説明

防水アンカー装置およびこれを用いた架台の設置方法

【課題】 短時間で防水層の防水性を低下させずに構造体に架台を設置することができる防水アンカー装置、およびこれを用いた架台の設置方法を提供する。
【解決手段】 防水アンカー装置1を、構造体2に一部が埋設された状態で構造体2に固定され、一部を除く残余の部分が構造体2から突出するアンカー体5と、アンカー体5の残余の部分が挿通可能な挿通孔20が形成されるとともに、外周部と挿通孔20に臨む内周部との間に形成される環状の突部21を有する金属製の座金本体15と、座金本体15の突部21が形成される一表面上に設けられ、伸縮性を有する環状のシート体17と、アンカー体5の残余の部分に締結される締結部材12とによって構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、構造体に架台を設置する際に用いられる防水アンカー装置、およびこれを用いた架台の設置方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、高層建物などの構造体の屋上の床スラブには、地球環境保護などの要求から太陽電池パネルが設置されることが多くなってきている。太陽電池パネルは、構造体に取り付けられた架台に固定されて設けられる。架台は、構造体の屋上の床スラブをドリルなどの穿孔工具によって穿孔してアンカー体を埋設し、このアンカー体にナットなどの締結部材を用いて固定されて設置される。
【0003】
しかしながら、構造体の屋上の床スラブには、雨水などの浸入を防ぐために、コンクリートスラブの表面に防水層が設けられているので、床スラブを穿孔し、締結部材アンカー体を用いて架台を固定する手法では、床スラブを穿孔することによって、床スラブの防水層が破壊され、構造体の防水性が低下してしまう。
【0004】
このような問題を解決するための防水アンカー装置、およびこれを用いた架台の設置方法に係る従来技術は、たとえば特許文献1に記載されている。この従来技術では、アンカー体を構造体の防水層を有する床スラブに打ち込み、前記アンカー体の周辺に新たな防水層を設け、アンカー体の周囲にシーリングを打設し、前記アンカー体に架台を固定している。
【0005】
また他の従来技術として、たとえば特許文献2には、熱硬化性の不飽和ポリエステル樹脂を主成分とするカプセル入りのケミカルアンカーを用いて構造体に架台を取り付け、外気温で不飽和ポリエステル樹脂を硬化させた後、アンカー周辺にシーリングを打設し、構造体の防水性の低下を防ぐ工法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2006−225951号公報
【特許文献2】特開2000−17802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載される従来技術では、構造体の防水性の低下を防ぐために、新たな防水層を設ける必要があり、部品点数が多くなるばかりか、架台の取り付けに必要な作業工程数が多くなり、架台の取り付けに時間がかかるという問題がある。
【0008】
また特許文献2に記載される前記他の従来技術では、不飽和ポリエステル樹脂が硬化するまでに長時間を要し、この間に構造体の防水性が低下してしまうという問題がある。
【0009】
本発明の目的は、短時間で防水層の防水性を低下させずに構造体に架台を設置することができる防水アンカー装置、およびこれを用いた架台の設置方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、伸縮性を有する防水層によって被覆された構造体に架台を固定するための防水アンカー装置であって、
前記構造体に一部が埋設された状態で前記構造体に固定され、前記一部を除く残余の部分が構造体から突出するアンカー体と、
前記防水層に対向するように設けられ、前記アンカー体の前記残余の部分が挿通可能な挿通孔が形成されるとともに、前記構造体の防水層に対向する表面に、前記挿通孔を外囲するように形成される環状の突部を有する金属製の座金本体と、
座金本体の前記環状の突部が形成される一表面上に設けられ、伸縮性を有する環状のシート体と、
前記アンカー体の前記残余の部分に螺着される締結部材とを含むことを特徴とする防水アンカー装置である。
【0011】
また本発明は、前記シート体は、前記座金本体の一表面に接着されることを特徴とする。
【0012】
また本発明は、前記シート体は、前記座金本体の一表面に一体成形されていることを特徴とする。
【0013】
また本発明は、前記座金本体の前記挿通孔に挿通された前記アンカー体の残余の部分と、前記座金本体との間の隙間を水密に塞ぐ補助座金とを含むことを特徴とする。
【0014】
また本発明は、前記防水アンカー装置によって前記架台を前記構造体に固定して設置することを特徴とする架台の設置方法である。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、座金本体には環状の突部が設けられるので、開口部を囲むように押圧力の高い領域が環状に形成される。これによって、アンカー体の打設のために発生した防水層の開口部を、その半径方向外方の領域で締結部材の締込みと同時に止水することができる。したがって、架台を防水層の防水性を低下させずに、かつ、短期間に設置することができる。
