説明

電圧印加装置及び基板処理装置

【課題】基板ホルダへの電圧印加効率の向上を図り、長期に渡って安定的に使用できる電圧印加装置を提供する。
【解決手段】電圧印加装置は、真空処理チャンバーと、真空処理チャンバ内に設けられた基板ホルダー20と基板ホルダに電圧を印加するための給電部材13と、給電部材の先端部に設けられた、ダイヤフラム式給電部22と、真空処理チャンバーの外部に設けられ、かつ給電部材を可動して、ダイヤフラム式給電部を基板ホルダに接触又は非接触させる可動機構18と、を備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電圧印加装置に関し、特に搬送可能な基板ホルダに対して、電力を供給する電圧印加装置を用いた基板処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば磁気記録媒体の製造においては、アルミニウムの合金基板上にNiPメッキ層による下地層膜を設け、この下地層膜の上にCr下地層及びCo合金層による磁性層膜を夫々スパッタリング法により設け、更にこの磁性層膜の上にカーボンスパッタ膜等による保護層膜を設けるようにしている。磁性膜のスパッタリングにおいては、基板にバイアスを印加して保持力、耐食性等を向上することが行われている。
【0003】
また、アルミニウム合金基板の代わりにガラスその他の絶縁材製の基板を用いた磁気記録媒体も知られている。絶縁材製の基板を用いた磁気記録媒体の製造では、前記下地層膜の形成も、スパッタリング法で行っており、まず、基板を真空処理室内に導入して、約5×10−6Torr以下の圧力に排気した後、Arガスを導入して約2×10−5Torrの圧力に調整して、DCマグネトロンスパッタ法により、下地層として金属膜(例えばNiP、Cr等)を成膜し、その後基板を加熱してからCr膜およびCo合金膜による磁性層膜並びに保護層膜の製膜を順次成膜するようにしている。磁性層膜の成膜中には、約300Vの負電圧によるバイアス印加が行われる。
【0004】
インライン装置基板処理装置では、基板を搭載したホルダが真空処理室間を搬送路に沿って移動し、各真空処理室にて各種処理される為、ホルダに高圧を印加する為の給電部材は、給電時にはホルダに接触し、ホルダ移動時には非接触になるように可動できるようになっており、且つ給電部材には、弾性を有する部材として板バネを使用している。
【0005】
特許文献1には、搬送機構によって移送可能な基板ホルダーに、スパッタリング中、バイアス印加電源を介して、バイアス電源を与える旨が記載されている。
特許文献2には、非導電性の基板に磁性層を成膜する際に、基板を負の電荷に帯電させておくために、基板に磁性層等の各種層を成膜する際に前記基板を保持する磁気記録媒体製造用の基板ホルダにおいて、3点以上の支持体で前記基板を垂直に支える保持部と、前記基板が保持されるべき領域の下側に設けられ、下端部に作用する上方向の力により上方の端に取りつけられたバイアス電圧印加用端子を前記基板の下側の端面に接触させる動作をし、下端部と前記バイアス電圧印加用端子とが電気的に接続された導電性可動部と、を有することを特徴とする基板ホルダが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平5−334648号公報
【特許文献2】特開平9−7174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来技術では、バイアス印加の給電部構造として、板バネを基板ホルダに接触させていたが、板バネも基板ホルダも板状なので、しっかり押し付けたとしても、微視的には板バネの接触させている面積に対して、変形や偏りなどで実際に接触している部分少なくなり、電圧の印加効率が悪い。最悪の場合には、微小なギャップが出来て、そこでアーク放電して板バネが溶ける等の問題も発生する恐れがあった。
【0008】
従来技術では板バネと基板ホルダーとの接触をなるべく均等にする為に、設置位置等の調整を行う必要があり、また板バネがホルダに平行に接触するように板バネの変形量に合わせてストローク量も調整が必要となる。その為板バネの繰り返し荷重寿命まで使用した場合等、板バネの交換作業が必要となる。この交換作業に時間が掛かることで、装置のダウンタイムに影響し生産性が低下するという問題があった。
【0009】
本発明の目的は、電圧の印加効率を向上するとともに、長時間に渡って安定的に使用可能で、調整等に必要な装置のダウンタイムを低減することができる電圧印加装置および基板処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る電圧印加装置は、真空処理チャンバーと、前記真空処理チャンバ内に設けられた基板ホルダーと前記基板ホルダに電圧を印加するための給電部材と、前記給電部材の先端部に設けられた、ダイヤフラム式給電部と、前記真空処理チャンバーの外部に設けられ、かつ前記給電部材を可動して、前記ダイヤフラム式給電部を前記基板ホルダに接触又は非接触させる可動機構と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ダイヤフラムが基板ホルダに変形して接触するので、接触面積が増えることで、基板ホルダへの電圧印加効率を向上できる。また、接触不良による給電部の交換頻度が減り、長期に渡って安定的に使用することができる。さらに、設置位置等をシビアに調整する必要が無くなるため、装置ダウンタイムが短縮でき、装置の生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る薄膜形成装置の一実施形態を示す構成図である。
