説明

障害情報収集システム及び障害情報収集方法

【課題】異なる基本ソフトウェアによって稼働している複数コンピュータの障害情報の収集。
【解決手段】第1基本ソフトウェアにより稼働されるコンピュータ40及び41と、第2基本ソフトウェアにより稼働されるコンピュータ30とをネットワーク接続したコンピュータシステムのコンピュータの障害情報を収集する障害監視コンピュータ100が、前記コンピュータ監視情報へのアクセスを共通化する監視情報アクセス共通化機能部12と、前記コンピュータでのスクリプトを実行するためのスリプト実行機能部13と、ネットワークを経由のコンピュータ上でシェルコマンドを実行するプログラムリモートシェル機能部14とを備えた障害情報収集システム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、異なる基本ソフトウェアによって稼働している複数コンピュータの稼働状態の障害情報を容易に収集することができる障害情報収集システム及び障害情報収集方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般にコンピュータは、キーボード入力や画面出力といった入出力機能やディスクやメモリの管理などのアプリケーションソフトから共通して利用される基本的な機能を提供・管理する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)によってアプリケーションソフト他を実行するように構成されており、近年のコンピュータシステムは、Windows(登録商標)やUNIX(登録商標)系他の種類が異なる基本ソフトウェア(OS)によって稼働される複数のコンピュータをネットワーク上で接続し、複数の業務処理を異なるコンピュータによって分担して処理するように構成されている。前述のUNIX(登録商標)系のOSとは、例えば、AIX(登録商標:Advanced Interactive eXecutive:エーアイエックス)が挙げられる。
【0003】
なお、前記の基本ソフトウェアが異なる他のコンピュータに記憶されたデータを収集する技術が記載された文献としては、例えば下記の特許文献1が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−233901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述の特許文献1には、一方のコンピュータが認識可能なデータを他のコンピュータによって認識可能にするための処理が記載されているが、異なる基本ソフトウェアによって稼働している複数コンピュータを接続したコンピュータシステムの稼働状態の障害情報を収集することについては考慮されておらず、この基本ソフトウェアが異なる複数のコンピュータをネットワーク接続した環境下においては、個々の基本ソフトウェア毎に対応した稼働状態の障害検知用の障害検知プログラムを個々に作成し、それぞれのコンピュータの基本ソフトウェアに対応した個々の障害検知プログラムを用いて稼働状態の障害情報を収集しなければならないという課題があった。
【0006】
本発明の目的は、前述の従来技術による課題を解決しようとするものであり、1台の監視コンピュータを用いて異なる基本ソフトウェアによって稼働している複数コンピュータの稼働状態の障害情報を容易に収集することができる障害情報収集システム及び障害情報収集方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために本発明は、第1基本ソフトウェアにより稼働される第1コンピュータと、第2基本ソフトウェアにより稼働される第2コンピュータと、前記第1及び第2コンピュータの稼働状態の障害情報を収集する障害監視コンピュータと、前記第1コンピュータと第2コンピュータと障害監視コンピュータとを接続するネットワークとを備え、該障害監視コンピュータが、コンピュータの監視情報へのアクセスを共通化するためのインタフェースである監視情報アクセス共通化機能と、スクリプトを実行するためのソフトウェアであるスリプト実行機能と、ネットワークを経由した別コンピュータ上でシェルコマンドを実行するプログラムリモートシェル機能とを備えるコンピュータシステムの障害情報収集システムであって、
前記障害監視コンピュータが、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対する接続確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行う接続確認機能部と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対するセキュリティパッチが適用されているか否かを監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うセキュリティパッチ適用確認部と、第2基本ソフトウェア系のコンピュータに対するシステムログの取得をリモートシェル機能によって行うシステムログ取得部と、第1及び第2基本ソフトウェア系の複数のコンピュータに対して視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能並びにリモートシェル機能を用いて多重起動を確認する多重起動確認部と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータが実行しているイベントログの確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うイベントログ確認部と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対するソフトウェアが起動しているか否かの確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うサービス起動確認部と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータのサービスソフトウェアの比較を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うサービス比較確認部と、第1及び第2基本ソフトウェア系のコンピュータに対して監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能並びにリモートシェル機能を用いて起動状態を監視するピンチェック確認部とを備えることを第1の特徴とする。
