説明

電気通信網においてピアリングパートナーに支払いをするための支払いシステム

【解決手段】ピアリングパートナーは、コールオファーの直接的なブロードバンドルーティングをピアリングネットワークに登録する。ピアリングネットワークは、呼詳細レコードを収集し、終端使用量を集約し、ピアリングリングネットワークのサービスを使用する代償としてピアリングパートナーに提供される支払いを計算して、ピアリングパートナーの代わりにコールオファーを終端する。
【効果】ピアリングパートナーへの呼接続を容易にし、かつピアリングパートナーの支払い情報を生成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願の目的は、概して電気通信に関する。
【背景技術】
【0002】
呼終端(call termination)、又は音声終端(voice termination)は、一方の電気通信から他方の電気通信に交換する電気通信セッションのトランスファ(電話の呼、データ、画像、又はマルチメディアのトランスファなど)に関する。いくつかの例では、電気通信交換局は、競争的市内通信事業者(CLEC)、既存の市内通信事業者(ILEC)、又は電気通信サービスプロバイダのような電気通信回線事業者を含むことができる。呼の開始は、発信ポイントに属し、呼の宛先は、終端ポイントに属する。
【0003】
発信電気通信交換局は、終端電気通信交換局に電気通信セッションをトランスファするように選択できる。いくつかの実施において、終端電気通信交換局は、終端サービスに関する価格を広告する。例えば、発信電気通信交換局は、最低価格終端サービス、又は最低原価率(LCR)を広告する終端電気通信交換局に、電気通信セッションをトランスファするように選択できる。
【0004】
いくつかの実施において、終端電気通信交換局は、発信電気通信交換局と異なるネットワーク形式を含む。いくつかの例では、ネットワークは、パケット交換データネットワーク(インタネット、イントラネット、エクストラネット、サブネット)、公衆電話交換回線網(PSTN)、無線ネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ピアツーピアネットワーク、衛星ネットワーク、ラジオ放送ネットワーク、テレビ放送ネットワーク、光ネットワーク、都市域網(metro area network、MAN)、コンピュータネットワーク、グリッドネットワーク(grid network)、交換(構内交換機(PBX)など)、ブロードバンドサービス総合デジタル網(B−ISDN)、アクセスネットワーク、デジタル加入者線(DSL)、及びケーブルなどを含むことができる。終端電気通信交換局は、宛先通信措置の形式(通信装置が使用に適するスタイルネットワークなど)により、発信電気通信交換局から選択される可能性がある。通信装置は、電話、スマートフォン、携帯電話、携帯情報終端(PDA)、コンピュータ、FAX機器、インタネット可能な機器、メディアプレーヤ、セットトップボックス、電子メール装置などを含むがこれに限定されない音声及び/又はデータを送信、又は受信することが可能ないずれの機器を含むことができる。例えば、発信電気通信交換局は、公衆電話交換回線網(PSTN)を含むことができるが、終端電気通信交換局は、ボイスオーバインタネットプロトコル(VoIP)ブロードバンドを含むことができ、逆もまた同様である。
【0005】
呼詳細レコード(call detail records)は、電話接続の終端により生成される。呼詳細レコード内の情報は、電気通信プロバイダにより使用されて、提供されるサービスの見返りとして正式な請求書の使用料を決定できる。いくつかの例では、呼詳細レコードは、発信電話番号、受信電話番号、発信タイムスタンプ、及び通話時間を含むことができる。さらに、電気通信プロバイダは、記録識別コード(a record identification code)、呼の結果(完了、ビジーなど)、呼に関する特定のルーティング情報、又は呼の間に使用される特殊機能(コールウェイティング、会議回線など)のような呼詳細レコード内の他の情報を収集できる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
ピアリングパートナーは、コールオファー(call offers)の直接的なブロードバンドルーティングをピアリングネットワークに登録する。ピアリングネットワークは、呼詳細レコードを収集し、終端使用量を集約し、ピアリングリングネットワークのサービスを使用する代償としてピアリングパートナーに提供される支払いを計算して、ピアリングパートナーの代わりにコールオファーを終端する。
【0007】
いくつかの実施において、方法は、電気通信ピアリングネットワーク内のコールオファーの接続を容易に(facilitating)することであって、容易にすることは、(a)電気通信ピアリングネットワークのピアリングパートナーにより登録された電話番号のコールオファーを受信するステップと、(b)電話番号が第1のピアリングパートナーに属することを判定するステップと、(c)第1のピアリングパートナーにコールオファーを直接的にルーティングするステップと、(d)コールオファーに関する呼詳細レコードであって、ピアリング情報により補強される呼詳細レコードを生成するステップとを含み、ステップ(a)〜(d)は、第1のピアリングパートナーにより登録される電話番号の複数のコールオファーのために繰り返されることと、期間に亘る第1のピアリングパートナーによる電気通信ピアリングネットワークの使用量を集約することと、集約された使用量に部分的に基づいて、支払いを計算することとを含む。
