説明

車両用表示装置

【課題】従来からあるブラケットを高周波遮蔽用部材として活用して部品点数増加を抑制しつつ、車両用表示装置の重量増加を必要最小限度に抑制可能な車両用表示装置を提供する。
【解決手段】ブラケット16の平面部16Aに設けた開口窓16Bを単位面積当たりの重量が鋼板よりも軽い材質であるアルミニウムで塞ぐことにより、ブラケット16の総重量を軽量化している。一方、上述したように構成された平面部16Aにおいても高周波遮蔽機能は良好に維持される。これにより、従来からあるブラケットを高周波遮蔽用部材として活用すると同時にブラケット16の総重量を軽くしつつ、両プリント基板13、14に形成された液晶駆動回路の作動時に発射される高周波の電磁波が、互いに他方の作動に影響を及ぼすことを抑制することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶表示器を備え画像表示動作を行う車両用表示装置に関するもので、自動車に用いて好適である。
【背景技術】
【0002】
従来の液晶表示器を備え画像表示動作を行う車両用表示装置においては、液晶表示器を駆動制御する電気回路、つまり液晶駆動回路は高い周波数で作動するため、その作動時に当該回路部分から高周波を電磁波として放射することがある。この高周波が、車両用表示装置が備える他の機能の電気回路にノイズとして影響を及ぼすことがある。これを防止するために、液晶駆動回路が形成された回路基板上に液晶駆動回路部分を覆うように導電性金属板を取り付けて、それにより高周波を遮蔽することが行われている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
近年、車両用表示装置が備える液晶表示器が大型化され、それに伴って液晶駆動回路の面積が広がるとともに作動周波数が高くなってきた。また、車両用表示装置に備えられる機器の個数が増加し、車両用表示装置内の収納スペース有効利用のために、複数個の回路基板をその板厚方向に重ねて液晶表示器の背後に配置することが行われている。この場合、液晶駆動回路も複数の回路基板上に形成されることになる。したがって、一方の回路基板上の液晶駆動回路から放射される高周波が隣接する他方の回路基板上の液晶駆動回路に影響を及ぼす可能性がある。
【0004】
上述の問題を解消する手段として、たとえば、液晶駆動回路が形成される2枚の回路基板を導電性金属板により覆い高周波を遮蔽する、つまり2枚の回路基板間に導電性金属板を配置して、それぞれの回路基板から放射される高周波が他方の回路基板へ到達することを阻止することが考えられる。この場合、高周波を遮蔽するための導電性金属板としては回路基板全体を覆う大きさの物が必要である。
【0005】
ところで、一般的に、車両用表示装置は、樹脂材料から形成されるケーシングをブラケットを介して車両の構体に支持固定されている。このブラケットは、強度が必要なため通常は金属材料、たとえば鋼板にプレス加工を施したものから形成されている。そこで、このブラケットの形状を変更して平面部を設け、この平面部を高周波遮蔽用の導電性金属板として流用すれば、すなわち、2枚の回路基板の間にブラケットの平面部を挟むようにして配置すれば、新たに高周波遮蔽用の導電性金属板を設ける必要がなく部品点数の増加を抑制することができる。
【0006】
しかし、鋼板製のブラケットに回路基板を包含するような平面部を設けると、ブラケットの重量が増加する、すなわち車両用表示装置の重量が増加するという問題が生じてしまう。
【0007】
本発明は、従来からあるブラケットを高周波遮蔽用部材として活用して部品点数増加を抑制しつつ、車両用表示装置の重量増加を必要最小限度に抑制可能な車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
【0009】
本発明の請求項1に記載の車両用表示装置は、液晶表示器と、画像表示動作をするように液晶表示器を制御駆動する電気回路が形成された2枚の回路基板である第1回路基板および第2回路基板と、液晶表示器、第1回路基板および第2回路基板を保持するとともにその端部において車両に固定されるブラケットとを備えた車両用表示装置であって、ブラケットは導電性金属から形成され、第1回路基板および第2回路基板はそれらの板厚方向に重ね且つブラケットの平面部を挟んで配置され、平面部には複数の開口窓が形成されるとともに平面部には導電性材質からなる遮蔽部材が開口窓を覆うように重ねて密着固定され、遮蔽部材の単位面積当たり重量はブラケットの単位面積当たり重量よりも小さいことを特徴としている。
【0010】
ブラケットの重量を低減する方策として、平面部に複数の開口窓、いわゆる肉盗み孔を形成することがある。しかし、高周波は、その波長と開口部の大きさとの関係により開口部を通過する場合があり、平面部の高周波遮蔽効果を良好に維持可能な開口窓の大きさには上限がある。そのために、小さい孔を多数設ける必要があるが、多数の孔を設けることは加工コストが上昇を招く。そこで、本発明の請求項1に記載の車両用表示装置は、比較的大きい開口窓、すなわち液晶駆動回路が発生する高周波が通過可能であるような開口窓を複数設け、これらの開口窓を導電性材質からなる遮蔽部材を平面部に重ねて密着固定して塞ぐとともに、遮蔽部材の材質としてその単位面積当たり重量がブラケットの単位面積当たり重量よりも小さい材質を採用している。この構成によれば、開口窓を塞ぐ遮蔽部材により高周波の通過が遮断されるので平面部の高周波遮蔽効果を良好に維持することができると同時に、ブラケットの重量を低減することが可能となる。
