説明

車両用情報提供装置

【課題】走行経路上および走行経路付近の有用な電気自動車用給電スポットを提示する車両用情報提供装置を提供する。
【解決手段】車両用情報提供装置としてのナビゲーション装置101は、給電スポットを含む位置情報108、走行可能距離計算部107、給電スポットリスト作成部104を備える。給電スポットを含む位置情報108から、走行経路上および走行経路付近の給電スポットの位置情報を抽出する。給電スポットリスト作成部104により、給電スポットの有用度を判定して、有用な給電スポットをリスト化して画面表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のエネルギー源供給施設情報を提供する車両用情報提供装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、給油スポット(ガソリンスタンド等)をナビゲーション装置上に表示させる装置が提案されている。例えば、特許文献1のように、ドライバの給油ニーズに合ったタイミングで給油スポットを案内して、ドライバの選択を受け付けたのち、給油スポットを案内する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−255996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、目的地までの経路について、地図上に表示可能な給油装置しか、案内できない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の車両用情報提供装置は、現在地から目的地までの経路上に位置し、車両にエネルギー源を供給するエネルギー源供給施設を抽出する抽出手段と、前記車両の前記エネルギー源の残量に基づき、前記車両の走行可能距離を算出する算出手段と、前記抽出手段により抽出された前記エネルギー源供給施設に基づき、前記現在地から前記走行可能距離の範囲内の前記エネルギー源供給施設を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記エネルギー源供給施設をエネルギー源供給施設リストとして視認可能にリスト化するリスト化手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によって、経路上と経路上付近の有用なエネルギー源供給施設の情報を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本実施形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図2】給電スポットの情報提示制御処理フローを示す図である。
【図3】給電スポットリストの表示例を示す図である。
【図4】給電スポットの集合に、走行経路のわき道の給電スポットを含める処理フローを示すフローチャートである。
【図5】給電スポットの集合に、走行経路の走行車線と反対方向の逆車線の給電スポットを含める処理フローを示すフローチャートである。
【図6】給電スポットの集中する地域については、給電スポットの集合に、規模の大きな給電スポットのみを含める処理フローを示すフローチャートである。
【図7】図4のステップS403における処理を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の車両情報提供装置を電気自動車に搭載するナビゲーション装置に適用した一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本実施形態のナビゲーション装置101の構成を示す。制御部110は、表示端末部102と、位置センサ103と、給電スポットを含む位置情報108および地図109を記憶する記憶部とを制御し、残電力センサ111との接続インタフェースを有する。制御部110は、目的地設定部112、経路探索部106、走行可能距離計算部107、給電スポットリスト作成部104および入力設定部105を有する。
【0010】
制御部110は、タッチパネルなどの入力設定部105を介したユーザー入力により目的地が設定されると、位置センサ103と給電スポットを含む位置情報108と地図109とから、経路探索部106で経路探索を行って、表示端末部102を用いて経路案内する。これは、通常のナビゲーション装置が備える構成である。それに加えて本発明では、制御部110は、給電スポットの位置情報を給電スポットを含む位置情報108から取得し、走行可能距離計算部107で残電力との関係を計算し、給電スポットリスト作成部104にて、入力設定部105の設定を反映させたリストを作成し、表示端末部102にてそのリストの表示(図3参照)を行う。こうした制御部110の処理の詳細については後述する。
