説明

金網フェンス

【課題】金網素体間を任意の角度で容易に結合することが可能であり、必要部品数も削減できて外観向上にも寄与する構造の金網フェンスを提供する。
【解決手段】金網フェンスの設置面にベースプレート1を固定する。ベースプレート1上に支柱2を固定する。金網素体3A〜3Cの両端に環状部4aを形成する。金網素体3A,3C同士を結合する部分は、ベースプレート1上に2本の支柱2,2を固定する。そして結合されるべき一方の金網素体3Aの一端の環状部4aを一方の支柱2に回動可能に嵌合し、他方の金網素体3Cの一端の環状部4aを他方の支柱2に回動可能に嵌合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金網を用いたフェンスに係わり、特に敷地内において、ペットの行動範囲を制限する場合に好適なフェンスに関する。
【背景技術】
【0002】
金網フェンスとして、特許文献1には、縦横の棒を溶接することにより金網素体を構成し、各金網素体の上胴縁、下胴縁の両端に端部金具を固定し、前記端部金具間に中継金具を介在させて端部金具と中継金具とを互いにボルト、ナットにより結合すると共に、この中継金具を支柱にボルト、ナットにより固定して金網フェンスを施工する構造のものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−239308
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の金網フェンスにおける金網素体の支柱に対する固定は、前述のように、中継金具を支柱にボルト、ナットによって固定することにより行なっている。このため、金網素体同士を平面視が互いに任意の角度に傾斜した角度となるように結合するには、それぞれの角度に応じた特殊な中継金具を必要とし、施工現場に適合した任意の角度をなすように施工することが困難であるという問題点がある。また、金網素体同士を結合して支柱に固定するため、端部金具と中継金具とが必要となり、部品点数が多くなる上、支柱への結合部分における金具やボルト、ナットの本数が多くなり、外観を劣化させるという問題点がある。
【0005】
本発明は、上記した事情に鑑み、金網素体間を任意の角度で容易に結合することが可能となり、必要部品数も削減できて外観向上にも寄与する構造の金網フェンスを提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、設置個所の変更が容易に行なえる構成の金網フェンスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の金網フェンスは、複数の縦棒、横棒を互いに溶接することにより構成され、横棒の両端に横棒を曲成して形成した環状部を有する金網素体と、
金網フェンスの設置面に固定されるベースプレートと、
前記ベースプレートに固定されると共に、前記金網素体の端部の環状部が回動可能に嵌合される支柱とを備え、
前記金網素体同士を結合する部分は、ベースプレート上に2本の支柱を固定し、結合されるべき一方の金網素体の一端の環状部を2本の支柱のうちの一方の支柱に回動可能に嵌合し、他方の金網素体の一端の環状部を他方の支柱に回動可能に嵌合して構成したことを特徴とする。
【0007】
請求項2の金網フェンスは、請求項1に記載の金網フェンスにおいて、前記ベースプレートを、前記設置面にねじにより着脱可能に取付けたことを特徴とする。
【0008】
請求項3の金網フェンスは、請求項1または2に記載の金網フェンスにおいて、前記ベースプレート上に固定される2本の支柱の上部にそれぞれ設けた貫通孔と、前記貫通孔に挿通するねじロッドと、このねじロッドに螺合、締結して前記2本の支柱間を結合するナットとを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項4の金網フェンスは、請求項1から3までのいずれか1項に記載の金網フェンスにおいて、さらに、扉用金網素体を備え、
前記扉用金網素体は、その一端側に形成され、前記支柱に回動可能に嵌合される枢着側環状部と、
前記枢着側環状部の反対側の自由端側環状部と、
