説明

集合住宅用携帯電話システム、および携帯電話/インターホン複合システム

【課題】集合住宅の住棟内にアクセスポイントを配置し、携帯端末を用いて複合システムを構成し、居住者に緊急事態が発生したときには、住棟内のライフサポートアドバイザに速やかに通知し、相互の通話を可能とする。
【解決手段】携帯端末21は、緊急操作がなされると、アクセスポイント11を呼び出して、応答があれば、応答したアクセスポイント11に緊急信号を送信し、サーバ装置12は、アクセスポイント11が緊急信号を受信したときには、緊急信号を送信した携帯端末21の識別情報と、緊急信号を受信したアクセスポイント11の識別情報とを、緊急通信装置13に通知して、緊急信号を発信した携帯端末21との通話を許容する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末と通信するアクセスポイントを、住棟各部屋および共用部に配置した集合住宅用携帯電話システムの改良に関し、更に、その改良された集合住宅用携帯電話システムに、集合住宅用インターホンシステムを組み合わせた携帯電話/インターホン複合システムに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話機等の携帯端末を用いて緊急通報を行う従来技術の例として、例えば、次の特許文献1には、車両内の混雑時などの乗客の身動きが容易にできない状況においても、携帯端末の簡単な操作により事件事故通報メッセージを発信し、消防署、鉄道警察隊などの必要な機関へ事件事故を通報することにより、救急隊員、鉄道警察隊員などの迅速な配備を行う通報システムが開示されている。このシステムでは、各車両に携帯端末と通信する送受信部が設置されており、それによって事故発生車両を特定する仕組みになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007-6113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近時、高齢者向けの集合住宅等では、住棟内に管理事務室を設けて、そこに看護師資格等を有したライフサポートアドバイザが常勤して、居住者の健康状態の急変等に対処するサービスを提供している場合がある。このようなサービスでは、居住者に緊急事態が発生した場合には、そのことを、ライフサポートアドバイザに速やかに通知する必要があるのはもちろん、更に、その居住者とライフサポートアドバイザとの間で対処法等についての会話ができる通報システムが求められている。
【0005】
特許文献1のシステムは、車両用のシステムであって、現時点では、上記のような集合住宅向けのシステムは提供されていない。また、特許文献1のシステムでは、車両毎に送受信部を配置することで、事故発生車両の特定が技術的には可能になっているが、緊急通報は電文メッセージによるもので、緊急通報を行った乗客と、消防署、鉄道警察隊などの機関との間で直ちに会話できる構成にはなっていない。
【0006】
そこで、本発明は、居住者に緊急事態が発生した場合には、そのことを、携帯端末によって、ライフサポートアドバイザに速やかに通知し、かつ、直ちに、その居住者とライフサポートアドバイザとの間の会話を可能とした新規な構成の集合住宅用携帯電話システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による集合住宅用携帯電話システムは、住棟を区分して配置されたアクセスポイントを通じて、少なくとも通話発信、通話を行う第1の送受信部と、緊急時に操作すべき緊急操作部とを有した携帯端末と、前記アクセスポイントを、外部の通話ネットワークに連絡させるサーバ装置と、前記サーバ装置に接続された緊急通信装置とを備え、前記携帯端末は、緊急操作がなされると、前記アクセスポイントを呼び出して、応答があれば、応答したアクセスポイントに緊急信号を送信し、前記サーバ装置は、前記アクセスポイントが前記緊急信号を受信したときには、前記緊急信号を送信した携帯端末の識別情報と、前記緊急信号を受信したアクセスポイントの識別情報とを、前記緊急通信装置に通知して、前記緊急信号を発信した携帯端末との通話を許容する構成としている。
【0008】
なお、上記集合住宅用携帯電話システムにおいては、前記携帯端末は、前記外部の通話ネットワークの基地局を通じて、通話発信、着信、通話を行う第2の送受信部と、緊急連絡先の電話番号を予め登録した記憶部とを更に備え、前記アクセスポイントを呼び出したときに応答がなければ、前記外部の通話ネットワークの基地局に向けて、前記緊急連絡先を指定した通話発信を行う構成が望ましい。
【0009】