【0008】
また、本発明は、第1基本ソフトウェアにより稼働される第1コンピュータと、第2基本ソフトウェアにより稼働される第2コンピュータと、前記第1及び第2コンピュータの稼働状態の障害情報を収集する障害監視コンピュータと、前記第1コンピュータと第2コンピュータと障害監視コンピュータとを接続するネットワークとを備え、該障害監視コンピュータが、コンピュータの監視情報へのアクセスを共通化するためのインタフェースである監視情報アクセス共通化機能と、スクリプトを実行するためのソフトウェアであるスリプト実行機能と、ネットワークを経由した別コンピュータ上でシェルコマンドを実行するプログラムリモートシェル機能とを備えるコンピュータシステムの障害情報収集方法であって、
前記障害監視コンピュータに、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対する接続確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行う接続確認工程と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対するセキュリティパッチが適用されているか否かを監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うセキュリティパッチ適用確認工程と、第2基本ソフトウェア系のコンピュータに対するシステムログの取得をリモートシェル機能によって行うシステムログ取得工程と、第1及び第2基本ソフトウェア系の複数のコンピュータに対して視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能並びにリモートシェル機能を用いて多重起動を確認する多重起動確認工程と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータが実行しているイベントログの確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うイベントログ確認工程と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対するソフトウェアが起動しているか否かの確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うサービス起動確認工程と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータのサービスソフトウェアの比較を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うサービス比較確認工程と、第1及び第2基本ソフトウェア系のコンピュータに対して監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能並びにリモートシェル機能を用いて起動状態を監視するピンチェック確認工程とを実行することを第2の特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明による障害情報収集システム及び障害情報収集方法は、Windows(登録商標)である第1基本ソフトウェアに対応して用意されている監視情報へのアクセスを共通化するためのインタフェースである監視情報アクセス共通化機能(WMI)と、スクリプトを実行するためのソフトウェアであるスリプト実行機能(WSH)と、スクリプトを実行するためのソフトウェアであるスリプト実行機能とを利用して対象とするコンピュータ毎に機能を選別して実行することによって、異なる基本ソフトウェアによって稼働している複数コンピュータの障害情報を容易に収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態による障害情報収集システムを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明による障害情報収集システム及び障害情報収集方法の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態による障害情報収集方法が適用されるコンピュータシステムにおける障害情報収集システムの構成を示す図である。
本実施形態による障害情報収集システムは、AIX(登録商標)と呼ばれるUNIX(登録商標)系の基本ソフトウェアによって稼働されるAIX(登録商標)サーバ30と、Windows(登録商標)の基本ソフトウェアによって稼働されるWindows(登録商標)サーバ40と、同様にWindows(登録商標)の基本ソフトウェアによって稼働される複数のWindows(登録商標)端末41と、前記AIX(登録商標)サーバ30とWindows(登録商標)サーバ40と複数のWindows(登録商標)端末41の稼働状態の障害情報を収集して監視するためにネットワークを介して接続される障害監視コンピュータ100とから構成される。この障害監視コンピュータ100は、OSの基本的機能を制御する基本機能部11と、WMIと呼ばれるコンピュータの監視情報へのアクセス方法を共通化するインタフェースである監視情報アクセス共通化機能部12と、WSHと呼ばれる各種スクリプトを実行するためのソフトウェアであるスクリプト実行機能部13と、UNIX(登録商標)系のコンピュータに対してシェルのコマンドの実行や、コンピュータネットワーク経由で別のコンピュータ上でシェルのコマンドを実行するCUIプログラムであるリモートシェル機能部14とを搭載する。
【0012】