前記自由端側環状部の下端部に取付けられたキャスターと、
前記自由端側環状部の上端部、および前記自由端側環状部に隣接する金網素体の一端の環状部にそれぞれ着脱可能に嵌合する2つの嵌合体を有する結合具とを備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項5の金網フェンスは、請求項1から4までのいずれか1項に記載の金網フェンスにおいて、さらに、前記横棒が平面視上で弧状に曲成された金網素体を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明においては、金網素体同士の結合部分は、ベースプレート上に2本の支柱を固定し、結合されるべき一方の金網素体の一端の環状部を2本の支柱のうちの一方の支柱に回動可能に嵌合し、他方の金網素体の一端の環状部を他方の支柱に回動可能に嵌合して構成したので、平面視において、金網素体同士が任意の角度で結合するように容易に施工することができる。
【0012】
また、金網素体の支柱への固定は、金網素体の端部の環状部を支柱に嵌合することにより行われるので、支柱に金網素体を結合するための金具が不要となり、部品点数が削減できる。また、金網素体の支柱への結合部分における金具やボルト、ナットが不要となるので、外観を向上させることができる。
【0013】
請求項2の発明は、ベースプレートを、ねじにより設置面(テラス、ガーデン等)に着脱可能に取付ける構造であるため、ねじを外すことにより、ベースプレートの位置を変更して容易に移設することができる。
【0014】
請求項3の発明においては、隣接する支柱同士をねじロッドとナットにより締結したので、支柱同士のがたつきを防止し、金網フェンスとしての強度を高めることができる。
【0015】
請求項4の発明においては、扉用金網素体の自由端側環状部と隣接する金網素体の環状部に結合具の対応する嵌合部を着脱可能に嵌合することにより、扉用金網素体の固定と開放が可能となるようにしたので、扉用金網素体の固定、開放が容易に行なえる。また、金網素体の端部の環状部を扉用金網素体の固定にそのまま用いるようにしたので、扉用金網素体の固定のための特別の金具を取付ける必要がない。また、自由端側環状部の下部にキャスターを設けたので、扉用金網素体の開閉が容易に行えると共に、枢着側支柱とベースプレートとの結合部にかかる扉用金網素体の荷重が軽減され、結合部の損傷を防止することができる。
【0016】
請求項5の発明においては、金網素体として、平面視が弧状に曲成されたものを備えたので、コーナー部を構成する部分を1つの金網素体によって構成することができ、現場の状況への対応が容易となる上、金網素体、ベースプレートおよび支柱の数を削減することができる。また、犬などのペットは角ばったコーナー部によりストレスを受けることが報告されているが、コーナー部を弧状に形成することにより、このストレスを緩和することができ、ペット用のフェンスとして好適なものが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の金網フェンスの一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1の金網フェンスの一部を分離して示す斜視図である。
【図3】本実施の形態の金網素体の端部の環状部を示す斜視図である。
【図4】本実施の形態のベースプレートの固定構造の一例を示す斜視図である。
【図5】本実施の形態のベースプレートに対する支柱の固定構造の一例を示す斜視図である。
【図6】(A)は本実施の形態の扉の結合具の把手のプレートに対する固定構造の一例を示す斜視図、(B)はこのプレートに対する嵌合体の取付け構造の一例を示す斜視図である。