【0011】
したがって、従来からあるブラケットを高周波遮蔽用部材として活用して部品点数増加を抑制しつつ、車両用表示装置の重量増加を必要最小限度に抑制可能な車両用表示装置を提供することができる。
【0012】
本発明の請求項2に記載の車両用表示装置は、ブラケットは鋼板から形成されることを特徴としている。
【0013】
鋼板は、高強度、高加工性を備え且つ安価であるのでブラケットの材質として最適である。また導電性を備えているので高周波の遮蔽効果も高い。したがって、コスト上昇を抑制しつつ良好な高周波遮蔽効果を発揮できるブラケットを実現できる。
【0014】
本発明の本発明の請求項3に記載の車両用表示装置は、遮蔽部材はアルミニウムであることを特徴としている。
【0015】
アルミニウムは、その比重量は鋼板と比較して約1/3と軽量である。また、加工性も良好であるので、鋼板製のブラケットにアルミニウム製の遮蔽部材を組み合わせることにより、従来からあるブラケットを高周波遮蔽用部材として活用して部品点数増加を抑制しつつ、車両用表示装置の重量増加を必要最小限度に抑制可能な車両用表示装置を提供することができる。
【0016】
本発明の請求項4に記載の車両用表示装置は、平面部にバーリング加工を施して設けた突起と遮蔽部材に設けた貫通孔とを嵌合させた後に突起をかしめることにより、遮蔽部材がブラケットに固定されることを特徴としている。
【0017】
上述の構成によれば、ブラケットへの遮蔽部材固定を、ねじ、リベット等の締結部品や、接着剤等を用いることなく、ブラケットおよび遮蔽部材だけで完結させることができるので、車両用表示装置の部品点数増加、製造工数増加を抑制してコスト上昇を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の一実施形態による車両用表示装置を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に、図面に基づいて説明する。
【0019】
コンビネーションメータ1は、自動車車室内運転席前方のインストルメントパネル内に配置されている。コンビネーションメータ1は液晶表示器11を備え、自動車の運転に必要な情報や自動車各部の作動状態に関する情報を、この液晶表示器11に形成される画像として運転者に向けて表示している。すなわち、本発明の一実施形態としてのコンビネーションメータ1においては、運転者から表示領域として視認される部分は液晶表示器11の画面であり、コンビネーションメータ1が備える各種計器、たとえば自動車の走行速度を指示するスピードメータ、エンジン回転速度を指示するタコメータ、燃料タンク内の燃料残量を指示する燃料計等や、各種警告表示灯等は、すべて液晶表示器11上に画像として形成されるものである。
【0020】
本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1に用いられる液晶表示器11としては、たとえば、TFT(Thin Film Transistor)型のドットマトリクスタイプ液晶パネルが用いられている。液晶表示器11は、その背後(図1の右側)に配置されたバックライト12により透過照明されて発光表示される。バックライト12は、たとえば、光源である発光ダイオードおよびその光を液晶表示器の背面に均一な明るさの光として導く導光板から形成されている。
【0021】
バックライト12の背後には、図1に示すように、第1回路基板であるプリント基板13が配置されている。プリント基板13は、後述する第2回路基板であるプリント基板14とともに、たとえばガラスエポキシ基板等から形成されてコンビネーションメータ1の電気回路部を構成している。プリント基板13およびプリント基板14には、液晶表示器11に画像表示動作を行わせるための液晶駆動回路(図示せず)が形成されている。この液晶駆動回路は、プリント基板13およびプリント基板14上に実装された図示しないマイクロコンピュータや種々の電気素子等から構成されている。プリント基板13およびプリント基板14に形成された液晶駆動回路は、高い周波数で作動するため、その作動時に当該回路部分から高周波を電磁波として放射する。
【0022】
上述した液晶表示器11、バックライト12およびプリント基板13は、樹脂材料から形成されたケーシング15内に収容保持されている。ケーシング15において液晶表示器11の前面側(運転者側、図1の左側)には、見返し板20が液晶表示器11に重ねて配置されている。見返し板20は、たとえば樹脂材料から形成されている。見返し板20の前面側(運転者側、図1の左側)端部には、図1に示すように、透明カバー21が取り付けられている。
【0023】
