説明

逆止弁

【課題】仕切弁に比べて比較的構造が簡単な逆止弁に着目して、逆止弁にストレーナの機能を盛り込めるように工夫し、前述した機器冷却システム等の流体装置における前記短所(1)頻繁にメンテナンスしなければならない面倒さ、(2)不経済、(3)設置コストが嵩む、(4)使用場所の制限が厳しくなる、を解消せんとした逆止弁を提供する。
【解決手段】弁ボディ1の内部に形成される内部流路5と、内部流路5の弁内部側端となる弁座9に当接可能な弁体2とを備え、弁体2が、これが弁箱弁座9に当接して内部流路5を閉塞する閉じ位置tと、弁体2が弁座9から離れて内部流路5を開放する開き位置hとに亘って移動可能に構成されている逆止弁において、弁座9に、内部流路5を流れる流体に対して作用するストレーナ3が傾斜姿勢で一体的に組み込まれている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、海水、河川等に設けられる排水施設等において用いられる逆止弁に関するものである。
【背景技術】
【0002】
逆止弁を有する装置や施設としては、例えば、河川・池等の水をポンプで汲み上げて熱交換器やエンジンといった機器に通すことで冷却させる機器冷却システムがある。この機器冷却システムの形態としては、図5〜図7に示すような構成のものがあった。
【0003】
図5に示す第1従来技術による機器冷却システムK1は、ポンプ21で汲み上げられた水が逆止弁22、仕切弁23、ストレーナ24をこの順で通してから機器25に供給して排水させる構成である。図6に示す第2従来技術による機器冷却システムK2は、ストレーナ24を通した水がポンプ21で汲み上げられて逆止弁22、仕切弁23をこの順に通り、それから機器25に通されて排水させる構成である。図7に示す第3従来技術による機器冷却システムK3は、ポンプ21で汲み上げられた水が逆止弁22、仕切弁23、オートストレーナ26をこの順で通してから機器25に供給して排水させる構成である。
【0004】
第1及び第2従来技術によれば、ストレーナ24に目詰まりが起きることを前提としなければならず、頻繁にメンテナンスしなければならないという面倒さがある。第3従来技術では、オートストレーナ26の電源並びに制御手段が必要であり、配線、制御盤等の施工費が別途に必要になる上にランニングコスト(電気代)も掛るので、不経済な面がある。第1及び第3従来技術では、ストレーナ24やオートストレーナ26の専用の設置場所(基礎等)が必要であり、設置コストが嵩む不利がある。また、第2従来技術では、ポンプ21の下方にストレーナ24が設けられるので、比較的深い貯水場所にて用いられるという、使用場所の制限が厳しくなる不利もある。
【0005】
これらの従来技術において用いられる逆止弁自体の従来技術としては、特許文献1において開示されるディスク型逆止弁や、特許文献2において開示される逆止弁(所謂スイング式逆止弁)が知られている。
【特許文献1】特開平10−252910号公報
【特許文献2】特開2002−188740号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、仕切弁に比べて比較的構造が簡単な逆止弁に着目して、逆止弁にストレーナの機能を盛り込めるように工夫し、例えば前述した機器冷却システム等の流体装置において頻繁にメンテナンスする必要がある等の短所を解消せんとした逆止弁を開発して提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る発明は、弁ボディ1の内部に形成される内部流路5と、前記内部流路5の弁内部側端となる弁箱弁座9に当接可能な弁体2とを備え、前記弁体2が、前記弁座9に当接して前記内部流路5を閉塞する閉じ位置tと、前記弁座9から離れて前記内部流路5を開放する開き位置hとに亘って移動可能に構成されている逆止弁において、
前記弁座9に、前記内部流路5を流れる流体に対して作用するストレーナ3が設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の逆止弁において、前記弁体2が、その一端部に設けた軸心P回りで揺動可能に前記弁ボディ1に枢支されていて、前記閉じ位置tと前記開き位置hとに亘って揺動移動可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の逆止弁において、前記弁体2の揺動軸心Pが前記弁座9の上方側に設けられ、前記弁座9の下部9bは前記弁座9の上部9aよりも、流れの下流側に突出する傾斜姿勢に設定されていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載の逆止弁において、前記弁体2に、前記閉じ位置tに移行する過程又は移行すると同時に前記ストレーナ3に当接する突起部17が設けられていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の逆止弁において、前記ストレーナ3における前記突起部17に当接される被当接部3Aが強化されていることを特徴とするものである。
