説明

陽電子放射断層撮像装置とそれに用いる振動呈示装置

【課題】ハイパーソニック・サウンド等の振動を被験者に印加するときにより改善された実験結果を得ることができるPET計測装置とそれに用いる振動呈示装置を提供する。
【解決手段】陽電子放射断層撮像法により計測を行う陽電子放射断層撮像装置において、陽電子放射線を検出するPET検出部410と、検出された陽電子放射線の情報を、当該情報に基づいて計数演算する放射線計数演算用信号解析部420に伝送する信号変換送信部430とを含み、PET検出部410と信号変換送信部430とを一体的に形成しかつ生体の頭部に装着固定した。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
陽電子放射断層撮像法により計測を行う陽電子放射断層撮像装置において、
陽電子放射線を検出する検出センサ手段と、
検出された陽電子放射線の情報を、当該情報に基づいて計数演算する放射線計数演算手段に伝送する伝送手段とを備え、
上記検出センサ手段と上記伝送手段とを一体的に形成しかつ生体の頭部に装着固定したことを特徴とする陽電子放射断層撮像装置。
【請求項2】
上記放射線計数演算手段を上記生体から離れた遠隔地点に設置したことを特徴とする請求項1記載の陽電子放射断層撮像装置。
【請求項3】
上記検出センサ手段は、上記生体の頭部の頭皮表面電位を検出する第1の検出センサをさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の陽電子放射断層撮像装置。
【請求項4】
上記検出センサ手段は、上記生体の頭部の脳内磁気分布を検出する第2の検出センサをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の陽電子放射断層撮像装置。
【請求項5】
上記検出センサ手段は、可聴域成分を超える周波数成分を含む超高周波振動を上記生体の頭部に対して呈示して印加する振動発生手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載の陽電子放射断層撮像装置。
【請求項6】
上記検出センサ手段は、上記生体の頭部の解剖学的画像と陽電子断層撮像装置により撮像した画像との位置を対応づけるために所定の微弱放射線を放射する微弱線源をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか1つに記載の陽電子放射断層撮像装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載の複数の陽電子放射断層撮像装置を用いた陽電子放射断層撮像システムであって、
開放された空間において、上記各陽電子放射断層撮像装置をそれぞれ各生体に設け、複数の計測を同時に平行して実行することを特徴とする陽電子放射断層撮像システム。
【請求項8】
請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載の陽電子放射断層撮像装置、又は請求項7記載の陽電子放射断層撮像システムを用いて計測するときに用いる振動呈示装置であって、
振動を生体に対して呈示して印加する少なくとも1つの振動印加手段を備えたことを特徴とする振動呈示装置。
【請求項9】
生体の聴覚系により知覚できる可聴範囲内の周波数成分を有する振動を生体の聴覚系に印加する第1の振動印加手段と、
生体の聴覚系により知覚できない可聴範囲を超える超高周波成分を有する振動を生体の聴覚系以外の生体構成部位に印加する第2の振動印加手段とを備えたことを特徴とする請求項8記載の振動呈示装置。
【請求項10】
上記第1の振動印加手段の振動は第1の振動源により発生され、
上記第2の振動印加手段の振動は上記第1の振動源とは異なる第2の振動源により発生されることを特徴とする請求項9記載の振動呈示装置。
【請求項11】
上記第2の振動印加手段によって、上記可聴範囲を超える超高周波成分を有する振動を生体の聴覚系以外の生体構成部位に印加することによって、上記生体の脳幹、視床及び視床下部を含む脳の基幹的機能を担う部位である基幹脳の脳血流を増加させる一方、上記可聴範囲を超える超高周波成分を有する振動を生体の聴覚系以外の生体構成部位に印加しないときに、上記生体の基幹脳の脳血流が低下することを特徴とする請求項9又は10記載の振動呈示装置。
【請求項12】
上記第1の振動印加手段は複数の生体に対して個別の振動を印加し、かつ、上記第2の振動印加手段は複数の生体に対して共通の振動を印加することを特徴とする請求項9乃至11のうちのいずれか1つに記載の振動呈示装置。
【請求項13】
上記第2の振動印加手段は、複数種の振動を同時に印加することを特徴とする請求項9乃至12のうちのいずれか1つに記載の振動呈示装置。
【請求項14】
上記第2の振動印加手段は、屋内外建造物、乗り物、携帯機器、装身具、装着物、衣服、寝具、家具、什器、内装品、飲食物、塗布物、体内への注入物、体内への挿入物、体内への投与物、体内への嚥下物、又は身体埋設物に設けられたことを特徴とする請求項9乃至13のうちのいずれか1つに記載の振動呈示装置。
【請求項15】
上記第2の振動印加手段は、上記生体に対して、所定の媒体を介して間接的に又は直接的に振動を印加することを特徴とする請求項9乃至14のうちのいずれか1つに記載の振動呈示装置。
【請求項16】
上記第1の振動源と上記第2の振動源の少なくとも一方は、記憶装置に蓄えられ、あるいは無線回線又は有線回線により外部から受信したデータ又は信号に基づいて振動を発生することを特徴とする請求項9乃至15のうちいずれかに記載の振動呈示装置。
【請求項17】
上記第1の振動印加手段及び第2の振動印加手段によって印加される振動をそれぞれ検出し、検出された可聴域周波数成分及び超高周波振動成分の構造を解析して、当該解析結果を出力する検出解析手段と、
上記解析結果に基づいて、上記生体の基幹脳の脳血流が低下する危険度を判定して、当該判定結果に基づいて警報を出力し又は上記第1及び第2の振動印加手段を制御する第1の制御手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項9乃至16のうちのいずれか1つに記載の振動呈示装置。
【請求項18】
上記第1の振動印加手段及び上記第2の振動印加手段によって生体に印加される振動に応答する、上記生体の応答反応を計測する計測手段と、
上記計測手段により計測された応答反応を解析して当該解析結果を出力する解析手段と、
上記解析結果に基づいて、上記生体の基幹脳の脳血流が低下する危険度を判定して、当該判定結果に基づいて警報を出力し又は上記第1及び第2の振動印加手段を制御する第2の制御手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項9乃至17のうちのいずれか1つに記載の振動呈示装置。
【請求項19】
上記第1の振動印加手段は、上記可聴範囲を超える超高周波成分を有する振動の少なくとも一部の成分をさらに発生して生体に印加することによって、上記第2の振動印加手段に不具合が生じたときに、上記生体の基幹脳の脳血流が低下する危険を回避することを特徴とする請求項9乃至18のうちのいずれか1つに記載の振動呈示装置。
【請求項20】
上記第2の振動印加手段は、上記可聴範囲内の周波数範囲を有する周波数成分の少なくとも一部の成分をさらに発生することによって、上記第2の振動印加手段に不具合が生じたことを聴感で認知させ、それによって上記生体の基幹脳の脳血流が低下する危険を回避することを特徴とする請求項9乃至19のうちのいずれか1つに記載の振動呈示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【公開番号】特開2007−218921(P2007−218921A)
【公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−70654(P2007−70654)
【出願日】平成19年3月19日(2007.3.19)
【分割の表示】特願2006−297679(P2006−297679)の分割
【原出願日】平成18年11月1日(2006.11.1)
【出願人】(500439009)株式会社アクション・リサーチ (11)
【Fターム(参考)】