ケーシング15には、コンビネーションメータ1を自動車に固定保持するためのブラケット16が固定されている。ブラケット16は、導電性金属である鋼板にプレス加工を施して形成されている。完成したコンビネーションメータ1は、ブラケット16を自動車側のステー101にボルト102を締結して固定することにより、自動車の車体に固定される。ステー101には、図1に示すように、インストルメントパネル103が取り付けられており、コンビネーションメータ1は、インストルメントパネル103内の所定位置に配置されている。
【0024】
ブラケット16は、図1に示すように、プリント基板13と略平行な平面部16Aを備えている。平面部16Aの背後(図1の右側)には、第2回路基板であるプリント基板14が、図1に示すように、平面部16Aと平行に配置されている。すなわち、プリント基板13とプリント基板14とは、それらの板厚方向(図1において左右方向)に重ね且つブラケット16の平面部16Aを両者の間に挟んで配置されている。平面部16Aの背後(図1の右側)には、図1に示すように、プリント基板14を覆うようにロアカバー17が取り付けられている。ロアカバー17は、導電性金属である鋼板にプレス加工を施して形成されている。ロアカバー17を導電性金属である鋼板から形成したことにより、プリント基板14に形成された液晶駆動回路から発せられる高周波の電磁波がロアカバー17の外方、つまりコンビネーションメータ1の外部へ放射されることが抑制される。
【0025】
次に、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の特徴である、ブラケット16の構成、主には平面部16Aの構成および作用効果ついて説明する。
【0026】
ブラケット16の平面部16Aには、図2に示すように、複数の開口窓として4個の開口窓16Bが設けられている。4個の開口窓16Bは、図2に示すように、ちょうど「田」字状に配置されている。
【0027】
平面部16Aには、図1および図2に示すように、遮蔽部材である遮蔽板18が平面部16Aに重ねて4個の開口窓16Bを塞ぐように密着固定されている。遮蔽板18は、導電性材質であるアルミニウム板から形成されている。本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1において、遮蔽板18の板厚t2は、ブラケット16を形成する鋼板の板厚t1よりも小さく設定されている。たとえば、t1=0.8mm、t2=0.3mmに設定されている。したがって、用いられる材質の比重量の差および板厚の差により、遮蔽板18の単位面積当たり重量はブラケット16の単位面積当たり重量よりも小さくなっている。このため、ブラケット16の重量、すなわち4個の開口窓16Bを設け且つ遮蔽板18を取り付けた状態における重量は、4個の開口窓16Bを設けず且つ遮蔽板18を取り付けない場合に比べて、軽くなっている。
【0028】
ブラケット16への遮蔽板18の固定方法について説明する。ブラケット16の平面部16Aには、図4に示すように、突起16Cが複数個形成されている。突起16Cは、平面部16Aにバーリング加工を施すことにより形成される。一方、遮蔽板18には、平面部16Aの各突起16Cに対応した位置に、図4に示すように、貫通孔18Aが形成されている。遮蔽板18は、遮蔽板18の各貫通孔18Aを平面部16Aの各突起16Cに嵌合させた状態で、ポンチDを、図4中の矢印で示す方向に移動させて突起16Cに当接後さらに移動させて突起16Cを図3に示すような形状に塑性変形させる(かしめる)ことにより、ブラケット16に密着固定されている。
【0029】
ブラケット16の平面部16Aを挟んで対向して配置されているプリント基板13およびプリント基板14に形成された液晶駆動回路は、高い周波数で作動するため、その作動時に当該回路部分から高周波を電磁波として放射する。この高周波の電磁波がそれを発射したプリント基板と対向する他方のプリント基板の液晶駆動回路に到達すると、他方のプリント基板の液晶駆動回路にノイズとして作用し、その作動を妨げる可能性がある。この高周波の電磁波は、導電性材質により遮蔽することができる。そこで、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、コンビネーションメータ1を自動車側に固定するためのブラケット16を導電性材質である鋼板から形成するとともに、このブラケット16の平面部16Aを両プリント基板13、14間に介在配置している。さらに、平面部16Aに4個の開口窓16Bを設けるとともに、これらの開口窓16Bを、導電性材質であるアルミニウム板から形成された遮蔽板18により塞いでいる。言い換えると、ブラケット16の平面部16Aを部分的に、つまり開口窓16B部を単位面積当たりの重量がブラケット16を成す鋼板よりも軽い材質であるアルミニウムに置き換えて、ブラケット16の総重量を軽量化している。一方、上述したように構成された平面部16Aにおいても高周波遮蔽機能は良好に維持される。これにより、ブラケット16の総重量を軽くしつつ、両プリント基板13、14に形成された液晶駆動回路の作動時に発射される高周波の電磁波が、互いに他方の作動に影響を及ぼすことを抑制することができる。したがって、従来からあるブラケットを高周波遮蔽用部材として活用して部品点数増加を抑制しつつ、コンビネーションメータ1の重量増加を必要最小限度に抑制することができる。