【0008】
システム、方法、装置、及びコンピュータが読み取り可能な媒体を対象とする実施を含む他の実施が開示される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】ピアリングパートナーへの呼接続を容易にし、かつピアリングパートナーの支払い情報を生成する一例の電気通信ピアリングネットワークのブロックを概略的に示す図である。
【図2】電気通信ピアリングネットワーク内のピアリングパートナーの支払い情報をインボイスし、かつ生成する呼接続を実行する一例の処理のスイムラインを概略的に示す図である。
【図3】図1、及び2を参照して説明される様々な動作を実行する一例のシステムアーキテクチャのブロックを概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
一例の電気通信ピアリングネットワーク
図1は、ピアリングパートナーへの呼接続を容易にし、かつピアリングパートナーの支払い情報を生成する一例の電気通信ピアリングネットワーク100のブロックを概略的に示す図である。いくつかの実施において、電気通信ピアリングネットワーク100は、ピアリングインフラストラクチャ102と、ピアリングデータベース104と、ピアリングパートナーネットワーク106とを備える。
【0011】
ピアリングインフラストラクチャ102は、ピアリングインフラストラクチャネットワークからピアリングパートナーネットワークアクセス設備への電気通信呼の直接的なブロードバンドルーティングを、ピアリングパートナーに提供できる。いくつかの実施において、ピアリングパートナーは、企業、教育キャンパス(educational campus)、電気通信回線事業者、電気通信サービスプロバイダ、インタネットサービスプロバイダ(ISP)、アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)、又は政府機関のような多くの電話番号を有する組織を含むことができる。組織は、ピアリングネットワークに情報を提供することなどにより、ピアリングパートナーになることができる。いくつかの例では、このような情報は、組織名、電話番号、住所、請求先住所、又は請求方法(普通預金口座など)、1つ、又は2つ以上の電話番号、及びそれぞれが1つ、又は2つ以上の電話番号に相関する1つ、又は2つ以上のネットワークアドレスを含むことができる。例えば、ピアリングパートナーは、ピアリングパートナー端のルーティング機器のインタネットプロトコル(IP)アドレス、又はピアリングパートナーに割り当てられる電気通信機器にアクセス可能な他のネットワークアドレスなどのようなルーティング情報とともに、ピアリングインフラストラクチャ102に電話番号を登録できる。いくつかの実施において、またそれぞれは、ソフトフォンのようなブロードバンドネットワークベースの電気通信機器をピアリングインフラストラクチャ102に登録することができる。登録された電話番号は、ピアリングデータベース104の内部に記憶できる。いくつかの実施において、ピアリングデータベース104は、ピアリングインフラストラクチャ102の内部に備えられる。
【0012】
いくつかの実施において、ピアリングインフラストラクチャ102は、ルーティングロジック114と、ネットワークスイッチ116とを備えることができる。他の実施において、ルーティングロジック114は、ネットワークスイッチ116の内部に備えられてもよい。1つの例では、ピアリングインフラストラクチャ102は、ダイヤルエンドポイント(dialing endpoints)、ブリッジコールレグ(bridging call legs)、及び容易にする自動音声応答装置(facilitating Integrated Voice Response、IVR)のようなパケット交換網にわたる様々な通信タスクを実行するように機能するソフトスイッチ、又は仮想PBXを含むことができる。他の実施が可能である。簡素化されたターム(simplified term)において、ルーティングロジック114は、コールオファー内で要求される宛先に到達する経路を計算し、ネットワークスイッチ116は、コールオファーを宛先の方へ移動するために必要なスイッチング手順を実行する。例えば、ネットワークスイッチ116は、第1の電気通信プロトコルと、第2の電気通信プロトコルとの間を換算するためのロジックを備えることができる。
【0013】
ピアリングパートナーにより登録される電話番号に向かうコールオファーをピアリングインフラストラクチャ102が受信するとき、ピアリングインフラストラクチャ102は、ピアリングデータベース104の宛先電話番号を検索し、関連するネットワークアドレスへのコールオファーをルーティングする。ピアリングインフラストラクチャ102は、コールオファーの終端に関する呼詳細レコードを収集する。収集される呼詳細レコードは、ピアリングパートナーの支払いを決定するときに使用できる。
【0014】
図1に示す例において、公衆電気通信網(公衆電話交換回線網(PSTN)など)は、ピアリングインフラストラクチャ102にコールオファーを発することができる(122)。例えば、ピアリングインフラストラクチャ102内のネットワークスイッチ116は、コールオファーを受信する。ネットワークスイッチ116は、宛先電話番号をルーティングロジック114に通信できる。ルーティングロジック114は、データベースのクエリーを実行し(124)、ピアリングデータベース104内の電話番号に関する情報を検索する。電話番号がピアリングデータベース104内に存在しない場合、ルーティングロジック114は、コールオファーの標準的なルーティング動作を実行できる。例えば、ピアリングインフラストラクチャ102は、宛先への最低価格のルートに亘る呼をルーティングできる。
