説明

過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置

【課題】 塗装対象物の乾燥を連続的に確実に、かつ省エネルギーで行うためのコンパクト構造の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置を提供する。
【解決手段】 乾燥炉本体1の内部をLPGガスを用いた燃焼ガスによりワーク7の乾燥温度150℃より低温の110℃位の炉内温度で乾燥し、その分LPGガスの使用量を低減すると共に、圧力0.15乃至0.20Mpaで温度300℃乃至400℃の過熱蒸気をワーク7に噴霧して乾燥を行う。なお、燃焼ガスはエンドレスに使用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、任意の塗装体を乾燥する乾燥装置に係り、特に乾燥炉本体内の温度を塗装体の乾燥温度より低温に保持し、高温の過熱蒸気を前記塗装体に噴霧して塗装体の乾燥を行う省エネルギータイプの過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置に関する。
【背景技術】
【0002】
乾燥炉内を高温に加熱するために燃焼室で燃焼される燃料としては通常LPGガスが使用されている。塗装された乾燥対象物(ワーク)の乾燥温度は通常150℃位のため乾燥炉本体内の温度は150℃以上にする必要があり、それに見合う多量のLPGガスの使用が必要になり省エネルギー化に対しては効果がうすい。
一方、ワークを乾燥させる手段として過熱蒸気をワークに噴霧して行うものがある。この方法は効率もよく、LPGガスの使用量も少なくて済む。この種の先行技術としては数が少ないが、例えば、「特許文献1」や「特許文献2」が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−298223号(図1)
【特許文献2】特開2004−101001号(図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
「特許文献1」の「特開2007−298223号」の「過熱蒸気を応用した塗装用乾燥焼付装置」は首題のように過熱蒸気を使用するものであるが、その特徴としては断熱材で囲まれた乾燥炉内に塗装体に過熱蒸気を噴霧するパイプ材を設け、このパイプ材を電圧印加により過熱してパイプ材内に過熱蒸気を形成して噴霧し、その後噴霧後の過熱蒸気やガス等を吸引してその内部に含まれる有害物質や臭気を除去した後、この過熱蒸気等を再び乾燥炉内に噴射して乾燥炉を加温するようにした構造に特徴を有するものである。この「特許文献1」は後に説明する本発明とは過熱蒸気をワークに噴霧し乾燥を行う点において共通するものがあるがまず過熱蒸気の作成手段が相異すると共に一度使用した過熱蒸気を再使用しないで廃棄する構造からなり、かつヒートチューブの構造にも特徴があり、本発明と「特許文献1」とは構成において大きく相異するものである。また、乾燥炉本体も第1のケース本体とこれに傾斜して連結される第2のケース本体からなり、ワークもコンベヤで自動搬送するものからなり、構成において「特許文献1」とは大きく相異し、また、この「特許文献1」から容易に発明し得るものではない。特に、本発明は使用するLPGガスの使用量を低減し省エネルギー化を図ることに大きな特徴を有するものである。
また、「特許文献2」の「塗装用乾燥炉及び乾燥方法」は過熱蒸気を用いるものであるが、この過熱蒸気は本装置内で形成されるものではなく、別の特別の蒸気発生部(例えば、コ・ジェネレータ等から導入されるものであり、特別の蒸気発生部を必要とするものである。また、過熱蒸気の噴霧も必須のものでなく非連続的に使用されるものであり、本発明とは構成において大きく相異するものである。
【0005】
本発明は、以上の事情に鑑みて発明されたものであり、ワークの連続乾燥ができ、炉内の温度もワークの乾燥温度より低温に保持してよく、LPGガスの使用量が少なくなり、省エネルギー化に大きく貢献する過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以上の目的を達成するために、請求項1の発明は、密閉された乾燥炉本体内に搬送又は挿入される塗装済の乾燥対象物(以下、ワークと言う)を乾燥するための塗装体乾燥装置であって、該装置は、ボックス状の第1のケース本体とこれに連設して地表側に向かって傾斜する第2のケース本体とからなる前記乾燥炉本体と、前記第1のケース本体と前記地表側との間の空間部に配置されるガス燃焼部と、前記第1のケース本体の下方に複数列配置され内部に蒸気加熱用パイプを収納し前記ガス燃焼部に連結されるヒートチューブと、前記第1のケース本体内に配設され前記蒸気加熱用パイプに連結し前記第1のケース本体内に過熱蒸気を噴出する過熱蒸気噴霧管とを有し、前記蒸気加熱用パイプは生蒸気発生側に連結するものからなることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2の発明は、前記乾燥炉本体内に遠赤外線体を設けることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3の発明は、前記乾燥炉本体内の温度が約110℃であり、前記過熱蒸気噴霧管から噴霧される過熱蒸気の圧力が0.15乃至0.2Mpaで温度が300℃乃至400℃のものからなることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4の発明は、前記蒸気加工用パイプが前記ヒートチューブ内で屈曲して配設されることを特徴とする。