【0012】
請求項6に係る発明は、請求項4又は5に記載の逆止弁において、前記ストレーナ3が可撓材から形成されており、前記閉じ位置tでは前記突起部17との当接によって前記ストレーナ3が撓むように設定されていることを特徴とするものである。
【0013】
請求項7に係る発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の逆止弁において、前記内部流路5における前記ストレーナ3の上流側かつ下方に位置する前記弁ボディ1に、ゴミ受部10が形成されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0014】
請求項1の発明によれば、逆止弁にストレーナが設けられてストレーナ付逆止弁が構成されているから、逆止弁とストレーナとを各別に設ける場合に比べて、設置場所を少なくして省スペース化が実現され、従来では設置不可となる場所にも設置可能になる等、機能を落とすことなく設置コストの低減や設置融通性に優れる利点が得られる。その結果、仕切弁に比べて比較的構造が簡単な逆止弁に着目して、逆止弁にストレーナの機能を盛り込めるように工夫し、例えば前述した機器冷却システム等の流体装置における頻繁にメンテナンスする必要がある等の前記短所を解消せんとした逆止弁を開発して提供することができる。また、弁体が閉じ位置に移行して弁座と当接する際の衝撃や振動が直接的にストレーナに伝わるために、ストレーナに捕捉されたゴミや異物を効率良く取り除くことができる。
【0015】
請求項2の発明によれば、弁体の閉じ位置と開き位置とに亘る移動を揺動移動で行わせる構成であり、例えばスライド移動させる場合に比べて、構造の簡素化や省コスト化が図れて、請求項1の発明による前記効果を経済的に奏することができる利点がある。
【0016】
請求項3の発明によれば、弁座が傾いて配置されることでストレーナも傾斜姿勢に配置することができる。従って、ストレーナにおけるゴミや異物の付着面が斜め下向きとすることができて、ゴミや異物がストレーナに付着し難くなり、ストレーナの有効作用時期を延ばすことができる効果(長寿命化)が得られる。
【0017】
請求項4の発明によれば、逆止弁が閉じ状態になるに従って弁体の突起部が直接的にストレーナに当接して励起することが可能となるから、ストレーナに付着したゴミや異物より効率的に取り除ける利点を、弁体に突起を設ける簡単で経済的手段でもって実現できる逆止弁を提供することができる。
【0018】
請求項5の発明によれば、突起部の当る被当接部が強化されているので、突起部と被当接部との当接に起因する劣化や損傷が防止又は抑制され、請求項4の発明による前記効果をストレーナの短命化を招くことなく実現できる利点がある。
【0019】
請求項6の発明によれば、弁体の閉じ位置への移行による突起部で可撓性を持つストレーナが撓む状態に設定されており、突起部がストレーナに与える衝撃を大きくすることが可能となっている。その結果、請求項4又は5の発明による前記いずれかの効果を強化することができるという利点が得られる。
【0020】
請求項7の発明によれば、ストレーナから落下してくるゴミや異物をゴミ受部に溜めることができ、ゴミや異物の内部流路内での飛散を抑制できるとともに、貯留されているゴミや異物の除去が行い易くなる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下に、本発明による逆止弁の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は逆止弁の構造を示す断面図、図2は逆止弁の側面図、図3はストレーナの平面図、図4は開き状態の逆止弁を示す断面図、図5〜図7は第1〜第3従来技術の機器冷却システムを示す模式図である。
【0022】
〔実施例1〕
実施例1による逆止弁Aは、図1,図2に示すように、上蓋4を有する弁ボディ1と、この弁ボディ1の内部に横向きの軸心Pで揺動可能に枢支される弁体2と、ストレーナ3とを有して構成されている。弁ボディ1には、導入側内部流路5と導出側内部流路6、及び上蓋4で閉塞される上部開口7が形成されている。また、5aは導入側取付フランジ、6aは導出側取付フランジ、7aは開口フランジであり、8はゴミ・異物の溜り具合を視認するための点検用覗き窓、9は弁座、10は弁ボディ1が局部的に下方に凹入されることで形成されたゴミ受部であり、11はゴミ受部10の左又は右サイドに設けられる下端蓋である。
【0023】
