説明

配線器具

【課題】コンセントの製造コストを大幅に低減することができ、また、コンセントのケースに配線器具を最大数配置することができ、コンセントの異常時に電力の供給を遮断するか遮断しないか選択できる配線器具を提供する。
【解決手段】配線器具1は、電力線が接続される接続端子3,3と、コンセント21に電力を供給するための非遮断用送り端子4a,4a及び遮断用送り端子4b,4bと、コンセント21の異常を検出するセンサ25の出力線28が接続される入力端子6と、入力端子6から入力された信号を異常と判定した場合に警報信号と遮断信号を出力する制御回路8と、警報信号により作動する警報手段9と、遮断信号により遮断用送り端子4b,4bへの電力の供給を遮断する遮断手段10とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、別体のコンセントの異常を受けてコンセントへの電源の供給を遮断したり報知を行う埋込型の配線器具に関する。
【背景技術】
【0002】
壁面に埋め込んで使用される埋込型のコンセントは、略立方体状のケースの前面長手方向に差込プラグ接続部やアース端子などが1〜3個配置されている。また、例えば、トラッキング保護装置、過負荷保護装置、漏電保護装置、コード短絡保護装置、感震器などの異常検出機能を備えたコンセントは、コンセントの同一ケース内に異常検出手段とともに電源を遮断する遮断手段や報知を行う警報手段や異常検出手段の出力信号から異常を判定して遮断手段や警報手段を作動する制御回路が組み込まれていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】実開昭57−199974号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このため、異常検出機能を備えたコンセントはケース内にこれらの部材を組み込むので差込プラグ接続部やアース端子などのモジュール1個分の配置スペースを使用してしまい、3個モジュール寸法のケースでは差込プラグ接続部を2個しか配置できず、アース端子を設ける場合には差込プラグ接続部が1個しか設けられないので使い勝手が悪くなるという問題があった。また、コンセント毎に遮断手段と警報手段と制御回路を設けるのでコストが高くなってしまっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、請求項1に記載の発明によれば、電力線が接続される接続端子と、接続端子に電気的に接続されて別体のコンセントに電力を供給するための遮断用送り端子及び非遮断用送り端子と、別体のコンセントに設けられた異常検出手段の出力線が接続される入力端子と、入力端子に入力された信号を異常と判定した場合に警報信号と遮断信号を出力する制御回路と、制御回路の警報信号により作動する警報手段と、制御回路の遮断信号により遮断用送り端子への電力の供給を遮断する遮断手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の配線器具において、制御回路の警報信号を外部に出力する警報出力端子を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の配線器具において、入力端子は非遮断用入力端子と遮断用入力端子とで成り、制御回路は非遮断用入力端子に入力された信号を異常と判定した場合は警報信号のみを出力し、遮断用入力端子に入力された信号を異常と判定した場合は警報信号と遮断信号の両方を出力することを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の配線器具において、コンセントは異常検出手段から出力される信号を受けて非遮断用信号又は遮断用信号を出力可能な信号出力手段と、信号出力手段からの出力信号の選択を行う切替手段とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、コンセントに遮断手段と警報手段と制御回路を設けないのでコンセントの製造コストを大幅に低減することができ、また、コンセントのケースに配置する差込プラグ接続部やアース端子の個数を減少させることなく最大数配置することができ、コンセントの異常時に電力の供給を遮断するか遮断しないか選択できるという効果がある。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、配線器具から離れた場所でコンセントの異常を検知することができるという効果がある。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、遮断するコンセントと遮断しないコンセントとを別々に制御することができるという効果がある。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、遮断するコンセントと遮断しないコンセントとを別々に制御することができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