前記WMI(Windows[登録商標] Management Instrumentation)とは、コンピュータシステムの監視情報へのアクセス方法を共通化するインタフェースであって、監視対象の情報を収集するプロバイダと、該プロバイダが収集した情報を保管するCIMオブジェクト管理モジュール(CIMOM)と、監視ツールが情報を読み出すインタフェース部分の各レイヤーとによって構成され、システムの稼働状況などを監視するためのコンピュータやネットワーク機器の動作状態・OSイベントログなどの収集を容易にするため、監視情報のデータ構造をCIM(Common Information Model)形式で標準化し、監視ツールと監視対象の間に組み込まれることによってインタフェースの違いを吸収する機能を有し、本出願ではWMIを監視情報アクセス共通化機能と呼ぶ。
【0013】
また、前記WSH(Windows[登録商標] Script Host:Windows[登録商標]スクリプティングホスト)とは、Windows(登録商標)上でJava(登録商標) ScriptやVB Scriptで記述されたスクリプトを実行するためのソフトウェアであって、従来のWindows(登録商標)で用意されていたバッチファイルによるバッチ処理機能と比べて、大幅に複雑な処理を可能とし、レジストリを操作するコマンドが用意されるなど、OSレベルで管理されているデータにアクセスする機能も用意され、スクリプトエンジンが対応していれば特定のコンピュータ言語に依存せずに動作するため、Windows(登録商標)プラットフォーム上でのスクリプト処理が簡単かつ柔軟であり、スクリプト言語を利用してIEやOffice(登録商標)アプリケーション、WMIやADSI(Active Directory Service Interface:ディレクトリ・サービスを統一して扱うことが可能なインタフェース)といったCOMオブジェクトを制御することができる機能であり、本出願では、WSHをスクリプト実行機能と呼ぶ。
【0014】
また、前記UNIX(登録商標)系の基本ソフトウェアによって稼働されるAIX(登録商標)サーバ30は、別のユーザーとしてシェルのコマンドの実行や、コンピュータネットワーク経由で別のコンピュータ上でシェルのコマンドを実行するCUIプログラムであるリモートシェル機能によっても操作することができ、この機能を本出願では、リモートシェル機能と呼ぶ。
【0015】
前記障害監視コンピュータ100は、コンピュータを稼働させるためのWindows(登録商標)系の基本ソフトウェア10と、本実施形態による稼働状態の障害監視を行うための障害監視ソフトウェア20と、これらソフトウェアを実行するためのCPUやメモリ等のハードウェアが搭載され、前記障害監視ソフトウェア20は、Windows(登録商標)系のコンピュータに対する接続確認を前記監視情報アクセス共通化機能部12及びスリプト実行機能部13を用いて行う接続確認機能部22と、同様にWindows(登録商標)系のコンピュータに対するセキュリティパッチが適用されているか否かを前記監視情報アクセス共通化機能部12及びスリプト実行機能部13を用いて行うセキュリティパッチ適用確認部23と、AIX系に対するシステムログの取得をリモートシェル機能部14によって行うシステムログ取得部24と、第1及び第2基本ソフトウェア系の複数のコンピュータに対して監視情報アクセス共通化機能部12及びスリプト実行機能部13並びにリモートシェル機能部14を用いて多重起動を確認する多重起動確認部25と、Windows(登録商標)系のコンピュータが実行しているイベントログの確認を監視情報アクセス共通化機能部12及びスリプト実行機能部14を用いて行うイベントログ確認部26と、Windows(登録商標)系のコンピュータに対するサービス(ソフトウェア)が起動しているか否かの確認を監視情報アクセス共通化機能部12及びスリプト実行機能部13を用いて行うサービス起動確認部27と、Windows(登録商標)系のコンピュータに対して駆動されるサービス比較確認部28と、全てのコンピュータに対して監視情報アクセス共通化機能部12及びスリプト実行機能部13並びにリモートシェル機能部14を用いてPinを発して起動状態を監視するピングチェック確認部29とから構成され、管理者の操作によって前記各機能部22〜29が選択的に実行されることによって、ネットワーク接続されたOSが異なる複数コンピュータの稼働時における障害情報を監視することができる。
【0016】
本実施形態による障害情報収集システムは、障害監視コンピュータ100が、コンピュータシステムの監視情報へのアクセス方法を共通化するインタフェース(WMI)である監視情報アクセス共通化機能部12と、Windows(登録商標)上でJava(登録商標)ScriptやVB Scriptで記述されたスクリプトを実行するためのソフトウェア(WSH)であるスリプト実行機能部13と、UNIX(登録商標)系コンピュータへのシェルのコマンドを実行するリモートシェル機能部14とを搭載し、稼働状態を監視する対象のコンピュータに対応した前記機能22〜29を選択的に実行可能に構成したことによって、1台の障害監視コンピュータ100を用いて異なる基本ソフトウェアによって稼働している複数コンピュータの障害情報を容易に収集することができる。
【符号の説明】
【0017】
10 基本ソフトウェア、12 監視情報アクセス共通化機能部、
13 スリプト実行機能部、20 障害監視ソフトウェア、22 接続確認機能部、
23 セキュリティパッチ適用確認部、24 システムログ取得部、
25 多重起動確認部、26 イベントログ確認部、27 サービス起動確認部、
28 サービス比較確認部、29 ピングチェック確認部、30 AIX(登録商標)サーバ、
40 Windows(登録商標)サーバ、
