説明

香料組成物

【課題】自然の温泉の香りをイメージでき、かつリラックス感を向上させることのできる香料組成物を提供する。
【解決手段】2−メチルチアン、2−メチルテトラヒドロチオフェン、エチルメチルスルフィド、2−ブロモチアゾール、2−アセチル−5−メチルチオフェン、2−アセチル−2,5−ジメチルチオフェン、2,5−ジメチルチオフェン、3,4−ジメチルチオフェン、2−アセチルチオフェン及びベンゾチアゾールからなる群より選択される少なくとも1種以上の含硫化合物と、ベータ−エレメン、ベータ−エレモール、アルファ−ムーロレン、トランス−ムーロロール、アルファ−セドレン、アルファ−カジノール、デルタ−カジノール、カラメネン、アルファ−カラコレン、カジネン、15−カウレン及びフェルルジノールからなる群より選択される少なくとも1種以上の香料と、カラムスオイル、コパイババルサム、ヒノキオイル及びヒバオイルからなる群より選択される少なくとも1種以上の香料とを含有する香料組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧品および日用品等に賦香する際に用いる香料組成物に関するもので、特に、入浴剤やシャンプー,リンス,ボディソープなどの浴室内にて使用する化粧品や香水・コロンなどの芳香化粧品および室内芳香剤に賦香することで自然の温泉の香りを有し、かつリラックス感を向上させることのできる香料組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
温泉地におけるリラックス感については、温泉地の豊かな自然環境や、環境の変化(転地療法)によるもの、または温泉自体がもつ、温泉水の適度な温度や浮力,水流などの物理的刺激、または温泉水中の化学的微量成分などが総合的に作用しているものと考えられているが、われわれは温泉水の香りにもそのリラックス感の一因となっているのではないかと日本各温泉地の源泉水の香気について鋭意研究を進めてきた。
【0003】
一方、化粧品への温泉の応用については、温泉水そのものを化粧品中に使用する方法(特許文献1参照)や温泉水中の化学的微量成分などを化粧品とくに入浴剤中に利用するなどの方法が採られているが(特許文献2参照)、温泉水の香りに着目したものはいまだかつて存在しなかった。入浴剤の香り成分としては特許文献3に見られるように、ジアルキルスルフィドと20℃における蒸気圧が20μHg以上のエステルとを組み合わせたもの、ジアルキルスルフィドとモノテルペンもしくはセスキテルペンまたはそれらの誘導体を組み合わせた入浴剤などの水性組成物がみられるが、これらの発明は香調が劣化しないことを目的としており、また使用する含硫化合物やセスキテルペン化合物が異なり温泉水の香りと言えるものではなかった。
【特許文献1】特許第3277033号公報(第6頁 実施例1〜3参照)
【特許文献2】特許第2770142号公報(第1頁 右欄2〜5行参照)
【特許文献3】特許第3138059号公報(第1頁 請求項1,2参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記従来技術の課題に鑑み、これを解消しようとするものであり、温泉水の香気成分を含有し自然の温泉の香りをイメージでき、かつリラックス感を向上させる優れた香料組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者等は上記事情に鑑み、代表的な温泉地での源泉水を採取し分析を行うなど鋭意研究した結果、(A)2−メチルチアン、2−メチルテトラヒドロチオフェン、エチルメチルスルフィド、2−ブロモチアゾール、2−アセチル−5−メチルチオフェン、2−アセチル−2,5−ジメチルチオフェン、2,5−ジメチルチオフェン、3,4−ジメチルチオフェン、2−アセチルチオフェン及びベンゾチアゾールからなる群より選択される少なくとも1種以上の含硫化合物と、(B)ベータ−エレメン、ベータ−エレモール、アルファ−ムーロレン、トランス−ムーロロール、アルファ−セドレン、アルファ−カジノール、デルタ−カジノール、カラメネン、アルファ−カラコレン、カジネン、15−カウレン及びフェルルジノールからなる群より選択される少なくとも1種以上の香料と、(C)カラムスオイル、コパイババルサム、ヒノキオイル及びヒバオイルからなる群より選択される少なくとも1種以上の香料とを組み合わせることによって、自然の温泉の香りをイメ