【0016】
また本発明によれば、前記座金本体の一表面にはシート体が接着されるので、シート体と防水層との接触領域におけるシール性を向上することができ、これによって、防水アンカー装置の防水性を向上することができる。
【0017】
また本発明によれば、シート体は前記座金本体の一表面に一体成形されているので、部品点数を増やすことなく、防水アンカー装置の防水性を向上することができる。
【0018】
また本発明によれば、補助座金によって座金本体の挿通孔に挿通されたアンカー体の残余の部分と、座金本体との間の隙間を水密に塞ぐことができるので、防水アンカー装置の防水性をさらに向上することができる。
【0019】
また本発明によれば、架台は、前記防水アンカー装置によって構造体に固定して設置されるので、短時間で防水層の防水性を低下させずに構造体に架台を設置することができる架台の取付方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の実施の形態に係る防水アンカー装置を示す拡大断面図である。
【図2】図1の上方から見た防水座金の平面図である。
【図3】図1の下方から見た防水座金の底面図である。
【図4】図2の下方から見た防水座金の側面図である。
【図5】補助座金の拡大断面図である。
【図6】床スラブに設置された防水アンカー装置の防水層に対する押圧力分布を示すグラフである。
【図7】架台が複数の防水アンカー装置によって床スラブに設置された状態を示す正面図である。
【図8】図7の上方から見た架台の平面図である。
【図9】伸縮連結手段付近の拡大断面図である。
【図10】防水アンカー装置を用いた架台の設置方法を説明するためのフローチャートである。
【図11】防水アンカー装置の床スラブへの取付手順を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1は、本発明の実施の形態に係る防水アンカー装置1を示す拡大断面図である。本実施形態の防水アンカー装置1は、中空のアンカー本体10と、アンカー本体10に挿入されるアンカーピン11と、アンカー本体10に螺着される締結部材としてのナット12と、アンカー本体10が挿通される防水座金13とを含んで構成される。防水アンカー装置1は、伸縮性を有する防水層3によって被覆された構造体2に固定されて用いられる。
【0022】
アンカー本体10は、略円筒状に形成されたステンレス鋼などの耐腐食性の高い金属から成り、軸線方向一方側の外周部には、外ねじが刻設されている。アンカー本体10の前記軸線方向他方側には、アンカー本体10の軸線に沿って延びる複数の切欠きによって周方向に分割された複数の図示しないアンカー片が形成される。
【0023】
アンカーピン11は、ステンレス鋼などの耐腐食性の高い金属から成る棒状の部材であり、アンカー本体10を挿通して設けられ、一部がアンカー本体10から露出している。アンカーピン11は、ハンマーなどで打撃されることによって、アンカー本体10の内部から各アンカー片を押圧して拡開させることによって、各アンカー片が予め床スラブに穿孔された開口部6の内周面に噛み込み、アンカー本体10が抜け止めされる。アンカー体5は、アンカー本体10とアンカーピン11とによって構成される。
【0024】
構造体2は、たとえばコンクリートなどで形成される下地層4と、前記下地層4を被覆する防水層3とを含む。前記防水層3は、厚みt1が1.2mm〜2.5mmのアスファルトシートなどの伸縮性を有する材料によって実現される。
【0025】
図2は図1の上方から見た防水座金13の平面図であり、図3は図1の下方から見た防水座金13の底面図であり、図4は図2の下方から見た防水座金13の側面図である。防水座金13は、座金本体15と、補助座金16とを含む。
【0026】
座金本体15は、円盤状に形成される金属製の部材である。座金本体15は、アンカー体10を挿通可能な挿通孔20と、前記挿通孔20に臨む内周部と外周部との間に形成される円環状の突部21と、前記突部21よりも内周部よりに形成される中央凸部22と、前記突部21が突出する側とは反対側の他表面側に設けられ、補助座金16が嵌まり込む中央凹所23と、前記他表面側に設けられ、前記突部21と同一の半径を有する円環状の外周凹溝24とを含んで構成される。座金本体15は、たとえばアルミニウム合金のプレス形材によって実現される。
【0027】
シート体17は、円環状の部材であり、座金本体15の前記突部21が突出する一表面部に接着されて設けられる。シート体17は、座金本体15と一体成形されてもよい。シート体17は、たとえばウレタンゴムによって実現される。
【0028】