【0011】
給電スポットを含む位置情報108に格納されている給電スポットの位置情報には、給電スポットがいずれの車線側に位置しているかについての情報も含まれる。給電スポットを含む位置情報108に格納されている給電スポットの位置情報には、さらに、各給電スポットの規模についての情報も対応付けられている。給電スポットの規模とは、たとえば給電器の数であり、同時給電可能な電気自動車の台数を表す。
【0012】
残電力センサ111は、ナビゲーション装置101の外部装置であっても良く、たとえば電気自動車に搭載される。制御部110は、残電力センサ111から取得した残電力データと、燃費(単位電力時あたりの走行可能距離)データとに基づき、走行可能距離計算部107により走行可能距離を算出する。燃費データは、固定データとしてナビゲーション装置101に記憶されていても良いし、電気自動車から車内ネットワークを介して読み出されることとしても良い。
【0013】
図2は、制御部110による給電スポットの情報提示制御処理フローを示した図である。ステップS201において、入力設定部105を介したユーザー入力により目的地が設定される。ステップS202において、経路探索を行う。ステップS203では、走行可能距離計算部107にて走行可能距離を取得するとともに、現在地における自車両の残電力量をパーセント表示で取得する。
【0014】
ステップS204において、システム制御部110は、ステップS202にて探索された経路上の走行車線に沿った現在地から目的地までの全ての給電スポットの抽出を行う。
【0015】
ステップS205においては、給電スポットリスト作成部104にて、走行可能距離に応じた給電スポットを特定し、特定した給電スポットの集合を作成する。その給電スポットの集合には、ステップS204にて抽出された給電スポットに加えて、その経路からは外れたわき道に位置する給電スポットと、その経路上の走行車線とは反対方向の逆車線に沿って位置する給電スポットとが含まれる。多数の給電スポットが集中する地域においては、入力設定部105を介して予め設定された判定条件を満たす給電スポットが、その給電スポットの集合に含まれる。ステップS205にて行われる処理の詳細は、図4〜6を用いて後述する。
【0016】
ステップS206では、ステップS205にて作成された給電スポットの集合に基づき、後述する給電スポットリストを生成し、表示端末部102にて、給電スポットとして表示する。自車両がその給電スポットの集合に含まれる各給電スポットにたどり着いたときの残電力量が、現在地および各給電スポットの位置情報と現在地における残電力量と上述した燃費データとに基づきパーセント表示で取得され、その給電スポットリストの生成および表示に用いられる。
【0017】
その後、自車両が実際の走行を開始すると、走行状況により残電力量の予測値が変化する場合がある。ステップS207における残電力値の予測値変化の有無についての判定の結果、肯定判定の場合は処理をステップS203に戻し、給電スポットリストの生成・表示処理を再実行する。否定判定の場合は、ステップS208において、自車両が経路から外れて走行しているか否かを判定する。肯定判定の場合は処理をステップS202に戻し、給電スポットリストの生成・表示処理を再実行する。否定判定の場合は、ステップS209において、自車両が目的地に到着したか否かを判定する。ステップS209において、否定判定の場合は処理をステップS207へ戻し、肯定判定の場合は本処理フローに従った情報提示制御処理を終了する。
【0018】
図3は、給電スポットリスト301の表示端末部102の表示画面への表示例を示す。この図では、通常のナビゲーションの地図表示画面302の右半分に、給電スポットリスト301を図示により表示した場合の例を示している。給電スポットリスト301には、走行可能地点までの給電スポットの数を示す給電スポット数表示303が含まれている。この例では、残電力がなくなる前に20ヶ所の給電スポットがあることを示している。それら20ヶ所の給電スポットのうち、現在地から所定範囲内または所定数の給電スポットのみが、給電スポットリスト301に含まれている。
【0019】