【0010】
また、請求項5の発明は、前記ヒートチューブ内に前記ガス燃焼部から導入される燃焼ガスは直接又は第1のケース本体内を通過して前記ガス燃焼部に戻入されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明の請求項1の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置によれば、乾燥炉本体は乾燥炉内のワークの乾燥に要する温度よりも低温に保持することができ、省エネルギー化ができると共に、ワークの積極的の乾燥は装置内で形成された蒸気加熱用パイプからの高温の過熱蒸気を用いて直接噴霧して行うため確実の乾燥を行うことができる。
【0012】
本発明の請求項2の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置によれば、乾燥炉本体内に遠赤外線体を設けることにより遠赤外線が放射され一層確実な乾燥を行うことができる。
【0013】
本発明の請求項3の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置によれば、噴霧される過熱蒸気として圧力が0.15乃至0.2Mpaで温度が300℃乃至400℃の過熱蒸気を用いることにより確実な乾燥が可能になることが実施されている。
【0014】
本発明の請求項4の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置によれば、蒸気加熱用パイプが屈曲して配設されるため、蒸気加熱用パイプは燃焼ガスにより十分に、かつ短時間ら加熱され、ワークの乾燥に十分な噴霧を効率的に供給することができる。
【0015】
本発明の請求項5の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置によれば、ヒートチューブ内に導入された燃焼ガスは直接ガス燃焼部に戻されて循環する他に第1のケース本体を加温した後に戻入されることにより第1のケース本体内の加熱を効率的に、かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置の全体構造を示す正面断面図。
【図2】図1における蒸気加熱用パイプの配管形態を示す上面図。
【図3】図1及び図2における蒸気加熱用パイプ及び加熱蒸気噴霧管の配管形態を示す側断面図。
【図4】本発明の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置の別の実施例の全体構造を示す正面断面図。
【図5】図4における蒸気加熱用パイプの配管状態を示す上面図。
【図6】図4における燃焼ガスのガス燃焼部への戻入通路を示す側断面図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置の実施の形態を図面を参照して詳述する。
【実施例1】
【0018】
本発明の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置は大別して次の構成要素からなる。即ち、乾燥炉本体1と、コンベヤ2と、ガス燃焼部3と、ヒートチューブ4と、蒸気加熱用パイプ5と、過熱蒸気噴霧管6等とからなる。なお、ワークを装置内に導入する手段としてはコンベヤに限定するものではなく、バッチ式,タクト式等のものでもよく、コンベヤについてもワークを往復動するものでなくワークが一方向に進行する形式のものでもよい。
【0019】
乾燥炉本体1は、地表側8上に空間部9を介して支持される角状ボックス状の第1のケース本体1aと、第1のケース本体1aに前面側を連通すると共に地表側18に向かって傾斜する第2のケース本体1bとからなる。なお、第2のケース本体1bを傾斜させたのは第1のケース本体1aからの外部への熱放出を極力低減し乾燥炉本体1内の温度保持を確実にするためのものである。なお、傾斜させないでエアーカーテン等を使用することも考えられるが装置の構造が複雑となり高価なものになる問題点がある。
【0020】
コンベヤ2は乾燥炉本体1の外側と乾燥炉本体1内とに配設されるもので第1のケース本体1aと第2のケース本体1bの上面側に配設される通常形態のワーク搬送用のコンベヤであり、ワーク7を吊下げて乾燥炉本体1内を移動すると共に乾燥炉本体1外に連通してワーク7の出入を行うものからなる。
