説明

間隙画像領域の減少のための画像化システムおよびその関連方法

第一の画像化レンズ(13)、視野絞り(14)、および第二の画像化レンズ(15)を備え、サンプル(22)の画像の間のデッドスペースの量を減少させるように構成された、光学画像化システム(10)。種々の実施形態に従って、画像化の方法は、サンプルホルダ(11)上で間隔を空けた複数のサンプル(22)から収集される光を、複数の収集レンズ(12)によって平行化する工程、第一の画像化レンズによって、この平行化された光を、一次像平面(20)上に集束させる工程;第二の画像化レンズによって、光を再平行化する工程;複数のサンプルの各々からの光を検出する工程(16)を包含し得、ここで、複数のサンプルからの光は、実質的に、複数のサンプルの光の間のデッドスペースからの光の少なくとも一部が視野絞りによってブロックされながら、検出される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(分野)
本教示は、一般に、画像化のシステムおよび方法に関し、そしてより具体的には、間隙に間隔を空けたサンプルの、密に充填された画像化のための光学画像化システムに関する。
【背景技術】
【0002】
(導入)
頻繁に、例えば、分子生物学において、サンプルの物理的状態の変化を観察するため、または他の様式で検出するために、個々のサンプルを観察するか、または他の様式で画像化することが望ましい。サンプルによって放出される光子束を測定する、種々の光学画像化システムが開発されている。これらのシステムは、代表的に、電荷結合ディスプレイまたは類似の画像化デバイス上に画像を作成するための、レンズの群を備える。
【0003】
当該分野における問題のうちでも、画像化システムに関する1つの問題は、作成される画像化における間隙空間の存在である。間隙空間(「デッドスペース」としてもまた公知)とは、サンプル間の空白領域、すなわち、サンプルの画像の間の空白空間である。多くの例において、サンプルの間の間隙空間は、サンプル自体よりも、大きさが比例して大きい。サンプルの画像の間の間隙空間の存在は、画像化システムの全体の効率を低下させ得、例えば、検出器の能力を浪費し、そして画質を低下させる。さらに、画像化システムのスループット(すなわち、時間的様式で処理され得るサンプルの数)が減少され得る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
サンプルの画像の間の間隙空間を除去または減少させることが望ましい。このような除去または減少は、所定の数のサンプルの画像のさらなる分解、所定の能力の検出器におけるより多くのサンプルの画像、または所定の数のサンプルの画像についての検出器におけるより小さい面積を提供し得る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(要旨)
種々の実施形態に従って、画像化システムは、複数の収集レンズであって、この複数の収集レンズの各レンズは、これらの収集レンズに対応する複数のサンプルからの光を受け、そして平行化するように配置される、複数の収集レンズ;複数の収集レンズからの平行化された光を受け、そしてこの平行化された光を一次像平面上に集束させるように配置された、第一のレンズシステム;一次像平面からの光を受け、そして平行化するように配置された、第二のレンズシステム;一次像平面に位置する視野絞りであって、複数のサンプルの間のデッドスペースからの光の少なくとも一部を遮断するように配置された、視野絞り;および第二のレンズシステムからの光を検出するように配置された検出器を備え得る。
【0006】
種々の実施形態に従って、画像化システムは、2つ以上のサンプルであって、サンプルの間に第一のデッドスペースを有する、サンプル;第一の焦点距離を有する第一のレンズシステム;第二の焦点距離を有する第二のレンズシステム;第一のレンズシステムと第二のレンズシステムとの間に配置された、視野絞り;および検出器であって、この検出器において、物体の画像が検出され、この画像の間に、第二のデッドスペースを有する、検出器を備え得、ここで、第一のレンズシステム、視野絞り、および第二のレンズシステムは、サンプルと検出器との間に配置されており;そして第二のデッドスペースは、第一の焦点距離で除算した第二の焦点距離の規模で、第一のデッドスペースより小さい。
【0007】
種々の実施形態に従って、画像化するための方法は、間隔を空けた2つ以上のサンプルを提供する工程であって、これらの物体が、これらの物体の間に第一のデッドスペースを有する、工程;第一のレンズシステムと第二のレンズシステムとの間に、視野絞りを提供する工程;および検出器を提供する工程であって、この検出器において、物体の画像が検出され、この画像が、これらの画像の間に第二のデッドスペースを有する、工程を包含し得;ここで、第一のレンズシステム、視野絞り、および第二のレンズシステムは、物体と検出器との間に配置されており;そして第二のデッドスペースは、第一のデッドスペースより小さい。
【0008】