【図7】(A)は本実施の形態の扉に取付けるキャスターのプレートに対する固定構造の一例を示す斜視図、(B)はこのプレートに対する嵌合体の取付け構造の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明の金網フェンスの他の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】本発明の金網フェンスにおける支柱連結部の構造の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は本発明による金網フェンスの一実施の形態を示す斜視図、図2はその一部を分解して示す斜視図である。図1、図2において、1はテラス、ガーデン、濡れ縁等に固定するベースプレートとである。2,2Aはベースプレート1上に固定する筒形の支柱である。3A,3B,3Cはそれぞれ金網素体であり、このうち3Aは標準形の金網素体、3Bは平面視が弧状に曲成された金網素体、3Cは扉用の金網素体である。これらの金網素体3A〜3Cはいずれも、図3に示すように、鉄製の横棒4および縦棒5を溶接して作成されたものである。横棒4の両端には環状部4aを形成する。環状部4aはこの環状部4aに溶接した複数本の縦棒5により補強される。図1、図2において、12は支柱2の上端にかしめ付けまたは溶接により固定したキャップである。
【0019】
図4はベースプレート1の設置面6に対する固定構造の一例を示す図である。この例では設置面6がコンクリート製のものである例を示している。この例においては、設置面6に孔7を穿設し、この孔7に樹脂製のプラグ8を埋め込み、ベースプレート1に設けた孔1aにねじ9を挿通してプラグ8にねじ込むことにより、ベースプレート1が設置面6に固定される。この構造ではねじ9を緩めて外すことにより、ベースプレート1の移設が可能である。なおプラグ8の代わりにナットを用いてもよい。
【0020】
図5はベースプレート1に対する支柱2の固定構造の一例を示す。この例の固定構造は、筒形をなす支柱2の底面に金属製の蓋10を溶接やかしめ付け等により固定し、ベースプレート1に設けた孔1bに挿通したねじ11を蓋10に設けたねじ孔10aにねじ込むことにより、ベースプレート1に支柱2を固定している。なお、ベースプレート1に対する支柱2の固定は溶接により行なってもよい。
【0021】
図1、図2に示すように、金網素体3Aは、これが端部に設置する金網素体である場合には、ベースプレート1に1本の支柱2を設け、金網素体3Aの一端のその両端の環状部4aを支柱2に嵌合して取付ける。金網素体3Aを他の金網素体3Cに組み合わせる場合は、ベースプレート1に2本の支柱2,2を固定し、一方の金網素体3Aの端部の環状部4aを一方の支柱2に回動可能に嵌合し、他方の金網素体3Cの一端の環状部4aを他方の支柱2に回動可能に嵌合する。したがって、金網素体3A、3C間は平面視が任意の角度となるように組み合わせることができる。この例では標準形の金網素体3Aが扉用の金網素体3Cに組み合わされる例について示しているが、金網フェンスの長さに応じて標準形の金網素体3Aは必要数だけ組み合わせて連結するものであり、この標準形の金網素体3A同士を組み合わせる場合も図1、図2に示したように、1枚のベースプレート1に2本の支柱2を設けて2枚の金網素体3A間を任意の角度で組み合わせる。
【0022】
一方、扉用の金網素体3Cは、枢着側の環状部4aを一方のベースプレート1の支柱2に回動可能に嵌合する。この枢着側の環状部4aを嵌合する支柱2は、端部のベースプレート1に固定された支柱でもよい。金網素体3Cの自由端側の環状部4aは支柱2に嵌合せず、その環状部4aの下端にキャスター13を取付ける。また、この金網素体3Cと、隣接する固定の金網素体3B(標準形の金網素体3Aでもよい。)とを仮止めするため、各金網素体3B,3Cの環状部4aの上端にそれぞれ嵌合する嵌合体14を有する結合具15を備える。この扉用の金網素体3Cに隣接する金網素体3Bの金網素体3C側支柱2Aは、他の支柱2よりも長さを短くする。そして、この支柱2Aを短くすることにより、この支柱2Aに嵌める環状部4aの上部に、嵌合部14を嵌めるスペースを設ける。
【0023】