図5は補助座金16の拡大断面図である。補助座金16は、円環状のリテーナ26と、シール部材27とを含む。リテーナ26は、アンカー本体10が挿通される挿通孔28を有する。リテーナ26は、挿通孔28に突出する環状の嵌合凸部50を有し、その外形寸法は前記中央凹所23と同一である。シール部材27は、リテーナ26の挿通孔28に嵌合可能な外形を有し、その外周には前記嵌合凸部50が嵌り込む嵌合凹部51が形成される。シール部材27は、アンカー体10の外ねじのねじ山に嵌り込む3つの内向き突部52を有する。シール部材27は、たとえばウレタンゴムによって実現される。
【0029】
図6は床スラブに設置された防水アンカー装置1の防水層3に対する押圧力分布を示すグラフである。同図において、防水アンカー装置1の中心軸線を含む仮想一平面で切断したときの断面における床スラブの表面に対する押圧力分布を示す。前記防水座金13がアンカー体5によって床スラブに固定された状態では、円環状の突部21によって矢符Pmaxで示すように、押圧力の高い領域が環状に形成される。これによって、アンカー体5の打設のために発生した防水層3の開口部6を、その半径方向外方の領域でナット12の締込みと同時に止水することができる。
【0030】
図7は架台7が複数の防水アンカー装置1によって床スラブ100に設置された状態を示す正面図であり、図8は図7の上方から見た架台7の平面図であり、図9は伸縮連結手段34付近の拡大断面図である。架台7は、4本の脚部材30a,30b,30c,30dと、各脚部材30a〜30dの長手方向一端部に固定される4本の上連結部材31a,31b,31c,31dと、各脚部材30a〜30dの長手方向他端部よりも前記長手方向一端部寄りの部分に固定される4本の下連結部材32a,32b,32c,32dと、前記各上連結部材31a〜31dのうち、平行に配置される一対の上連結部材31c,31dの長手方向中央部に、長手方向両端部が固定される中央支持部材33と、中央支持部材33に設けられる伸縮連結手段34とを含む。
【0031】
前記各脚部材30a〜30d、各上連結部材31a〜31dおよび各下連結部材32a〜32dは、断面が略L字状の形鋼材によって実現される。前記中央支持部材33は、断面が略C字状の形鋼材によって実現される。各脚部材30a〜30dは、略鉛直に互いに間隔をあけて平行に配置され、各上連結部材31a〜31dの各長手方向両端部および各下連結部材32a〜32dの各長手方向両端部は、各脚部材30a〜30dにたとえば溶接して連結されてもよく、ボルトおよびナットによって連結されてもよく、リベットによって連結されてもよい。
【0032】
伸縮連結手段34は、ボルト60と、円筒状の緩衝スリーブ61と、圧縮コイルばね62と、ばね受けリング63と、ナット64と、外カバー体66と、内カバー体67とを含む。中央支持部材33の長手方向の中央部には、前記ボルト60の軸部が挿通されるボルト軸孔40が形成される。中央支持部材33の前記ボルト軸孔40の周囲の壁部の下面には、前記緩衝スリーブ61の上端面が支持される。緩衝スリーブ61の下端面には、金属製の円環状の座板65が接合される。前記座板65は、中央孔41を有し、その軸線が前記中央支持部材33のボルト軸孔40の軸線と共通な一直線を成すように配置される。
【0033】
緩衝スリーブ61は、円筒状に形成され、その中央に前記ボルト60が挿通されるボルト挿通孔42が形成される。緩衝スリーブ61は、たとえばシリコーンゴムから成り、電気絶縁性を有する。緩衝スリーブ61は、その軸線が前記中央支持部材33のボルト軸孔40の軸線と共通な一直線を成すように配置される。圧縮コイルばね62は、電気絶縁性塗料によって被覆され、電気絶縁性を有する。ばね受けリング63は、ボルト60が挿通される中央孔43を有し、その軸線が前記中央支持部材33のボルト軸孔40の軸線と共通な一直線を成すように配置される。
【0034】
外カバー体66は、可撓性および電気絶縁性を有する合成樹脂から成る円筒状の部材である。外カバー体66は、圧縮コイルばね62を外囲して設けられる。内カバー体67は、可撓性および電気絶縁性を有する合成樹脂から成る円筒状の部材である。内カバー体67は、ボルト60の軸部の一部を外囲して設けられ、圧縮コイルばね62とボルト60とが接触するのを防ぐ。
【0035】
伸縮連結手段34は、座板65、緩衝スリーブ61、圧縮コイルばね62、およびばね受けリング63がこの順でボルト60に挿通され、ナット64で締結されて中央支持部材33に固定される。太陽電池パネル8は、伸縮連結手段34のボルト60の軸部にブラケットなどの取付部材9を介して固定されて設置される。
【0036】
図10は防水アンカー装置1を用いた架台7の設置方法を説明するためのフローチャートであり、図11は防水アンカー装置1の床スラブ100への取付手順を示す断面図であり、図11(1)は、床スラブ100を穿孔して開口部6が形成された状態を示し、図11(2)は開口部6にノズル部材81を挿入した状態を示し、図11(3)は開口部6にアンカー体5を挿入した状態を示し、図11(4)はアンカーピン11を打込む状態を示し、図11(5)はアンカー体5の打設完了状態を示す。
【0037】
