説明

電池パック

【課題】強度を確保しつつ抵抗溶接に適したリードプレートを備えた電池パックを提供する。
【解決手段】素電池20に電気接続用のリードプレート5を溶接している電池パックであって、リードプレート5は、素電池20側が開放した凸状部51を形成しており、凸状部51を挟む位置26に溶接をしている。リードプレート5は、凸状部51を形成したことにより、抵抗を大きくしている。このことにより、強度を確保しつつ、リードプレート5を抵抗溶接する際の無効電流を減少させることができ、溶接強度を向上させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、素電池に電気接続用のリードプレートを溶接した電池パックに関する。
【背景技術】
【0002】
近年の電池パックの薄型化、小型化に伴ない、素電池の封口体側から正極リード、負極リードをとり、保護回路及び保護素子を封口体側に集約させた電池パックが主流になりつつある。
【0003】
図8を用いて、従来の電池パック一例の全体構成について説明する。図8は、従来の電池パック100の一例の分解視図を示している。素電池101は、外装缶102の開口を封口体103で封止したものである。封口体103の注液孔は封止体104で塞がれている。
【0004】
封口体103(正極)のうち封止体104の近傍に、リードプレート105が溶接され、負極端子106にリードプレート107の一端が溶接される。リードプレート105は、リードプレート122(図10)を介して保護回路108に溶接され、リードプレート107の他端は保護素子109の一端に溶接される。保護素子109の他端は、リードプレート110の一端に溶接され、リードプレート110の他端は保護回路108に溶接される。保護回路108と封口体103との間には、絶縁板111を介在させる。
【0005】
封口体103と外装カバー112との間に樹脂を注入することにより、素電池101の上部の各種部品及び外装カバー112と樹脂とが一体成形される。図8では、図示の便宜上、一体成形樹脂113を分離して図示している。電池パック100の完成状態では、一体成形樹脂113は素電池101の上部と外装カバー112との間にあり、前記の各種部品は一体成形樹脂113の内部に含まれていることになる。
【0006】
素電池101の下部には、缶底カバー114が両面テープ115を介して貼り付けられる。素電池101の全周には、ラベル116が貼り付けられる。
【0007】
次に、図9、10を用いて、リードプレート105の溶接について説明する。図9は、リードプレート105の溶接の様子を示す斜視図を示している。封口体103は、通常アルミニウム又はアルミニウム合金で形成され、リードプレート105は通常ニッケル又はニッケル合金で形成される。このように、封口体103とリードプレート105とが異種金属で形成されている場合には、抵抗溶接ではなくレーザ溶接が用いられる。図の矢印120はレーザ光の照射方向を示している。丸印121は溶接位置を示している。
【0008】
レーザ溶接により、封口体103とリードプレート105とを確実に接合するには、図9に示したように多数点の溶接が必要になる。
【0009】
図10は、リードプレート105とリードプレート122との溶接を示す斜視図である。本図は図8において、素電池101を背面側から見た斜視図である。図の矢印123は電極の押圧方向を示している。丸印124は溶接位置を示している。
【0010】
リードプレート105、122は、通常いずれもニッケル又はニッケル合金で形成され、同種金属である。このため、両者の接合には抵抗溶接を用いることができ、溶接点数も1点で足りることになる。
【0011】
下記特許文献1、2には、異種金属であるキャッププレート(封口体)とリードプレートとをレーザ溶接して接合することが記載されている。
【0012】
一方、下記特許文献3の図3には、キャッププレート(封口体)に、上部がニッケル金属板、下部がアルミニウム金属板の密封プレートを接合した構成が記載されている。この構成によれば、アルミニウムで形成したキャッププレートと(封口体)と密封プレートの下部とは同種金属が接することになり、溶接性が向上する。同様に、ニッケルで形成したリードプレートとニッケル金属板で形成した密封プレートの上部とは同種金属が接することになり、溶接性が向上する
【特許文献1】特開2005−285758号公報
【特許文献2】特開2005−285761号公報
【特許文献3】特開2006−12829号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
したがって、図8の構成において、リードプレート105と封口体103との間に、特許文献3の密封プレートを介在させることにより、リードプレート104を密封プレートに抵抗溶接することができる。
【0014】
しかしながら、プレート同士を重ね合わせて抵抗溶接する場合は、下記のような問題があった。一対の電極をリードプレート105の両端に当接させ通電すると、一対の電極間に、密封プレートを経由することなく、リードプレート105のみを流れる電流が生じる。この電流は溶接にほとんど寄与しない無効電流である。このため、無効電流の量が多くなると、所定の溶接強度が得られないという問題があった。
【0015】
