説明

電気接続箱

【課題】自動車に配索されたフラットケーブルと電気接続箱の内部回路との接続構造を簡素化し、部品点数を低減する。
【解決手段】帯状の導体を絶縁被覆したフラットケーブルを、電気接続箱のケース内部に引き込み、該ケース内部のフラットケーブルの全体あるいは一部は絶縁被覆せずに導体を露出させ、該露出させた導体の幅方向の一端縁より端子圧接用スロットからなる端子接続部を切り欠いて設け、前記端子接続部に、ヒューズ、リレー、外部電線、ケース内部に布線する電線あるいは/およびケース内部に配置するバスバーのタブ状の端子を挿入して電気接続させる構成としている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱に関し、詳しくは、電気接続箱のケース内部に自動車に配索したフラットケーブルを引き込み、電気接続箱の内部回路とフラットケーブルとの接続構造を簡素化するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車に配索される配線材として芯線を絶縁被覆した丸電線を複数本束ねたワイヤハーネスが主に用いられているが、狭い配索スペースでは帯状の導体を絶縁被覆したフラットケーブルが用いられるようになっている。
前記フラットケーブルと電気接続箱の内部回路との接続はワイヤハーネスと同様コネクタ接続により行っている。
【0003】
具体的には、特開平11−144780号公報(特許文献1)で提供されている図9に示す接続端子1の立ち上がり部2をフラットケーブル3の導体4と絶縁樹脂材5に貫通させて内側に折り返し、接続端子1をフラットケーブル3に電気的に接続すると共に固定し、該接続端子1を収容したコネクタを電気接続箱のコネクタ嵌合部に嵌合する。該コネクタ嵌合部には電気接続箱の内部回路と導通した端子が突出されており、該コネクタ嵌合部に前記コネクタを嵌合することにより、フラットケーブル3に接続した接続端子1とコネクタ嵌合部内の端子とが接続されて、フラットケーブル3と電気接続箱の内部回路とが接続される。
【0004】
しかしながら、前記のような接続構造であると、フラットケーブルに接続する接続端子1および該接続端子1を収容するコネクタが必要となり部品点数が増加し、かつ、電気接続箱側には該コネクタを嵌合するためのコネクタ嵌合部および接続端子1と接続するための端子を設けなければならない。
【0005】
【特許文献1】特開平11−144780号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、自動車に配索されたフラットケーブルと電気接続箱の内部回路との接続構造を簡素化し、部品点数を低減することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、本発明は、帯状の導体を絶縁被覆したフラットケーブルを、電気接続箱のケース内部に引き込み、該ケース内部のフラットケーブルの全体あるいは一部は絶縁被覆せずに導体を露出させ、該露出させた導体の幅方向の一端縁より端子圧接用スロットからなる端子接続部を切り欠いて設け、
前記端子接続部に、ヒューズ、リレー、外部電線、ケース内部に布線する電線あるいは/およびケース内部に配置するバスバーのタブ状の端子を挿入して電気接続させる構成としていることを特徴とする電気接続箱を提供している。
【0008】
前記構成によれば、自動車に配索するフラットケーブルを電気接続箱のケース内部に引き込み、該フラットケーブルの導体を切り欠いて設けた端子接続部に所要の端子を直接接続しているため、フラットケーブルと電気接続箱の内部回路との接続にフラットケーブル側の端子や該端子を収容するコネクタおよび該コネクタを嵌合するためのコネクタ嵌合部が不要となる。これにより、フラットケーブルと電気接続箱の内部回路との接続を簡素化でき、かつ、部品点数を低減することができる。
【0009】
また、従来例で示したようにフラットケーブルと電気接続箱の内部回路とをコネクタを介して接続する場合、フラットケーブルと内部回路との接続位置から内部回路とヒューズ、リレー、電線端末の端子等との接続位置までは導電性金属板を打ち抜いて形成したバスバーを配置している。
しかしながら、前記構成によれば、フラットケーブルを電気接続箱の内部に引き込み、該フラットケーブルを所要の端子との接続位置まで延在させているため、従来必要であった前記バスバーが不要となり、電気接続箱の軽量化およびコスト削減を図ることができる。
【0010】
前記導体は可撓性を有する薄肉金属板あるいは厚肉金属箔からなる場合には、前記端子接続部のスロットと同一形状のスロットを切り欠いた補強用金属板を設け、該補強金属板のスロットと前記端子接続部のスロットとを一致させて前記フラットケーブルの導体に重ね合わせ補強している。
【0011】
フラットケーブルの導体が可撓性を有する薄肉金属板あるいは厚肉金属箔からなる所謂フレキシブルフラットケーブルでは導体に強度がないため、切り欠いて設けた端子接続部に直接端子を挿入して接続しようとすると導体が変形してしまい端子との接触不良を起こしてしまうおそれがある。
