説明

電子データ存在記録検証システム

【課題】リンキングプロトコルのデータの検証に必要な情報を減少可能とする。
【解決手段】複式登録部110は時系列の順に電子データを受信し、それぞれのデータごとに、所定の系列識別データと対応付けて記憶装置140に記憶させ、前記識別データに対応するリンクデータを記憶装置120から取得し、前記リンクデータと前記電子データとから新リンクデータを生成して前記リンクデータを新リンクデータで更新させる。連携部130は、所定の連携ルール情報に従い、前記識別データ、ないし前記系列とは異なる系列識別データに対応するリンクデータを記憶装置120から取得し、前記ルール情報が規定する所定の他系列識別データと対応付けて記憶装置140に記憶させ、前記他系列識別データに対応するリンクデータを記憶装置120から取得し、前記リンクデータと、前記他系列識別データと対応付けられたリンクデータとから新リンクデータを生成する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ存在記録装置100と公表リンクデータ記憶装置200と端末300とデータ存在検証装置400とから構成される電子データ存在記録検証システムであって、
前記データ存在記録装置100は、複式リンクデータ記憶装置120と複式登録部110と連携部130とデータ列記憶装置140と記憶データ提供部150と公表制御部160とを有し、
前記複式リンクデータ記憶装置120は、系列識別データと系列毎のある時点におけるリンクデータを対応付けて記憶し、
前記複式登録部110は、
前記端末300のデータ登録依頼部310から送信された登録データDを受信する機能と、
登録データDを受信したときに、前記複式リンクデータ記憶装置120から登録データ用系列AiのリンクデータL(Ai)[j−1]を取得し、受信した登録データDと取得した登録データ用系列AiのリンクデータL(Ai)[j−1]とから次のリンクデータL(Ai)[j]を生成し、その値L(Ai)[j]で、前記複式リンクデータ記憶装置に記憶されている登録データ用系列AiのリンクデータL(Ai)[j−1]を更新する機能と、
登録データDと系列識別データAiと順番識別データkとを対応付けて記憶させる機能と、
登録データDを前記データ列記憶装置140において記憶されているデータから識別するための情報(Ai、k)を含む情報である登録データ識別データを、前記データ登録依頼部310に送信する機能と、
前記連携部130から2つの系列である連携元の系列Amと連携先の系列Anとのリンクデータ登録指示データ(Am、An)を受信する機能と、
前記複式リンクデータ記憶装置120から受信したリンクデータ登録指示データの系列Amに基づいて連携元の系列AmのリンクデータL(Am)[km_max]を取得し、リンクデータ登録指示データの系列Anに基づいて連携先の系列AnのリンクデータL(An)[kn_max]を前記複式リンクデータ記憶装置120から取得する機能と、
取得した系列AmのリンクデータL(Am)[km_max]と取得した系列AnのリンクデータL(An)[kn_max]とから系列AnのリンクデータL(An)[kn_max+1]を生成し、前記複式リンクデータ記憶装置120に記憶されている系列AnのリンクデータL(An)[kn_max]を、生成したリンクデータL(An)[kn_max+1]で更新し、さらに順番識別データkn_maxをkn_max+1に更新する機能と、
系列AmのリンクデータL(Am)[km_max]と系列識別データAnと更新された順番識別データkn_maxとを対応付けてデータ列記憶装置140に記憶させる機能と、
前記データ列記憶装置140に、連携データ(Am、km_max、An、kn_max+1)を記憶させる機能を有し、
前記連携部130は、予め定められた連携ルールに基づいて、前記複式登録部110に一連のリンクデータ登録指示データを送信し、
前記公表制御部160は、所定の公表ルールにしたがって前記複式リンクデータ記憶装置120に記憶されているリンクデータL(At)[kt_max]と当該リンクデータの系列識別データAtと当該リンクデータの順番識別データkt_maxとを対応付けて前記公表リンクデータ記憶装置200に記憶させ、
前記データ列記憶装置140は、登録データDと系列識別データAiと順番識別データki_max+1とを対応付けて記憶し、また、連携データ(Am、km_max、An、kn_max+1)を記憶し、
前記記憶データ提供部150は、
前記端末300の登録検証部330から受信した検証対象データ識別データ(Ai、ki)を受信する機能と、
検証対象データ識別データ(Ai、ki)に対応する前記データ列記憶装置140に記憶されているデータを取得する検証対象データ取得機能と、
相対的小値探索取得機能と、
相対的大値探索取得機能と、
検証用データと検証リンクデータ初期値と検証リンクデータ終値を前記端末300の登録データ検証部330に送信する機能とを有し、
前記相対的小値探索取得機能は、
受信した検証対象データ識別データ(Ai、ki)を探索用識別データ(Av、kv)として設定する機能と、
次探索用識別データ(Aw、kw)を前記探索用識別データ(Av、kv)を用いて取得する機能と、
系列識別データがAvである前記データ列記憶装置140に記憶されたデータであり、順番識別データがkvより小さく、kwより大きいデータを取得する相対的小値取得機能と、
次探索用識別データ(Aw、kw)に対応するデータが前記公表リンクデータ記憶装置200に記憶されたデータである場合は、次探索用識別データ(Aw、kw)に対応するデータを検証リンクデータ初期値として設定し、前記相対的小値探索取得機能の処理を終了する機能と、
次探索用識別データ(Aw、kw)が連携元の系列識別データ及び連携元の順番識別データとする連携データが存在した場合には、当該連携データの連携先の系列識別データ及び連携先の順番識別データを前記探索用識別データ(Av、kv)として設定し、当該連携データの連携先の系列識別データ及び連携先の順番識別データに対応するリンクデータを取得して次探索用識別データ(Aw、kw)と対応付ける機能とを有し、
前記次探索用識別データ(Aw、kw)は、系列識別データがAvであり、kw<kvであり、次探索用識別データ(Aw、kw)に対応するデータが公表リンクデータ記憶装置200に記憶されたデータであるか又は次探索用識別データ(Aw、kw)を連携元の系列識別データ及び連携元の順番識別データとする連携データがデータ列記憶装置140に存在するものであり、kwが最大となるデータであり、