種々の実施形態に従って、画像化のための方法は、サンプルホルダ上で間隔を空けた複数のサンプルから収集された光を平行化する工程;平行化された光を一次像平面上に集束させる工程;この光を再平行化する工程;および複数のサンプルの各々からの光を検出する工程を包含し得、ここで、複数のサンプルからの光は、実質的に、複数のサンプルの間のデッドスペースからの光の少なくとも一部が遮断されながら、検出される。
【0009】
本教示のさらなる実施形態および利点は、以下の図面に関して、以下で議論される。本明細書中に記載される実施形態は、本開示の例であり、そして説明の目的のみが意図され、そして本開示の範囲を限定することは意図されないことが、理解されるべきである。
【0010】
種々の実施形態に従って、画像化システムが、図1〜10に示される。
【0011】
これらの図に示される図は、本教示に従う画像化システムの一般的な特徴を、本明細書中のこのような実施形態の説明の目的で示すことが意図されることが、留意されるべきである。これらの図は、同一縮尺で描かれてはおらず、任意の所定の実施形態の特徴を正確には反映しないかもしれず、そして本発明の範囲内の特定の実施形態を必ずしも規定も限定もすることを意図されない。
【0012】
(種々の実施形態の説明)
種々の実施形態に従って、画像化システムは、物体の高解像度の画像を、分子生物学において使用するためのプラットフォーム上に提供する。この画像化システムは、検出器上に形成される物体の画像の間のデッドスペースを減少させる装置を提供する。
【0013】
種々の実施形態に従って、この画像化システムは、サンプルホルダ、2つの画像化レンズ、2つ以上の収集レンズ、視野絞り、および検出器を備え得る。これらのサンプルは、種々の様式で、サンプルホルダ上に分布し得る。サンプルは、研究における任意の目的の材料を含み得、これには、生物学的材料(例えば、組織細胞、DNAセグメント、および他の遺伝物質)、および化学的サンプル(例えば、酵素ならびに他のタンパク質、ペプチド、および低分子(例えば、化学ライブラリー由来)、ならびに他の化学的サンプル)が挙げられる。(本明細書中で使用される場合、用語「挙げられる」およびその変形物は、非限定的でありその結果、列挙における項目の記述が、本教示の材料、組成物、デバイス、および方法においてまた有用であり得るほかの類似の項目の排除ではないことが意図される。)サンプルホルダとしては、2つ以上のサンプルを、これらが画像化され得るような様式で、固定、収容、保持または他の様式で提示するために適切な、任意の構造体が挙げられ得る。サンプルホルダは、個々のサンプルを、それが画像化され得るような様式で提示し得る、コンテナ、ホルダ、ウェルまたは他のデバイスを備える構造体を含み得る。サンプルホルダは、任意の材料(ガラス、プラスチック、および複合材料のうちの少なくとも1つが挙げられる)から構成され得る。
【0014】
種々の実施形態に従って、サンプルホルダ上のサンプルは、規則的な行列に配置されえ、その結果、各サンプルの間の、サンプルホルダ(すなわち、第一の画像化レンズの光軸に対して垂直なプラットフォームの面内)のx軸およびy軸に沿った距離は、図5aに示されるように、類似であり得る。例えば、サンプルホルダは、標準的な96ウェル反応プレートであり得る。種々の実施形態に従って、サンプルホルダは、不規則な行列を備え得、ここで、x軸デッドスペースは、y軸デッドスペースと等しくない。種々の実施形態に従って、サンプルホルダは、収集レンズがサンプルに対応して配置され得るように位置が既知である限り、任意の様式(直線または曲線が挙げられる)で配置されたサンプルの任意の収集を収容するように形成され得る。
【0015】
種々の実施形態に従って、画像化システムに提供される光は、反射光(サンプルまたは画像化システムの構成要素によって反射された光源からの光が挙げられる)、散乱光(サンプルまたは画像化システムの構成要素によって散乱した光が挙げられる)、化学発光光、エレクトロルミネッセンス光、および/あるいは蛍光(サンプルによって発光される光が挙げられる)であり得る。
【0016】
種々の実施形態に従って、画像化システムは、サンプルの画像を検出器上に投影するように配向された、種々のレンズおよび他の光学表面を備える。本明細書において有用なもののうちでもとりわけ有用なレンズおよび他の光学表面は、当該分野において公知であり、そして種々の材料(ガラス(例えば、光学ガラス)、石英、ホタル石、岩塩、プラスチック、および複合材料)から作製される。本教示に従う光学表面(レンズの表面を含む)は、これらのレンズの表面を介して反射または透過する光を最適化するために、当該分野において公知であるようにコーティングされ得る。本明細書中でさらに言及されるように、各レンズは、物空間(これは、サンプルから反射、散乱および/または発光される光の源を含む、レンズの光軸に沿った空間領域である)、および像空間(これは、物空間の反対側の、レンズの光軸に沿った空間領域である)を有する。各レンズは、焦点および焦点面(焦点が位置する、レンズの光軸に対して垂直な面)を有する。システムにおける各レンズはまた、このシステムにおいてレンズの焦点面と同列であっても同列でなくてもよい、像平面および物平面を有する。本明細書中において有用な光学デバイスの基礎にあるもののうちの概念は、F.JenkinsおよびH.White,Fundamentals of Optics,第4版(McGraw Hill 1976)(本明細書中に参考として援用される)において記載されている。
