説明

金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブおよびその形成方法

【課題】金ナノ粒子が表面に形成された金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブおよびそれを形成する方法を提供する。
【解決手段】金ナノ粒子をハロイサイトナノチューブの表面上に形成するために攪拌された懸濁液に金塩を加える。金塩によってハロイサイトナノチューブの表面には金イオンが形成される。金イオンが形成されたハロイサイトナノチューブに還元剤を加えると金イオンが金ナノ粒子に還元する。形成された金ナノ粒子は非常に小さい大きさを有し、ハロイサイトナノチューブの表面上に分布する。よって、別途の保護剤や表面改質を施すことなく容易に金ナノ粒子を形成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は金属−セラミック合成物であるサーメット(cermet)に関し、より詳しくは、金ナノ粒子がコンパクトに分布したアルミノシリケートナノチューブ(Aluminosilicate Clay Nanotube)に関するものである。
【背景技術】
【0002】
金属ナノ粒子は極小なサイズと特異な構造的特性のために物理的や化学的に他の組成物とは異なる特性を有する。例えば、金属ナノ粒子は触媒、工学素子、電子素子または生医学物質などに多く応用される。
特に、金ナノ粒子は最近広く研究されつつある。前記金ナノ粒子は治療剤、バイオセンサー、触媒または視覚的分子センサ(Visual Molecular Sensor)等に対するキャリアのような多様な分野に適用される。また、金ナノ粒子が水溶液上に分散される場合、金ナノ粒子は広い表面積のために高い活性度を有する。しかし、金ナノ粒子が非集合体の形態に維持されるには困難がある。金ナノ粒子の集合を防止するために用いられる方法としては、界面活性剤を用いたり、チオール系固定基(thiol anchoring group)を用いたり、メルカプトアンモニウム配位子(mercaptoammonium ligand)を用いたりする方法が挙げられる。
【0003】
ハロイサイトはナノサイズの板状であり、相異なる層が1:1で交互に積層された層状構造を有する。また、アルミノシリケートに天然で存在する。ハロイサイトの外郭表面はシリケート層からなっており、シリケート層はpHが2以上であるアニオンを主に含有する。また、シリケート層から内部に向かってはアルミナ層が備えられる。
【0004】
粘土物質が炭化水素変換用触媒として作用できることは広く知られている。最近では、持続的な薬物送達(sustained drug delivery)と高分子/粘土ナノ合成物の合成のための試みがなされた。現在では、金属ナノ粒子中、鉛(Pb)とニッケル(Ni)のナノ粒子だけがハロイサイトナノチューブと関連すると報告された。つまり、鉛またはニッケルのナノ粒子だけがハロイサイトナノチューブ上に形成できると知られている。鉛の場合はメタノールを溶媒および還元剤として用いてハロイサイトナノチューブ上に形成され、ニッケルの場合は無電解メッキ法を用いてハロイサイトナノチューブ上に形成される。また、ニッケルナノ粒子はハロイサイト表面が活性化しないと表面に形成することができない。
【0005】
上述したように、最近でもハロイサイトナノチューブ上に鉛またはニッケルのナノ粒子をメッキする試みがなされた。
鉛ナノ粒子をメッキする場合、メタノールを含む非水系が溶媒および非緑色系の還元剤として用いられた。一方、ニッケルナノ粒子をメッキする場合に無電解メッキ法を用いた。このようなニッケルナノ粒子はハロイサイト表面が活性化しないとメッキすることができなかった。
また、上述したニッケルナノ粒子または鉛ナノ粒子を形成する方法を用いる場合、ナノ粒子の大きさが広い表面積を確保するのに困るほど大きいという問題があった。
【0006】
以前に本発明者は炭素ナノチューブの表面に金ナノ粒子を合成する技術を公開した。(Hole−Doped Single−Walled Carbon Nanotubes:Ornamenting with Gold Nanoparticles in Water,Kim DS,Lee T,Geckeler KE,Angew.Chem.2005,118,110−113;Angew.Chem.Int.Ed.2006,45,104−107)しかし、公開された前記技術は本発明で実現しようとする技術的思想とは異なる接近法やメカニズムを用いている。
【0007】
特に、従来技術のようにニッケルや鉛からなるナノ粒子を形成する場合には、形成されるナノ粒子を通じては広い表面積を実現し難いという短所を有する。
また、ナノチューブ表面に別途の処理を施すことなくナノチューブ上に直接金ナノ粒子を形成する技術は今までにはなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記問題を解決するために、本発明は、直接溶液上で接近して、金ナノ粒子が形成されたハロイサイトナノチューブを提供することを第1の目的とする。
また、本発明はハロイサイトナノチューブ上に金ナノ粒子を形成する方法を提供することを第2の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記第1の目的を達成するために、本発明は、アルミナ層、離隔空間、およびシリケート層を備えるハロイサイトナノチューブ;および金塩によって前記ハロイサイトナノチューブの表面上に導入された金イオンが還元して形成された金ナノ粒子を含む金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブを提供する。