配線器具は、電力線が接続される接続端子と、接続端子に電気的に接続されて別体のコンセントに電力を供給するための非遮断用送り端子及び遮断用送り端子と、別体のコンセントに設けられた異常検出手段の出力線が接続される入力端子と、入力端子から入力された信号を異常と判定した場合に警報信号と遮断信号を出力する制御回路と、制御回路の警報信号により作動する警報手段と、制御回路の遮断信号により遮断用送り端子への電力の供給を遮断する遮断手段とを備えて構成する。
【実施例1】
【0014】
本発明に係る配線器具の実施例1を図1及び図2の添付図面に基づいて説明する。
【0015】
配線器具1は、電力線2,2が接続される接続端子3,3と、接続端子3,3と電気的に接続されて複数のコンセント21(21a,21b,21c)に電力を供給するための遮断用送り端子4a,4a及び非遮断用送り端子4b,4bと、コンセント21から出力される信号を入力する入力端子6と、入力端子6から入力された信号が異常であるかどうかを判定して異常である場合に信号を出力する制御回路8と、制御回路8の出力信号により作動する警報手段9と、制御回路8の出力信号により遮断用送り端子4a,4aへの電力の供給を遮断する遮断手段10とを備えて構成し、3個モジュール寸法に形成されたケース11に各部材を収納している。
【0016】
また、コンセント21は配線器具1の非遮断用送り端子4a,4aと遮断用送り端子4b,4bの何れかに接続された送り線22,22が接続される接続端子23a,23aと、接続端子23a,23aと電気的に接続される送り接続端子23b,23b及び差込プラグ接続部24,24、24,24と、差込プラグ接続部24,24、24,24に接続される電源プラグの栓刃間に発生するトラッキングを検出するために各差込プラグ接続部24,24、24,24に設けられた異常検出手段としてのセンサ25,25と、センサ25,25による検出信号を外部に出力するセンサ出力端子26aと、センサ出力端子26aと電気的に接続されたセンサ出力送り端子26bとを備えて構成し、3個モジュール寸法に形成されたケース27に各部材を収納している。配線器具1及びコンセント21は取付枠15を介して単独又は並設して壁に埋め込んで設けられる。
【0017】
次に配線器具1とコンセント21の配線について説明する。配線器具1とコンセント21の接続はコンセント21の異常時に電力の供給を遮断するか遮断しないかによって接続が異なる。コンセント21に異常が発生した際に電力の供給を遮断したくない場合は、図2のコンセント21aの配線のように、コンセント21aの接続端子23a,23aと配線器具1の非遮断用送り端子4a,4aとを送り線22,22により接続し、コンセント21aのセンサ出力端子26aと配線器具1の入力端子6とを信号線28により接続する。また、コンセント21aに異常が発生した際に電力の供給を遮断したい場合は、図2のコンセント21b,21cのように配線する。コンセント21bは接続端子23a,23aと配線器具1の遮断用送り端子4b,4bとを送り線22,22により接続し、コンセント21bのセンサ出力端子26aと配線器具1の入力端子6とを接続する。しかし、配線器具1の入力端子6は既にコンセント21aのセンサ出力端子26aから信号線28が接続されているため、コンセント21bのセンサ出力端子26aとコンセント21aのセンサ出力送り端子26bとを信号線28により接続し、コンセント21aを経由して配線器具1の入力端子6に信号が入力されるようにする。また、コンセント21cはコンセント21bに増設するように、コンセント21cの接続端子23a,23aとコンセント21bの送り接続端子23b,23bとを送り線22,22により接続し、コンセント21cのセンサ出力端子26aとコンセント21bのセンサ出力送り端子26bとを接続する。
【0018】
こうして接続された配線器具1及びコンセント21の動作について説明する。コンセント21a,21b,21cは何れも配線器具1を介して電力が供給され、差込プラグ接続部24に電源プラグを差し込むことによって機器に電力を供給できるようになっている。そして、差込プラグ接続部24に電源プラグを差し込んで長期間電源プラグを抜き差しせずに放っておくと電源プラグに塵埃が堆積し、塵埃に水分が含まれると電源プラグの栓刃間が導通してトラッキングが発生する。
【0019】
このトラッキングがコンセント21a,21b,21cの何れかにおいて発生した場合、センサ25がこれを検出してセンサ出力端子26aから信号線28を介して配線器具1の入力端子6に検出信号が入力される。検出信号は制御回路8で異常であるかどうかが判定され、異常であると判定された場合は制御回路8から警報信号と遮断信号が出力され、警報信号により警報手段9が作動し、警報音が鳴動して異常が発生したことを報知する。また、遮断信号により遮断手段10が作動して遮断用送り端子4b,4bへの電力の供給が遮断され、遮断用送り端子4b,4bに接続されたコンセント21b,21cは電力の供給が遮断される。なお、非遮断用送り端子4a,4aへの電力の供給は遮断されないので非遮断用送り端子4a,4aに接続されたコンセント21aは電力が供給され続ける。
【0020】