しかしながら、前記構成によれば、端子接続部に補強用の金属板を重ね合わせて補強しているため、フレキシブルフラットケーブルの導体の変形を防止して端子との接続信頼性を高めることができる。
なお、補強用金属板に導体の端子接続部と同一形状のスロットを設けているとしているが、前記スロットは端子接続部と完全に同一形状である必要はなく、端子接続部の周縁とスロットの周縁とが少なくとも部分的に一致し、端子接続部と所要の端子との接触位置に対向する位置で前記端子と補強用金属板とが接触していればよい。
【0012】
前記補強用金属板はフラットケーブルの導体の各端子接続部毎に個別に設けた個別補強用金属板、あるいは、前記導体に並設される複数の端子接続部と同様に複数のスロットを並設して設けた連続補強金属板としていることが好ましい。
【0013】
前記補強用金属板を一体とすれば組付作業を容易にすることができる一方、補強用金属板を各端子接続部にそれぞれ別個に重ね合わせるようにすると、各端子接続部間の金属板が不要となり軽量化を図ることができる。
【0014】
前記フラットケーブルの導体と補強用金属板とは、ケース本体の側壁外面とカバー板との間の隙間に導体広幅面を垂直方向として配置し、前記カバー板に設けたバネ片により前記補強用金属板を導体に付勢して一体化していることが好ましい。
【0015】
前記構成によれば、電気接続箱のケース本体にフラットケーブルと補強用金属板を配置した後、ケース本体にカバー板を組み付けると、このカバー板の組み付けと同時にフラットケーブルの導体と補強用金属板をケース本体とカバー板により挟持して保持することができ、組付作業を容易にすることができる。
なお、補強用金属板はフラットケーブルの導体に溶接により取り付けてもよい。
【0016】
前記フラットケーブルの導体に、ヒューズの入力側端子と接続する前記端子接続部を所要ピッチをあけて並設し、該並設する端子接続部と対向位置のケース本体の外面にヒューズ収容部を設け、該ケース収容部の底面に前記各端子接続部と連通する端子穴を設け、かつ、前記ヒューズの出力側端子はケース内部に収容する他の内部回路材と接続する構成としている。
【0017】
前記他の内部回路材もフラットケーブルにより構成すれば、ヒューズの下流側でもバスバーが不要となるため、電気接続箱のさらなる軽量化および低コスト化を図ることができる。
【発明の効果】
【0018】
前述したように、本発明によれば、自動車に配索するフラットケーブルを電気接続箱のケース内部に引き込み、該フラットケーブルの導体を切り欠いて設けた端子接続部に所要の端子を直接接続しているため、フラットケーブルと電気接続箱の内部回路との接続にフラットケーブル側の端子や該端子を収容するコネクタおよび該コネクタを嵌合するためのコネクタ嵌合部が不要となる。これにより、フラットケーブルと電気接続箱の内部回路との接続を簡素化でき、かつ、部品点数を低減することができる。
【0019】
また、フラットケーブルを電気接続箱の内部に引き込み、該フラットケーブルを所要の端子との接続位置まで延在させているため、延在位置までのバスバーが不要となり、電気接続箱の軽量化およびコスト削減を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は、本発明の第1実施形態を示す。
自動車に搭載される電気接続箱10は、図1に示すように、自動車に配索されるフレキシブルフラットケーブル20(以下、FFC20と称す)の一端を外部よりケース内部に引き込み、ヒューズ40の入力側端子41を直接接続している。
なお、FFC20の他端は自動車に搭載されるリレーボックス60に接続されている。
【0021】
前記電気接続箱10のケースは、ケース本体11と該ケース本体11の一側面に被せるカバー板18からなり、ケース内部にFFC20を引き込んだ後、ケース本体11とカバー板18とをロック結合している。
ケース本体11の一側面にはカバー板18に沿う壁部11aを設け、該壁部11aに所要の溝部を設けて、該溝部にケース内部に引き込むFFC20と後述する補強用金属板30を配置している。
詳細には、図2に示すように、壁部11aの外面に一端から他端側にかけて帯状のFFC配置用の溝部12を設け、さらに該溝部12に所要の間隔をあけて後述する補強用金属板30と同形状の補強用金属板配置用の溝部13を段状に4つ設けている。また、ケース本体11には、溝部13と上下対向する位置にヒューズの絶縁樹脂ケースを収容するヒューズ収容部14を設けており、該ヒューズ収容部14の底面に溝部13に連通する端子穴15を延在させて設けている。さらに、各溝部13の間にはFFC20を位置決めするための位置決めリブ16を突設すると共に、FFC20の引出口近傍にFFC20を係止するための係止ピン17を上下に2つ突設している。
【0022】