【0015】
また電話番号がピアリングデータベース104内で発見される場合は、ルーティングロジック114は、ピアリングパートナーの電気通信装置(ピアリングパートナーネットワーク106のネットワーク端スイッチなど)の宛先ネットワークアドレスを、ネットワークスイッチ116に提供できる。ネットワークスイッチ116は、ピアリングパートナーネットワーク106にコールオファーを直接的にルーティングできる(126)。いくつかの実施において、コールオファーは、ピアリングインフラストラクチャ102と、ピアリングパートナーネットワーク106との間に確立されるブロードバンドトランクに亘りルーティングされる。他の実施において、ネットワークスイッチ116は、ピアリングインフラストラクチャ102と、ピアリングパートナーネットワーク106との間の他の種類のハードコード接続(hard-coded connection)を含む。例えば、この接続は、ピアリングパートナーがピアリングインフラストラクチャ102に電話番号を登録するとき(120)に確立できる。ピアリングパートナーネットワーク106は、宛先通信機器118にコールオファーを配信する(128)。
【0016】
ピアリングパートナーネットワーク端スイッチ106により受信される呼が完了すると、ネットワークスイッチ116は、呼詳細レコード(CDR)の形式で呼の詳細を、1つ、又は2つ以上のCDRコレクタ108に提供する(130)。いくつかの例では、呼詳細レコードは、発信電話番号と、受信電話番号と、発信タイムスタンプと、通話時間とを含むことができる。いくつかの実施において、CDRコレクタ108は、ピアリングパートナーへのコールオファーの直接的なルーティングに付随する情報によって、呼詳細レコードそれぞれを補強する。いくつかの例では、この情報は、宛先電話番号に関連するピアリングパートナーの識別、発信電話番号に関連するピアリングパートナーの識別、又は最低料金回線自動選択(LCR)経路を使用するなどの標準的な電気通信ルーティングメカニズムを介するコールオファーのルーティングに関連する通話料金(分当たりの課金(per minute charge)、定額接続料金(flat rate connection charge)など)を備えることができる。他の実施において、ネットワークスイッチ116は、呼詳細レコードそれぞれを補強し、又は呼詳細レコードを補強するために必要な情報をCDRコレクタ108に提供する。いくつかの実施において、CDRコレクタ108は、補強された呼詳細レコードを保管する。
【0017】
CDRコレクタ108は、周期的な基準(月ごと、2週ごと、週ごとなど)によりピアリングパートナーごとに集約使用量情報(summarized usage information)を算出する呼集約エンジン110に、補強された呼詳細レコードを提供する(132)。いくつかの例では、集約使用量情報は、直接的なピアリング接続を介してルーティングされた合計の分(total minutes)、ピアリングパートナーの代わりにピアリングインフラストラクチャ102により終端された呼の合計数、又は標準的な電気通信ルーティングメカニズムを介して、集約されたコールオファーをルーティングしたピアリングインフラストラクチャ102の合計の潜在的な価格を備えることができる。
【0018】
いくつかの実施において、呼集約エンジン110は、ピアリングパートナーそれぞれについて集約された終端使用量レポートを生成する。呼集約エンジン110は、周期的な基準などにおいて、終端使用量レポートをピアリングパートナーそれぞれに配信する(134)ことができる(ファクシミリ、電子メール、郵便、ウェブベースの口座の更新など)。
【0019】
また呼集約エンジン110は、集約された呼レコードデータに部分的に基づくピアリングパートナーのための支払いを計算する支払いエンジン112に、集約された呼レコードデータを提供できる(136)。いくつかの実施において、インボイス及び支払いエンジン112は、標準的な電気通信ルーティングメカニズムを介する、集約されたコールオファーをルーティングしたピアリングインフラストラクチャ102の合計の潜在的な価格に基づくパーセンテージレート、又は終端サービスのためにピアリングインフラストラクチャ102へ発信電気通信交換局(PSTNなど)によって支払われたレートに基づくパーセンテージレートを計算する。他の実施において、インボイス及び支払いエンジン112は、ピアリングインフラストラクチャ102からピアリングパートナーネットワーク106に直接的にルーティングした呼当たり定額料金、または呼の分当たり定額料金を計算できる。
【0020】
いくつかの実施において、インボイス及び支払いエンジン112は、ピアリングパートナーへの支払いの配信(138)を管理できる。いくつかの例では、インボイス及び支払いエンジン112は、ピアリングパートナーへの請求書の発行を統合でき、またピアリングネットワークプロバイダとの間のピアリングパートナーが有する口座に入金することができる。いくつかの実施において、終端使用量レポートは、支払いと組み合わせることができ、またピアリングパートナーへの単一の通信として発行できる。
【0021】
一例のインボイス処理、及び支払い処理
図2は、電気通信ピアリングネットワーク内のピアリングパートナーの支払い情報をインボイスし、かつ生成する呼接続を実行する一例の処理200のスイムラインを概略的に示す図である。例えば、電気通信ピアリングネットワークは、ピアリングパートナーそれぞれにコールオファーを直接的にルーティングでき、ピアリングパートナーに直接的にルーティングされるコールオファーそれぞれを処理する呼終端を管理でき、電気通信ピアリングネットワークからピアリングパートナーへの1つ、又は2つ以上のコールオファーの直接的なルーティングを反映するピアリングパートナーそれぞれへの支払いを発行できる。