つまり、弁ボディ1の内部に形成される内部流路5と、内部流路5の弁内部側端となる弁座9に当接可能な弁体2とを備え、弁体2が、これが弁箱弁座9に当接して内部流路5を閉塞する閉じ位置t(図1に示す位置)と弁体2が弁座9から離れて内部流路5を開放する開き位置hとに亘って移動可能に構成されている逆止弁Aである。そして、後述するが、弁座9に、内部流路5を流れる流体に対して濾過作用するストレーナ3が一体的に組み込まれて設けられている。
【0024】
弁座9は、図1,図2に示すように、導入側及び導出側の内部流路5,6を横切り、かつ、導入側から導出側へ向けて下り勾配に水平から角度θ(例:30〜45度)傾けた姿勢となるように、弁座壁9Hを弁ボディ1の内側から一体に形成されている。詳しくは、弁座壁9Hの上面が弁座9であり、弁体2の円環状の当接面2Mも閉じ位置tでは内部流路5,6の中心である弁軸Xに対して角度θ傾いている。つまり、弁座9が、軸心Pの存する弁座の上部9aに対して弁座の下部9bが弁座の上部9aよりも内部流路5の軸心X方向に突出する傾斜姿勢に設定されている。弁座9には、閉弁状態における弁体2とのシール性(密封性)を向上させるために、円環状で弾性材(ゴム等)製のシールリング12が装着されているのが望ましい。
【0025】
そして弁座9には、図1〜図4に示すように、内部流路を流れる流体に対して作用するストレーナ3が一体的に組み込まれている。ストレーナ3は、金網状に形成されている円形の濾過部材14を円環状の板材で成る枠体15に張架(張設)させてあるとともに、中央の当て座16aを有する十字状の強化部材16が一体的に設けられている。濾過部材14は、その枠体15への取付構造に起因して当て座16aに加えられる弁座面に交差する方向の力に対しては可撓性を有するものとなっている(要は、濾過部材14がその中心又はその周辺部位を押すことに対しては弾性を発揮すること)が、ゴムや軟質合成樹脂等の部材自体が可撓性を有する材料で形成させても良い。
【0026】
弁体2は、図1,図2,図4に示すように、その上端部(一端部の一例)に設けた横向き軸心P回りで揺動可能に支軸13を介して弁ボディ1に枢支されていて、閉じ位置tと開き位置hとに亘って揺動移動可能に構成されている。即ち、円形の弁体2から左右2箇所において上方延出される一対のアーム2A,2Aの先端に、支軸13に回動可能に嵌装されるボス部2aが形成されており、自由状態では自重によって当接面2Mがシールリング12を介して弁座9に当接して密着する閉じ位置tにあり、逆止弁Aとしての閉弁状態(図1に示す状態)になっている。
【0027】
弁体2には、これが閉じ位置tに移行するに従ってストレーナ3の中心部に当接する突起部17が設けられており、ストレーナ3における突起部17に当接される中心部(被当接部の一例)3Aは、前述したように当て座16aが配置されることで強化されている。つまり、最大開き位置hmax等の閉じ位置t以外の位置にある弁体2が下降揺動して閉じ位置tに移行するに従って突起部17が当て座16aに当接して濾過部材14に衝撃又は振動を与え、それによって濾過部材14に付着しているゴミ等の異物を振り落とす作用が期待できるのである。
【0028】
また、弁体2の上面側には最大開き位置hmaxを規定するための凸部18が形成されており、その凸部18が上蓋4の内面側に形成されている受け部4aとの当接によって最大開き位置hmaxが定まる構成とされている。つまり、弁体2が、閉じ位置tと最大開き位置hmaxとの間の角度範囲にあるときを開き位置hとして定義することができる。ストレーナ3は、導入側内部流路5の弁内部側端を形成する弁座壁9Hの内周部19に内嵌合する状態で着脱可能に組み込まれており、その上側にシールリング12が配置されている。従って、弁体2が閉じ位置tにあるときは、シールリング12を厚み方向に若干圧縮変形させるようにすればより良好なシール性が得られる。
【0029】
次に、この逆止弁Aの作用を説明すると、導入側内部流路5に水等の流体が供給されないときには、弁体2が自重によって閉じ位置tに揺動移動している逆止弁Aとしての閉弁状態(図1の状態)になる。また、導出側内部流路6から流体が逆流してくるようなことがあると、そのときには前述の弁体2の自重に流体圧が加わってより強固に弁体2を閉じ位置tに保持することとなり、やはり閉弁状態(図1の状態)となって逆止作用が発揮される。
【0030】
そして、導入側内部流路5に流体が供給されることによる正圧がストレーナ側から作用する場合、及び導出側内部流路6に吸引される等によって負圧が作用する場合には、正圧又は負圧によって弁体2が軸心P回りに上昇揺動移動して開き位置h又は最大開き位置hmaxに移行し、逆止弁Aとしての開弁状態になる。図4においては、凸部18が受け部4aに当接する最大開き位置hにまで開いた開弁状態を示しているが、実際には、内部流路5,6を流れる流体の勢いや単位時間当りの量により、前述のように弁体2が閉じ位置tと最大開き位置hmaxとの間の開き位置hに位置しての開弁状態になることが多い。