ージでき、かつリラックス感を向上させることのできる香料組成物を得られることを見出し、本発明を完成したものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の香料組成物は、自然の温泉の香り成分を含有し、自然の温泉の香りをイメージでき、かつリラックス感を向上させることのできる香料組成物である。入浴剤やシャンプー,リンス,ボディソープなどの浴室内にて使用する化粧品や香水・コロンなどの芳香化粧品および室内芳香剤に本香料組成物を賦香することで自然の温泉の香りをイメージさせかつリラックス感を向上させることができる。特に入浴剤に使用した場合は、入浴剤の持つ血行促進効果や保温効果に、香りによるリラックス向上効果がプラスされ、より疲労を回復しリラックス感を与えることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の香料組成物に使用される2−メチルチアン、2−メチルテトラヒドロチオフェン、エチルメチルスルフィド、2−ブロモチアゾール、2−アセチル−5−メチルチオフェン、2−アセチル−2,5−ジメチルチオフェン、2,5−ジメチルチオフェン、3,4−ジメチルチオフェン、2−アセチルチオフェン及びベンゾチアゾールからなる群より選択される含硫化合物や、ベータ−エレメン、ベータ−エレモール、アルファ−ムーロレン、トランス−ムーロロール、アルファ−セドレン、アルファ−カジノール、デルタ−カジノール、カラメネン、アルファ−カラコレン、カジネン、15−カウレン、フェルルジノールの香料は、合成香料、天然香料ともに特に限定されるものではなく、合成香料であれば植物性天然香料から単離されるものと、植物性天然精油,石炭,石油,天然ガス,油脂などから各種反応によって合成されるもの等が不純物を含んでいても使用できる。
【0008】
カラムスオイルは、サトイモ科のアコウルスカラムス(Acours Calamus)の根茎を水蒸気蒸留することで得られる天然香料で特有の香りをもつ。コパイババルサムはマメ科のコパイバレチキュラタ(Copaiba Reticulata)の樹木の幹に傷を付け滲出してきた樹液を蒸留し得られる天然香料で特有の香りをもつ。ヒノキオイルはヒノキ科のチャマエシパリスオブツサエンドル(Chamaecyparis obtusa Endl.)の木材、根や枝葉から水蒸気蒸留にて得られる天然香料で特有の香りをもつ。ヒバオイルはヒノキ科のツヨプシスドラブラタ(Thujopsis dolabrata Sieb. et Zucc.)木材、根や枝葉から水蒸気蒸留にて得られる天然香料で特有の香りをもつ。カラムスオイル,コパイババルサム,ヒノキオイル,ヒバオイルの植物性天然香料では、ここに示す抽出方法の他に植物の花,葉,蕾,果実,種子,樹皮,根茎などに含まれている香気物質を水蒸気蒸留や溶剤抽出,炭酸ガス超臨界抽出等色々な方法で製造したものが使用できる。
【0009】
本発明の香料組成物に使用される(A)〜(C)成分の含有量としては、
(A)2−メチルチアン、2−メチルテトラヒドロチオフェン、エチルメチルスルフィド、2−ブロモチアゾール、2−アセチル−5−メチルチオフェン、2−アセチル−2,5−ジメチルチオフェン、2,5−ジメチルチオフェン、3,4−ジメチルチオフェン、2−アセチルチオフェン及びベンゾチアゾールからなる群より選択される少なくとも1種以上の含硫化合物 0.3〜0.6質量%