図6(A)、(B)は結合具15の構造の一例を示す。この例の結合具15は、プレート16と嵌合体14と把手17とからなる。把手17はコ字形をなし、プレート16に設けた孔16aにねじ18を挿通して把手17に設けた孔(またはねじ孔)17aに切り込み(またはねじ込む)ことによりプレート16上に固定する。2個の嵌合体14は、プレート16に設けた孔16bに上方から挿通するねじ19を、プレート16の下面に当てた嵌合体14の孔(またはねじ孔)14aに切り込む(またはねじ込む)ことにより、プレート16の下面に固定する。なお、嵌合体14、プレート16、把手17のうちの2個または全部を一体に成形してもよい。
【0024】
図7(A)、(B)はキャスター13の構造の一例を示す。この例のキャスター13は、プレート20と2個のキャスター本体21と嵌合体22とからなる。キャスター本体21は上面に取付け用フランジ21aを有し、そのフランジ21aの4隅に孔21bを設けたものである。このキャスター本体21は、取付け用のねじ23をプレート20に設けた孔20aとフランジ21aの孔21bに通してナット24に螺合し締結することにより、プレート20に固定される。嵌合体22は扉用の金網素体3Cの環状部4aの下端に嵌合して取付けるものである。この嵌合体22はプレート20の上面に載せ、ねじ25をプレート20に設けた孔20bに挿通し、嵌合体22に下面より設けた孔(またはねじ孔)22aに切り込む(またはねじ込む)ことにより、プレート20の上面に固定する。
【0025】
この扉用の金網素体3Cは、これを閉じる際には、この金網素体3Cの自由端側環状部4aの上端部と、隣接する金網素体3Bの端部の環状部4aの上端部とに結合具15の嵌合体14,14をそれぞれ嵌合して両金網素体3B,3C同士を結合しておく。この扉用金網素体3Cを開放する際には、把手17を持って結合具15を上方に引き上げ、嵌合体14を両金網素体3B,3Cの環状部4aから引き抜くことにより、両金網素体3B,3C同士の結合を解き、金網素体3Cはキャスター13を設置面上で転動させながら、その枢着側端部の支柱2を中心に回動可能とする。
【0026】
図8はこの金網フェンスを木製のテラスや濡れ縁28に固定した例を示す。この場合は設置面6に孔7を設ける必要はなく、ねじ9により設置面である木製の板材に直接固定することができる。
【0027】
図9はこの金網フェンスを補強するために、金網素体同士を結合するためのベースプレート1上に固定される2本の支柱2,2を締結する手段29を設けたものである。この締結手段29は、図1、図2にも略示され、支柱2の上部にそれぞれ設けた貫通孔2aと、これらの貫通孔2a,2aに挿通するねじロッド30と、このねじロッド30に螺合、締結して2本の支柱2,2間を結合するナット31とからなる。
【0028】
この実施の形態の金網フェンスは、金網素体3A,3C(または3A、3B)同士の結合部分を、ベースプレート1上に2本の支柱2,2を固定し、結合されるべき一方の金網素体3Aの一端の環状部4aを2本の支柱2,2のうちの一方の支柱2に回動可能に嵌合し、他方の金網素体3C(または3A、3B)の一端の環状部4aを他方の支柱2に回動可能に嵌合して構成したので、平面視において、金網素体同士が任意の角度で結合するように容易に施工することができる。
【0029】
また、金網素体3A〜3Cの支柱2への固定は、金網素体3A〜3Cの端部の環状部4aを支柱2に嵌合することにより行われるので、支柱2に金網素体3A〜3Cを結合するための金具が不要となり、部品点数が削減できる。また、金網素体3A〜3Cの支柱2への結合部分における金具やボルト、ナットが不要となるので、外観を向上させることができる。
【0030】
また、上記実施の形態においては、ベースプレート1を、ねじ9により設置面6に着脱可能に取付ける構造であるため、ねじ9を外すことにより、ベースプレート1の位置を変更して容易に移設することができる。
【0031】
また、上記実施の形態においては、隣接する支柱2,2同士をねじロッド30とナット31からなる締結手段29により締結したので、支柱2,2同士のがたつきを防止し、金網フェンスとしての強度を高めることができる。
【0032】
また、上記実施の形態においては、扉用金網素体3Cの自由端側環状部4aと隣接する金網素体3Bの環状部4aに、結合具15の対応する嵌合体14,14を着脱可能に嵌合することにより、扉用金網素体3Cの固定と開放が可能となるようにしたので、扉用金網素体3Cの固定、開放が容易に行なえる。