【図2】本発明に係る基板処理装置の一実施形態を示す断面図である。
【図3】図2の基板ホルダ20付近を詳細に示す構成図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係るダイヤフラム式給電部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。以下の実施形態では、本発明を磁気記録ディスクを製造する装置に適用した場合の例について説明する。
【0014】
図1は本発明に係る薄膜形成装置の一実施形態の構成を示す平面図である。本実施形態の装置は、インライン式の装置である。インライン式とは、複数のチャンバが一列に縦設され、それらのチャンバを経由して基板9の搬送路が設定されている装置の総称である。本実施形態では、複数のチャンバ1,80,81,82,83,84,85,87,88,89,800が方形の輪郭に沿って縦設されており、これに沿って方形の搬送路が設定されている。これら複数のチャンバは真空連結されている。
【0015】
各チャンバ1,80,81,82,83,84,85,87,88,89,800は、専用又は兼用の排気系によって排気される真空チャンバである。各チャンバ1,80,81,82,83,84,85,87,88,89,800の境界部分には、ゲートバルブ10が設けられている。基板9はキャリア2に搭載され、図1中の不図示の搬送機構によって搬送路に沿って搬送される。
【0016】
複数のチャンバ1,80,81,82,83,84,85,87,88,89,800のうち、方形の一辺に隣接して配置されたチャンバ81が、キャリア2への基板9の搭載を行うロードロックチャンバである。82がキャリア2からの基板9の回収を行うアンロードロックチャンバである。
【0017】
また、方形の他の三辺に配置されたチャンバ1,80,83,84,85,88,89,800は、各種処理を行う処理チャンバである。具体的には、83は薄膜の作製前に基板9を予め加熱するプリヒートチャンバ、1は異方性付与層を作製する異方性付与層形成チャンバである。
【0018】
84は異方性付与層の上に下地層を作製する下地層形成チャンバ、88は下地層上に中間層を形成する中間層形成チャンバ、80は中間層の上に磁気記録層を形成する磁気記録層形成チャンバである。
【0019】
更に、85は磁気記録層の上に保護層を作製する保護層形成チャンバ、800はエッチングチャンバである。また、方形の角の部分のチャンバ87は基板9の搬送方向を90度転換する方向転換機構を備えた方向転換チャンバ87である。処理チャンバ89は予備のものである。
【0020】
キャリア2は、基板9の周縁を数カ所で接触保持して基板9を保持するものである。搬送機構は、磁気結合方式により動力を真空側に導入してキャリア2を移動させる。キャリア2は搬送ラインに沿って並べられた多数の従動ローラに支持されながら移動する。このようなキャリア2及び搬送機構の構成としては、例えば、特開平8−274142号公報に開示された構成を採用することができる。
【0021】
図2は磁気記録層形成チャンバ80の側面断面図を示す。本実施形態では磁気記録層形成チャンバ80を基板処理装置として説明するが、本発明は基板に成膜する場合にバイアス印加が必要になる他の真空チャンバにも使用することが可能である。なお、図2では図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。磁気記録層形成チャンバ80は、磁気記録層をスパッタリングするものである。図2(A)は基板ホルダ20にダイヤフラム式給電部22を接触させた状態を示し、図2(B)は基板ホルダ20からダイヤフラム式給電部22を離した状態を示す。
【0022】
具体的には、磁気記録層形成チャンバ80は、内部を排気する排気系11と、内部にプロセスガスを導入するガス導入系12と、基板9の両面に対して対向して設けられ一対のたスパッタリングカソード100とを備えている。また、基板9を保持するための金属製等の導電性を有する基板ホルダ20を備えている。基板ホルダ10の材質としては、A5052等のアルミニウム合金製であり、その表面は、スパッタリング等による付着膜が剥離しゴミが発生することを防止するために、ブラスト加工が施されている。
また、基板ホルダ10に電圧を印加するための電圧印加装置として、真空処理チャンバー80と、真空処理チャンバ80内に設けられた基板ホルダー20と、基板ホルダ20に電圧を印加するための給電部材13と、給電部材13の先端部に設けられた、ダイヤフラム式給電部22と、真空処理チャンバー80の外部に設けられ、かつ給電部材13を可動して、ダイヤフラム式給電部22を基板ホルダ20に接触又は非接触させる可動機構18と、を備える。