【0017】
種々の実施形態に従って、画像化システムは、種々のレンズ型のいずれかを備え得る。レンズは、収斂レンズまたは正のレンズ(これは、縁部よりその中心が(その光軸に沿って)厚い)であり得る。このようなレンズとしては、等凸(equiconvex)レンズ、平凸レンズ、および正のメニスカスレンズが挙げられる。レンズは、単一のレンズ、ダブレット、または他の複合レンズであり得る。レンズは、フレネルレンズ、半球レンズ、超半球(hyper−hemispherical)レンズ、および/または球状レンズであり得る。
【0018】
種々の実施形態に従って、図1は、第一のレンズシステム(13)、第二のレンズシステム(15)、2つ以上の収集レンズ(12)、視野絞り(14)、および検出器(16)を備える、画像化システム(10)を示す。種々の実施形態に従って、第一のレンズおよび/または第二のレンズは、複合色消しダブレットであり得る。視野絞り、第二の画像化レンズ、および検出器は、第一のレンズ(13)の像空間(17)内に存在し得る。サンプルホルダ(11)および収集レンズ(12)は、第一のレンズ(13)の物空間(18)内に存在し得る。一次物平面(19)は、サンプルの物理的平面を規定し得る。一次中間像平面(20)は、サンプルの画像が収斂する視覚的平面を規定し得る。種々の実施形態に従って、視野絞り(14)は、画像化システムの一次中間像平面(20)に位置し得る。一次像平面(21)は、透過した光が検出器(16)によって受けられ得、そしてサンプルの画像が投影され得る、視覚的平面を規定し得る。
【0019】
種々の実施形態に従って、サンプルホルダ(11)は、第一のレンズシステム(13)の物空間(18)内に位置し得る、複数のサンプル(22)を含む。種々の実施形態に従って、第二のレンズシステム(15)は、第一のレンズシステム(13)と実質的に同軸であり得る(すなわち、これらは、共通の光軸または実質的に同一である光軸を有する)。
【0020】
種々の実施形態に従って、2つ以上の収集レンズ(12)が、第一のレンズシステム(13)の物空間(18)内に配置され得る。収集レンズは、成形された非球状レンズであり得る。画像化システムに存在する収集レンズ(12)の数は、サンプルホルダ(11)の1つの画像に存在するサンプル(22)の数に比例し得るか、等しくあり得るか、または実質的に等しくあり得る。収集レンズは、一次軸(23)(これは、第一のレンズシステムの光軸であり得る)に対して実質的に垂直な面内に位置し得る。収集レンズは、一次軸(23)の周りで対称的に配向され得る。例えば、奇数の収集レンズ(12)を備える画像化システムにおいて、1つの収集レンズは、一次軸(23)と同軸であり得、そして他の収集レンズは、収集面(24)内に、一次軸(23)に対して平行な1つ以上の軸に沿った一次軸(23)から対称的に位置し得る。例えば、図1に示されるような、偶数の収集レンズ(12)を備える画像化システムにおいて、収集レンズは、一次軸(23)に対して平行な1つ以上の軸に沿って、一次軸(23)から対称的に位置し得る。種々の実施形態に従って、収集レンズ(12)は、一次軸(23)の周りでの収集レンズ(12)の分布にかかわらず、サンプル(22)からの光を収集するために必要とされるように分布され得る。種々の実施形態に従って、図10に示されるように、収集レンズ(12)は、物体(22)から発する平行化された光(130)を提供し得る。平行化された光(130)は、一次軸(23)と平行であり得る。種々の実施形態に従って、収集レンズ(12)は、一次軸(23)に対して垂直であり得る、収集面(24)に位置し得る。種々の実施形態に従って、収集レンズ(12)は、一次軸(23)に対して平行な、平行化された光(130)を提供するように配置され得る。
【0021】
種々の実施形態に従って、画像化システム(10)は、視野絞り(14)を備える。この視野絞りは、第一のレンズシステム(13)と第二のレンズシステム(15)との間に配置され得る。この視野絞りは、一次中間像平面(20)に位置し得る。種々の実施形態に従って、一次中間像平面(20)は、第一のレンズシステム(13)の焦点面であり得る。種々の実施形態に従って、視野絞り(14)は、第一のレンズシステム(13)および第二のレンズシステム(15)の共通の焦点面である面に位置し得る。視野絞り(14)は、サンプルホルダ(11)上のサンプル(22)の間のデッドスペースから生じる光線を遮断するような大きさおよび形状を有するように、構成され得る。
【0022】
種々の実施形態に従って、視野絞りは、サンプルから発する光を通過させ、同時にサンプルの間のデッドスペースから発する光の少なくともいくらかを遮断する、任意の開口を備え得る。種々の実施形態に従って、視野絞りは、空間フィルタであり得る。種々の実施形態に従って、視野絞りは、実質的に平行な2つの縁部を備えるスリットであり得る。種々の実施形態に従って、視野絞りは、正方形または他の平行四辺形の形状であり得る。種々の実施形態に従って、視野絞りは、湾曲型、円形、卵円形、および/または楕円形であり得る。種々の実施形態に従って、視野絞りは、ピンホールであり得る。
【0023】
