遊技機
【課題】役物装置内において遊技球の振り分けが行われる遊技機において、より遊技性の幅を広げることができる技術を提供する
【解決手段】可変始動入賞口を作動パターンに基づいて作動させる可変始動入賞装置と、可変始動入賞口に入賞した際に内部抽選開始条件が満たされていると、内部抽選を実行した後、大入賞口を開閉動作させる可動入球役物装置と、を含み、可動入球役物装置内で遊技球の振り分け動作を行い、特定領域通過で大当りを発生させる遊技機において、特定領域の振り分けが行われる誘導路に送出するか、特定領域の振り分けが行われずに可動入球役物装置から排出するか、のいずれかの即排出振分動作を実行し、即排出振分動作の結果、全ての遊技球が排出された場合、内部抽選開始条件を満たすと決定する。このため、全ての遊技球が排出された際に可変始動入賞装置が作動中であれば、再度可変始動入賞装置に遊技球を入賞させることができる。
【解決手段】可変始動入賞口を作動パターンに基づいて作動させる可変始動入賞装置と、可変始動入賞口に入賞した際に内部抽選開始条件が満たされていると、内部抽選を実行した後、大入賞口を開閉動作させる可動入球役物装置と、を含み、可動入球役物装置内で遊技球の振り分け動作を行い、特定領域通過で大当りを発生させる遊技機において、特定領域の振り分けが行われる誘導路に送出するか、特定領域の振り分けが行われずに可動入球役物装置から排出するか、のいずれかの即排出振分動作を実行し、即排出振分動作の結果、全ての遊技球が排出された場合、内部抽選開始条件を満たすと決定する。このため、全ての遊技球が排出された際に可変始動入賞装置が作動中であれば、再度可変始動入賞装置に遊技球を入賞させることができる。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技中に所定の作動抽選契機が発生したことで作動抽選が実行されると、所定の変動時間にわたり第1図柄を変動表示させた後に、前記作動抽選の結果を表す態様で前記第1図柄を停止表示させる第1図柄表示手段と、
前記第1図柄表示手段により当選の結果を表す態様で前記第1図柄が停止表示されたことを作動契機として、遊技球が可変始動入賞口へ流入不能な閉鎖状態から遊技球が前記可変始動入賞口へ流入可能な開放状態へ所定の開放時間にわたり変化した後に、前記閉鎖状態に復帰する第1開閉動作を所定の作動パターンに基づいて実行する可変始動入賞装置と、
前記可変始動入賞装置による前記第1開閉動作の実行に伴い前記可変始動入賞口へ遊技球が流入した際に所定の内部抽選開始条件が満たされる場合、所定の内部抽選を実行する内部抽選実行手段と、
前記内部抽選実行手段により前記内部抽選が実行されると、前記内部抽選開始条件を満たさなくした上で、所定の変動時間にわたり第2図柄を変動表示させた後、前記内部抽選の結果を表す態様で前記第2図柄を停止表示させる第2図柄表示手段と、
前記第2図柄表示手段により当選の結果を表す態様で前記第2図柄が停止表示されたことを契機として、遊技球が所定の大入賞口へ流入不能な閉鎖状態から遊技球が前記大入賞口へ流入可能な開放状態へ所定の開放時間にわたり変化した後に、前記閉鎖状態に復帰する第2開閉動作を実行する可動入球役物装置と、
前記可動入球役物装置による前記第2開閉動作の実行に伴い前記大入賞口に流入した遊技球が前記可動入球役物装置内に設けられた特定領域を通過すると、通常とは異なる特別な条件が適用された特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記可動入球役物装置による前記第2開閉動作の実行に伴い前記大入賞口に流入した遊技球が所定の誘導路に導かれると、前記特定領域を通過させた上で遊技球を前記可動入球役物装置内から排出するか、又は、前記特定領域を通過させずに遊技球を前記可動入球役物装置から排出する役物内遊技動作を行う役物内遊技動作手段と、
前記役物内遊技動作手段により前記大入賞口に流入した全ての遊技球が前記特定領域を通過することなく前記可動入球役物装置内から排出されたことを確認した場合、又は、前記特別遊技実行手段による前記特別遊技が終了した場合、前記内部抽選開始条件を満たすと決定する内部抽選開始条件決定手段と、
前記可動入球役物装置による前記第2開閉動作が実行されると、前記大入賞口に流入した遊技球が前記誘導路に導かれる前に前記可動入球役物装置から排出させるか否かの即排出振分動作を実行することにより、前記大入賞口に流入した全ての遊技球が前記誘導路に導かれることなく前記可動入球役物装置内から排出された場合、前記役物内遊技動作手段により実行される前記役物内遊技動作を経ることなく前記内部抽選開始条件決定手段により前記内部抽選開始条件を満たすと決定させる遊技球即排出手段と、
前記可変始動入賞装置により実行される前記第1開閉動作について、特定作動パターンを含んだ複数種類の作動パターンを予め規定する作動パターン規定手段と、