【0023】
可動機構18は、気密封止のシール部材としてのベローズ14と、ベローズ14の内側に設けられた導体棒15とを備えており、導体棒15の先端に給電部材13が固着又は一体に形成されており、その先端にダイヤフラム式給電部22が固着又は一体に形成されている。この構造では、ベローズ14により導体棒15を図面上左右方向に駆動することで、ダイヤフラム式給電部22が基板ホルダ20に対して接触又は非接触となる。
【0024】
ダイヤフラム式給電部22は、弾性を有する導電性(金属)の部材(例えば、インコネル、ステンレス合金鋼、Co−Ni合金等)をダイヤフラム状に形成してある。つまり、ダイヤフラム式給電部22と、ダイヤフラム式給電部22に電圧を供給する給電部材23との間には、空洞部25が設けられている。
駆動部18の駆動により基板ホルダ20にダイヤフラム式給電部22が接触することで、導体棒15に接続されたバイアス印加電源16から基板ホルダ20に高圧を印加することができる。
【0025】
給電部材には、空洞部25と真空処理チャンバ80内部とを連通している通気口23が設けられている。この通気口23により、ダイヤフラム式給電部22の外側と内側を同圧にでき、真空中においても、ダイヤフラムの弾性を確保することができる。ダイヤフラム式給電部22を、基板ホルダー20と接触させた状態(図2(A)に示す状態)で、バイアス印加電源16から給電部材23に電力を供給することで、電圧印加効率の向上を図ることができる。
【0026】
排気系11は、クライオポンプ等の真空ポンプを備えており、磁気記録層形成チャンバ80内を10−5Pa程度まで排気可能に構成されている。本実施形態では、基板9の両面に同時にスパッタリングするため、キャリア2に保持された基板9の両側にスパッタリングカソード100が配置されている。
【0027】
ガス導入系12によってアルゴンガスを導入しながら排気系11によって磁気記録層形成チャンバ80内を所定の圧力に保ち、この状態で、図2中不図示のスパッタリングカソード電源を作動させる。この結果、スパッタリングが生じて基板9に成膜する。本実施形態では、カソード電源が作動中、または作動の直前において、不図示の制御部(コンピュータ)によってダイヤフラム式給電部22が基板ホルダ20と接触するように駆動部18を制御される。即ち、スパッタリングカソードを駆動して基板9に成膜している間又は成膜する直前に基板ホルダ20にダイヤフラム式給電部22を接触させることにより、基板ホルダ20にバイアス電圧を印加しながら、成膜することができる。
【0028】
次に、図3を参照して基板ホルダ20の詳細な構成を説明する。図3は基板ホルダ20の周辺を詳細に示す図である。図3(A)は正面図、図3(B)は側面図である。図3では図1、図2と同一部分には同一符号を付している。図中20aは基板ホルダ20の上端部、20bは下端部を示す。5は基板9を基板ホルダ20に保持するための爪、21はシールドである。
【0029】
基板ホルダ20を複数のチャンバ間を移動させるため、基板ホルダ20はキャリア2に搭載されている。基板ホルダ20とキャリア2とは、絶縁石300によって電気的に絶縁電位になるように構成されている。これは、様々な基板処理の際に基板電位を変更してスパッタリングやイオンビームエッチング等の基板処理をするためである。
【0030】
図3(B)に示すように、シールド21は、処理チャンバ内を、基板処理空間と排気空間とに分割している。基板処理空間とは、基板ホルダー20に保持された基板9が位置され、基板処理が行なわれる空間である。排気空間は、基板ホルダー20に保持された基板9が位置されておらず、排気手段11と接続された空間である。基板ホルダ20は、排気空間で、シールド21の下方に延設された下端部20bを有し、この下端部20bにダイヤフラム式給電部22を接触させることにより、基板ホルダ20へバイアスを印加するものである。基板9を保持する基板ホルダ20の上端部20aにダイヤフラム式給電部22を接触させないのは、基板処理の邪魔にならないようにしたり、或いは基板ホルダ20とダイヤフラム式給電部22との接触により発生するゴミが基板に付着するのを減少させたりするためである。
【0031】
また、弾性を持つダイヤフラム式給電部22を使用したり、接触時の速度制御を行ったりすることにより、下端部20bへの接触時の衝撃を減らし、ゴミの発生を減少させている。
【0032】
本実施形態では、以上のようにスパッタリングカソードから基板9にスパッタリングをして成膜している間又は成膜する直前に基板ホルダ20にダイヤフラム式給電部22を接触させることにより基板9へバイアスを印加するものである。この構成では、ダイヤフラムによる基板ホルダ20への接触面積を十分に確保でき、異常な放電等による給電部の破損が減少し、長期間に渡って安定して使用することが可能となる。
【0033】
また、設置位置等をシビアに調整する必要が無くなるため、装置ダウンタイムが短縮できる。装置の生産性を向上することができる。
【0034】