また、集合住宅用携帯電話システムには、住棟の各部屋に設置されたインターホン親機と、ロビー機と、インターホン制御装置とを有した集合住宅用インターホンシステムを組み合わせてもよく、その場合、前記インターホン制御装置は、前記サーバ装置から、前記緊急信号を発信した携帯端末の識別情報と、前記緊急信号を受信したアクセスポイントの識別情報とを受け付けて、前記緊急通信装置に伝送し、前記緊急通信装置は、前記インターホン制御装置を通じて、前記緊急信号を送信した携帯端末の識別情報と、前記緊急信号を受信したアクセスポイントの識別情報とを取得して、前記携帯端末との通話をなす構成とされる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、携帯端末は緊急操作をされるとアクセスポイントに対して緊急信号を送信し、サーバ装置は、緊急信号を送信した携帯端末の識別情報と、緊急信号を受信したアクセスポイントの識別情報とを、緊急通信装置に通知して報知させ、緊急信号を発信した携帯端末との通話を許容する仕組みとしている。従って、緊急通信装置を、ライフサポートアドバイザが待機する管理事務室に設置しておけば、居住者に緊急事態が発生した場合には、携帯端末で緊急操作をすることにより、ライフサポートアドバイザに通知して、ライフサポートアドバイザとの間の会話が直ちに可能になる。
【0011】
また、携帯端末は、緊急通知を行うためにアクセスポイントを呼び出して、その応答がなければ、外部の通話ネットワークの基地局に向けて、緊急連絡先を指定した通話発信を行う構成では、居住者が住棟から外部に外出している場合にも対応が可能であり、より安全である。
【0012】
本発明による集合住宅用携帯電話システムと、集合住宅用インターホンシステムを組み合わせた構成としたときには、集合住宅用インターホンシステムは、従来警報監視盤等、緊急通報を受け付ける仕組みを備えていることから、緊急通信装置の機能を、警報監視盤に組み込む等によって、より低コスト化できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】は、実施例である集合住宅用携帯電話システムの基本的なブロックである。
【図2】は、本発明における携帯端末の基本的なブロック図である。
【図3】は、本発明における携帯端末の基本的な動作を示したフローチャートである。
【図4】は、実施例である集合住宅用携帯電話システムの基本的な動作を示したフロー図である。
【図5】は、実施例である携帯電話/インターホン複合システムの基本的なブロックである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1に示した本発明の実施例である集合住宅用携帯電話システムは、住棟を区分して配置されたアクセスポイント11を通じて、少なくとも通話発信、通話を行う携帯端末21と、アクセスポイント11を、外部の通話ネットワーク41に連絡させるサーバ装置12と、サーバ装置12に接続された緊急通信装置13とを備えている。ここに、アクセスポイント11は、住棟の各部屋と、およびロビー、キッズルーム、駐車場等の共用部とに設置されているが、アクセスポイント11の通信範囲は、重複をできる限り避けつつも、住棟全体をカバーするように考慮されている。
【0015】
住棟には看護師等の有資格者からなるライフサポートアドバイザが、居住者の突発的な異変等に対処するために常駐する管理事務室が設けられている。緊急通信装置13は、この管理事務室に設置されるもので、携帯端末21から送信される緊急信号を受け付けると、鳴動する等によって報知する。
【0016】
携帯端末21は、IEEE 802.11(IEEE 802.11a/IEEE 802.11b)規定に従って無線LAN機器がアクセスポイント11に接続するシステムに対応したもので、無線LAN送受信部を備えている。そのような携帯端末21としては、例えば、skype(登録商標)用のWiFi電話機がある。WiFi電話機は、無線LANに対応した端末の一種なので、無線LANで規定された手順で、近傍のアクセスポイント11と無線通信し、ネットワークに参加した後、電話機として機能する。また、携帯端末21は、緊急時に操作すべき緊急操作部24を備えており、緊急操作がなされると、アクセスポイント11を呼び出して、応答があれば、応答したアクセスポイント11に緊急信号を送信するようになっている。
【0017】
サーバ装置12は、各アクセスポイント11と携帯端末21との定期的な通信の有無に基づいて、各アクセスポイント11の通信圏内に携帯端末21があるか否かを判別し、呼出可能な携帯端末21のアドレスをアクセスポイント11に対応させてデータベースに登録する。従って、携帯端末21が、あるアクセスポイント11の通信圏内から、他のアクセスポイント11の通信圏内に移動したときには、サーバ装置12は、それを自動的に追跡することができる。
【0018】
また、サーバ装置12は、アクセスポイント11が、携帯端末21から送信された緊急信号を受信したときには、緊急信号を送信した携帯端末21の識別情報と、緊急信号を受信したアクセスポイント11の識別情報とを、緊急通信装置13に通知して、緊急信号を発信した携帯端末21との通話を許容する。
【0019】
