説明

車載ハンズフリー装置

【課題】呼状態に応じた音を適切な音量レベルで出力し、使い勝手を高める。
【解決手段】車載ナビゲーション装置1は、携帯電話機21からATコマンド+CIEVがBluetooth通信部6に受信されると、その受信された+CIEVを判定して呼状態を識別し、その識別した呼状態に対応する音を外部メモリ11に保持されている音量レベルでスピーカ10から出力する。ユーザが今回の呼で最後に設定した音量が次回の呼の最初の音量として継続されることはなく、複数の呼状態の各々に応じて着信音、発信音、呼出音及び通話音の各々の音量レベルを適切な値に設定しておくことにより、着信音、発信音、呼出音及び通話音を適切な音量レベルで出力できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機から当該携帯電話機の呼状態を表す呼状態情報を受信する呼状態情報受信手段と、複数の呼状態の各々に対応する音を音出力手段から出力させる制御手段とを備えた車載ハンズフリー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、例えばBluetooth(登録商標)通信機能を有する携帯電話機やBluetooth通信アダプタを装着(外付け)可能な携帯電話機が普及しており、それに伴って、Bluetooth通信機能を有する携帯電話機やBluetooth通信アダプタが装着されている携帯電話機が車室内に持込まれると、その車室内に持込まれた携帯電話機と車両に搭載されている車載ハンズフリー装置とがBluetooth接続する構成が供されている(例えば特許文献1,2参照)。
【特許文献1】特開2003−198713号公報
【特許文献2】特開2003−218996号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、車載ハンズフリー装置では、着信中、発信中、呼出中及び通話中という複数の呼状態に応じて着信音、発信音、呼出音及び通話音(受話音)を出力するものであるが、着信音と、発信音、呼出音及び通話音とを区別して2通りで音量が設定されるのが一般的であり、また、ユーザが今回の呼で最後に設定した音量が次回の呼の最初の音量として継続されるのが一般的である。
【0004】
しかしながら、このような構成では、ユーザが例えば周囲の騒音が大きいことにより通話音の音量を大きくして通話を終了すると、次にユーザが発信するときには周囲の騒音が大きくなくても発信音が大きな音量で出力されることになり、使い勝手が悪いという問題がある。
【0005】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、呼状態に応じた音を適切な音量レベルで出力することができ、使い勝手を高めることができる車載ハンズフリー装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載した発明によれば、音量レベル保持手段は、複数の呼状態の各々に対応する音量レベルを保持しており、制御手段は、携帯電話機から当該携帯電話機の呼状態を表す呼状態情報が呼状態情報受信手段に受信されると、その受信された呼状態情報を判定して呼状態を識別し、その識別した呼状態に対応する音を音量レベル保持手段に保持されている音量レベルで音出力手段から出力させる。これにより、従来のものとは異なって、ユーザが今回の呼で最後に設定した音量が次回の呼の最初の音量として継続されることはなく、着信中、発信中、呼出中及び通話中という複数の呼状態の各々に応じて着信音、発信音、呼出音及び通話音の各々の音量レベルを適切な値に設定しておくことにより、着信音、発信音、呼出音及び通話音を適切な音量レベルで出力することができ、使い勝手を高めることができる。
【0007】
請求項2に記載した発明によれば、音量レベル保持手段は、複数の通話種類の各々に対応して複数の呼状態の各々に対応する音量レベルを保持しており、制御手段は、複数の通話種類のうちいずれの通話種類であるかを識別し、その識別した通話種類の呼状態に対応する音を音量レベル保持手段に保持されている音量レベルで音出力手段から出力させる。これにより、複数の通話種類として例えば通常通話及び緊急通話の各々に対して上記した複数の呼状態の各々の音量レベルを適切な値に設定しておくことにより、通常通話と緊急通話とを区別した上で、着信音、発信音、呼出音及び通話音を適切な音量レベルで出力することができ、使い勝手をより一層高めることができる。
【0008】
特に、通常にハンズフリー通話を行う通常通話ではユーザが運転席に着座して通話するものの、例えば事故に遭った場合や体調不良になった場合にハンズフリー通話を行う緊急通話ではユーザが運転席から離れて通話することがあり得ることから、緊急通話での通話音の音量を通常通話での通話音の音量よりも大きく設定しておくことにより、事故、怪我の状況や体調の具合を緊急通報サービスセンターに適切に報告することができ、緊急通話を適切に行うことができる。
【0009】