図4は本発明の他の実施形態に係るダイヤフラム式給電部の断面図を示す。図4では図2と同一部分には同一符号を付している。図4は図2のダイヤフラム式給電部22構成に給電用ベローズ24を追加した例を示す。
【0035】
この実施形態では、ダイヤフラムの弾性と金属製ベローズの弾性とを組み合わせることで、ダイヤフラム式給電部22による基板ホルダ20との接触面積の確保と、金属製ベローズよるストローク調整や位置調整を同時に実現することができる。ベローズのバネ定数を適宜選択することで、機能を分担することが可能となり、より最適な構造とすることができる。本実施例に係る金属製ベローズの材質としては、ステンレス合金鋼(SUS316L等)、AM350、ハステロイ、又はインコネル等を採用でき、これは、溶接可能で真空中で使用できる材料である。
【0036】
また、ダイヤフラム式給電部22の内部に形成された空洞部25は、ベローズ24と給電部材13の内部に形成された通気口23により、処理チャンバ80内部の空間と通じている。こうすることで、ダイヤフラム式給電部22の外側と内側を同圧にでき、真空中においても、ダイヤフラムの弾性を確保することができる。
【0037】
以上の実施形態では、本発明の基板処理装置としてスパッタリングカソードを用いて成膜処理を行う磁気記録層形成チャンバ80を例として説明したが、本発明は、他の真空チャンバの成膜を行う基板処理装置にも使用することができる。例えば、図1に示す薄膜形成装置において、異方性付与層を形成する異方性付与層形成チャンバ1に使用することが可能である。
【0038】
また、異方性付与層の上に下地層を作製する下地層形成チャンバ84、下地層上に中間層を形成する中間層形成チャンバ88、中間層の上に磁気記録層を形成する磁気記録層形成チャンバ80にも使用可能である。更に、磁気記録層の上に保護層を作製する保護層形成チャンバ85にも使用可能である。
【0039】
また、イオンビームを用いてエッチング処理を行うエッチングチャンバ800にも使用可能である。ただしこの場合は、バイアス印加としてではなく、基板ホルダ20をアースに接地することを目的として、バイアス印加電源16をアースに接地した構造をとることで、同様の構成で使用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は真空薄膜層形成を基板の両面から同時に実施可能なインライン型基板処理装置に利用可能である。
【符号の説明】
【0041】
1 異方性付与層形成チャンバ
2 キャリア
5 爪
9 基板
10 ゲートバルブ
11 排気手段
12 ガス供給手段
13 給電部材
14 ベローズ
15 導体棒
16 バイ明日印加電源
17 接触部
18 可動機構
20 基板ホルダ
21 シールド
22 ダイヤフラム式給電部
23 通気穴
24 給電用ベローズ
25 空洞部
80 磁気記録層形成チャンバ
81 ロードロックチャンバ
82 アンロードロックチャンバ
83 プリヒートチャンバ
84 下地層形成チャンバ
85 保護層形成チャンバ
87 方向転換チャンバ
88 中間層形成チャンバ
89 予備チャンバ
100 スパッタリングカソード
300 絶縁石




【特許請求の範囲】
【請求項1】
真空チャンバと、
前記真空チャンバ内に設けられた基板ホルダと
前記基板ホルダに電圧を印加するための給電部材と、
前記給電部材の先端部に設けられた、ダイヤフラム式給電部と、
前記真空チャンバの外部に設けられ、かつ前記給電部材を可動して、前記ダイヤフラム式給電部を前記基板ホルダに接触又は非接触させる可動機構と、
を備えることを特徴とする電圧印加装置。
【請求項2】
前記ダイヤフラム式給電部と前記給電部材との間には、空洞部が設けられ、
前記給電部材には、該空洞部と前記真空処理チャンバ内部とを連通する通気口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電圧印加装置。
【請求項3】
前記給電部材と前記ダイヤフラム式給電部の間には、ベローズが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電圧印加装置。
【請求項4】
互いに連結された複数の真空チャンバと、
前記複数の真空チャンバに沿って、基板ホルダを搬送する搬送手段と、
を備え、
前記複数の真空チャンバのうちの一つは、請求項1に記載の電圧印加装置であることを特徴とする基板処理装置。






【図1】
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【図3】
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【図2】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−46990(P2011−46990A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−195110(P2009−195110)
【出願日】平成21年8月26日(2009.8.26)
【出願人】(000227294)キヤノンアネルバ株式会社 (564)
【Fターム(参考)】