前記作動抽選で当選の結果が得られると、前記作動パターン規定手段により規定された複数種類の前記作動パターンの中からいずれかを選択する作動パターン決定手段と、
前記作動パターン決定手段により前記特定作動パターンが選択された場合、前記可動入球役物装置による前記第2開閉動作の開始から前記大入賞口に流入した全ての遊技球が前記遊技球即排出手段による前記即排出振分動作に起因して前記可動入球役物装置から排出されるまでに要する即排出完了時間に比較して、前記第1開閉動作の開始から前記第1開閉動作の終了までに要する第1開閉動作完了時間を長く設定した前記第1開閉動作を前記可変始動入賞装置により実行させる制御を行う可変始動入賞装置制御手段と
を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記特定作動パターンは、
前記作動契機後に前記可変始動入賞装置を前記閉鎖状態から前記開放状態に変化させることで、前記可変始動入賞口への遊技球の流入を契機とした前記第2図柄の変動表示を可能とする初期開放期間と、
前記初期開放期間の後に前記可変始動入賞装置を前記開放状態から前記閉鎖状態に復帰させて前記閉鎖状態に維持することにより、前記可動入球役物装置による前記第2開閉動作に伴い前記大入賞口に流入した全ての遊技球が前記遊技球即排出手段による前記即排出振分動作に起因して前記可動入球役物装置から排出されるまで待機する即排出振分動作待機期間と、
前記即排出振分動作待機期間の後に前記可変始動入賞装置を前記閉鎖状態から前記開放状態に変化させることで、前記内部抽選開始条件決定手段により前記内部抽選開始条件を満たすと決定された状態で前記可変始動入賞口への遊技球の流入を契機とした前記第2図柄の再度の変動表示を可能とする後期開放期間と
を含むことを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、
前記遊技球即排出手段は、
前記大入賞口に流入した遊技球を前記即排出振分動作によって振り分ける振分体と、
前記振分体による振り分けの結果、前記可動入球役物装置から排出させることになった遊技球を前記可動入球役物装置の外へ誘導する即排出誘導路と、
前記即排出誘導路の終端に配置された即排出口と、
前記即排出誘導路へ誘導された遊技球が前記即排出口を通過し、前記可動入球役物装置から排出される遊技球を検出する即排出検出手段と
を含むことを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機において、
前記遊技球即排出手段により前記大入賞口に流入した全ての遊技球が前記誘導路に導かれることなく前記可動入球役物装置内から排出されることで、前記内部抽選開始条件決定手段により前記内部抽選開始条件を満たすと決定された時点が、前記可変始動入賞装置により実行される前記第1開閉動作が終了する時点より前である場合、前記可変始動入賞口を狙った遊技球の打ち出しを遊技者に促す演出を実行する演出実行手段をさらに備えることを特徴とする遊技機。
【請求項1】
遊技中に所定の作動抽選契機が発生したことで作動抽選が実行されると、所定の変動時間にわたり第1図柄を変動表示させた後に、前記作動抽選の結果を表す態様で前記第1図柄を停止表示させる第1図柄表示手段と、
前記第1図柄表示手段により当選の結果を表す態様で前記第1図柄が停止表示されたことを作動契機として、遊技球が可変始動入賞口へ流入不能な閉鎖状態から遊技球が前記可変始動入賞口へ流入可能な開放状態へ所定の開放時間にわたり変化した後に、前記閉鎖状態に復帰する第1開閉動作を所定の作動パターンに基づいて実行する可変始動入賞装置と、
前記可変始動入賞装置による前記第1開閉動作の実行に伴い前記可変始動入賞口へ遊技球が流入した際に所定の内部抽選開始条件が満たされる場合、所定の内部抽選を実行する内部抽選実行手段と、
前記内部抽選実行手段により前記内部抽選が実行されると、前記内部抽選開始条件を満たさなくした上で、所定の変動時間にわたり第2図柄を変動表示させた後、前記内部抽選の結果を表す態様で前記第2図柄を停止表示させる第2図柄表示手段と、
前記第2図柄表示手段により当選の結果を表す態様で前記第2図柄が停止表示されたことを契機として、遊技球が所定の大入賞口へ流入不能な閉鎖状態から遊技球が前記大入賞口へ流入可能な開放状態へ所定の開放時間にわたり変化した後に、前記閉鎖状態に復帰する第2開閉動作を実行する可動入球役物装置と、
前記可動入球役物装置による前記第2開閉動作の実行に伴い前記大入賞口に流入した遊技球が前記可動入球役物装置内に設けられた特定領域を通過すると、通常とは異なる特別な条件が適用された特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記可動入球役物装置による前記第2開閉動作の実行に伴い前記大入賞口に流入した遊技球が所定の誘導路に導かれると、前記特定領域を通過させた上で遊技球を前記可動入球役物装置内から排出するか、又は、前記特定領域を通過させずに遊技球を前記可動入球役物装置から排出する役物内遊技動作を行う役物内遊技動作手段と、