【0030】
また、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、遮蔽板18をブラケット16に固定するために形成された突起16Cの配置に関して、互いに隣接する突起16C間の寸法であるピッチ寸法Pを、液晶駆動回路の作動時に発せられる高周波の波長の1/4以下の長さに設定している。これにより、液晶駆動回路の作動時に発せられる高周波が、ブラケット16と遮蔽板18との重なり部の隙間を透過することを確実に阻止してブラケット16による高周波の遮蔽機能を良好に維持することができる。
【0031】
なお、以上説明した本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、ブラケット16への遮蔽板18の取り付け方法を、ブラケット16に設けた突起16Cをかしめる(塑性変形させる)ことによっているが、この方法に限る必要はなく、他の方法によってもよい。たとえば、ねじ締結、溶接、接着等の方法を用いてもよい。接着による場合は、導電性接着剤を用いる等してブラケット16と遮蔽板18とを電気的に導通させる必要がある。
【0032】
また、以上説明した本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、遮蔽板18をアルミニウム材から形成しているが、他の材質、つまり単位面積当たり重量がブラケット16の材質よりも軽い材質に置き換えてもよい。たとえば、導電性を備えた樹脂材質、めっき、蒸着等により導電性処理を施された樹脂材質等を用いてもよい。
【0033】
また、以上説明した本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、ブラケット16に形成した開口窓16Bの個数、形状を、4個の長方形を「田」字状配置としているが、このような配置に限る必要はなく、開口窓16Bの形状、個数、配置を適宜変更してもよい。
【0034】
また、以上説明した本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1においては、回路基板を2枚設けているが、プリント基板13、14の他にもプリント基板を備える構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図である。
【図2】図1中のII矢視図である。
【図3】図1中のIII部拡大図である。
【図4】ブラケット16への遮蔽板18取り付け工程を説明する模式図である。
【符号の説明】
【0036】
1 コンビネーションメータ(車両用表示装置)
11 液晶表示器
12 バックライト
13 プリント基板(第1回路基板)
14 プリント基板(第2回路基板)
15 ケーシング
16 ブラケット
16A 平面部
16B 開口窓
16C 突起
17 ロアカバー
18 遮蔽板(遮蔽部材)
18A 貫通孔
20 見返し板
21 透明カバー
101 ステー
102 ボルト
103 インストルメントパネル
P ピッチ寸法

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液晶表示器と、
画像表示動作をするように前記液晶表示器を制御駆動する電気回路が形成された2枚の回路基板である第1回路基板および第2回路基板と、
前記液晶表示器、前記第1回路基板および前記第2回路基板を保持するとともにその端部において車両に固定されるブラケットとを備えた車両用表示装置であって、
前記ブラケットは導電性金属から形成され、
前記第1回路基板および前記第2回路基板はそれらの板厚方向に重ね且つ前記ブラケットの平面部を挟んで配置され、
前記平面部には複数の開口窓が形成されるとともに前記平面部には導電性材質からなる遮蔽部材が前記開口窓を覆うように重ねて密着固定され、
前記遮蔽部材の単位面積当たり重量は前記ブラケットの単位面積当たり重量よりも小さいことを特徴とする車両用表示装置。
【請求項2】
前記ブラケットは鋼板から形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記遮蔽部材はアルミニウムであることを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記平面部にバーリング加工を施して設けた突起と前記遮蔽部材に設けた貫通孔とを嵌合させた後に前記突起をかしめることにより、前記遮蔽部材が前記ブラケットに固定されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の車両用表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−290572(P2008−290572A)
【公開日】平成20年12月4日(2008.12.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−138044(P2007−138044)
【出願日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】