種々の実施形態に従って、図1に示されるように、画像化システム(10)は、複数の光学チャネル(25)を有するとして特徴付けられ得る。各光学チャネル(25)は、各サンプルから光(22)を検出器(16)に透過させるための光学機器を備える。従って、光学チャネル(25)の数は、画像化システム(10)が画像化し得るサンプル(22)の数に等しい。検出器(16)上の画像(200)は、単一のサンプルから生じる光線の群または束を含むとして特徴付けられ得る。各光学チャネル(25)は、収集レンズ(12)のうちの1つ、第一のレンズシステム(13)、視野絞り(14)、および第二のレンズシステム(15)を備え得る。種々の実施形態に従って、各サンプル(22)からの光の束は、収集レンズ(12)のうちの1つを通って移動し得、そしてこのレンズによって平行化され得る。次いで、この束は、第一のレンズシステム(13)を通過し、そして視野絞り(14)が位置する一次中間象平面(20)上に集束され得る。視野絞り(14)を出た後に、光の束の各々は、第二のレンズシステム(15)へと移動し得、そしてこれらの光の束が検出器(16)を通過するにつれて、平行化され得る。
【0024】
種々の実施形態に従って、画像化システムは、画像が形成されるか、伝達されるか、または検出される様式を増強するか、または他の様式で影響を与える、光学構成要素を備え得る。このような光学素子としては、レンズ、ミラー、光源、フィルタ、分散素子、および検出器が挙げられる。図2に示されるように、種々の実施形態は、2つ以上の集束レンズ(30)を、第二のレンズシステム(15)の像平面(31)において、第二のレンズシステム(15)と検出器(16)との間に備え得る。各集束レンズ(30)は、検出器(16)上に、サンプル(22)の画像(200)を形成し得る。集束レンズ(30)なしでは、第二のレンズシステム(15)からの平行化されたビームは、図1に示されるように、光ビームのアレイとして、検出器(16)に投影され得る。集束レンズ(30)は、サンプル(22)の画像(200)を、検出器(16)上に集束させ得る。図2に示されるように、画像化システム(10)の光学チャネル(25)の各々は、収集レンズ(12)のうちの1つ、第一のレンズシステム(13)、視野絞り(14)、第二のレンズシステム(15)、および集束レンズ(30)のうちの1つを備え得る。
【0025】
種々の実施形態に従って、光学画像化システムは、サンプルホルダ内のサンプルを照射するための光源を備え得る。図3aに示されるように、画像化システム(10)は、一次軸(23)に沿ってサンプルを照射するための、光学構成要素を備え得る。光源(40)は、一次軸(23)と交差しておりかつ一次軸に対して実質的に垂直であり得る軸(41)に沿って、配置され得る。図3aは、平行化された光(130)の領域において、収集レンズ(12)と第一のレンズシステム(13)との間に配置されたビームスプリッタ(42)(二色性ミラーを備える)を示す。平行化レンズ(43)は、光源(40)とビームスプリッタ(42)との間に配置され得る。ビームスプリッタ(42)は、光源(40)によって発光される波長の光をサンプル(22)の方へと反射し得、そしてサンプル(22)から異なる波長で発光した光を、画像化システム(10)の残りの構成要素へと伝達し得る、二色性の反射性の表面またはミラーであり得る。
【0026】
種々の実施形態に従って、照射は、システムにおける他の地点に位置し得る。例えば、照射は、視野絞り(14)が配置され得る一次中間像平面(20)に交差するように配置され得る。図3bに示されるように、照射源(50)は、一次軸(23)に対して実質的に垂直な一次中間像平面(20)に沿って、または平行な軸に沿って、配置され得る。照射光は一次中間像平面(20)の前、同じ位置、または後ろに位置するビームスプリッタ(51)において、一次軸(23)に入り得る。照射光は、焦点に収斂し得、この焦点は、一次中間像平面に共役する。視野絞り(14)は、ビームスプリッタ(51)と同列の一次中間像平面(20)に位置し得る。種々の実施形態に従って、照射源(50)は、例えば、平行化されたレーザー光源であり得る。第三のレンズシステム(52)は、照射源(50)とビームスプリッタ(51)との間の照射軸(19)に沿って配置され、平行化された光を集束させ得る。
【0027】
種々の実施形態に従って、画像化システムは、サンプルの画像のスペクトル特性を改変するための、色分離構成要素を備え得る。このような色分離構成要素としては、フィルタホイール、プリズム、格子、または種々の他の分散素子およびフィルタリング素子が挙げられ得る。色分離デバイスは、画像からの光を、そのスペクトル成分へと分離し得る。色分離デバイスは、分散、回折、および/またはフィルタリングを介して作動し得る。図4は、第二のレンズシステム(15)と検出器(16)との間の色分離構成要素(60)を備える、画像化システムを示す。図6は、色分離構成要素を有さない、集束レンズ(30)を備える画像化システムを示す。図7は、第二のレンズシステム(15)と集束レンズ(30)との間に配置される帯域フィルタ(70)を色分離構成要素として備える画像化システムを示す。フィルタ構成要素(例えば、帯域フィルタ(70))は、特定の波長の光を検出器(図示せず)に提供し得、同時に、他の光をフィルタリングして、色分離を提供する。