【0022】
いくつかの実施において、処理200は、公衆電気通信網202と、ピアリングネットワークスイッチ204と、ピアリングデータベース206と、ピアリングパートナーネットワーク208と、呼詳細レコードコレクタ210と、集約エンジン212と、支払い及びインボイスエンジン214とを備える。
【0023】
処理200は、ピアリングパートナーネットワーク208がピアリングパートナーとして会員資格、又は口座を電気通信ピアリングネットワークと確立することによって開始する。いくつかの例では、ピアリングパートナーは、電話、電子メール、ウェブベースの会員登録フォーム、若しくは郵便、又はファクシミリを介する会員登録フォームの発行によりピアリングパートナーネットワークに登録情報を提供できる。
【0024】
いくつかの実施において、登録処理は、支払い及びインボイスエンジン214に支払い情報(216)を登録することを含む。例えば、ピアリングパートナーネットワーク208は、電気通信ピアリングネットワークからの支払いを受領するために、請求先住所、直接預金口座ルーティング番号、及び/又は他の情報を支払い及びインボイスエンジン214に提供できる。いくつかの実施において、支払いを受領する方法の登録とともに、ピアリングパートナーは、いくつかの利用可能なインボイスオプションから選択する。例えば、電気通信ピアリングネットワークは、様々なインボイス集約オプション及び/又は支払い計算オプションをピアリングパートナーそれぞれに提供できる。
【0025】
また登録処理は、ピアリングデータベース206に1つ、又は2つ以上の電話番号(218)を登録することを含む。いくつかの実施において、ピアリングパートナーネットワーク208は、電話番号の1つ、又は2つ以上ブロックを、ブロックそれぞれに関連するネットワークルーティングアドレスとともにピアリングデータベース206に提供する。1つの例では、ピアリングパートナーは、本社、及び支社を有する企業組織を含むことができる。ピアリングパートナーは、電話番号の第1のブロック555−555−0xxxを第1のIPアドレスに関連するものとして登録でき、電話番号の第2のブロック333−333−0xxxを第2のIPアドレスに関連するものとして登録でき、それぞれのブロックは、地理的に異なる事務所として登録される。他の実施が可能である。
【0026】
時間上の後のポイントで、ピアリングネットワークスイッチ204は、電話番号555−555−0111(220)のコールオファーを公衆電気通信網202から受信する。いくつかの実施において、公衆電気通信網202はPSTNである。1つの例では、公衆電気通信網202は、終端のためにピアリングネットワークにコールオファーをトランスファし、コールオファーを終端するためにピアリングネットワークに呼終端料金を支払うことに同意する。
【0027】
ピアリングネットワークスイッチ204は、ピアリングデータベース206をクエリーして、電話番号555−555−0111がピアリングパートナーにより登録されたか否かを判定する。電話番号555−555−0111がピアリングデータベース206内に位置してない場合、ピアリングネットワークスイッチ204は、標準的な電気通信網を介してコールオファーをルーティングするなどできる。
【0028】
ピアリングデータベース206は、電話番号555−555−0111の記録に応答する(224)。いくつかの実施において、レコードは、IPアドレスのような電話番号の直接的なルーティングアドレスを含む。他の実施において、レコードは、(図1に関連して説明されたように)ネットワークスイッチ116にコード化されるスイッチングトランクのような、電気通信ピアリングネットワークと、ピアリングパートナーネットワークとの間に確立される直接的なルーティング接続の識別を含む。
【0029】
ピアリングネットワークスイッチ204は、電話番号555−555−0111のコールオファーをピアリングパートナーネットワーク208にルーティングする(226)。この例において、コールオファーは、接続された呼として終端する。いくつかの例では、接続された呼は、ビジー信号の状況(the circumstances of a busy signal)、直接的なボイスメール(a direct to voice mail)、及び確立されたデータ/ボイス通信のトランスファ(an established data/voice communications transfer)を含む。
【0030】
いくつかの実施において、ピアリングネットワークスイッチ204は、呼詳細レコード内の終端における呼接続に関するデータを収集する。いくつかの例では、呼詳細レコードは、発信電話番号、宛先電話番号、タイムスタンプ、及び通話時間を含む。いくつかの実施において、呼詳細レコードは、識別コード、又は接続するIPアドレスのようなピアリングパートナーに関する情報をさらに含む。ネットワークスイッチ204は、呼詳細レコード(CDR)コレクタ210に呼詳細レコードを提供する(228)。
【0031】