一方、リードプレート105の断面積が小さいと無効電流の量は少なくなるが、強度も低下する。この構成では、リードプレート105に樹脂を一体成形した場合、樹脂との結合力も弱くなる。
【0016】
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、強度を確保しつつ抵抗溶接に適したリードプレートを備えた電池パックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
前記目的を達成するために、本発明の電池パックは、素電池に電気接続用のリードプレートを溶接している電池パックであって、前記リードプレートは、前記素電池側が開放した凸状部を形成しており、前記凸状部を挟む位置に前記溶接をしていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、強度を確保しつつ抵抗溶接に適したリードプレートを備えた電池パックが得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明の電池パックに係るリードプレートは、凸状部を形成したことにより、抵抗を大きくしている。このことにより、強度を確保しつつリードプレートを抵抗溶接する際の無効電流を減少させることができ、溶接強度を向上させることができる。
【0020】
前記本発明の電池パックにおいては、前記素電池と一体に樹脂が成形されており、前記リードプレートは前記成形された樹脂の内部にあることが好ましい。この構成によれば、一体成形樹脂を素電池から剥離するように外力が加わった場合、リードプレートの凸状部が抵抗になり、凸状部が一体成形樹脂13の剥離を妨げるように作用することになる。このことにより、一体成形樹脂の素電池への取り付け強度を向上させることができる。
【0021】
また、前記素電池は、注液孔と前記注液孔を塞ぐ封止体とを備えており、前記封止体は金属板を積層したものであり、前記封止体の最上層を形成する第1の金属板と前記リードプレートとが溶接され、前記封止体の最下層を形成する第2の金属板と前記素電池とが溶接されており、前記第1の金属板は、前記リードプレートと同種の金属で形成され、前記第2の金属板は、前記素電池のうち前記第2の金属板が溶接されている部分と同種の金属で形成されていることが好ましい。この構成によれば、リードプレートと封止体との溶接性が良好になる。
【0022】
また、前記リードプレートに、幅を狭めた部分があることが好ましい。この構成によれば、リードプレートを抵抗溶接する際の無効電流をさらに減少させることができる。
【0023】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る電池パックの分解斜視図である。図1を参照しながら、電池パック1の概略構成を説明する。素電池2は、発電要素を内蔵した外装缶3の開口を封口体4で封止したものである。素電池2は、例えば、角形リチウムイオン電池であり、携帯電話やモバイル機器等に用いられる。
【0024】
封止体20に、リードプレート5が溶接される。封止体20は、電解液を注入する注液口を封止するものである。本実施の形態では、封止体20はリードプレート5との溶接性を向上させるため、異種金属板を積層した構成になっている。封止体20の詳細については、後に図2を用いて説明する。
【0025】
負極端子6にリードプレート7の一端が溶接される。リードプレート7の他端は保護素子9の一端に溶接される。リードプレート5は、リードプレート33(図5)を介して保護回路8に溶接される。保護素子9の他端は、リードプレート10の一端に溶接され、リードプレート10の他端は保護回路8に溶接される。保護回路8と封口体4との間には、絶縁板11を介在させている。
【0026】
封口体4と外装カバー12との間に樹脂を注入することにより、素電池2の上部の各種部品及び外装カバー12と樹脂とが一体成形される。図1では、図示の便宜上、一体成形樹脂13を分離して図示している。電池パック1の完成状態では、一体成形樹脂13は素電池2の上部と外装カバー12との間にあり、前記の各種部品は一体成形樹脂13の内部に含まれていることになる。
【0027】
素電池2の下部には、缶底カバー14が両面テープ15を介して貼り付けられる。素電池2の全周には、ラベル16が貼り付けられる。
【0028】
本実施の形態に係る電池パック1は、図8の従来の電池パック101と比較すると、リードプレート5及び封止体20の構造が異なっている。以下、この相違点について説明する。
【0029】
図2は、図1に示した封止体20の拡大図である。図2(a)は斜視図、図2(b)は図2(a)のAA線における断面図である。封止体20は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されたアルミニウム板21と、ニッケル又はニッケル合金で形成したニッケル板22とを圧着して積層したものである。図2(b)に示したように、アルミニウム板21は凸部21aを形成しており、凸部21aを封口体4の注液口24に嵌合させて、注液口24を封止している。
【0030】
封止体20は、アルミニウム板21を封口体4に溶接することにより、封口体4に接合している。このことにより、アルミニウム板21の全周には溶接部23が形成されている。封口体4とアルミニウム板21は、いずれもアルミニウム又はアルミニウム合金の同種金属で形成されており、溶接性は良好である。