【0021】
ガス燃焼部3は空間部9内に配設されるものからなり、LPGガス導入部3aと、燃焼室3bと、ミキシングルーム3c等とからなり、LPGガスを空気と混合し燃焼し高温(約450℃)の燃焼ガスを形成するものである。この燃焼室3bには燃焼ガス循環ファン10が戻り管11を介して連結される。
【0022】
ヒートチューブ4は図1乃至図3に示すようにボックス状の細長の密閉体からなり、本実施例では4個設けられているが勿論これに限定するものではない。ヒートチューブ4は入口側ヒートチューブ4aと出口側ヒートチューブ4bとその中間の中間ヒートチューブ4cとからなる。入口側ヒートチューブ4aは管12を介してガス燃焼部3に連結し、出口側ヒートチューブ4bは管13を介して燃焼ガス循環ファン10側に連結される。また、管13には新鮮空気取入ダンパ14が連結される。
【0023】
蒸気加熱用パイプ5は図1乃至図3に示すように、ヒートチューブ4内に配管されるものからなり、約140℃程度の生蒸気が管15を介して送られて来る。なお、この生蒸気は特別の機器から送られてくるものではなく通常工場内で使用されているボイラ等から挿入されるものであり、特別の装置を必要とするものではない。また、管15と蒸気加熱用パイプ5間には生蒸気調整用計器類16や蒸気管用断熱絶縁継手17やエア抜きパイプ18やドレーン管19等が連結される。蒸気加熱用パイプ5は入口管5aと、これに連結する分岐管5bと、分岐管5bに連結して夫々のヒートチューブ4内に屈曲して配管される蒸気加熱用屈曲管5c等とからなり、この蒸気加熱用屈曲管5cは過熱蒸気ヘッダ20に連結される。なお、屈曲して配管するのは生蒸気の温度を早期に高温に上昇させるためであり、限定的な構成内容ではない。
【0024】
過熱蒸気噴霧管6は図1に示すように過熱蒸気ヘッダ20に連結して乾燥炉本体1内に立設するものからなり、本実施例では図1に示すように4本のものからなるが、勿論これに限定するものではない。また、図3に示すように過熱蒸気噴霧管6にはワーク7側に向かって過熱蒸気を噴霧するノズル21が設けられている。なお、このノズル21から噴霧される過熱蒸気は圧力0.15乃至0.2Mpaで温度が300℃乃至400℃のものからなるが、この値に限定するものではない。
【0025】
図1に示すように本発明では遠赤外線ブロック24が設けられており、その遠赤外線の熱により、一層確実な乾燥ができるようにされている。なお、本実施例ではこの遠赤外線ブロック24は図1に示すようにヒートチューブ4上に配置されているが、勿論これに限定するものではない。
【0026】
次に、本発明の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置100によるワーク7の乾燥方法について説明する。
ガス燃焼部3のLPGガス導入部3aにLPGガス及び空気が導入され燃焼室3b内に燃焼しミニシングルーム3cで均一化された高温の燃焼ガスが管12を介してヒートチューブ4の入口側ヒートチューブ4a内に送られる。燃焼ガスは中間ヒートチューブ4c及び出口側ヒートチューブ4bを通りヒートチューブ4を加熱し管13、燃焼ガス循環ファン10や戻り管11を介してガス燃焼部に戻入される。この場合、新鮮空気取入ダンパ14より新鮮な空気が導入され高温の燃焼ガスの形成を助長させる。
【0027】
一方、生蒸気が管15を介して送られ生蒸気調整用計器類16や蒸気管用断熱絶縁継手16等を介して蒸気加熱用パイプ5に送られる。蒸気加熱用パイプ5は高温のヒートチューブ4内に配設されているための高温の過熱蒸気を形成する。蒸気加熱用パイプ5内での生蒸気の移動は図1乃至図3に示すようにパイプ内を屈曲しながら送られ、高熱化される。高熱が過熱蒸気(圧力0.15乃至0.2Mpaを温度300℃乃至400℃)は過熱蒸気ヘッダ20に送られ、過熱蒸気噴霧管6からノズル21によりワーク側に噴霧される。
【0028】
ワーク7はコンベヤ2により乾燥炉本体1内を搬送されるため過熱蒸気噴霧管6からの過熱蒸気により乾燥される。
本発明は以上のように装置内を循環する高熱の過熱蒸気によりワーク7を乾燥するものであり、供給ガスの供給が連続して、かつ確実に行われ、常に新鮮なガスが形成されて乾燥作業に貢献する特徴を有している。
本発明において乾燥炉本体内はヒートチューブ4からの副射熱によって110℃位の温度となり、ワーク7を乾燥するに必要な150℃よりも低温のものでよく、この110℃の炉内温度を保持するには従来の乾燥装置の炉内温度の150℃にする必要がなく、その分だけLPGガスの導入量を低減することができ、結果として省エネルギー化が可能になる。また、遠赤外線の量により、一層確実な乾燥ができる。また、ワーク7は110℃により常に加温されているため過熱蒸気の噴霧による結露は全く発生することがない。なお、生蒸気中の水分は予め生蒸気調整用計器類16により除去されている。
【実施例2】
【0029】