CDRコレクタ210は、呼詳細レコードを保管する。いくつかの実施において、CDRコレクタ210は、記録保管用のローカルデータベース内部に呼詳細レコードを記憶する。他の実施において、CDRコレクタ210は、呼ごと、又はバッチ基準でネットワーク化されたデータベースに呼詳細レコードを更新する。例えば、2つ以上のCDRコレクタ210は、共有CDR記録保管システムに呼詳細レコードを発行する。いくつかの実施において、呼詳細レコードが、ピアリングパートナーに直接接続されるピアリングネットワークの呼に関連する場合、CDRコネクタ210は、ピアリングパートナーに関する情報によって呼詳細レコードを補強する。例えば、CDRコレクタ210は、終端電話番号を使用して、ピアリングパートナー識別コードに呼詳細レコードを適合できる。いくつかの実施において、CDRコネクタ210は、ピアリングデータベース206をクエリーして、終端電話番号に関連するピアリングパートナー情報を取得する。他の実施において、CDRコレクタ210は、ピアリングパートナー情報を含む別個のデータベース(支払い及びインボイス登録情報、又はピアリングパートナーネットワークにより維持される他のデータベースなどを含むデータベースなど)をクエリーする。
【0032】
CDRコレクタ210は、補強された呼詳細レコードを集約エンジン212に提供する(230)。例えば、CDRコレクタ210は、ローカル接続のデータベース内部のレコードを収集した後に、呼詳細レコードを保管するネットワーク化されたシステム内の1つ、又は2つ以上の呼詳細レコードを発行できる。他の例では、CDRコレクタ210は、呼詳細レコード保管システムから1つ、又は2つ以上の呼詳細レコードを検索することに関する情報を集約エンジン212に提供できる。いくつかの実施において、集約エンジン212は、補強された呼詳細レコードを2つ以上のCDRコレクタ210から受信する。
【0033】
集約エンジン212は、電気通信ピアリングネットワークのピアリングパートナーの使用量を集約する。いくつかの例では、集約エンジン212は、期間にわたるピアリングパートナーの合計コールオファー終端数、ピアリングネットワークスイッチ204からピアリングパートナーネットワーク208に直接的にルーティングされた合計の呼の分、電話番号当たりの合計の呼の分、電話番号当たりの合計コールオファー終端、登録されたピアリングパートナー終端アドレス当たりの合計の呼の分、又は登録されたピアリングパートナー終端アドレス当たりの合計コールオファー終端を計算できる。
【0034】
いくつかの実施において、集約データは、電気通信ピアリングネットワークと、ピアリングパートナーとの間に確立される支払い及びインボイス同意の形式に部分的に依存してもよい。例えば、ピアリングパートナーは、インボイスレポートそれぞれの内部のピアリングパートナーネットワークからより多くの詳細、又はより少ない詳細を要求して、支払請求サイクルごとの合計呼数/合計の分の数からそれぞれの詳細な呼のログに分類できる。いくつかの実施において、集約エンジン212は、集約されたインボイスレポートをピアリングパートナーネットワーク208に提供する(232)。
【0035】
また集約エンジン212は、支払い及びインボイスエンジンに集約使用量を提供する(234)。いくつかの実施において、ピアリングパートナーは、呼レート当たりと、分レート当たりとのように、異なる支払いシステムの間で選択できる。集約エンジン212は、支払いの種類に基づいて、支払い及びインボイスエンジン214が必要とするデータの一部を生成できる。他の実施では、ピアリングパートナーに関わらず、集約エンジン212は、支払い及びインボイスエンジン214に同一の種類の統計資料を提供する。
【0036】
支払い及びインボイスエンジン214は、集約エンジン212から提供されるデータに部分的に基づいてピアリングパートナーの支払いを計算する(236)。いくつかの実施において、支払い及びインボイスエンジン214は、データベースをクエリーして、ピアリングパートナーネットワーク208が選択する支払いの種類及び/又は支払い供給方法を決定する(登録の間など)。いくつかの例では、支払いの種類は、ピアリングパートナーネットワーク208への直接的なルートではなく標準的な電気通信ルーティングメカニズムを介して、集約されたコールオファーをルーティングした電気通信ピアリングネットワークの合計の潜在的な価格に基づくパーセンテージレート、終端サービスのために電気通信ピアリングネットワークに発信電気通信交換局(PSTNなど)により支払われた呼終端料金に基づくパーセンテージレート、電気通信ピアリングネットワークと、ピアリングパートナーネットワークとの間で直接的にルーティングされた呼当たりの定額料金、又は電気通信ピアリングネットワークからピアリングパートナー208に直接的にルーティングされた呼の分当たりの定額料金を含むことができる。
【0037】
他の実施において、支払い及びインボイスエンジン214は、支払いの計算よりもむしろ、ピアリングパートナーネットワーク208の口座に申請する(apply)金額を計算する。1つの例では、電気通信ピアリングネットワークは、ピアリングネットワーク208から発信するコールオファーをルーティングするためにピアリングネットワーク208を請求(charge)でき、ピアリングネットワーク208で終端するコールオファーをルーティングするためにピアリングネットワーク208を入金(credit)できる。例えば、ピアリングネットワーク208は、ピアリングネットワーク208は、発信ベースの金額と、宛先ベースの金額との差によって、過多量が支払われ(paid an overage)、又は請求されてもよい。ピアリングパートナーネットワーク208が、電気通信回線事業者、又は電気通信サービスプロバイダなどである場合、支払い及びインボイスエンジン214が計算する支払いは、ピアリングネットワークプロバイダと、ピアリングパートナープロバイダとの間に確立する相互の請求モデルに適用できる。