図8は、第二のレンズシステム(15)と集束レンズ(30)との間に配置された格子(80)を色分離デバイスとして備える、画像化システムを示す。回折構成要素(例えば、格子(80))は、第二のレンズシステム(15)からの光に回折を提供して、色分離を提供し得る。集束レンズ(30)は、特定の波長の光を検出器(図示せず)上に集束させるように配置され得る。図9は、第二のレンズシステム(15)と集束レンズ(30)との間に配置されたプリズム(90)を色分離デバイスとして備える、画像化システムを示す。分散構成要素(例えば、プリズム(80))は、第二のレンズシステム(15)からの光に分散を提供して、色分離を提供し得る。集束レンズ(30)は、特定の波長の光を検出器(図示せず)に集束させるように配置され得る。種々の実施形態に従って、格子またはプリズムを色分離のために使用する画像化システムは、検出器上での一次元の空間情報および他の次元での空間情報を提供し得る。
【0028】
種々の実施形態に従って、画像化システムは、サンプルの画像の間のデッドスペースを除去または減少させ得る。このような除去または減少は、所定の数のサンプルの画像に対する増加した解像度、所定の能力の検出器におけるサンプルのより多くの画像、または所定の数のサンプルの画像の検出器上のより小さい面積を提供し得る。種々の実施形態に従って、検出器は、電荷結合素子(CCD)または他のピクセル化(pixilated)画像センサであり得る。当該分野において公知であるように、CCD検出器は、画像化のためのピクセルを備える。CCD検出器の画像化領域は、多数のピクセルを提供し得る。種々の実施形態に従って、CCD検出器上に画像化されるデッドスペースを除去または減少させることによって、所定の数のサンプルの画像についての解像度を増加させるための、さらなるピクセルが提供され得る。すなわち、1つのサンプル画像あたり、より多くのピクセルを専門化し得る。種々の実施形態に従って、CCD検出器上に画像化されたデッドスペースを除去または減少させることによって、CCD検出器によって提供されるピクセル上に、より多くのサンプルを画像化するための、さらなるピクセルが提供され得る。種々の実施形態に従って、CCD検出器上に画像化されるデッドスペースを除去または減少させることによって、余剰ピクセルを提供し得、それによって、より少ないピクセルを提供するより小さい画像化領域を有するCCD検出器の使用を正しいものとして評価し得る。
【0029】
種々の実施形態に従って、図5aは、複数のサンプル(22)を備えるサンプルホルダ(11)の上面図を示す。画像化されるべき各サンプルは、2H×2Hの寸法を有し得る。サンプル(22)は、特定の距離(値Δによって表される)だけ離れて配置され得る。値Δは、画像化されるべき各サンプル(22)の間の間隙空間またはデッドスペース(110)として公知である。種々の実施形態に従って、値Δは、2Hよりずっと大きくあり得る。種々の実施形態に従って、収集レンズ、第一のレンズシステム、視野絞り、および第二のレンズシステムを備える画像化システムは、検出器(16)に投影されるサンプルの画像(200)の間の間隙空間またはデッドスペースを、値δ間で減少させ得、ここで、δは、Δより小さい。種々の実施形態に従って、収集レンズ、第一のレンズシステム、視野絞り、および第二のレンズシステムを備える画像化システムは、サンプルの画像(200)の寸法を、2h×2hまで減少させ得る。図5bは、サンプルの画像(200)の間のデッドスペースがδであり得、そしてサンプルの画像(200)の検出器(16)を示す。この画像化システムは、比h/Hより小さい比δ/Δを提供し得る。H、Δ、h、およびδの値は、サンプルホルダ、画像化されるべき特定のサンプル、および画像化システムの光学構成要素に依存して変動し得ることが、留意されるべきである。
【0030】
種々の実施形態に従って、画像化システムのレンズの各々は、それらの焦点距離によって特徴付けられ得る。図2は、各々が焦点距離fを有し得る収集レンズ(12)、焦点距離fを有し得る第一のレンズシステム(13)、焦点距離fを有し得る第二のレンズシステム(15)、および焦点距離fを有し得る集束レンズ(30)を備える、画像化システムを示す。これらのレンズの組み合わせおよび配向は、サンプルの画像の間のデッドスペースの減少の量を決定し得る。
【0031】
種々の実施形態に従って、画像化システムは、サンプル(22)の各々の間のデッドスペース(110)に適応し得、このデッドスペースは、サンプルの画像(200)の間のデッドスペースの減少の所望の量を提供し得る焦点距離を有するレンズを提供することによって、Δの値を有し得る。検出器(16)上のサンプルの画像(200)の間のデッドスペースは、δの値を有し得、この値は、以下の式(A)に従って、f対fの比に従う値Δを有し得る、サンプル(22)の間のデッドスペース(110)に関連する:
【0032】
【数1】

【0033】
種々の実施形態に従って、画像化システムは、hによって表される、サンプルの画像(200)の寸法の減少を提供し得、この値は、f〜fの比の関数によって減少し得る。画像化システムは、Hによって表されるサンプル(22)の寸法を、以下の式(B)に従って、hによって表される、サンプルの画像(200)の寸法まで改変し得る:
【0034】
【数2】

【0035】
種々の実施形態に従って、画像化システムは、サンプルの画像(200)の間のデッドスペースを減少させるための、視野絞りを備え得る。この視野絞りは、サンプルの画像の周りのデッドスペースを遮断して、サンプルの画像(200)の間のデッドスペースを減少または排除する。この視野絞りは、差プルの画像(200)の間のデッドスペースを、式(A)に従って遮断する。図10に示されるように、サンプルホルダ(11)からのサンプル(22)は、光(120)を提供し得、この光は、収集レンズ(12)によって平行化されて、平行化された光(130)を形成し得る。収集光(130)は、第一のレンズシステム(13)によって、視野絞り(14)の開口に集束され得る。サンプル(22)の間のデッドスペース(110)は、光(140)を提供し得る。光(140)は、収集レンズ(12)を回避し得、そして平行化されることを回避し得る。平行化されていない光(140)は、視野絞り(14)の開口に集束されることを回避し得、そして視野絞り(14)の遮断部分(150)になり得る。これによって、視野絞り(14)は、検出器に到達し得る、サンプル(22)の間のデッドスペース(110)からの光を減少させ得る。種々の実施形態に従って、光(140)は、収集レンズの間の間隙に対応するマスクによって遮断され得、そして視野絞り(14)の開口に収束されることを回避し得る。
【0036】
種々の実施形態に従って、1つのサンプルの周りのデッドスペースを隣接するサンプルの画像に重ねること、およびその逆を回避することが望ましい。視野絞りは、サンプルの画像の交差を減少させ得る。
【0037】
種々の実施形態に従って、画像化のための方法は、2つ以上のサンプルを提供する工程であって、これらのサンプルは、これらのサンプルの間に第一のデッドスペースを有する工程;第一のレンズシステムと第二のレンズシステムとの間に、視野絞りを配置する工程;および検出器を提供する工程であって、この検出器において、サンプルが検出され、ここで、この画像は、これらの画像の間に、第二のデッドスペースを有する、工程を包含し;ここで、第一のレンズシステム、視野絞り、および第二のレンズシステムは、サンプルと検出器との間に配置されており;そして第二のデッドスペースは、第一のデッドスペースより小さい。この方法は、第一のレンズシステムおよび第二のレンズシステムを、これらの両方の像平面が視野絞りと同列であるようには位置する工程を、さらに包含し得る。
【0038】
種々の実施形態に従って、画像化するための方法は、サンプルホルダ上で間隔を空けた複数のサンプルから収集された光を平行化する工程;一次像平面上に収集された光を収束させる工程;この光を再平行化する工程;および複数のサンプルの各々からの光を検出する工程であって、ここで、複数のサンプルからの光は、実質的に、複数のサンプルの間のデッドスペースからの光の少なくとも一部が遮断されながら、検出される、工程を包含する。この方法は、一次像平面の近くで、光を空間的にフィルタリングする工程をさらに包含し得る。用語「近く」とは、本明細書中において使用される場合、その面において、またはその面の実質的に近くをいう。
【実施例】
【0039】
種々の実施形態に従って、光学画像化システムの例に関連する寸法および材料は、以下の表1に記載される。表1は、光学素子の配置および特徴を記載する。光学素子は、システムにおける、物体から検出器への順序で、素子間の距離を含めて規定される。
【0040】
【表1】

【0041】
表1は、収集レンズ、第一のレンズシステム、視野絞り、第二のレンズシステム、および集束レンズを、サンプルと検出気との間に備える、画像化システムを記載する。収集レンズは、平凸レンズであり、第一の画像化レンズは、複合ダブレットであり、第二の画像化レンズは、複合ダブレットであり、そして集束レンズは、平凸レンズである。表1の最後の列(隣の構成要素/表面までの距離(mm))は、光学構成要素の間の距離(例えば、サンプルと、収集レンズの第一の表面との間が13.72mm)、またはレンズの表面間の距離(すなわちレンズの厚さ;例えば、収集レンズは、2.20mmの厚さである)を表す。表1の残りの部分は、曲率半径をミリメートルで(すなわち、正の値は、検出器のほうに向いた曲率を表し、そして負の値は、サンプルのほうに向いた曲率を表す)、開口部半径(例えば、レンズの半径または視野絞りの長さ)、および光学構成要素(これを通って、光が通過する)の材料組成を記載する。
【0042】
本明細書中に記載される実施例および他の実施形態は、例示的であり、そして本発明の光学システムの全範囲を記載する際に、限定することを意図されない。特定の実施形態、材料、組成および方法の、等価な変化、改変およびバリエーションが、実質的に類似の結果を伴って、本発明の範囲内でなされ得る。
【0043】