41 Windows(登録商標)端末、100 障害監視コンピュータ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1基本ソフトウェアにより稼働される第1コンピュータと、第2基本ソフトウェアにより稼働される第2コンピュータと、前記第1及び第2コンピュータの稼働状態の障害情報を収集する障害監視コンピュータと、前記第1コンピュータと第2コンピュータと障害監視コンピュータとを接続するネットワークとを備え、該障害監視コンピュータが、コンピュータの監視情報へのアクセスを共通化するためのインタフェースである監視情報アクセス共通化機能と、スクリプトを実行するためのソフトウェアであるスリプト実行機能と、ネットワークを経由した別コンピュータ上でシェルコマンドを実行するプログラムリモートシェル機能とを備えるコンピュータシステムの障害情報収集システムであって、
前記障害監視コンピュータが、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対する接続確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行う接続確認機能部と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対するセキュリティパッチが適用されているか否かを監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うセキュリティパッチ適用確認部と、第2基本ソフトウェア系のコンピュータに対するシステムログの取得をリモートシェル機能によって行うシステムログ取得部と、第1及び第2基本ソフトウェア系の複数のコンピュータに対して監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能並びにリモートシェル機能を用いて多重起動を確認する多重起動確認部と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータが実行しているイベントログの確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うイベントログ確認部と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対するソフトウェアが起動しているか否かの確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うサービス起動確認部と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータのサービスソフトウェアの比較を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うサービス比較確認部と、第1及び第2基本ソフトウェア系の複数コンピュータに対して監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能並びにリモートシェル機能を用いて起動状態を監視するピンチェック確認部とを備えることを特徴とする障害情報収集システム。
【請求項2】
第1基本ソフトウェアにより稼働される第1コンピュータと、第2基本ソフトウェアにより稼働される第2コンピュータと、前記第1及び第2コンピュータの稼働状態の障害情報を収集する障害監視コンピュータと、前記第1コンピュータと第2コンピュータと障害監視コンピュータとを接続するネットワークとを備え、該障害監視コンピュータが、コンピュータの監視情報へのアクセスを共通化するためのインタフェースである監視情報アクセス共通化機能と、スクリプトを実行するためのソフトウェアであるスリプト実行機能と、ネットワークを経由した別コンピュータ上でシェルコマンドを実行するプログラムリモートシェル機能とを備えるコンピュータシステムの障害情報収集方法であって、
前記障害監視コンピュータに、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対する接続確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行う接続確認工程と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対するセキュリティパッチが適用されているか否かを監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うセキュリティパッチ適用確認工程と、第2基本ソフトウェア系のコンピュータに対するシステムログの取得をリモートシェル機能によって行うシステムログ取得工程と、第1及び第2基本ソフトウェア系の複数のコンピュータに対して視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能並びにリモートシェル機能を用いて多重起動を確認する多重起動確認工程と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータが実行しているイベントログの確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うイベントログ確認工程と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータに対するソフトウェアが起動しているか否かの確認を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うサービス起動確認工程と、第1基本ソフトウェア系のコンピュータのサービスソフトウェアの比較を監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能を用いて行うサービス比較確認工程と、第1及び第2基本ソフトウェア系のコンピュータに対して監視情報アクセス共通化機能及びスリプト実行機能並びにリモートシェル機能を用いて起動状態を監視するピンチェック確認工程とを実行することを特徴とする障害情報収集方法。

【図1】
image rotate


【公開番号】特開2012−164117(P2012−164117A)
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−23778(P2011−23778)
【出願日】平成23年2月7日(2011.2.7)
【出願人】(000233491)株式会社日立システムズ (394)
【Fターム(参考)】