【0038】
いくつかの実施において、支払い及びインボイスエンジン214は、ピアリングパートナーネットワーク208に支払いを分配する。例えば、支払い及びインボイスエンジン214は、ピアリングパートナーネットワーク208により先に登録された支払い情報に基づき、電子的な支払い、又は請求書ベースの支払いをピアリングパートナーが選択した宛先に配送できる。いくつかの実施において、集約エンジン212がピアリングパートナーネットワーク208に、集約使用量レポートを先に直接提供していない場合、支払い及びインボイスエンジン214は、集約使用量レポートを支払いの配信に含むことができる。
【0039】
他の実施において、支払い及びインボイスエンジン214は、ピアリングパートナーに借方、又は貸方を適用するなどのために、電気通信ピアリングネットワーク内の口座システムに支払い情報を提供できる。
【0040】
集約システム212と、支払い及びインボイスエンジン214は、別の構成要素として説明されるが、他の実施では、集約システム212の機能は、支払い及びインボイスエンジン214の機能と組み合わせることができる。他の実施において、支払い及びインボイスエンジン214は、より大きなアカウントエンジン内に含まれてもよい。
【0041】
一例のシステムアーキテクチャ
図3は、図1、及び2を参照して説明される様々な動作を実行する一例のシステムアーキテクチャ300のブロックを概略的に示す図である。例えば、システム300は、図1を参照して説明されるピアリングインフラストラクチャ102に含まれてもよい。システム300は、1つ、又は2つ以上のプロセッサ302と、メモリ310と、記憶装置304と、入力/出力インタフェース308とを備える。これらの構成要素のそれぞれは、システムバス311を使用して相互接続できる。プロセッサ302は、システム300内で実行される命令を処理する能力を有する。いくつかの実施において、プロセッサ302は、シングルスレッドプロセッサである。他の実施において、マルチスレッドプロセッサである。プロセッサ302は、図1、及び2を参照して説明された動作を実行するために、メモリ310、又は記憶装置304に記憶された命令を処理する能力を有する。
【0042】
メモリ310は、システム300内部の情報を記憶する。いくつかの実施において、メモリ310は、コンピュータに読み取り可能な媒体である。他の実施において、メモリ310は、揮発性メモリユニットである。また他の実施において、メモリ310は、不揮発性メモリユニットである。示される例では、メモリ310は、呼詳細レコードを収集し、かつ補強する呼詳細レコード(CDR)収集コード312と、電気通信ピアリングネットワークのそれぞれのピアリングパートナーについて集約される統計資料を生成し、かつレポートをインボイスする集約エンジンコード314と、呼詳細レコードの要約統計資料に部分的に基づいて、それぞれのピアリングパートナーの支払い、又は口座残高を計算し、かつ適合するインボイス及び支払いエンジンコード316とを備える。CDR収集コード312、集約エンジンコード314、及びインボイス及び支払いエンジンコード316の動作に関する詳細は、図1、及び2を参照して説明される。記憶装置304は、システム300のマスストレージを提供する能力を有する。いくつかの実施において、記憶装置304は、コンピュータに読み取り可能な媒体である。様々な異なる実施において、記憶装置304は、1つ、又は2つ以上のフロッピー(登録商標)ディスク装置、ハードディスク装置、光ディスク装置、又はテープ装置として実施できる。例えば、図1に関して説明されるピアリングデータベース104、又は図2に関して説明される呼詳細レコード保管システムは、記憶装置304内部で実施できる。
【0043】
入力/出力インタフェース308は、システム300の入力/出力動作のインタフェースを提供する。いくつかの実施において、入力/出力インタフェース308は、キーボード装置及び/又はポインティング装置に結合されてもよい。他の実施において、入力/出力インタフェース308は、グラフィカルユーザインタフェースに表示する表示ユニットに結合されてもよい。
【0044】
説明される特徴は、デジタル電子回路、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせにより実施できる。特徴は、機械可読な記憶装置、又はプログラム可能なプロセッサにより実行される伝播信号などの情報媒体により明確に実現されるコンピュータプログラム製品において実施できる。方法ステップは、入力データで動作し、出力を生成することにより説明される実施の機能を実行する命令のプログラムを実行するプログラム可能なプロセッサによって実行できる。
【0045】
有利には、説明される特徴は、データ記憶装置、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置に、データ、及び命令データを受信し、データ、及び命令を出力するために結合される少なくとも1つのプログラム可能なプロセッサを含むプログラム可能なシステムにおいて実行可能な1つ、又は2つ以上のコンピュータプログラムにおいて実施できる。コンピュータプログラムは、ある活動を実行し、又はある結果をもたらすコンピュータにおいて、直接的、又は間接的に使用される一連の命令である。コンピュータプログラムは、コンパイラ型言語、又はインタープリタ型言語を含むいずれかの形式のプログラム言語(オブジェクティブC、Java(登録商標)など)で書かれ、独立したプログラム、若しくはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はコンピュータ環境で使用されるのに適する他のユニットを含むいずれの形式で表示できる。