本明細書および添付の特許請求の範囲の目的で、補買い示されない限り、本明細書および特許請求の範囲において使用される量、百分率、または他の数値を表す全ての数字は、全ての例において、用語「約」によって修飾されると理解されるべきである。従って、逆に示されない限り、本明細書および添付の特許請求の範囲に記載される数値パラメータは、近似であり、これらは、本発明によって得られることが求められる所望の特性に依存して、変動し得る。最低でも、そして特許請求の範囲の範囲に対する均等論の適用を制限する試みではなく、各数値パラメータは、少なくとも、報告される有効数字の数を考慮して、そして通常の丸め技術を適用することによって、解釈されるべきである。
【0044】
本発明の広範な範囲を記載する数値の範囲およびパラメータは近似であるものの、特定の実施例に記載される数値は、可能な限り正確に報告されている。しかし、任意の数値は、固有に、それぞれの試験測定において見出される標準偏差から必然的に生じる、特定の誤差を含む。さらに、本明細書中に開示される全ての範囲は、その範囲に包含される任意の全ての部分範囲を包含すると理解される。例えば、「1〜10」の範囲は、最小値1と最大値10との間(およびこれらの値を含む)の任意の全ての部分範囲、すなわち、1以上の最小値および10以下の最大値を有する任意の全ての部分範囲(例えば、5.5〜10)を包含する。
【0045】
本明細書および添付の特許請求の範囲において使用される場合、単数形「a」、「an」および「the」は、明白にはっきりと単数の言及に限定されない限り、複数の言及を包含する。従って、例えば、「レンズ(a lens)」との言及は、2つ以上のレンズを包含する。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】図1は、種々の実施形態を説明する概略図を示す。
【図2】図2は、複数の光学集束レンズを備える、種々の実施形態を説明する概略図を示す。
【図3】図3は、光学照射源を備える、種々の実施形態を説明する外略図を示す。
【図4】図4は、波長分離素子を備える、種々の実施形態を説明する概略図を示す。
【図5a】図5aは、種々の実施形態に従う、基板上の物体領域の斜視図を示す。
【図5b】図5bは、種々の実施形態に従う検出器上に形成された画像領域の斜視図を示す。
【図6】図6は、色分離デバイスを備えない、種々の実施形態を説明する概略図を示す。
【図7】図7は、帯域フィルタを備える、種々の実施形態を説明する概略図を示す。
【図8】図8は、回折格子を備える、種々の実施形態を説明する概略図を示す。
【図9】図9は、プリズムを備える、種々の実施形態を説明する概略図を示す。
【図10】図10は、視野絞りの絞り効果を示すための光成分を表す線を有する、種々の実施形態を説明する概略図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像化システムであって、以下:
複数の収集レンズであって、該複数の収集レンズの各レンズは、該レンズの対応する複数のレンズからの光を受け、そして平行化するように配置されている、複数の収集レンズ;
第一のレンズシステムであって、該複数の収集レンズからの該平行化された光を受け、そして該平行化された光を一次像平面に集束させるように配置された、第一のレンズシステム。
第二のレンズシステムであって、該一次像平面からの光を受け、そして平行化するように配置された、第二のレンズシステム;
該一次像平面に配置された視野絞りであって、該複数のサンプルの間のデッドスペースからの光の少なくとも一部を遮断するための、視野絞り;および
該第二のレンズシステムからの光を検出するように配置された、検出器、
を備える、画像化システム。
【請求項2】
前記視野絞りが、前記第一のレンズシステムの像平面内にある、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記視野絞りが、前記第二のレンズシステムの像平面内にある、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記複数のサンプルを保持するためのサンプルホルダをさらに備える、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記複数のサンプルに対応し、そして前記第二のレンズシステムと前記検出器との間に配置された、複数の集束レンズをさらに備える、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
複数の光学チャネルを備え、各チャネルが、前記複数の収集レンズの1つ、第一の画像化レンズ、第二の画像化レンズ、前記視野絞り、前記複数の集束レンズのうちの1つ、および前記検出器を備える、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記視野絞りが、実質的に平行な2つの縁部を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
光源をさらに備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記複数の収集レンズと前記第一のレンズシステムとの間に配置されたビームスプリッタをさらに備える、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記視野絞りの前、該視野絞りと同列、または該視野絞りの後に配置される、ビームスプリッタをさらに備える、請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