一方、前記ケース本体11の一側面に被せるカバー板18の内面には、図6に示すように、ケース本体11の補強用金属板配置用の溝部13に対向する位置に弾性を有するバネ片19を複数設けている。
【0023】
前記FFC20は、可撓性を有する薄肉金属板あるいは厚肉金属箔からなる帯状の導体21を絶縁樹脂材22で被覆した屈曲可能な配線材であり、図3に示すように、電気接続箱10のケース内部に引き込む部分は絶縁被覆せずに導体21を露出させ、該導体21に所要の間隔をあけて端子圧接用スロットからなる端子接続部23を切り欠いて4つ設けている。該端子接続部23は、略中央から上下にいくに従って幅を小さくした形状とし、上端位置では接続するヒューズ40の端子41の厚さよりも若干細幅とし、該端子接続部23にヒューズ40の端子41を挿入すると、端子41に端子接続部23の上端が圧接される形状としている。また、FFC20の各端子接続部23間に前記位置決めリブ16と嵌合する位置決め用の切欠24を設けると共に、絶縁被覆側に前記係止ピン17を挿入する貫通孔25を上下に2つ穿設している。
なお、FFC20は押出し成形により形成してもよいし、導体の両面に絶縁樹脂材をラミネートして形成してもよい。
【0024】
前記FFC20の端子接続部23の周縁に重ね合わせる補強用金属板30は、図4に示すように、厚さ0.64mmの導電性金属板を所要形状に打ち抜いて形成したものであり、FFC20の端子接続部23と同一形状のスロット31を設けている。本実施形態では、各端子接続部23毎に個別に設けた個別補強用金属板としている。
【0025】
図5に示すように、前記ケース本体11の溝部13に補強用金属板30を収容した後、溝部12にFFC20の先端の導体21を広幅面を垂直方向として収容する。このとき、導体21の端子接続部23と補強用金属板30のスロット31とが一致して配置され、端子接続部23の両側上端の導体21と該両側上端位置に対向する補強用金属板30がヒューズの端子穴15に露出される。また、導体21の位置決め用の切欠24がケース本体11の位置決めリブ16と嵌合すると共に、FFC20の貫通孔25にケース本体11の係止ピン17が挿入されて、FFC20がケース本体11に所要箇所で位置決めされる。
【0026】
この状態で、ケース本体11の一側面にカバー板18を被せると、図6に示すように、カバー板18の内面に設けたバネ片19がFFC20の導体21に付勢され、重ね合わせたFFC20の導体21と補強用金属板30がバネ片19とケース本体11の壁部11aによって挟持される。
前記のように組み付けた電気接続箱10のヒューズ収容部14にヒューズ40を収容すると、端子収容室15にヒューズ40の入力側端子41が挿入され、該入力側端子41がFFC20の導体21の端子接続部23及び補強用金属板30のスロット31に圧接されて、FFC20の導体21とヒューズ40の入力側端子41が接続される。
なお、電気接続箱10の内部回路も帯状の導体を絶縁樹脂材で被覆したフレキシブルフラットケーブル50(以下、FFC50と称す)とし、FFC50にもFFC20と同様の端子接続部を設けて、該端子接続部にヒューズ40の出力側端子42を接続している。
【0027】
前記構成によれば、自動車に配索するFFC20を電気接続箱10のケース内部に引き込み、該FFC20の導体21を切り欠いて設けた端子接続部23にヒューズ40の入力側端子41を直接接続しているため、FFC20と電気接続箱10の内部回路との接続にFFC20側の端子や該端子を収容するコネクタおよび該コネクタを嵌合するためのコネクタ嵌合部が不要となる。これにより、FFC20と電気接続箱10の内部回路との接続を簡素化でき、かつ、部品点数を低減することができる。
また、FFC20では導体21が薄肉であるが、端子接続部23の周縁に補強用金属板30を重ね合わせて補強しているため、FFC20の導体21の変形を防止して端子41との接続信頼性を高めることができる。
【0028】
さらに、FFC20を電気接続箱10の内部に引き込み、該FFC20をヒューズ40の入力側端子41との接続位置まで延在させているため、延在位置までのバスバーが不要となり、かつ、電気接続箱10の内部回路をFFC50で形成しているため、電気接続箱10の軽量化およびコスト削減を図ることができる。
なお、本実施形態では、FFC20の端子接続部23にヒューズの端子を接続しているが、図7(A)に示すようにリレー70の端子71を接続してもよいし、図7(B)に示すように、外部電線72の端末に接続した端子73を接続してもよい。さらに、ケース内部に布線する電線やケース内部に配置するバスバーを接続してもよい。
また、フラットケーブルの導体が厚肉であり、切り欠いて設けた端子接続部に端子を接続できるだけの強度がある場合には、補強用金属板を設けなくてもよい。
さらに、FFCの端部を電気接続箱のケース内に引き込むだけではなく、FFCを電気接続箱のケースに貫通させて、FFCのうち電気接続箱のケース内に配置された部分のみ絶縁被覆せずに端子接続部を設ける構成としてもよい。