【0046】
例として、命令のプログラムを実行するのに適するプロセッサは、いずれの種類のコンピュータの汎用マイクロプロセッサ、及び専用イクロプロセッサの双方、ソロプロセッサ(sole processor)、並びにマルチプロセッサ、及びマルチコアの1つを含む。一般的に、プロセッサは、リードオンリメモリ、ランダムアクセスメモリ、又はその双方からの命令、及びデータを受信することになるであろう。コンピュータの必須要素は、命令を実行するプロセッサと、命令、及びデータを記憶する1つ、又は2つ以上のメモリである。また一般的に、コンピュータは、データファイルを記憶する1つ、又は2つ以上のマスストレージ装置を含み、又は1つ、又は2つ以上のマスストレージ装置と通信する動作可能なように結合されることになるであろう。このような装置は、内部ハードディスク、及びリムーバブルディスクのような磁気ディスク、光磁気ディスク、及び光ディスクを含む。コンピュータプログラム命令、及びデータを明確に実現するのに適する記憶装置は、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリ装置などの半導体メモリ装置、内部ハードディスク、及びリムーバルディスクのような磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、並びにDVD−ROMなどを含む全ての形式の不揮発性メモリを含む。プロセッサと、メモリは、ASIC(特定用途向け集積回路)により補完され、又は組み込まれる。
【0047】
ユーザに相互作業を提供するために、特徴は、ユーザに情報を表示するCRT(ブラウン管)モニタ、LCD(液晶ディスプレイ)モニタのような表示装置と、キーボードと、コンピュータにユーザが入力を提供可能なマウス、又はトラックボールのようなポインティング装置とを有するコンピュータで実施できる。
【0048】
データサーバのようなバックエンドコンポーネントを含むコンピュータシステム、アプリケーションサーバ、又はインタネットサーバのようなミドルウェアコンポーネントを含むコンピュータシステム、若しくはグラフィカルユーザインタフェース、又はインタネットブラウザ、又はこれらの組み合わせを有するクライアントコンピュータのようなフロントエンドコンポーネントを含むコンピュータシステムにおいて実施できる。システムのコンポーネントは、通信ネットワークのようなデジタルデータ通信のいずれの形式、又は媒体により接続できる。通信ネットワークの例には、LAN、WAN、及びインタネットを形成するコンピュータとネットワークなどを含む。
【0049】
コンピュータシステムは、クライアント、及びサーバを含むことができる。一般的にクライアント、及びサーバは、互いに離れており、ネットワークを介して相互作用する。クライアントと、サーバとの関係は、それぞれのコンピュータで実行され、かつ互いにクライアント‐サーバの関係を有するコンピュータプログラムにより生じる。
【0050】
多くの実施が説明されてきた。それにもかかわらず、様々な修正が可能であることが理解されるであろう。例えば、1つ、又は2つ以上の実施の要素は、組み合わせ、削除され、修正され、又は補完されることにより、さらなる実施を形成することが可能である。さらに他の例として、図に示すロジックフローは、所望の結果を達成するために、図示される特定の順序、又はシーケンス順序である必要はない。さらに、他のステップを提供し、又は説明したフローからステップを削除することができ、説明されるシステムに他の構成要素を付加し、又は除去することができる。したがって、他の実施は、以下のクレームの範囲内である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気通信ピアリングネットワーク内のコールオファーの接続を容易にすることであって、前記容易にすることは、
(a)前記電気通信ピアリングネットワークのピアリングパートナーにより登録された電話番号に向かうコールオファーを受信するステップと、
(b)前記電話番号が第1のピアリングパートナーに属することを判定するステップと、
(c)前記第1のピアリングパートナーに前記コールオファーを直接的にルーティングするステップと、
(d)前記コールオファーに関する呼詳細レコードであって、ピアリング情報により補強される呼詳細レコードを生成するステップと、
を含み、ステップ(a)〜(d)は、前記第1のピアリングパートナーにより登録される電話番号の複数のコールオファーのために繰り返されることと、
期間に亘る前記第1のピアリングパートナーによる前記電気通信ピアリングネットワークの使用量を集約することと、
前記集約された使用量レポートに部分的に基づいて、支払いを計算することと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
集約された使用量レポートを前記第1のピアリングパートナーに提供することをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のピアリングパートナーに前記支払いを配信することをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のピアリングパートナーに関連する口座に前記支払いを申請することをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記呼詳細レコードは、通話時間、発信電話番号、宛先電話番号、及びタイムスタンプ情報を含み、