前記第二のレンズシステムと前記検出器との間に配置された、色分離デバイスをさらに備える、請求項3に記載のシステム。
【請求項12】
前記色分離デバイスが、帯域フィルタ、格子、およびプリズムのうちの少なくとも1つを備える、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
画像化のためのシステムであって、以下:
2つ以上のサンプルであって、該サンプルは、該サンプルの間に第一のデッドスペースを有する、2つ以上のサンプル;
第一の焦点距離を有する第一のレンズシステム;
第二の焦点距離を有する第二のレンズシステム;
該第一のレンズシステムと該第二のレンズシステムとの間に配置された、視野絞り;および
検出器であって、該検出器において、物体の画像が検出され、ここで、該画像が、該画像の間に、第二のデッドスペースを有する、検出器、
を備え;
該第一のレンズシステム、該視野絞り、および該第二のレンズシステムが、該サンプルと該検出器との間に配置されており;そして
該第二のデッドスペースが、第二の焦点距離を該第一の焦点距離で除算しただけの規模で、該第一のデッドスペースより小さい、システム。
【請求項14】
前記視野絞りが、前記第一のレンズシステムの像平面内にある、請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
前記視野絞りが、前記第二のレンズシステムの像平面内にある、請求項14に記載のシステム。
【請求項16】
前記第一の画像化レンズと前記物体との間に配置された、2つ以上の収集レンズをさらに備え、各収集レンズが、第三の焦点距離を有する、請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
前記第二の画像化レンズと前記検出器との間に配置された、2つ以上の集束レンズをさらに備え、各集束レンズが、第四の焦点距離を有する、請求項16に記載のシステム。
【請求項18】
前記物体の画像が、前記第二の焦点距離および前記第三の焦点距離で除算された、前記第一の焦点距離および前記第四の焦点距離との両方の規模で、大きさを減少される、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
画像化のための方法であって、以下:
間隔を空けた2つ以上のサンプルを提供する工程であって、該サンプルが、該サンプルの間に第一のデッドスペースを有する、工程;
第一のレンズシステムと第二のレンズシステムとの間に、視野絞りを配置する工程;および
検出器を提供する工程であって、該検出器において、該サンプルの画像が検出され、ここで、該画像が、該画像の間に、第二のデッドスペースを有する、工程、
を包含し;
該第一のレンズシステム、該視野絞り、および該第二のレンズシステムが、該サンプルと該検出器との間に配置されており;そして
該第二のデッドスペースが、該第一のデッドスペースより小さい、方法。
【請求項20】
前記第一のレンズシステムおよび前記第二のレンズシステムを、該レンズの両方の像平面が前記視野絞りと同列であるように配置する工程をさらに包含する、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
画像化のための方法であって、以下:
サンプルホルダ上で間隔を空けた複数のサンプルから収集された光を平行化する工程;
該平行化された光を一次像平面上に集束させる工程;
該複数のサンプルの間のデッドスペースからの光の少なくとも一部を遮断する工程;
該光を再平行化する工程;および
該複数のサンプルの各々からの光を検出する工程、
を包含する、方法。
【請求項22】
前記一次像平面の近くで、光を空間的にフィルタリングする工程をさらに包含する、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記遮断する工程が、視野絞りを用いて遮断する工程を包含する、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記遮断する工程が、マスクを用いて遮断する工程を包含する、請求項21に記載の方法。
【請求項25】
前記複数の収集レンズの間のギャップに対応するマスクをさらに備える、請求項1に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2006−510871(P2006−510871A)
【公表日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−503935(P2004−503935)
【出願日】平成15年5月12日(2003.5.12)
【国際出願番号】PCT/US2003/014772
【国際公開番号】WO2003/095989
【国際公開日】平成15年11月20日(2003.11.20)
【出願人】(500069057)アプレラ コーポレイション (120)
【住所又は居所原語表記】850 Lincoln Centre Drive Foster City CALIFORNIA 94404 U.S.A.
【Fターム(参考)】