まず、ステップS1で架台の設置作業が開始され、ステップS2で、コンクリート用ドリルなどの穿孔工具80によって図11(1)に示すように、床スラブ100を防水層3上から垂直に穿孔して、図11(2)に示すように開口部6を形成する。ステップS3で開口部6内には、前記穿孔によって発生した切粉が残留しているため、開口部6にノズル部材81を挿入し、このノズル部材81のノズル孔から圧縮空気を噴出させて、開口部6から前記切粉を排出する。
【0038】
開口部6内の切粉を除去すると、開口部6内にセメントモルタルなどの充填材70を充填し、ステップS4で開口部6の軸線上に防水座金13を補助座金16とともに設置し、ステップS5でナット12を装着したアンカー体5を、図11(3)に示すように、防水座金13および補助座金16の各挿通孔20を介して開口部6内へ挿入する。
【0039】
次に、ステップS6で、アンカーピン11をハンマーなどの打込み工具によって図11(4)に示すように打撃し、アンカー本体10の各アンカー片を開口部6内で拡開させた後、ステップS7でアンカー本体10の開口部6から突出する部分にナット12を螺着して締付け、架台7を乗載してもう1つのナットを螺着して締付けて固定し、ステップS8で架台7の設置作業が終了する。
【0040】
本実施形態によれば、座金本体15には円環状の突部21が設けられるので、開口部6の周囲に環状の押圧力の高い領域を形成することができる。これによって、アンカー体5の打設のために発生した防水層3の開口部6を、その半径方向外方の領域でナット12の締込みと同時に止水することができる。したがって、架台7を短時間で防水層3の防水性を低下させずに設置することができる。
【0041】
また本実施形態によれば、座金本体15の一表面にはシート体17が接着されるので、シート体17が防水層3に密着することによって、シート体17と防水層3との接触領域におけるシール性を向上することができる。これによって、防水アンカー装置1の防水性を向上することができる。
【0042】
また本実施形態によれば、シート体17は前記座金本体15の一表面に一体成形されているので、部品点数を増やすことなく、防水アンカー装置1の防水性を向上することができる。
【0043】
また本実施形態によれば、補助座金16によって座金本体15の挿通孔20に挿通されたアンカー体5の残余の部分と、座金本体15との間の隙間を水密に塞ぐことができるので、防水アンカー装置1の防水性をさらに向上することができる。
【0044】
また本実施形態によれば、架台7は、前記防水アンカー装置1によって構造体2に固定して設置されるので、架台7を短時間で防水層3の防水性を低下させずに構造体2に設置することができる架台の取付方法を提供することができる。
【符号の説明】
【0045】
1 防水アンカー装置
2 構造体
3 防水層
4 下地層
5 アンカー体
6 開口部
7 架台
8 太陽電池パネル
13 防水座金
15 座金本体
16 補助座金
17 シート体
21 突部
22 中央突部
23 中央凹部
26 リテーナ
27 シール部材
28 挿通孔
30 脚部材
31 上連結部材
32 下連結部材
33 中央支持部材
34 伸縮連結手段
50 嵌合凸部
51 嵌合凹部
52 内向き突部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
伸縮性を有する防水層によって被覆された構造体に架台を固定するための防水アンカー装置であって、
前記構造体に一部が埋設された状態で前記構造体に固定され、前記一部を除く残余の部分が構造体から突出するアンカー体と、
前記防水層に対向するように設けられ、前記アンカー体の前記残余の部分が挿通可能な挿通孔が形成されるとともに、前記構造体の防水層に対向する表面に、前記挿通孔を外囲するように形成される環状の突部を有する金属製の座金本体と、
座金本体の前記環状の突部が形成される一表面上に設けられ、伸縮性を有する環状のシート体と、
前記アンカー体の前記残余の部分に螺着される締結部材とを含むことを特徴とする防水アンカー装置。
【請求項2】
前記シート体は、前記座金本体の一表面に接着されることを特徴とする請求項1記載の防水アンカー装置。
【請求項3】
前記シート体は、前記座金本体の一表面に一体成形されていることを特徴とする請求項1記載の防水アンカー装置。
【請求項4】
前記座金本体の前記挿通孔に挿通された前記アンカー体の残余の部分と、前記座金本体との間の隙間を水密に塞ぐ補助座金とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の防水アンカー装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1つに記載の防水アンカー装置によって前記架台を前記構造体に固定して設置することを特徴とする架台の設置方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−179264(P2011−179264A)
【公開日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−45970(P2010−45970)
【出願日】平成22年3月2日(2010.3.2)
【出願人】(510057877)株式会社ソーケン (1)
【Fターム(参考)】