請求項3に記載した発明によれば、制御手段は、ユーザが通話種類設定手段により設定した通話種類を識別する。これにより、ユーザが例えば通常通話及び緊急通話のうちいずれかを設定することにより、そのユーザが設定した通話種類での着信音、発信音、呼出音及び通話音を適切な音量レベルで出力することができる。
【0010】
請求項4に記載した発明によれば、呼状態情報受信手段は、携帯電話機から呼状態情報としてATコマンド+CIEVを受信し、制御手段は、携帯電話機からATコマンド+CIEVが呼状態情報受信手段に受信されると、その受信された+CIEVを判定して呼状態を識別する。これにより、携帯電話機から車載ハンズフリー装置に送信される+CIEVを利用して着信音、発信音、呼出音及び通話音を適切な音量レベルで出力することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態として、ハンズフリー機能付き車載ナビゲーション装置(以下、単に車載ナビゲーション装置と称する)に適用したものについて、図1及び図2を参照して説明する。車載ナビゲーション装置1は、装置全体の動作全般を制御する制御部2(本発明でいう制御手段)と、地磁気センサ3a、ジャイロスコープ3b、距離センサ3c及びGPS受信機3dから構成されている位置検出部3と、地図データを入力する地図データ入力部4と、ユーザの操作を受付ける操作スイッチ部5と、Bluetooth通信機能付き携帯電話機(以下、単に携帯電話機と称する)21との間でBluetooth通信を行うBluetooth通信部6(本発明でいう呼状態情報受信手段)と、車載センサや車載機器とのインタフェースを有する車両インタフェース部7と、マイクロホン8に入力された送話音声及びスピーカ9(本発明でいう音出力手段)から出力される受話音声を音声処理する音声処理部10と、外部メモリ11(本発明でいう音量レベル保持手段)と、例えば液晶ディスプレイから構成されている表示部12と、音声認識を行う音声認識部13とを備えて構成されている。
【0012】
この場合、外部メモリ11は、着信中、発信中、呼出中及び通話中という呼状態に応じて、着信中音量として「音量レベルA」を保持し、発信中音量として「音量レベルB」を保持し、呼出中音量として「音量レベルC」を保持し、通話中音量として「音量レベルD」を保持している。これらの音量レベルは、ユーザが任意に設定した値であっても良いし、製品出荷時のデフォルト値であっても良い。
【0013】
一方、携帯電話機21は、携帯電話網との間でセルラー無線通信を行うセルラー無線通信機能を有すると共に車載ナビゲーション装置1との間でBluetooth通信を行うBluetooth通信機能を有しており、車載ナビゲーション装置1との間でBluetooth通信リンクを確立している状態では、呼状態が切替わった旨を表すATコマンド+CIEV(本発明でいう呼状態情報)を車載ナビゲーション装置1へ送信する。具体的に説明すると、携帯電話機21は、呼状態が着信中に切替わったときには「callsetup=1」を車載ナビゲーション装置1へ送信し、呼状態が発信中に切替わったときには「callsetup=2」を車載ナビゲーション装置1へ送信し、呼状態が呼出中に切替わったときには「callsetup=3」を車載ナビゲーション装置1へ送信し、呼状態が通話中に切替わったときには「call=1」を車載ナビゲーション装置1へ送信する。
【0014】
尚、上記した構成では、車載ナビゲーション装置1において、制御部2は、Bluetooth通信部6と携帯電話機21とがBluetooth通信リンクを確立している状態では、携帯電話機21が着信中であることを表す着信音、携帯電話機21が発信中であることを表す発信音、携帯電話機21が呼出中であることを表す呼出音及び通話相手から受信された通話音をスピーカ10から出力させる。また、制御部2は、Bluetooth通信部6と携帯電話機21とがBluetooth通信リンクを確立している状態では、携帯電話機21からATコマンド+CIEVがBluetooth通信部6に受信された旨を検出すると、その受信された+CIEVを判定して呼状態を識別し、その識別した呼状態に基づいて表示部12の表示画面を切替え、呼状態が切替わった旨をユーザに視覚的にも知らせるようになっている。
【0015】
次に、上記した構成の作用について、図2を参照して説明する。
車載ナビゲーション装置1において、制御部2は、携帯電話機21との間でBluetooth通信リンクを確立している状態でハンズフリー通話の開始トリガが発生すると、携帯電話機21からATコマンド+CIEVがBluetooth通信部6に受信されたか否かを判定し(ステップS1)、携帯電話機21からATコマンド+CIEVがBluetooth通信部6に受信された旨を検出すると(ステップS1にて「YES」)、その受信された+CIEVを判定して呼状態を識別する(ステップS2)。
【0016】