【0031】
なお、図2(a)、(b)では、封止体20は金属板を2層にした例を示しているが、2層の金属板の間にさらに金属板を介在させたものでもよい。
【0032】
図3は、リードプレート5の溶接の様子を示す斜視図である。封止体20のニッケル板22上に、リードプレート5を重ねた状態で、抵抗溶接を開始する。矢印25は電極の当接方向を示しており、丸印26は溶接箇所を示している。リードプレート5と封止体20の上層のニッケル板22は、いずれもニッケル又はニッケル合金の同種金属で形成されており、抵抗溶接の溶接性は良好である。
【0033】
図4は、リードプレート5の側面を示す拡大図であり、図3において矢印B方向から見た図に相当する。図4に示したように、リードプレート5の抵抗溶接の際には、ニッケル板22上に載置したリードプレート5の表面に一対の電極30を押し当てる。この状態で通電することにより、リードプレート5を2点で溶接することができる。
【0034】
抵抗溶接の際には、破線31で示した電流と、破線32で示した電流が生じる。破線31で示した電流は、一方の電極30から、リードプレート5を板厚方向に通過し、ニッケル板22を経て、再びリードプレート5を板厚方向に通過し、他方の電極30に流れる電流である。破線32で示した電流は、一方の電極30からリードプレート5を経て他方の電極30に流れる電流である。
【0035】
破線31で示した電流は、リードプレート5及びニッケル板22の双方に流れる電流であるので、溶接に寄与する有効電流となる。一方、破線32で示した電流は、ニッケル板22には流れないので、溶接にはほとんど寄与しない無効電流となる。
【0036】
溶接強度を高めるには、リードプレート5に流れる無効電流の量をできるだけ小さくする必要がある。このためには、リードプレート5の抵抗を大きくすることが考えられる。導体の抵抗R(Ω)は、下記の式(1)で表すことができる。
【0037】
式(1) R=ρ×(L/S)
式(1)において、ρは係数である電気抵抗率(Ωm)、Lは導体長(m)、Sは導体断面積(m2)である。
【0038】
式(1)によれば、抵抗Rを大きくするには、導体長Lを大きくしてもよく、導体断面積Sを小さくしてもよい。導体長Lを大きくした構成を考えてみると、リードプレート5の長さを単に素電池2の幅方向(図4の矢印C方向)に長くすると、溶接間隔が広がることになる。この場合、ニッケル板22における溶接間隔も広がり、ニッケル板22の抵抗も大きくなってしまう。
【0039】
一方、長さの増加分を素電池2の高さ方向(図4の矢印D方向)で確保すれば、一対の電極30間の距離は維持しつつ、一対の電極30間におけるリードプレート5の抵抗を大きくすることができる。図3、4に示したリードプレート5は、素電池2側に開放した凸状部51を形成している。このことにより、強度を確保しつつ、一対の電極30間の距離を大きくすることなく、リードプレート5の表面に沿った長さが長くなる。
【0040】
したがって、破線32で示した無効電流の量は、凸状部51を形成していない平板状のリードプレートを用いた構成と比較すると、減少することになる。破線32で示した無効電流が減少した分、破線31で示した有効電流が増加することになり、溶接強度も高まることになる。
【0041】
図5は、リードプレート5とリードプレート33との溶接を示す斜視図である。本図は図1において、リードプレート5を背面側から見た斜視図である。図示の便宜上、リードプレート33は単品で図示しているが、リードプレート33は保護回路8の構成部品である。このため、リードプレート5にリードプレート33を溶接すれば、リードプレート5に保護回路8を接続したことになる。
【0042】
図5において、リードプレート33をリードプレート5と同種の金属材料にしておけば、両者の接合には抵抗溶接を用いることができ、溶接点数も1点で足りることになる。矢印34は電極の押圧方向を示しており、丸印35は溶接位置を示している。このことは、従来の図10においても同様である。すなわち、本実施の形態によれば、リードプレート5は、素電池2側へ抵抗溶接できるとともに、保護回路8にも従来と同様に抵抗溶接をすることができる。
【0043】
図6は、樹脂成形部分の側面を示す拡大図である。図6の図示は保護回路8を取り付け、その上に外装カバー12(図1参照)を取り付けた状態を示している。図6は、樹脂注入前の状態の図示であるが、一体成形樹脂13を2点鎖線で示している。
【0044】
樹脂注入前は、外装カバー12は、保護回路8上に載置しているに止まり、素電池2に強固には固定されていない。外装カバー12と素電池2との間に注入した樹脂を、外装カバー12及び素電池2と一体成形することにより、外装カバー12は、一体成形樹脂13を介して、素電池2に強固に固定されることになる。
【0045】
この場合、一体成形樹脂13の内部にはリードプレート5も含まれていることになる。この構成は、凸状部51を形成していない平板状のリードプレートを用いた構成と比較すると、一体成形樹脂13との結合力が強化されることになる。
【0046】