給電スポットリスト301には、さらに、リスト上の現在地を意味する自車両アイコン308が、矢印で表された経路300上に表示されており、現在地における自車両の電池の残量が52%であることを示す給電スポット情報307が表示されている。経路300上、最初に現れる給電スポットを示す給電スポットアイコン309も表示されている。経路300より左側に給電スポットアイコン309が表示されているのは、経路300の左側、すなわち左側通行を前提とした場合は走行車線に沿って給電スポットがあることを示している。給電スポットアイコン309の近傍には、その給電スポットアイコン309に対応する給電スポットが現在地の2km先にあることを示す給電スポット情報306が表示されており、自車両がその地点を通過する際の残電力量予測が50%であることを示している。
【0020】
給電スポットリスト301には、経路300上、二つ目の給電スポットを示す給電スポットアイコン310も表示されている。経路300より右側に給電スポットアイコン310が表示されているので、経路300の右側、すなわち左側通行を前提とした場合は走行車線とは反対方向の逆車線側に給電スポットがあることを示している。給電スポットアイコン310の近傍には、その給電スポットアイコン310に対応する給電スポットが現在地の5km先にあることを示す給電スポット情報305が表示されており、自車両がその地点を通過する際の電池の残量予測が48%であることを示している。
【0021】
経路300上、給電スポットアイコン310に対応する給電スポットの先には、経路300から右に分岐する矢印で表されるわき道312が延びており、その先に給電スポットアイコン311が表示されている。これは、わき道312に給電スポットがあることを示している。その給電スポットアイコン309の近傍には、現在地を出発して経路300上を10km走行したあと、右折してわき道312を500m走行した場所に給電スポットがあることを示す給電スポット情報304が表示されており、自車両がその給電スポットに立ち寄る際の残電力量予測が43%であることを示している。
【0022】
なお、図3に示す給電スポットリスト301の表示画面については、自車両の走行に伴って、通過した給電スポットに対応する給電スポットアイコンは消滅し、遠方に位置していた給電スポットまでの距離が所定値以下になればそれに対応する給電スポットアイコンが表示されるなどして更新される。また、表示されている給電スポットアイコンについても、その給電スポットアイコンに対応する給電スポットまでの距離が変化すれば、その給電スポットアイコンの近傍に表示される距離表示も更新される。
【0023】
図4は、走行経路のわき道に給電スポットがある場合、その給電スポットを、有用な位置にある給電スポットとして上述した給電スポットの集合に含めるか否かを判定する処理フローを表すフローチャートである。このフローチャートは、図2に示したステップS205において走行するサブルーチンの1つを示している。経路上の全ての交差点について、本フローチャートに従った以下の処理が実行される。
【0024】
ステップS401において、交差点から目的地寄りの経路上にある一番近い給電スポットPS1までの距離D1を取得する。ステップS402において、交差点から経路上でないわき道にある給電スポットの中で一番近い給電スポットPS2までの距離D2を取得する。ステップS403においては、ステップS401で得られた距離D1とステップS402で得られた距離D2とを比較して、経路上にある一番近い給電スポットPS1よりもわき道の給電スポットPS2の方が近いかどうかを判断する。ステップS403にて、わき道の給電スポットPS2が近いと判断された場合は、そのわき道の給電スポットPS2を上述した給電スポットリストの表示対象とするために、ステップS404において、わき道の給電スポットPS2を上述した給電スポットの集合に含める。わき道の給電スポットPS2が遠いと判断された場合は、わき道の給電スポットPS2を上述した給電スポットの集合に含めない。
【0025】
図5は、図4のステップS403における処理を説明する図である。上述したように、ステップS403において、図4のステップS401にて取得された、自車両アイコン412で表される現在地の前方の交差点411から目的地寄りの経路上にある一番近い給電スポットPS1までの距離D1と、ステップS402で取得された交差点411から経路上でないわき道にある給電スポットの中で一番近い給電スポットPS2までの距離D2とが大小比較される。
【0026】
図6は、走行経路上の走行車線沿いで到達可能距離の範囲にある給電スポットが少ない(たとえば10箇所)場合に、その走行車線とは反対方向の逆車線沿いで到達可能距離の範囲にある給電スポットを、上述した給電スポットの集合に含める処理フローを示すフローチャートである。このフローチャートは、図2に示したステップS205において走行するサブルーチンの1つを示している。