前記役物内遊技動作手段により前記大入賞口に流入した全ての遊技球が前記特定領域を通過することなく前記可動入球役物装置内から排出されたことを確認した場合、又は、前記特別遊技実行手段による前記特別遊技が終了した場合、前記内部抽選開始条件を満たすと決定する内部抽選開始条件決定手段と、
前記可動入球役物装置による前記第2開閉動作が実行されると、前記大入賞口に流入した遊技球が前記誘導路に導かれる前に前記可動入球役物装置から排出させるか否かの即排出振分動作を実行することにより、前記大入賞口に流入した全ての遊技球が前記誘導路に導かれることなく前記可動入球役物装置内から排出された場合、前記役物内遊技動作手段により実行される前記役物内遊技動作を経ることなく前記内部抽選開始条件決定手段により前記内部抽選開始条件を満たすと決定させる遊技球即排出手段と、
前記可変始動入賞装置により実行される前記第1開閉動作について、特定作動パターンを含んだ複数種類の作動パターンを予め規定する作動パターン規定手段と、
前記作動抽選で当選の結果が得られると、前記作動パターン規定手段により規定された複数種類の前記作動パターンの中からいずれかを選択する作動パターン決定手段と、
前記作動パターン決定手段により前記特定作動パターンが選択された場合、前記可動入球役物装置による前記第2開閉動作の開始から前記大入賞口に流入した全ての遊技球が前記遊技球即排出手段による前記即排出振分動作に起因して前記可動入球役物装置から排出されるまでに要する即排出完了時間に比較して、前記第1開閉動作の開始から前記第1開閉動作の終了までに要する第1開閉動作完了時間を長く設定した前記第1開閉動作を前記可変始動入賞装置により実行させる制御を行う可変始動入賞装置制御手段と
を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記特定作動パターンは、
前記作動契機後に前記可変始動入賞装置を前記閉鎖状態から前記開放状態に変化させることで、前記可変始動入賞口への遊技球の流入を契機とした前記第2図柄の変動表示を可能とする初期開放期間と、
前記初期開放期間の後に前記可変始動入賞装置を前記開放状態から前記閉鎖状態に復帰させて前記閉鎖状態に維持することにより、前記可動入球役物装置による前記第2開閉動作に伴い前記大入賞口に流入した全ての遊技球が前記遊技球即排出手段による前記即排出振分動作に起因して前記可動入球役物装置から排出されるまで待機する即排出振分動作待機期間と、
前記即排出振分動作待機期間の後に前記可変始動入賞装置を前記閉鎖状態から前記開放状態に変化させることで、前記内部抽選開始条件決定手段により前記内部抽選開始条件を満たすと決定された状態で前記可変始動入賞口への遊技球の流入を契機とした前記第2図柄の再度の変動表示を可能とする後期開放期間と
を含むことを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、
前記遊技球即排出手段は、
前記大入賞口に流入した遊技球を前記即排出振分動作によって振り分ける振分体と、
前記振分体による振り分けの結果、前記可動入球役物装置から排出させることになった遊技球を前記可動入球役物装置の外へ誘導する即排出誘導路と、
前記即排出誘導路の終端に配置された即排出口と、
前記即排出誘導路へ誘導された遊技球が前記即排出口を通過し、前記可動入球役物装置から排出される遊技球を検出する即排出検出手段と
を含むことを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機において、
前記遊技球即排出手段により前記大入賞口に流入した全ての遊技球が前記誘導路に導かれることなく前記可動入球役物装置内から排出されることで、前記内部抽選開始条件決定手段により前記内部抽選開始条件を満たすと決定された時点が、前記可変始動入賞装置により実行される前記第1開閉動作が終了する時点より前である場合、前記可変始動入賞口を狙った遊技球の打ち出しを遊技者に促す演出を実行する演出実行手段をさらに備えることを特徴とする遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【公開番号】特開2013−75045(P2013−75045A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−216871(P2011−216871)
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(000154679)株式会社平和 (1,976)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(000154679)株式会社平和 (1,976)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]