より具体的には、一体成形樹脂13を素電池2から剥離するように外力が加わった場合、リードプレート5の凸状部51が抵抗になり、凸状部51が一体成形樹脂13の剥離を妨げるように作用することになる。このため、凸状部51を設けたリードプレート5を用いることにより、一体成形樹脂13の素電池20への取り付け強度を向上させることができる。
【0047】
一体成形樹脂13を素電池2から剥離させる外力としては、一体成形樹脂13を垂直方向に引っ張る外力や、一体成形樹脂13にねじる外力が考えられる。
【0048】
また、凸状部51は、樹脂の充填空間に配置できるので、他の付属部品と干渉することなく、かつ充填空間の高さを高くしないように形成することが可能である。
【0049】
図7は、リードプレート5の別の例を示す斜視図である。本図に示したリードプレート5は、凸状部51に切り欠き52を設けている。切り欠き52を設けた部分は、断面積が小さくなる。すなわち、図7の例は、前記式(1)において、導体長Lを大きくし、かつ導体断面積Sを小さくした例に相当する。したがって、この構成によれば、抵抗Rを一層大きくでき、さらに無効電流を減少させることができる。
【0050】
一方、切り欠き52を形成したことにより、図3−6の構成に比べ、リードプレート5の強度は低下するので、一体成形樹脂13の素電池20への取り付け強度向上の効果は小さくなる。したがって、図7の構成とするかどうか、又は図7の構成とした場合は断面積をどの程度にすべきかについては、無効電流の減少による溶接強度向上と一体成形樹脂13の素電池20への取り付け強度の低下の程度とを考慮して決定すればよい。
【0051】
図7では、切り欠き52を形成した例を示したが、リードプレート5の幅を狭くした部分があればよく、凸状部51に穴を設けたものでもよい。また、リードプレート5の幅を狭くした部分は、電極30間に設けていればよく、図7の例のように凸状部51の上面に限らず、側面に設けてもよい。
【0052】
なお、前記実施の形態において、リードプレート5の凸状部51は側面が矩形状の例で説明したが、これに限るものではなく、素電池2側に開放した凸状部であればよい。例えば、側面形状は、逆V字状、半円状、三角形状又は台形状であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0053】
以上のように、本発明によれば、強度を確保しつつ抵抗溶接に適したリードプレートを備えた電池パックが得られるので、本発明は、例えば、携帯電話やモバイル機器に用いる電池パックとして有用である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電池パックの分解斜視図。
【図2】図1に示した封止体20の拡大図であり、(a)図は斜視図、(b)図は(a)図のAA線における断面図。
【図3】本発明の一実施の形態に係るリードプレートの溶接の様子を示す斜視図。
【図4】本発明の一実施の形態に係るリードプレートの側面図。
【図5】本発明の一実施の形態に係るリードプレート同士の溶接を示す斜視図。
【図6】本発明の一実施の形態に係る樹脂成形部分を示す拡大側面図。
【図7】本発明の別の実施の形態に係るリードプレートを示す斜視図。
【図8】従来の電池パックの一例を示す分解斜視図。
【図9】従来のリードプレートの溶接の様子を示す斜視図。
【図10】従来のリードプレート同士の溶接を示す斜視図。
【符号の説明】
【0055】
1 電池パック
2 素電池
5 リードプレート
13 一体成形樹脂
24 注液口
20 封止体
21 アルミニウム板
22 ニッケル板
51 凸状部
52 切り欠き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
素電池に電気接続用のリードプレートを溶接している電池パックであって、
前記リードプレートは、前記素電池側が開放した凸状部を形成しており、
前記凸状部を挟む位置に前記溶接をしていることを特徴とする電池パック。
【請求項2】
前記素電池と一体に樹脂が成形されており、前記リードプレートは前記成形された樹脂の内部にある請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記素電池は、注液孔と前記注液孔を塞ぐ封止体とを備えており、
前記封止体は金属板を積層したものであり、
前記封止体の最上層を形成する第1の金属板と前記リードプレートとが溶接され、前記封止体の最下層を形成する第2の金属板と前記素電池とが溶接されており、
前記第1の金属板は、前記リードプレートと同種の金属で形成され、前記第2の金属板は、前記素電池のうち前記第2の金属板が溶接されている部分と同種の金属で形成されている請求項1又は2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記リードプレートに、幅を狭めた部分がある請求項1から3のいずれかに記載の電池パック。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−295548(P2009−295548A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−150760(P2008−150760)
【出願日】平成20年6月9日(2008.6.9)
【出願人】(000005810)日立マクセル株式会社 (2,366)
【Fターム(参考)】