ピアリング情報により前記呼詳細レコードを補強することは、ピアリングパートナー識別コードを前記呼詳細レコードに付加することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記呼詳細レコードを補強することは、ピアリングパートナーネットワークアドレス識別を前記呼詳細レコードに付加することをさらに含む請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記電話番号が第1のピアリングパートナーに属することを判定するステップは、ピアリングデータベースをクエリーすることを有する請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のピアリングパートナーに前記コールオファーをルーティングするステップは、
前記第1のピアリングパートナーに属するネットワーク宛先アドレスのために、前記ピアリングデータベースをクエリーすることと、
前記ネットワーク宛先アドレスにおけるピアネットワーク装置に前記コールオファーを直接的に発することと、
を含む請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記集約された使用量に部分的に基づいて、支払いを計算することは、前記電気通信ピアリングネットワークから前記ピアネットワーク装置に直接的にルーティングされたコールオファー当たりの定額料金を集約することを含む請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記集約された使用量に部分的に基づいて、支払いを計算することは、前記電気通信ピアリングネットワークから前記ピアネットワーク装置に直接的にルーティングされたコールオファーそれぞれの分当たりの定額料金を集約することを含む請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記集約された使用量に部分的に基づいて、支払いを計算することは、
前記ピアネットワーク装置に直接的にルーティングするのではなく、公衆電気通信網を介するコールオファーであって、かつ集約される使用量内に含まれるコールオファーそれぞれをルーティングする価格を計算することと、
前記価格のパーセンテージとして前記支払いを計算することと、
を含む請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記呼詳細レコードを補強することは、従来の電気通信網を介して前記コールオファーをルーティングする推定価格を付加することを含む請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記集約された使用量に部分的に基づいて、支払いを計算することは、
前記コールオファーの接続を容易にするための終端料を請求することであって、前記コールオファーは、公衆電気通信網から前記電気通信ピアリングネットワークによって受信されることと、
終端料のパーセンテージとして前記支払いを計算することと、
を含む請求項8に記載の方法。
【請求項14】
前記呼詳細レコードを補強することは、前記コールオファーを終端するために前記電気通信ピアリングネットワークによって収集される終端料を付加することを含む請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記電話番号を登録することは、
支払い情報を登録することと、
電話番号の範囲を登録することであって、前記範囲は、前記電話番号を含むことと、
電話番号の前記範囲に関連するネットワーク宛先アドレスを登録することと、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記ピアリングパートナーは、電気通信回線事業者、第三者の電気通信回線事業者、インタネットサービスプロバイダ、又はアプリケーションサービスプロバイダの1つである請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記ピアリングパートナーは、企業、教育キャンパス、又は政府機関の1つである請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記ピアリングパートナーは、個人である請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記コールオファーは、公衆交換電気通信網から受信される請求項1に記載の方法。
【請求項20】
電気通信ピアリングネットワーク内の複数のピアリングパートナーへの複数のコールオファーの接続を容易にする手段と、
ピアリングパートナーに電話番号を適合する手段であって、電話番号それぞれは、コールオファーの宛先番号に対応する手段と、
コールオファーに関する呼詳細レコードを収集する手段であって、前記呼詳細レコードは、ピアリングパートナー情報を含む手段と、
前記電気通信ピアリングネットワーク内のピアリングパートナーそれぞれの呼詳細レコードに部分的に基づいて、集約使用量レポートを生成する手段と、
前記集約使用量レポートに部分的に基づいて、支払いを計算する手段と、
を有するシステム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2011−199861(P2011−199861A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−51016(P2011−51016)
【出願日】平成23年3月9日(2011.3.9)
【出願人】(510175609)インテレピア,インコーポレイティド (7)
【Fターム(参考)】