【0029】
図8は、本発明の第2実施形態を示す。
本実施形態では、補強用金属板を第1実施形態と相違させており、FFC20の導体21に設けた端子接続部23と同数の4個のスロット31’を設けた一体の連続補強用金属板30’としている。
電気接続箱のケース本体に設けた補強用金属板配置用の溝も補強用金属板30’に合わせた形状としている。
【0030】
前記構成によれば、補強用金属板30’を一体としているため、電気接続箱のケース本体への配置を容易にすることができ、電気接続箱の組付作業を容易にすることができる。
なお、FFC20の導体21の端子接続部23と補強用金属板30’のスロット31’を必ずしも同数にする必要はない。
また、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の第1実施形態の電気接続箱にFFCを引き込んだ状態を示す概略図である。
【図2】電気接続箱のケース本体を示し、(A)は一側面の壁部の正面図、(B)はA−A線断面図である。
【図3】FFCを示す図面である。
【図4】個別補強用金属板を示す図面である。
【図5】ケース本体に補強用金属板とFFCを配置した状態を示す図面である。
【図6】ケース本体に補強用金属板とFFCを配置し、カバー板を被せた状態を示す断面図である。
【図7】(A)(B)は第1実施形態の変形例を示す図面である。
【図8】第2実施形態の連続補強用金属板を示す図面である。
【図9】(A)(B)は従来例を示す図面である。
【符号の説明】
【0032】
10 電気接続箱
11 ケース本体
12 FFC配置用の溝部
13 補強用金属板配置用の溝部
14 ヒューズ収容部
15 端子穴
18 カバー板
19 バネ片
20 フレキシブルフラットケーブル(FFC)
21 導体
22 絶縁樹脂材
23 端子接続部
30 個別補強用金属板
30’ 連続補強用金属板
31 スロット
40 ヒューズ
41 入力側端子
42 出力側端子
50 内部回路用のFFC
70 リレー
72 外部電線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状の導体を絶縁被覆したフラットケーブルを、電気接続箱のケース内部に引き込み、該ケース内部のフラットケーブルの全体あるいは一部は絶縁被覆せずに導体を露出させ、該露出させた導体の幅方向の一端縁より端子圧接用スロットからなる端子接続部を切り欠いて設け、
前記端子接続部に、ヒューズ、リレー、外部電線、ケース内部に布線する電線あるいは/およびケース内部に配置するバスバーのタブ状の端子を挿入して電気接続させる構成としていることを特徴とする電気接続箱。
【請求項2】
前記導体は可撓性を有する薄肉金属板あるいは厚肉金属箔からなり、前記端子接続部のスロットと同一形状のスロットを切り欠いた補強用金属板を設け、該補強金属板のスロットと前記端子接続部のスロットとを一致させて前記フラットケーブルの導体に重ね合わせ補強している請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記補強用金属板はフラットケーブルの導体の各端子接続部毎に個別に設けた個別補強用金属板、あるいは、前記導体に並設される複数の端子接続部と同様に複数のスロットを並設して設けた連続補強金属板としている請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記フラットケーブルの導体と補強用金属板とは、ケース本体の側壁外面とカバー板との間の隙間に導体広幅面を垂直方向として配置し、前記カバー板に設けたバネ片により前記補強用金属板を導体に付勢して一体化している請求項2または請求項3に記載の電気接続箱。
【請求項5】
前記フラットケーブルの導体に、ヒューズの入力側端子と接続する前記端子接続部を所要ピッチをあけて並設し、該並設する端子接続部と対向位置のケース本体の外面にヒューズ収容部を設け、該ケース収容部の底面に前記各端子接続部と連通する端子穴を設け、かつ、前記ヒューズの出力側端子はケース内部に収容する他の内部回路材と接続する構成としている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電気接続箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−207628(P2007−207628A)
【公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−26365(P2006−26365)
【出願日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【出願人】(395011665)株式会社オートネットワーク技術研究所 (2,668)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】