【0027】
ステップS601において、経路上の走行車線沿いの給電スポットから走行可能地点までの給電スポット数を取得する。ステップS602においては、ステップS601にて取得した走行可能地点までの給電スポット数が10箇所以下か否かを判定する。この10箇所という数値は他の値でもよく、また、入力設定部105を介したユーザー入力により変更可能な値である。ステップS603では、ステップS602における判定結果が肯定判定の場合、走行可能地点までの逆車線の給電スポットを上述した給電スポットの集合に含める。ただし、高速道路区間における逆車線の給電スポットは、ユーザーにとって有用では無いため、上述した給電スポットの集合に含めない。ステップS602における判定結果が否定判定の場合、走行可能地点までの逆車線の給電スポットは、上述した給電スポットの集合に含めない。
【0028】
図7は、経路上の限られた区間に多数の給電スポットが集中する場合、規模の大きな一部の給電スポットを選択して上述した給電スポットの集合に含める処理フローを示すフローチャートである。このフローチャートは、図2に示したステップS205において走行するサブルーチンの1つを示している。ステップS701においては、ある所定区間、例えば1kmの決められた区間内に給電スポットが複数ある場合、各給電スポットの規模についての情報を取得し、その所定区間で大規模かどうかを判定する。大規模であれば、本処理はステップS702へ進み、その給電スポットを上述した給電スポットの集合に含める。大規模でなければ上述した給電スポットの集合に含めない。所定区間の区間長の値、および大規模か否かを判定するための基準値は、入力設定部105を介してユーザー入力により変更可能とする。
【0029】
以上で説明したように、本発明は、適切な給電スポットを表示できるというすぐれた効果を有し、車両に搭載されるナビゲーション装置等に有効である。具体的には、本発明は以下のような作用効果を奏する。
【0030】
(1)本発明によるナビゲーション装置101は、経路誘導画面に表示されている地図に含まれる給油装置に限らず、現在地から走行可能距離以内に位置する複数の給電スポットを表示することができるとともに、その表示対象の給電スポットの数も表示できる。これにより、ユーザーは、柔軟に給電計画を立てることができる。
【0031】
(2)走行経路上の交差点から、その交差点よりも先の走行経路上にある給電スポットまでの距離よりも、その走行経路からその交差点で分岐するわき道上の給電スポットまでのその交差点からの距離の方が近い場合、そのわき道上の給電スポットを表示することとした。また、走行経路上の交差点からその交差点よりも先の給電スポットまでの距離よりも、そのわき道上の給電スポットまでの距離の方が遠い場合、そのわき道上の給電スポットを表示しないこととした。走行可能距離から算出された到達可能地点までの給電スポットの数が少ない場合、走行経路の逆車線沿いの給電スポットを表示することとした。これらにより、有用な給電スポットの選択肢が増加し、ユーザーは、より安全に電力枯渇のリスクを回避した給電計画を立てることができる。
【0032】
(3)給電スポットが集中する場合は規模の大きな給電スポットのみを表示することとした。これにより、ユーザーは、混雑時でも規模が大きいことによる給電能力の高さから比較的順番待ちとなりにくい有用な給電スポットを選択した給電計画を立てることができる。
【0033】
−−−変形例−−−
(1)上述の図3においては、現在地から走行可能地点までの給電スポットのうち、現在地から所定範囲内または所定数の給電スポットのみを、給電スポットリスト301に含んで、表示端末部102の表示画面に表示することとした。しかし、表示端末部102の表示画面にスクロール操作機能を設け、前記入力設定部105を介したスクロール操作により、遠方の給電スポットを給電スポットリスト301に含んで、表示端末部102の表示画面に表示することとしてもよい。
【0034】
(2)上述の図3においては、給電スポットリスト301を図示することにより、表示端末部102の表示画面に表示することとした。しかし、給電スポットリスト301を表形式により、表示端末部102の表示画面に表示することとしてもよい。
【0035】
(3)上述の実施の形態および変形例においては、本発明の車両情報提供装置を電気自動車に搭載するナビゲーション装置に適用することとした。しかし、本発明の車両情報提供装置を、内燃機関を有する自動車に搭載するナビゲーション装置に適用し、有用な給電スポットと同様にして有用な燃料供給施設を抽出し、抽出した有用な燃料供給施設を燃料供給施設リストに含んで表示端末部102の表示画面に表示することとしてもよい。