携帯端末21は、通話ネットワーク41に属した通信端末に向けて通話発信、通話が可能であり、サーバ装置12は、携帯端末21が通話ネットワーク41に属した通信端末に向けて通話発信すると、その発信を通話ネットワーク41に送出し、通話ネットワーク41から通話応答があれば、携帯端末21と通信端末との間で通話路を形成する。
【0020】
緊急通信装置13は、表示部、ハンドセット等を備えており、サーバ装置12が、緊急信号として、携帯端末21の識別情報、アクセスポイント11の識別情報を通知してきたときには、警報音を鳴動させて報知すると共に、それらの識別情報を表示部に表示する。そして、このときオフフックすれば、携帯端末21との通話が可能になる。ここに、携帯端末21の識別情報は、その携帯端末21に割り当てられた電話番号としてもよい。また、アクセスポイント11の識別情報は、そのアクセスポイント11に割り当てられたコード、あるいは設置場所名としてもよい。
【0021】
図2は、携帯端末21の基本的なブロック図で、この携帯端末21は、マイクおよびスピーカからなる通話部22と、番号キー等からなる操作部23と、押し釦として構成された緊急操作部24と、アクセスポイント11と通信する無線LAN送受信部25と、通話ネットワーク41上の基地局42と通信する基地局送受信部26と、通話ネットワーク41上にある緊急連絡先43の電話番号を予め登録した記憶部27と、CPU等で構成された制御部28とを更に備えている。緊急連絡先43は、例えば特定の病院、あるいは別居している家族宅に設置されている固定電話機等とすればよい。
【0022】
携帯端末21は、緊急操作に対する処理として、まず、住棟の緊急通信装置13へ通知することを試み、それが不成功の場合は、通話ネットワーク41上の緊急連絡先43に通話発信する構成になっている。
【0023】
この手順は、図3のフローチャートに示している。すなわち、携帯端末21は、緊急操作部24が長押しされたことを確認すると、アクセスポイント11を呼び出し、アクセスポイント11の応答があれば、アクセスポイント11に対して、緊急信号を送信する(101〜104)。一方、アクセスポイント11の応答がなければ、通話ネットワーク41の基地局42を呼び出し、基地局42の応答があれば、緊急連絡先43に向けて通話発信する(105〜107)。
【0024】
このように、携帯端末21は、緊急通知を行うためにアクセスポイント11を呼び出して、その応答がなければ、通話ネットワーク41の基地局42に向けて、緊急連絡先43を指定した通話発信を行う構成では、居住者が住棟から外部に外出している場合にも対応が可能であり、より安全である。
【0025】
図4は、携帯端末21で緊急操作がなされ、緊急通信装置13と通話可能になるまでの信号伝送を時系列的に示している。
【0026】
ここでは、最初に携帯端末21で緊急操作がなされ、これによって、携帯端末21は、アクセスポイント11を呼び出す。そしてアクセスポイント11の応答を受けて、緊急信号を送信している。緊急信号は、アクセスポイント11で受信されて、サーバ装置12に伝送される。
【0027】
サーバ装置12は、緊急信号を送信した携帯端末21の識別情報と、緊急信号を受信したアクセスポイント11の識別情報を付加した緊急信号を、緊急通信装置13に送信する。緊急通信装置13は、その緊急信号を受信すると、応答信号を返信すると共に、携帯端末21の識別情報、アクセスポイント11の識別情報を表示して報知する。
【0028】
携帯端末21は、緊急通信装置13の応答信号を受信すると、通話要求信号を送信し、この通話信号は、アクセスポイント11、サーバ装置12を介して、緊急通信装置13に伝送される。緊急通信装置13は、この通話要求信号を受信すると、呼出を開始して、オフフックされると、通話応答信号を返信し通話処理を開始する。通話応答信号は、携帯端末21に伝送され、携帯端末21でも通話処理が開始される。
【0029】
このように、本発明においては、携帯端末21は緊急操作をされるとアクセスポイント11に対して緊急信号を送信し、サーバ装置12は、緊急信号を送信した携帯端末21の識別情報と、緊急信号を受信したアクセスポイントの識別情報とを、緊急通信装置13に通知して報知させ、緊急信号を発信した携帯端末21との通話を許容する仕組みとしている。
【0030】
従って、緊急通信装置13を、ライフサポートアドバイザが待機する管理事務室に設置しておけば、居住者に緊急事態が発生した場合には、携帯端末21で緊急操作をすることにより、ライフサポートアドバイザに通知して、ライフサポートアドバイザとの間の会話が直ちに可能になる。
【0031】
図5に示した携帯電話/インターホン複合システムは、図1に示した集合住宅用携帯電話システムに、集合住宅用インターホンシステムを組み合わせた構成されたシステムである。ここに、インターホンシステムは、各部屋に設置され、ドアホン子器34を接続したインターホン親機31と、ロビー機32と、インターホン制御装置33とを備えている。
【0032】