図4乃至図6は本発明の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置の別の実施例を示すものである。図4乃至図6において前記の図1乃至図3に示されているものと同一の構成要素については重複説明は省略する。
「実施例1」ではヒートチューブ4内の蒸気加熱用パイプ5は中間ヒートチューブ4c内に配設されていたが、「実施例2」では図4及び図5に示すように、入口側ヒートチューブ4a内にも屈曲して配設されている。この配列により蒸気加熱用パイプ5内の生蒸気の加熱を一層早く、かつ確実に行うことができる。また、「実施例1」ではヒートチューブ4内に導入された燃焼ガスは出口側ヒートチューブ4bから管13及び戻り管11を介して直接にガス燃焼部3に戻入されていたが「実施例2」では図4及び図6に示すように戻り管22,23等を介して第1のケース本体1a内を加熱した後にガス燃焼部3側に戻入される。これにより、第1のケース本体1a内の温度(約110℃)を効率的に、かつ早く上昇保持することができる。
【0030】
本発明は、以上の内容のものからなるが、本発明は以上の説明に限定するものではなく同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は塗装されたワークの乾燥装置に関するものであるが、ワークの内容やその塗装手段(方法)に関係なく適用されるものであり、その利用範囲は極めて広い。また、過熱蒸気を用いる装置に対しても応用適用が可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0032】
1 乾燥炉本体
1a 第1のケース本体
1b 第2のケース本体
2 コンベヤ
3 ガス燃焼部
4 ヒートチューブ
4a 入口側ヒートチューブ
4b 出口側ヒートチューブ
4c 中間ヒートチューブ
5 蒸気加熱用パイプ
5a 入口管
5b 分岐管
5c 蒸気加熱用屈曲管
6 過熱蒸気噴霧管
7 ワーク(乾燥対象物)
8 地表側
9 空間部
10 燃焼ガス循環ファン
11 戻り管
12 管
13 管
14 新鮮空気取入ダンパ
15 管
16 生蒸気調整用計器類
17 蒸気管用断熱絶縁継手
18 エア抜きパイプ
19 ドレーン管
20 過熱蒸気ヘッダ
21 ノズル
22 戻り管
23 戻り管
24 遠赤外線ブロック
100 過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置


【特許請求の範囲】
【請求項1】
密閉された乾燥炉本体内に搬送又は挿入される塗装済の乾燥対象物(以下、ワークと言う)を乾燥するための塗装体乾燥装置であって、該装置は、ボックス状の第1のケース本体とこれに連設して地表側に向かって傾斜する第2のケース本体とからなる前記乾燥炉本体と、前記第1のケース本体と前記地表側との間の空間部に配置されるガス燃焼部と、前記第1のケース本体の下方に複数列配置され内部に蒸気加熱用パイプを収納し前記ガス燃焼部に連結されるヒートチューブと、前記第1のケース本体内に配設され前記蒸気加熱用パイプに連結し前記第1のケース本体内に過熱蒸気を噴出する過熱蒸気噴霧管とを有し、前記蒸気加熱用パイプは生蒸気発生側に連結するものからなることを特徴とする過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置。
【請求項2】
前記乾燥炉本体内に遠赤外線体を設けることを特徴とする請求項1に記載の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置。
【請求項3】
前記乾燥炉本体内の温度が約110℃であり、前記過熱蒸気噴霧管から噴霧される過熱蒸気の圧力が0.15乃至0.2Mpaで温度が300℃乃至400℃のものからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置。
【請求項4】
前記蒸気加工用パイプが前記ヒートチューブ内で屈曲して配設されることを特徴とする請求項1に記載の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置。
【請求項5】
前記ヒートチューブ内に前記ガス燃焼部から導入される燃焼ガスは直接又は第1のケース本体内を通過して前記ガス燃焼部に戻入されることを特徴とする請求項1に記載の過熱蒸気を用いた塗装体乾燥装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−266175(P2010−266175A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−119774(P2009−119774)
【出願日】平成21年5月18日(2009.5.18)
【出願人】(593190098)有限会社ピー・エム・シーサービス (8)
【出願人】(508072501)株式会社エンテック (12)
【出願人】(504237108)株式会社日特工業 (2)
【出願人】(593028713)
【Fターム(参考)】