【0031】
弁体2が開き位置hから下降揺動して閉じ位置tに戻ってきて弁座9に当接すると、同時に突起部17も当て座16aに当接して濾過部材14に衝撃又は振動を与えるようになり、濾過部材14の導入側内部流路5側に付着又は引っ掛かっているゴミや異物が振り落とされ、ストレーナ3の上流側(内部流路5を流れる流体の流れ方向で上流側)かつ下方のゴミ受部10に溜っていくようになるとともに、濾過部材14の目詰まりが防止又は抑制できることとなる。
【0032】
つまり、弁体2が閉じ位置tに戻る度にストレーナ3が励起され、濾過部材14が傾斜姿勢であってゴミ・異物の落下が促進される構造と相まって、付着ゴミ・異物が効果的に落とされて、ストレーナ3をクリーンな状態に維持可能となることが、特別な或いは専用のストレーナ励起手段を用いることなく実現できているのである。また、ゴミ受部10へのゴミ・異物の貯留状況は、点検用覗き窓8から視認可能であり、規定量以上に溜ったら下端蓋11を開いて溜ったゴミ・異物を除去することができる。
【0033】
以上にように構成される逆止弁Aを、例えば、図5に示す機器冷却システムK1に従来逆止弁22に代えて導入すれば、専用のストレーナ24が省略でき、必要な機能を落とすことなく配置スペース並びにコストの削減が行えるストレーナ付逆止弁として活用されるものとなる。
【0034】
〔別実施例〕
突起部17の突出量を増やす等することにより、図示は省略するが、弁体2が閉じ位置tにあるときには突起部17との当接によって可撓材製のストレーナ3が、具体的には濾過部材14が撓むように設定されている逆止弁Aでも良い。この構成では、弁体2が閉じ衣知にtに戻る際に濾過部材14に与える衝撃又は振動が大きくなり、ゴミ・異物の振るい落とし作用が強化される利点がある。濾過部材14の材料は、ステンレスメッシュ等の金網のほか、合成樹脂、ゴム等によっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】逆止弁の構造を示す断面図(実施例1)
【図2】図1の逆止弁の一部切欠きの側面図
【図3】ストレーナの構造を示す平面図
【図4】図1の逆止弁の開き状態を示す断面図
【図5】第1従来技術による機器冷却システムの模式図
【図6】第2従来技術による機器冷却システムの模式図
【図7】第3従来技術による機器冷却システムの模式図
【符号の説明】
【0036】
1 弁ボディ
2 弁体
3 ストレーナ
3A 被当接部
5 内部流路
9 弁箱弁座
9a 弁座の上部
9b 弁座の下部
10 ゴミ受部
17 突起部
P 軸心
X 内部流路の軸心
h 開き位置
t 閉じ位置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
弁ボディの内部に形成される内部流路と、前記内部流路の弁内部側端となる弁箱弁座に当接可能な弁体とを備え、前記弁体が、前記弁座に当接して前記内部流路を閉塞する閉じ位置と、前記弁座から離れて前記内部流路を開放する開き位置とに亘って移動可能に構成されている逆止弁であって、
前記弁座に、前記内部流路を流れる流体に対して作用するストレーナが設けられている逆止弁。
【請求項2】
前記弁体が、その一端部に設けた軸心回りで揺動可能に前記弁ボディに枢支されていて、前記閉じ位置と前記開き位置とに亘って揺動移動可能に構成されている請求項1に記載の逆止弁。
【請求項3】
前記弁体の揺動軸心が前記弁座の上方側に設けられ、前記弁座の下部は前記弁座の上部よりも、流れの下流側に突出する傾斜姿勢に設定されている請求項2に記載の逆止弁。
【請求項4】
前記弁体に、前記閉じ位置に移行する過程又は移行すると同時に前記ストレーナに当接する突起部が設けられている請求項2又は3に記載の逆止弁。
【請求項5】
前記ストレーナにおける前記突起部に当接される被当接部が強化されている請求項4に記載の逆止弁。
【請求項6】
前記ストレーナが可撓材から形成されており、前記閉じ位置では前記突起部との当接によって前記ストレーナが撓むように設定されている請求項4又は5に記載の逆止弁。
【請求項7】
前記内部流路における前記ストレーナの上流側かつ下方に位置する前記弁ボディに、ゴミ受部が形成されている請求項1〜6の何れか一項に記載の逆止弁。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−228737(P2009−228737A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−73374(P2008−73374)
【出願日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】