ここで、制御部2は、+CIEVが「callsetup=1」である旨を検出し、呼状態が着信中に切替わった旨を検出すると(ステップS3にて「YES」)、これ以後にスピーカ10から出力される音の音量を外部メモリ11に保持されている音量レベルAに設定し(ステップS7)、着信音を音量レベルAでスピーカ10から出力させる。また、制御部2は、+CIEVが「callsetup=2」である旨を検出し、呼状態が発信中に切替わった旨を検出すると(ステップS4にて「YES」)、これ以後にスピーカ10から出力される音の音量を外部メモリ11に保持されている音量レベルBに設定し(ステップS8)、発信音を音量レベルBでスピーカ10から出力させる。
【0017】
また、制御部2は、+CIEVが「callsetup=3」である旨を検出し、呼状態が呼出中に切替わった旨を検出すると(ステップS5にて「YES」)、これ以後にスピーカ10から出力される音の音量を外部メモリ11に保持されている音量レベルCに設定し(ステップS9)、呼出音を音量レベルCでスピーカ10から出力させる。さらに、制御部2は、+CIEVが「call=1」である旨を検出し、呼状態が通話中に切替わった旨を検出すると(ステップS6にて「YES」)、これ以後にスピーカ10から出力される音の音量を外部メモリ11に保持されている音量レベルDに設定し(ステップS10)、通話音を音量レベルDでスピーカ10から出力させる。尚、制御部2は、+CIEVが「callsetup=1」、「callsetup=2」、「callsetup=3」及び「call=1」のいずれにも該当しない旨を検出すると(ステップS4にて「NO」)、エラー処理を行う(ステップS11)。
【0018】
以上に説明したように第1の実施形態によれば、車載ナビゲーション装置1において、携帯電話機21からATコマンド+CIEVがBluetooth通信部6に受信されると、その受信された+CIEVを判定して呼状態を識別し、その識別した呼状態に対応する音を外部メモリ11に保持されている音量レベルでスピーカ10から出力するように構成したので、ユーザが今回の呼で最後に設定した音量が次回の呼の最初の音量として継続されることはなく、着信中、発信中、呼出中及び通話中という複数の呼状態の各々に応じて着信音、発信音、呼出音及び通話音の各々の音量レベルを適切な値に設定しておくことにより、着信音、発信音、呼出音及び通話音を適切な音量レベルで出力することができ、使い勝手を高めることができる。
【0019】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図3ないし図5を参照して説明する。この第2の実施形態は、上記した第1の実施形態と比較すると、制御部が通話種類を識別し、その識別した通話種類に応じて、着信音、発信音、呼出音及び通話音を適切な音量レベルで出力するところが異なる。
【0020】
すなわち、車載ナビゲーション装置31において、制御部32は、ユーザが操作スイッチ部33(本発明でいう通話種類設定手段)により設定した通話種類を識別する。具体的には、制御部32は、ユーザが例えば緊急通報ボタンを操作することなく通常の発信ボタンを操作したことに応じてハンズフリー通話を開始する場合であれば、通話種類が通常通話である旨を識別し、一方、ユーザが例えば緊急通報ボタンを操作したことに応じてハンズフリー通話を開始する場合であれば、通話種類が緊急通話である旨を識別する。尚、ここでいう通常通話とは、ユーザが運転席に着座してハンズフリー通話を行う通話であり、一方、緊急通話とは、ユーザが例えば事故に遭った場合や体調不良になった場合に運転席から離れてハンズフリー通話を行うことがあり得る通話である。
【0021】
また、外部メモリ34は、上記した第1の実施形態で説明した外部メモリ11とは異なって、上記した通常通話及び緊急通話の各々に対して複数の呼状態に応じた音量レベルを保持している。つまり、外部メモリ34は、通常通話の複数の呼状態に応じて「音量レベルA」〜「音量レベルD」を保持していると共に、緊急通話の複数の呼状態に応じて「音量レベルP」〜「音量レベルS」を保持している。これらの音量レベルも、ユーザが任意に設定した値であっても良いし、製品出荷時のデフォルト値であっても良い。
【0022】
この場合、車載ナビゲーション装置31において、制御部32は、携帯電話機21との間でBluetooth通信リンクを確立している状態でハンズフリー通話の開始トリガが発生すると、通話種類を識別する(ステップS21)。そして、制御部32は、通話種類が通常通話である旨を検出すると、上記した第1の実施形態で説明したステップS1〜S11を行う。つまり、制御部32は、携帯電話機21からATコマンド+CIEVがBluetooth通信部6に受信された旨を検出すると、その受信された+CIEVを判定して呼状態を識別し、各種音を外部メモリ34に保持されている通常通話の複数の呼状態に応じた音量レベルAないし音量レベルDのうちいずれかの音量レベルでスピーカ10から出力させる。
【0023】
これに対して、制御部32は、通話種類が緊急通話である旨を検出すると、上記した第1の実施形態で説明したステップS1〜S11と同様にしてステップS23〜S33を行う。つまり、制御部32は、携帯電話機21からATコマンド+CIEVがBluetooth通信部6に受信された旨を検出すると、その受信された+CIEVを判定して呼状態を識別し、各種音を外部メモリ34に保持されている緊急通話の複数の呼状態に応じた音量レベルPないし音量レベルSのうちいずれかの音量レベルでスピーカ10から出力させる。
