発明の車両用ケーブル保持構造は、例えば以下のように組み立てられる。まず、ブラケット40に底部ケース30を嵌合させる。次に、基板10を底部ケース30に配置し、ケーブル50をセットする。そして、基板10にケーブル50及び基板接続用立設部42をそれぞれはんだ付けする。最後に頂部ケース20を係合させる。なお、予めケーブル50を基板10にはんだ付けしておいても良い。
【0029】
フック部23、ロック部32及び係合部43は、それぞれ対応する位置の基板10の両脇に配置されている。頂部ケース20が、基板10の上部側から係合される際に、フック部23先端が狭持部41の内側に当接し、基板10側に撓む(図3(a)参照)。これにより、フック部23の先端が斜めとなり、ロック部32に阻害されることなく、開口部である係合部43を通過可能となる(図3(b)参照)。次に、フック部23の先端は、フック部23の弾性力によりフック部23が元の形状に戻ることで、基板10側から係合部43に係合される(図2(b)参照)。フック部23が係合部43に係合された後には、ロック部32の先端がフック部23の先端の背面に当接する。なお、フック部とロック部との当接は、完全に接触している必要はなく、フック部が係止部から外れる方向に動かないようにロック部で抑制される程度に近接していれば良い。これにより、フック部23は、基板10側に撓むことが抑制される。したがって、頂部ケース20が外れ難くなり、組立後の車両用ケーブル保持構造の分解が防止される。
【0030】
次に本発明の第2実施例の車両用ケーブル保持構造を、図4を用いて説明する。図4は、本発明の第2実施例の車両用ケーブル保持構造を説明するための断面図である。本発明の第2実施例の車両用ケーブル保持構造は、フック部23のラップ部分(係止部分)をより深く(ラップ代を大きく)したものである。ラップ代を大きくした場合、フック部23は係合部43によりしっかり係合するので、さらにフック部23が係合部43から外れ難くなる。但し、ラップ代を大きくしただけだと、係合時のフック部23の撓みが大きくなるため、撓み中にロック部32に接触してしまう可能性がある。そこで、本発明の第2実施例の車両用ケーブル保持構造では、ロック部32が、底部板33の中央から両脇の方向に向き、その付根は底部板33よりもブラケット40側に配置されている。そして、ロック部32の先端部は、底部板33よりも基板10側に配置されている。即ち、ロック部32の根元部が底部板33よりも下に配置され、先端部が付根から上のほうに延びている。ロック部32の根元部が底部板33よりも下側に配置されるため、図4に示されるように、ロック部32の一部である根元部がブラケット40の切り欠き部44内に位置することになる。
【0031】
この構成により、頂部ケースを嵌合するときに、フック部23が狭持部41の内側に当接し、基板10側に撓んだ際に、フック部23の先端が、ロック部32の付根付近に当接することがないため、スムーズな嵌合が可能である。さらに、ロック部32の根元部がブラケット40の切り欠き部44内に位置するように構成したため、車両用ケーブル保持構造の高さを低くすることにもなる。
【0032】
このように、本発明の車両用ケーブル保持構造は、上述の第1実施例や第2実施例のような構成とすることで、車両走行時に生じる振動やケーブルの捩じれ等により、ケースに応力が加わった場合でも、ロック部32の先端が、フック部23の背面に当接しているため、頂部ケース20と底部ケース30が分解するのを防止することが可能である。また、基板10とブラケット40は、はんだ付け等で固定されているため、基板がずれたりするのを防止可能である。
【0033】
なお、本発明の車両用ケーブル保持構造は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0034】
10 基板
11 誤組防止溝
20 頂部ケース
21 頂部板
22 第1咬持部
23 フック部
24 リブ
30 底部ケース
31 第2咬持部
32 ロック部
33 底部板
34 爪部
35 誤組防止部
36 リブ
37 貫通孔
38 目印用凹部
40 ブラケット
41 狭持部
42 基板接続用立設部
43 係合部
44 切り欠き部
48 目印用貫通孔
50 ケーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブル間に挿入され、車両ボディに固定するための車両用ケーブル保持構造であって、該車両用ケーブル保持構造は、
ケーブル間に接続され、所定の回路が載置される基板と、
前記基板を覆う頂部板と、ケーブルの一部を咬持する第1咬持部と、頂部板の板面に対して垂直方向に基板側に突出し可撓性を有する複数のフック部とを有する頂部ケースと、
第1咬持部と共にケーブルを被包するようにケーブルの一部を咬持する第2咬持部と、頂部ケースが嵌合後にフック部の撓む方向を抑制するロック部と、底部板とを有し、前記基板が載せられる底部ケースと、
前記頂部ケースのフック部が係合する係合部を有すると共に底部ケースを狭持する狭持部と、前記基板に電気的に接続される基板接続用立設部とを有し、車両ボディに電気的に接続されるための導電性のブラケットと、
を具備することを特徴とする車両用ケーブル保持構造。
【請求項2】
請求項1に記載の車両用ケーブル保持構造において、前記フック部、ロック部及び係合部が、それぞれ対応して基板の両脇に配置され、フック部が基板側に撓んで基板側から係合部に係合するよう構成され、ロック部は、フック部が係合部に係合するときの撓みは抑制せず且つ係合後はフック部が基板側に撓むのを抑制するように構成されることを特徴とする車両用ケーブル保持構造。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の車両用ケーブル保持構造において、前記ロック部は、底部ケースの底部板の中央から両脇の方向に向き、その付根は底部板よりもブラケット側に配置され、その先端部は底部板よりも基板側に配置されることを特徴とする車両用ケーブル保持構造。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用ケーブル保持構造において、前記ブラケットは、ロック部に対応する位置に切り欠き部を有し、ロック部は、切り欠き部内に一部が位置することを特徴とする車両用ケーブル保持構造。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の車両用ケーブル保持構造において、前記第1咬持部及び第2咬持部は、ケーブルとの接触面に、頂部ケースと底部ケースが嵌合後に一連となる環状リブを有することを特徴とする車両用ケーブル保持構造。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5の何れかに記載の車両用ケーブル保持構造において、前記底部ケースは、基板を狭持するための爪部を有することを特徴とする車両用ケーブル保持構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−44729(P2012−44729A)
【公開日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−181028(P2010−181028)
【出願日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【出願人】(000165848)原田工業株式会社 (78)
【Fターム(参考)】