【0033】
また、金網素体3Cの端部の環状部4aを扉用金網素体3Cの固定にそのまま用いるようにしたので、扉用金網素体3Cの固定のための特別の金具を取付ける必要がなく、い。
【0034】
また、自由端側環状部の下部にキャスター13を設けたので、扉用金網素体3Cの開閉が容易に行えると共に、枢着側支柱2とベースプレート1との結合部にかかる扉用金網素体3Cの荷重が軽減され、結合部の損傷を防止することができる。
【0035】
また、上記実施の形態においては、キャスター13として、2個のキャスター本体21を備えたものを用いたので、扉用金網素体3Cの支持が安定して行なわれ、扉用金網素体3Cの円滑な開閉が可能となる。
【0036】
また、上記実施の形態においては、平面視が弧状に曲成された金網素体3Bを備えたので、コーナー部を構成する部分を1つの金網素体3Bによって構成することができ、現場の状況への対応が容易となる。また、コーナー部を構成するために、2本の金網素体3Aを用いることが不要となり、金網素体3A、ベースプレート1および支柱2の数を削減することができる。また、コーナー部を弧状に形成することにより、犬等のペットに与えるストレスを緩和することができ、ペット用のフェンスとして好適なものが提供できる。
【符号の説明】
【0037】
1: ベースプレート、2,2A:支柱、3A〜3C:金網素体、4:横棒、4a:環状部、5:縦棒、6:設置面、7:孔、8:プラグ、9:ねじ、10:蓋、11:ねじ、12:キャップ、13:キャスター、14:嵌合体、15:結合具、17:把手、22:嵌合体、29:締結手段、30:ねじロッド、31:ナット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の縦棒、横棒を互いに溶接することにより構成され、横棒の両端に横棒を曲成して形成した環状部を有する金網素体と、
金網フェンスの設置面に固定されるベースプレートと、
前記ベースプレートに固定されると共に、前記金網素体の端部の環状部が回動可能に嵌合される支柱とを備え、
前記金網素体同士を結合する部分は、ベースプレート上に2本の支柱を固定し、結合されるべき一方の金網素体の一端の環状部を2本の支柱のうちの一方の支柱に回動可能に嵌合し、他方の金網素体の一端の環状部を他方の支柱に回動可能に嵌合して構成したことを特徴とする金網フェンス。
【請求項2】
請求項1に記載の金網フェンスにおいて、前記ベースプレートを、前記設置面にねじにより着脱可能に取付けたことを特徴とする金網フェンス。
【請求項3】
請求項1または2に記載の金網フェンスにおいて、前記ベースプレート上に固定される2本の支柱の上部にそれぞれ設けた貫通孔と、前記貫通孔に挿通するねじロッドと、このねじロッドに螺合、締結して前記2本の支柱間を結合するナットとを備えたことを特徴とする金網フェンス。
【請求項4】
請求項1から3までのいずれか1項に記載の金網フェンスにおいて、さらに、扉用金網素体を備え、
前記扉用金網素体は、その一端側に形成され、前記支柱に回動可能に嵌合される枢着側環状部と、
前記枢着側環状部の反対側の自由端側環状部と、
前記自由端側環状部の下端部に取付けられたキャスターと、
前記自由端側環状部の上端部、および前記自由端側環状部に隣接する金網素体の一端の環状部にそれぞれ着脱可能に嵌合する2つの嵌合体を有する結合具とを備えたことを特徴とする金網フェンス。
【請求項5】
請求項1から4までのいずれか1項に記載の金網フェンスにおいて、さらに、前記横棒が平面視上で弧状に曲成された金網素体を備えたことを特徴とする金網フェンス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−203076(P2010−203076A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−47226(P2009−47226)
【出願日】平成21年2月27日(2009.2.27)
【出願人】(000222130)東洋エクステリア株式会社 (102)
【Fターム(参考)】