インターホンシステムとしての機能は、基本的には従来と同様である。すなわち、ロビー機32で住戸を指定して呼出操作すると、インターホン制御装置33は、指定された住戸のインターホン親機31を呼び出す。呼び出されたインターホン親機31は、チャイム等を鳴動させ、居住者に来客を伝える。居住者が応答操作をすると、インターホン制御装置33によって、インターホン親機31と、ロビー機32との間に通話路が形成され、相互通話が可能になる。なお、この通話は、インターホン親機31で所定の操作がなされるか、あるいは所定の時間経過によって終了する。
【0033】
また、インターホン親機31は、携帯端末21と同様に、緊急操作部24を備えた構成とすることが望ましく、それによって緊急操作がなされると、インターホン制御装置33は、インターホン親機31の識別情報を付加した緊急信号を緊急通信装置13に伝送し、緊急通信装置13は、その緊急信号を受信すると、インターホン親機31の識別情報を表示して報知する。そして、緊急通信装置13でオフフックがなされると、インターホン制御装置33は、インターホン親機31と緊急通信装置13との間に通話路を形成する。ここに、緊急通信装置13は、インターホン親機31からセキュリティに関する各種通知を受け付けて警報等を制御する警報監視盤として構成してもよい。
【0034】
なお、携帯端末21で緊急操作がなされた場合の、システムの動作は、図1の実施例と同様である。この場合、インターホン制御装置33は、サーバ装置12から、緊急信号を発信した携帯端末21の識別情報と、緊急信号を受信したアクセスポイント11の識別情報とを受け付け、緊急通信装置13は、インターホン制御装置33を通じて、その携帯端末21の識別情報と、緊急信号を受信したアクセスポイント11の識別情報とを取得して、携帯端末21との通話をなす。
【0035】
ここに、集合住宅用インターホンシステムは、従来、警報監視盤等、緊急通報を受け付ける仕組みを備えている場合も多く、その場合には、緊急通信装置13の機能を、警報監視盤に組み込む等によって、より低コスト化できる。
【符号の説明】
【0036】
11 アクセスポイント
12 サーバ装置
13 緊急通信装置
21 携帯端末
24 緊急操作部
25 第1の送受信部
26 第2の送受信部
27 記憶部
31 インターホン親機
32 ロビー機
33 インターホン制御装置
41 通話ネットワーク
42 基地局
43 緊急連絡先



【特許請求の範囲】
【請求項1】
住棟を区分して配置されたアクセスポイントを通じて、少なくとも通話発信、通話を行う第1の送受信部と、緊急時に操作すべき緊急操作部とを有した携帯端末と、
前記アクセスポイントを、外部の通話ネットワークに連絡させるサーバ装置と、
前記サーバ装置に接続された緊急通信装置とを備え、
前記携帯端末は、緊急操作がなされると、前記アクセスポイントを呼び出して、応答があれば、応答したアクセスポイントに緊急信号を送信し、
前記サーバ装置は、前記アクセスポイントが前記緊急信号を受信したときには、前記緊急信号を送信した携帯端末の識別情報と、前記緊急信号を受信したアクセスポイントの識別情報とを、前記緊急通信装置に通知して、前記緊急信号を発信した携帯端末との通話を許容する集合住宅用携帯電話システム。
【請求項2】
請求項1において、
前記携帯端末は、前記外部の通話ネットワークの基地局を通じて、通話発信、着信、通話を行う第2の送受信部と、緊急連絡先の電話番号を予め登録した記憶部とを更に備え、
前記アクセスポイントを呼び出したときに応答がなければ、前記外部の通話ネットワークの基地局に向けて、前記緊急連絡先を指定した通話発信を行う集合住宅用携帯電話システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の集合住宅用携帯電話システムに、住棟の各部屋に設置されたインターホン親機と、ロビー機と、インターホン制御装置とを有した集合住宅用インターホンシステムを組み合わせて構成された、携帯電話/インターホン複合システムであって、
前記インターホン制御装置は、前記サーバ装置から、前記緊急信号を発信した携帯端末の識別情報と、前記緊急信号を受信したアクセスポイントの識別情報とを受け付けて、前記緊急通信装置に伝送し、
前記緊急通信装置は、前記インターホン制御装置を通じて、前記緊急信号を送信した携帯端末の識別情報と、前記緊急信号を受信したアクセスポイントの識別情報とを取得して、前記携帯端末との通話をなす携帯電話/インターホン複合システム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−251922(P2010−251922A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−97359(P2009−97359)
【出願日】平成21年4月13日(2009.4.13)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】