尚、本実施例においてコンセントに設けられた異常検出手段はトラッキングを検出するようになっているが、過負荷や漏電やコード短絡や地震や加熱などを検知するものであっても良く、また、コンセントは2組の差込プラグ接続部しか設けられていないが、差込プラグ接続部を3組にしたり、アース端子を設けるなどこれらの組み合わせについて限定はない。また、本実施例では配線器具の非遮断用送り端子にコンセントを1台接続し、遮断用送り端子にコンセントを2台接続しているが、コンセントの数量は増減することが可能である。また、本実施例では遮断用送り端子と非遮断用送り端子を各コンセント1台分、入力端子を1個だけ設けてあるが、図3に示すように各コンセントを個別に接続できるように複数設けても良く、その他の構成及び構造について本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜に変更して実施することが可能である。
【実施例2】
【0021】
本発明に係る配線器具の実施例2を図4の添付図面に基づいて説明する。尚、実施例1と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0022】
本実施例では配線器具1が制御回路8から出力される警報信号を外部に出力する警報出力端子12を備えている点が実施例1と異なっている。これにより、配線器具1から離れた場所に信号を出力することができ、配線器具1から離れた場所でコンセント21の異常を検知することができる。
【実施例3】
【0023】
本発明に係る配線器具の実施例3を図5の添付図面に基づいて説明する。尚、実施例1又は実施例2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0024】
本実施例では配線器具1の入力端子6が非遮断用入力端子6aと遮断用入力端子6bとで成っている点が実施例1又は実施例2と異なっている。
【0025】
非遮断用入力端子6aは入力された信号が制御回路8によって異常と判定された場合に制御回路8から警報信号のみ出力され、遮断用入力端子6bは入力された信号が制御回路8によって異常と判定された場合に制御回路8から警報信号と遮断信号の両方を出力するようになっている。従って、コンセント21に異常が発生した際に電力の供給を遮断したくないコンセント21aはセンサ出力端子26aと非遮断用入力端子6aとを信号線28により接続し、コンセント21に異常が発生した際に電力の供給を遮断したいコンセント21bはセンサ出力端子26aと遮断用入力端子6bとを信号線28により接続している。また、コンセント21cはセンサ出力端子26aをコンセント21bのセンサ出力送り端子26bと接続し、コンセント21bを経由して配線器具1の遮断用入力端子6bに信号が入力されるようになっている。
【0026】
こうして接続されたコンセント21aにおいてトラッキングが発生した場合、センサ25がこれを検出してセンサ出力端子26aから信号線28を介して配線器具1の非遮断用入力端子6aに検出信号が入力される。検出信号は制御回路8で異常であるかどうかが判定され、異常であると判定された場合は制御回路8から警報信号のみが出力され、警報信号により警報手段10が作動し、警報音が鳴動して異常が発生したことを報知する。このとき、非遮断用送り端子4a,4a及び遮断用送り端子4b,4bへの電力の供給は遮断されないのでコンセント21a,21b,21cは電力が供給され続ける。
【0027】
また、コンセント21b又はコンセント21cにおいてトラッキングが発生した場合、センサ25がこれを検出してセンサ出力端子26aから信号線28を介して配線器具1の遮断用入力端子6bに検出信号が入力される。検出信号は制御回路8で異常であるかどうかが判定され、異常であると判定された場合は制御回路8から警報信号と遮断信号が出力され、警報信号により警報手段9が作動し、警報音が鳴動して異常が発生したことを報知する。また、遮断信号により遮断手段10が作動して遮断用送り端子4b,4bへの電力の供給が遮断され、遮断用送り端子4b,4bに接続されたコンセント21b,21cは電力の供給が遮断される。なお、非遮断用送り端子4a,4aへの電力の供給は遮断されないので非遮断用送り端子4a,4aに接続されたコンセント21aは電力が供給され続ける。
【0028】
このため、実施例1又は実施例2の配線器具ではコンセント21aで異常が発生した場合に異常が発生していないコンセント21b,21cの電力の供給が遮断されてしまうが、本実施例ではコンセント21aで異常が発生した場合に異常が発生していないコンセント21b,21cへの電力の供給は遮断されることがなく、遮断するコンセントと遮断しないコンセントとを別々に制御することができる。
【実施例4】
【0029】
本発明に係る配線器具の実施例4を図6の添付図面に基づいて説明する。尚、実施例1又は実施例2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0030】
本実施例ではコンセント21はセンサ25から出力される信号を受けて非遮断用信号又は遮断用信号を出力可能な信号出力手段29と、信号出力手段29からの出力信号の選択を行う切替手段としてのスイッチ30とを備えている点が実施例1又は実施例2と異なっている。
【0031】
コンセント21aは異常時に電源の供給を遮断したくないのでスイッチ30を非遮断用信号が出力されるように選択し、コンセント21b,21cは異常時に電源の供給を遮断したいのでスイッチ30を遮断用信号が出力されるように選択する。
【0032】