【0010】
前記第2の目的を達成するために、本発明は、水を添加してハロイサイトナノチューブの懸濁液を準備するステップ;前記懸濁液に金塩を添加して前記ハロイサイトナノチューブの表面に金イオンを形成するステップ;および前記金イオンを還元剤を用いて還元し金ナノ粒子を形成するステップを含む金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブの形成方法を提供する。
【発明の効果】
【0011】
上述したように、保護剤やハロイサイトナノチューブの表面を改質することなくハロイサイトナノチューブ上に金ナノ粒子を直接合成する。合成によってコンパクトに分布した金ナノ粒子の平均直径は約4nmであり、これは、全体的に金ナノ粒子を通じて広い表面積を得ることができるということを示す。また、このように形成されたナノハイブリッドは水中に分散する特性を有する。金ナノ粒子が形成されたナノハイブリッドの特性は触媒または生医学分野においてその活用度が高いと言える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明では、保護剤(protecting agent)または固定剤(anchoring agent)の介在が排除され、溶液上で直接に合成される。それにより、ハロイサイトナノチューブ表面には金ナノ粒子が形成される。前記ハロイサイトナノチューブに対する表面改質や活性化などのような別途の処理は施されない。結果物であるナノハイブリッドは水中に30時間分散した状態で存在できる特性を有する。
【0013】
以下、本発明に係る好ましい実施例について添付図面を参照して詳しく説明する。以下の実施例は単に例示するためのものであって、本発明の権利範囲を限定するものではないことを留意しなければならない。
【実施例】
【0014】
先ず、125umの細孔を有するふるいを用いてハロイサイトを濾過する。得られたハロイサイトナノチューブに対して懸濁液を形成し、金塩を添加して、金イオンをハロイサイトナノチューブの表面に形成する。その次、還元剤を用いて金ナノ粒子がハロイサイトナノチューブの表面に形成されるようにする。それについてより詳細に説明する。
細孔を通して収得された30mgのハロイサイトナノチューブに水3mgを加えて1時間攪拌する。攪拌によって懸濁液が形成される。
【0015】
その次、金塩であるHAuCl 10mgを懸濁液に添加し、HAuClが完全に溶解するまでに攪拌する。HAuClが溶解した混合物を一時間間隔で緩やかに攪拌し、常温で約5時間1×10−5Paで真空状態を維持する。
これにより、金イオンはハロイサイトナノチューブの表面に付着される。
【0016】
次に、還元剤である10ml NaBHが混合された26mM濃度の溶液をHAuClが混合された混合物に添加する。ある期間の間の攪拌と遠心分離によってきれいな上清液が分離される。30分間の遠心分離によって得られた2500gの金ナノ粒子−ハロイサイトナノハイブリッドは36時間45℃の温度で真空オーブンで乾燥される。
【0017】
図1aおよび図1bは本発明の好ましい実施例により積層構造を有するハロイサイトナノチューブを示すイメージ図および斜視図である。
図1aおよび図1bを参照すれば、細孔を通して精製された後、多様な長さと直径を有するハロイサイトナノチューブ100が備えられる。特に、ハロイサイトナノチューブ100はアルミナ層110とシリケート層130が1:1で積層された構造を有する。ハロイサイトナノチューブ100の外部はシリケート層130からなり、長い円筒形の内部はアルミナ層110からなっている。また、アルミナ層110とシリケート層130との間には離隔空間150が形成されている。前記ハロイサイトナノチューブ100が水和し前記離隔空間150に水分が供給された場合にシリケート層130とアルミナ層110との間の離隔空間150の間隔は1nmである。また、前記ハロイサイトナノチューブ100が脱水した場合に前記離隔空間150の間隔は0.75nmである。
【0018】
また、ハロイサイトナノチューブ100は、内部からアルミナ層110、離隔空間150、およびシリケート層150が繰り返された形状で備えられてもよい。
【0019】
図2は本発明の好ましい実施例により水溶液上でハロイサイトナノチューブの表面に金ナノ粒子が形成される過程を説明するための斜視図である。
図2を参照すれば、先ず、得られたハロイサイトナノチューブ100に金塩を加える。前記金塩としては、塩化金酸(Hydrogen Tetrachloroaurate(III);HAuCl・nHO)、塩化金酸カリウム(Potassium tetrachloroaurate(II);KAuCl)、塩化金酸ナトリウム二水和物(Sodium trtrachloroaurate(III)dihydrate;NaAuCl・2HO)、臭化金(III)水和物(Gold(III)bromide hydrate;AuBr・nHO)、塩化金(III)(Gold(III)chloride;AuCl)、塩化金(III)水和物(Gold(III)chloride hydrate;AuCl・nHO)または塩化金(III)三水和物(Gold(III)chloride trihydrate;AuCl・3HO)などが挙げられる。特に、本実施例では金塩としてHAuClが用いられる。その他にも上述した様々な金塩を用いてもよい。金塩が加えられると、金イオン200がハロイサイトナノチューブ100の表面に付着される。前記金イオン200の付着は略円筒形状のハロイサイトナノチューブ100の表面に形成された溝(groove)に金イオン200が埋め込まれる形式である。
【0020】