前記相対的大値探索取得機能は、
受信した検証対象データ識別データ(Ai、ki)を探索用識別データ(Av、kv)として設定する機能と、
次探索用識別データ(Aw、kw)を前記探索用識別データ(Av、kv)を用いて取得する機能と、
系列識別データがAvであるデータ列記憶装置140に記憶されたデータであり、順番識別データがkvより大きく、kw以下のデータを取得する相対的大値取得機能と、
次探索用識別データ(Aw、kw)に対応するデータが公表リンクデータ記憶装置200に記憶されたデータである場合は、次探索用識別データ(Aw、kw)に対応するデータを検証リンクデータ終値として設定し、前記相対的大値探索取得機能の処理を終了する機能と、
次探索用識別データ(Aw、kw)が連携元の系列識別データ及び連携元の順番識別データとする連携データが存在した場合には、当該連携データの連携先の系列識別データ及び連携先の順番識別データを前記探索用識別データ(Av、kv)として設定し、当該連携データの連携先の系列識別データ及び連携先の順番識別データに対応するリンクデータを取得して次探索用識別データ(Aw、kw)と対応付ける機能とを有し、
前記次探索用識別データ(Aw、kw)は、系列識別データがAvであり、kv≦kwであり、次探索用識別データ(Aw、kw)に対応するデータが公表リンクデータ記憶装置200に記憶されたデータであるか又は連携元の系列識別データ及び連携元の順番識別データとする連携データがデータ列記憶装置140に存在するものであり、kwが最小となるデータであり、
前記検証用データは、検証対象データ取得機能により取得したデータと相対的小値取得機能により取得したデータと相対的大値取得機能により取得したデータであり、
前記公表リンクデータ記憶装置200は、リンクデータL(At)[kt_max]と当該リンクデータの系列識別データAtと当該リンクデータの順番識別データkt_maxとを対応付けて記憶する機能を有し、
前記端末300は、データ登録依頼部310と提供データ記憶装置320と登録データ検証部330とを有し、
前記データ登録依頼部310は、
登録データDをデータ存在記録装置100の複式登録部110に送信する機能と、
複式登録部110から登録データ識別データ(Ai、ki_max)を受信する機能と、
複式登録部110から受信した登録データ識別データ(Ai、ki_max)を提供データ記憶装置320に記憶させる機能とを有し、
前記提供データ記憶装置320は、登録データDおよびその登録データ識別データ(Ai、ki_max)、検証用データ、検証リンクデータ初期値、検証リンクデータ終値を記憶し、
前記登録データ検証機能は、提供データ記憶装置320に記憶されている登録データ識別データ(Ai、ki_max)を検証対象データ識別データとして取得する機能と、その取得した検証対象データの検証対象データ識別データ(Ai、ki_max)をデータ存在記録装置100の記憶データ提供部150に送信する機能を有し、
前記データ存在検証装置400は、
前記端末300の前記登録データ検証部330から前記検証用データと前記検証リンクデータ初期値と前記検証リンクデータ終値と前記検証対象データ識別データとを受信する機能と、
受信した前記検証用データと前記検証リンクデータ初期値とに基づいて前記リンクデータを生成する機能と、
前記データ存在検証装置400で生成され、前記相対的大値探索取得機能で取得された前記次探索用識別データ(Aw、kw)に対応する前記リンクデータと、前記検証用データに含まれ、前記相対的大値探索取得機能で取得された前記次探索用識別データ(Aw、kw)に対応する前記リンクデータ又は検証リンクデータ終値とが一致することを確認する機能と、
前記データ存在検証装置400で生成され、前記相対的小値探索取得機能で取得された前記次探索用識別データ(Aw、kw)に対応する前記リンクデータと、前記相対的小値探索取得機能で取得された前記次探索用識別データ(Aw、kw)を連携元の系列識別データ及び連携元の順番識別データとする連携データの連携先の系列識別データ及び連携先の順番識別データに対応する前記リンクデータとが一致することを確認する機能を有する
ことを特徴とする電子データ存在記録検証システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図14D】
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【図14E】
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【図14F】
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【図15】
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【図16】
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【図17A】
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【図17B】
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【図18】
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【図19】
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【図20A】
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【図20B】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【公開番号】特開2007−52762(P2007−52762A)
【公開日】平成19年3月1日(2007.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−317750(P2005−317750)
【出願日】平成17年10月31日(2005.10.31)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(301063496)東芝ソリューション株式会社 (1,478)
【Fターム(参考)】