【符号の説明】
【0036】
101 ナビゲーション装置
102 表示端末部
103 位置センサ
104 給電スポットリスト作成部
105 入力設定部
106 経路探索部
107 走行可能距離計算部
108 給電スポットを含む位置情報
109 地図
110 制御部
111 残電力センサ
300 経路
301 給電スポットリスト
302 地図表示画面
303 給電スポット数表示
304、305、306、307 給電スポット情報
308 自車両アイコン
309、310、311 給電スポットアイコン
312 わき道
411 交差点
412 自車両アイコン


【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在地から目的地までの経路上に位置し、車両にエネルギー源を供給するエネルギー源供給施設を抽出する抽出手段と、
前記車両の前記エネルギー源の残量に基づき、前記車両の走行可能距離を算出する算出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記エネルギー源供給施設に基づき、前記現在地から前記走行可能距離の範囲内の前記エネルギー源供給施設を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記エネルギー源供給施設をエネルギー源供給施設リストとして視認可能にリスト化するリスト化手段とを備えることを特徴とする車両用情報提供装置。
【請求項2】
請求項1に記載の車両用情報提供装置において、
前記特定手段は、前記経路上の交差点から分岐するわき道に存在する前記エネルギー源供給施設のうち、前記経路上の前記エネルギー源供給施設よりも、前記交差点からの距離が小さい位置にある前記エネルギー源供給施設を追加的に特定することを特徴とする車両用情報提供装置。
【請求項3】
請求項1に記載の車両用情報提供装置において、
前記特定手段は、前記経路上において前記車両の走行する走行車線に沿って、前記現在地から前記走行可能距離の範囲内に存在する前記エネルギー源供給施設の施設数が所定値以下の場合、前記車両の走行する方向とは反対の方向に車両が走行するための逆車線に沿って存在するエネルギー源供給施設を追加的に特定することを特徴とする車両用情報提供装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両用情報提供装置において、
前記所定値を変更可能な変更手段をさらに備えることを特徴とする車両用情報提供装置。
【請求項5】
請求項1に記載の車両用情報提供装置において、
前記特定手段は、前記経路上の所定区間に複数のエネルギー源供給施設が存在する場合、前記所定区間においては、所定規模以上の規模を有するエネルギー源供給施設のみを特定することを特徴とする車両用情報提供装置。
【請求項6】
請求項5に記載の車両用情報提供装置において、
前記所定区間および前記所定規模のうち、少なくとも一方を変更可能な変更手段をさらに備えることを特徴とする車両用情報提供装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用情報提供装置において、
前記エネルギー源供給施設リストを表示画面に表示する表示手段をさらに備え、
前記表示手段は、前記特定手段により特定された前記エネルギー源供給施設のうち、前記現在地の近傍に位置する前記エネルギー源供給施設とともに、前記特定手段により特定された前記エネルギー源供給施設の総数を、前記エネルギー源供給施設リストとして前記表示画面に表示することを特徴とする車両用情報提供装置。
【請求項8】
請求項7に記載の車両用情報提供装置において、
前記表示画面に対する画面スクロール操作を可能とする操作手段をさらに備え、
前記表示手段は、前記画面スクロール操作により、前記現在地の近傍の前記エネルギー源供給施設以外の前記エネルギー源供給施設を、前記エネルギー源供給施設リストとして前記表示画面に表示することを特徴とする車両用情報提供装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−145255(P2011−145255A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−8206(P2010−8206)
【出願日】平成22年1月18日(2010.1.18)
【出願人】(509186579)日立オートモティブシステムズ株式会社 (2,205)
【Fターム(参考)】