次に、金イオン200が付着されたハロイサイトナノチューブ100に還元剤を加えると、金イオン200が還元し、金ナノ粒子210に転換される。前記還元剤としては水素化ホウ素ナトリウム(Sodium borohydride;NaBH)、水素化ホウ素アルミニウム(Aluminium borohydride;AlBH)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(Sodium triacetoxy borohydride;Na(CHCOBH)、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(Sodium cyanoborohydride;NaBHCN)、シュウ酸(Oxalic acid;C)、シュウ酸ナトリウム(Sodium oxalate;Na)、シュウ酸カリウム(Potassium oxalate;K)、ホルムアルデヒド(Formaldehyde;HCHO)、ヒドラジン(Hydrazine;N)またはヒドロキノン(Hydroquinone;C(OH))が挙げられ、本実施例ではNaBHが用いられる。その他にも上述した様々な還元剤を用いてもよい。上述した過程により、金ナノ粒子210が表面に形成された金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブを得ることができる。
【0021】
図3aおよび図3bは本発明の好ましい実施例によりハロイサイトナノチューブおよび金ナノ粒子が形成されたハロイサイトナノチューブを示すイメージ図である。
図3aを参照すれば、ハロイサイトナノチューブの表面には複数の溝が形成されていることが分かる。
【0022】
また、図3bを参照すれば、金ナノ粒子がハロイサイトナノチューブの表面にコンパクトに分布していることが分かる。200個の金ナノ粒子に対する統計分析によると、金ナノ粒子の直径が略4nm±1nmであることが分かる。これは従来技術で言及された鉛またはニッケルからなるナノ粒子よりさらに小さい直径を有するものである。また、金ナノ粒子の数は10,000nmの面積に82個が分布するとして調査されている。例えば、平均長さが600nmで、直径が100nmであるハロイサイトナノチューブの場合、表面全体にかけて約1500±50個の金ナノ粒子が分布している。
【0023】
図4aおよび図4bは本発明の好ましい実施例によりハロイサイトナノチューブおよび金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブに対するXRD(X−Ray Diffraction)スペクトルである。
先ず、図4aを参照すれば、純粋なハロイサイトナノチューブに対する基本的なd−spacing値は0.73nmである。これはハロイサイトナノチューブを構成するシリケート層とアルミナ層との間の離隔空間の距離を示すものであり、前記離隔空間には新しい物質が介在しないことを示す。
【0024】
次に、図4bを参照すれば金は広い領域にかけて回折ピークを示し、これは2θ=44.34に現れる。広い領域にかけて示される回折ピークは金ナノ粒子が非晶質構造を有することを示す。また、ハロイサイトナノチューブを構成するシリケート層とアルミナ層との間の離隔空間にDMSO(Dimethyl Sulfoxide)のような有機溶媒やn−hexylamineのような巨大有機分子が介入される場合、積層構造の膨張によってd−spacing値が増加する。
【0025】
図5は、本発明の好ましい実施例により、金1.1wt%、シリコンwt24.78%、およびアルミニウム19.27wt%である場合における金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブに対するEDXスペクトルである。
図5を参照すれば、EDXスペクトルは金の存在を示している。つまり、金は1.1wt%、シリコンは24.78wt%、アルミニウムは19.27wt%で存在することを示す。このような数値はシリケート層とアルミナ層が1:1で積層された天然状態のハロイサイトナノチューブの組成に相応する。
【0026】
上述したように、ハロイサイトナノチューブに金塩を導入し、ハロイサイトナノチューブの表面に金イオンを形成する。また、それに還元剤を入れ、金イオンを還元させ金ナノ粒子を形成する。つまり、従来のように保護剤やハロイサイトナノチューブの表面改質を施すことなく非常にコンパクトな分布を有する金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブを形成することができる。
【0027】
上記では本発明の好ましい実施例を参照して説明したものの、当該技術分野の熟練した当業者であれば、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正および変更することができると理解するはずである。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1a】本発明の好ましい実施例により積層構造を有するハロイサイトナノチューブを示すイメージ図である。
【図1b】本発明の好ましい実施例により積層構造を有するハロイサイトナノチューブを示す斜視図である。
【図2】本発明の好ましい実施例により水溶液上でハロイサイトナノチューブの表面に金ナノ粒子が形成される過程を説明するための斜視図である。
【図3a】本発明の好ましい実施例によりハロイサイトナノチューブおよび金ナノ粒子が形成されたハロイサイトナノチューブを示すイメージ図である。
【図3b】本発明の好ましい実施例によりハロイサイトナノチューブおよび金ナノ粒子が形成されたハロイサイトナノチューブを示すイメージ図である。