このように構成したコンセント21aにおいてトラッキングが発生した場合、センサ25がこれを検出すると信号出力手段29から非遮断用信号が出力され、非遮断用信号はセンサ出力端子26aから信号線28を介して配線器具1の入力端子6に入力される。非遮断用信号は制御回路8で異常であるかどうかが判定され、異常であると判定された場合は制御回路8から警報信号のみが出力され、警報信号により警報手段10が作動し、警報音が鳴動して異常が発生したことを報知する。このとき、非遮断用送り端子4a,4a及び遮断用送り端子4b,4bへの電力の供給は遮断されないのでコンセント21a,21b,21cは電力が供給され続ける。
【0033】
また、コンセント21b又はコンセント21cにおいてトラッキングが発生した場合、センサ25がこれを検出すると信号出力手段29から遮断用信号が出力され、遮断用信号はセンサ出力端子26aから信号線28を介して配線器具1の入力端子6に検出信号が入力される。検出信号は制御回路8で異常であるかどうかが判定され、異常であると判定された場合は制御回路8から警報信号と遮断信号が出力され、警報信号により警報手段9が作動し、警報音が鳴動して異常が発生したことを報知する。また、遮断信号により遮断手段10が作動して遮断用送り端子4b,4bへの電力の供給が遮断され、遮断用送り端子4b,4bに接続されたコンセント21b,21cは電力の供給が遮断される。なお、非遮断用送り端子4a,4aへの電力の供給は遮断されないので非遮断用送り端子4a,4aに接続されたコンセント21aは電力が供給され続ける。
【0034】
このため、実施例1又は実施例2の配線器具ではコンセント21aで異常が発生した場合に異常が発生していないコンセント21b,21cの電力の供給が遮断されてしまうが、本実施例ではコンセント21aで異常が発生した場合に異常が発生していないコンセント21b,21cへの電力の供給は遮断されることがなく、遮断するコンセントと遮断しないコンセントとを別々に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の実施例1に係る配線器具とコンセントを示す説明図である。
【図2】本発明の実施例1に係る配線器具とコンセントを示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例1に係る配線器具の変形実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例2に係る配線器具とコンセントを示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例3に係る配線器具とコンセントを示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例4に係る配線器具とコンセントを示すブロック図である。
【符号の説明】
【0036】
1 配線器具
3 接続端子
4a 遮断用送り端子
4b 非遮断用送り端子
6 入力端子
8 制御回路
9 遮断手段
10 警報手段
21 コンセント
22 送り線
23a 接続端子
23b 送り接続端子
24 差込プラグ接続部
25 センサ
26a センサ出力端子
26b センサ出力送り端子
28 信号線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力線が接続される接続端子と、該接続端子に電気的に接続されて別体のコンセントに電力を供給するための遮断用送り端子及び非遮断用送り端子と、前記別体のコンセントに設けられた異常検出手段の出力線が接続される入力端子と、該入力端子に入力された信号を異常と判定した場合に警報信号と遮断信号を出力する制御回路と、該制御回路の警報信号により作動する警報手段と、前記制御回路の遮断信号により前記遮断用送り端子への電力の供給を遮断する遮断手段とを備えたことを特徴とする配線器具。
【請求項2】
前記制御回路の警報信号を外部に出力する警報出力端子を備えたことを特徴とする請求項1に記載の配線器具。
【請求項3】
前記入力端子は非遮断用入力端子と遮断用入力端子とで成り、前記制御回路は非遮断用入力端子に入力された信号を異常と判定した場合は警報信号のみを出力し、遮断用入力端子に入力された信号を異常と判定した場合は警報信号と遮断信号の両方を出力することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配線器具。
【請求項4】
前記コンセントは異常検出手段から出力される信号を受けて非遮断用信号又は遮断用信号を出力可能な信号出力手段と、該信号出力手段からの出力信号の選択を行う切替手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配線器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−16358(P2008−16358A)
【公開日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−187312(P2006−187312)
【出願日】平成18年7月7日(2006.7.7)
【出願人】(000124591)河村電器産業株式会社 (857)
【Fターム(参考)】