【0024】
尚、制御部32は、ユーザが緊急通報ボタンを操作したことに応じて通話種類が緊急通話である旨を識別することに限らず、例えば緊急通報サービスセンターから着信した場合にも緊急通話である旨を識別し、各種音を外部メモリ34に保持されている緊急通話の複数の呼状態に応じた音量レベルPないし音量レベルSのうちいずれかの音量レベルでスピーカ10から出力させても良い。
【0025】
以上に説明したように第2の実施形態によれば、車載ナビゲーション装置31において、通話種類が通常通話であるか緊急通話であるかを識別し、その識別した通話種類の呼状態に対応する音を外部メモリ34に保持されている音量レベルでスピーカ10から出力するように構成したので、通常通話及び緊急通話の各々に対して複数の呼状態の各々の音量レベルを適切な値に設定しておくことにより、通常通話と緊急通話とを区別した上で、着信音、発信音、呼出音及び通話音を適切な音量レベルで出力することができ、使い勝手をより一層高めることができる。
【0026】
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
車載ハンズフリー装置は、ハンズフリー機能付き車載ナビゲーション装置から構成されるものに限らず、単独の車載ハンズフリー装置から構成されるものであっても良いし、車両に組込まれて構成されるものであっても良い。携帯電話機は、Bluetooth通信機能付き携帯電話機から構成されるものに限らず、Bluetooth通信アダプタを装着(外付け)可能な携帯電話機から構成されるものであっても良い。
【0027】
車載ハンズフリー装置と携帯電話機とがBluetooth接続する構成に限らず、他の無線通信方式で接続したり、例えばUSBなどの有線通信方式で接続したりする構成であっても良く、その場合、車載ハンズフリー装置が携帯電話機の呼状態を識別するための呼状態情報が+CIEV以外のものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す機能ブロック図
【図2】フローチャート
【図3】本発明の第2の実施形態を示す機能ブロック図
【図4】図2相当図
【図5】図2相当図
【符号の説明】
【0029】
図面中、1はハンズフリー機能付き車載ナビゲーション装置(車載ハンズフリー装置)、2は制御部(制御手段)、6はBluetooth通信部(呼状態情報受信手段)、9はスピーカ(音出力手段)、11は外部メモリ(音量レベル保持手段)、21はBluetooth通信機能付き携帯電話機(携帯電話機)、31はハンズフリー機能付き車載ナビゲーション装置(車載ハンズフリー装置)、32は制御部(制御手段)、33は操作スイッチ部(通話種類設定手段)、34は外部メモリ(音量レベル保持手段)である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話機から当該携帯電話機の呼状態を表す呼状態情報を受信する呼状態情報受信手段と、複数の呼状態の各々に対応する音を音出力手段から出力させる制御手段とを備えた車載ハンズフリー装置であって、
複数の呼状態の各々に対応する音量レベルを保持する音量レベル保持手段を備え、
前記制御手段は、携帯電話機から呼状態情報が前記呼状態情報受信手段に受信された場合に、その受信された呼状態情報を判定して呼状態を識別し、その識別した呼状態に対応する音を前記音量レベル保持手段に保持されている音量レベルで前記音出力手段から出力させることを特徴とする車載ハンズフリー装置。
【請求項2】
請求項1に記載した車載ハンズフリー装置において、
前記音量レベル保持手段は、複数の通話種類の各々に対応して複数の呼状態の各々に対応する音量レベルを保持し、
前記制御手段は、複数の通話種類のうちいずれの通話種類であるかを識別し、その識別した通話種類の呼状態に対応する音を前記音量レベル保持手段に保持されている音量レベルで前記音出力手段から出力させることを特徴とする車載ハンズフリー装置。
【請求項3】
請求項2に記載した車載ハンズフリー装置において、
ユーザが通話種類を設定する通話種類設定手段を備え、
前記制御手段は、ユーザが前記通話種類設定手段により設定した通話種類を識別することを特徴とする車載ハンズフリー装置。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載した車載ハンズフリー装置において、
前記呼状態情報受信手段は、携帯電話機から呼状態情報としてATコマンド+CIEVを受信し、
前記制御手段は、携帯電話機からATコマンド+CIEVが前記呼状態情報受信手段に受信された場合に、その受信された+CIEVを判定して呼状態を識別することを特徴とする車載ハンズフリー装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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