【図4a】本発明の好ましい実施例によりハロイサイトナノチューブおよび金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブに対するXRDスペクトルである。
【図4b】本発明の好ましい実施例によりハロイサイトナノチューブおよび金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブに対するXRDスペクトルである。
【図5】本発明の好ましい実施例により、金1.1wt%、シリコンwt24.78%、およびアルミニウム19.27wt%である場合における金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブに対するEDXスペクトルである。
【符号の説明】
【0029】
100:ハロイサイトナノチューブ
110:アルミナ層
130:シリケート層
150:離隔空間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルミナ層、離隔空間、およびシリケート層を備えるハロイサイトナノチューブ;および
金塩によって前記ハロイサイトナノチューブの表面上に導入された金イオンが還元剤によって還元し形成された金ナノ粒子を含む金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブ。
【請求項2】
前記金塩は、塩化金酸、塩化金酸カリウム、塩化金酸ナトリウム二水和物、臭化金(III)水和物、塩化金(III)、塩化金(III)水和物または塩化金(III)三水和物であることを特徴とする、請求項1に記載の金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブ。
【請求項3】
前記還元剤は、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素アルミニウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、シュウ酸、シュウ酸ナトリウム、シュウ酸カリウム、ホルムアルデヒド、ヒドラジンまたはヒドロキノンであることを特徴とする、請求項1に記載の金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブ。
【請求項4】
前記金ナノ粒子の直径は4nm±1nmであることを特徴とする、請求項1に記載の金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブ。
【請求項5】
水を添加してハロイサイトナノチューブの懸濁液を準備するステップ;
前記懸濁液に金塩を添加して前記ハロイサイトナノチューブの表面に金イオンを形成するステップ;および
還元剤で前記金イオンを還元して金ナノ粒子を形成するステップを含む金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブの形成方法。
【請求項6】
金イオンを形成するステップは、金塩をハロイサイトナノチューブに加え、前記金塩は塩化金酸、塩化金酸カリウム、塩化金酸ナトリウム二水和物、臭化金(III)水和物、塩化金(III)、塩化金(III)水和物または塩化金(III)三水和物であることを特徴とする、請求項5に記載の金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブの形成方法。
【請求項7】
前記金イオンは前記ハロイサイトナノチューブの表面上の溝に埋め込まれることを特徴とする、請求項6に記載の金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブの形成方法。
【請求項8】
前記還元剤は、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素アルミニウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、シュウ酸、シュウ酸ナトリウム、シュウ酸カリウム、ホルムアルデヒド、ヒドラジンまたはヒドロキノンであることを特徴とする、請求項5に記載の金ナノ粒子−ハロイサイトナノチューブの形成方法。

【図1a】
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【図1b】
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【図2】
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【図3a】
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【図3b】
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【図4a】
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【図4b】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−91236(P2009−91236A)
【公開日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−256323(P2008−256323)
【出願日】平成20年10月1日(2008.10.1)
【出願人】(507373508)クヮンジュ・インスティテュート・オブ・サイエンス・アンド・テクノロジー (28)
【Fターム(参考)】