(B)ベータ−エレメン、ベータ−エレモール、アルファ−ムーロレン、トランス−ムーロロール、アルファ−セドレン、アルファ−カジノール、デルタ−カジノール、カラメネン、アルファ−カラコレン、カジネン、15−カウレン及びフェルルジノールからなる群より選択される少なくとも1種以上の香料 47〜49質量%
(C)カラムスオイル、コパイババルサム、ヒノキオイル及びヒバオイルからなる群より選択される少なくとも1種以上の香料 50.5〜52.5質量%
とするのが好ましい。
【0010】
本発明の香料組成物を使用する対象製品としては、例えば香水,オードパルファム,オードトワレ,コロンなどの芳香化粧品、デオドラント剤,制汗剤、シャンプー,リンス,ヘアートリートメント,ヘアースタイリングフォーム,ヘアースタイリングスプレー,ヘアースタイリングジェルなどのヘアケアおよびヘアスタイリング製品、石鹸,ボディシャンプー,粉末状入浴剤,液体入浴剤,発泡入浴剤などの浴室内にて使用する化粧品、フェイスローション,フェイスミルク,フェイスクリーム,ボディミルク,ボディイローション等の人体用基礎化粧品、衣料用洗剤,衣料用柔軟材等の衣料用製品、トイレ用洗剤,台所用食器洗剤,芳香剤等の住居用製品が挙げられる。好ましくは、入浴剤やシャンプー,リンス,ボディソープなどの浴室内にて使用する化粧品や香水・コロンなどの芳香化粧品および室内芳香剤であり、とくに好ましくは粉末状入浴剤,液体入浴剤,発泡入浴剤などの入浴剤である。
【0011】
また、入浴剤には、本発明の香料組成物に、下記の他の成分等を本発明の目的を達成する範囲で適宜配合することができる。
【0012】
1)無機塩類
炭酸ナトリウム,セスキ炭酸ナトリウム,炭酸水素ナトリウム,塩化ナトリウム,硫酸ナトリウム,チオ硫酸ナトリウム,硫酸アンモニウム,炭酸マグネシウム,ホウ砂,硝酸カルシウム,硝酸カリウム,硝酸ナトリウム,ポリリン酸ナトリウム,塩化アンモニウム,硫酸鉄,リン酸ナトリウム,硫酸マグネシウム,酸化カルシウム,炭酸マグネシウム,硫化ナトリウム,硫化カリウム等。
【0013】
2)無機酸類
無水ケイ酸,メタケイ酸,ホウ酸等。
【0014】
3)有機酸類
安息香酸,クエン酸,フマル酸,酒石酸,リンゴ酸,サリチル酸等。
【0015】
4)油脂類
オリーブ油、大豆油,アーモンド油,ひまし油,やし油,パーム油,タートル油,米糠油,米胚芽油,ミンク油,ホホバ油,卵黄油,スクワラン,ラノリン,流動パラフィン,白色ワセリン等。
【0016】
5)多価アルコール
グリセリン,プロピレングリコール,ソルビトール,ポリエチレングリコール,1,3−ブチレングリコール,イソプレングリコール等。
【0017】
6)生薬、ハーブ類
チンピ,トウキ,ニンジン,シャクヤク,ショウブ,シソ,ヨモギ,カミツレ,オオバク,モモ,アロエ,ヘチマ,イチョウ,アシタバ,オウゴン,マロニエ,レイシ,アルニカ等、及びこれらからの水及び/又は1,3ブチレングリコール,エタノール等の低級アルコールによる抽出物。
【0018】
7)香料類
ラベンダーオイル,ジャスミンアブソリュート,レモンオイル,オレンジオイル,ハッカオイル,タイムオイル,ショウブオイル,ユーカリプタスオイル,サンダルウッドオイル,セダーウッドオイル,ベチバーオイル,カンファー,l−メントール,チモール,ボルネオール,シネオール,イソボルニルアセテート,ボルニルアセテート,ペパーミントオイル,スペアミントオイル,ローズマリーオイル,メチルアンスラニレート,エチルアン
スラニレート,ジメチルアンスラニレート,リガントラール,ターピネオール,ターピニルアセテート,セピオネート,ベンジルアセテート,ベンジルプロピオネート,ジャスマール,α−ヘキシルシンナミックアルデヒド,アミルシンナミックアルデヒド,トランスジャスモン,メチルジヒドロジャスモネート,インドール,ヘリオナール,ヒドロキシシトロネラール,ヒドロキシシトロネロール,リリアール,リラール,フェノキサノール,フェニルエチルアルコール,アルファ−ヨノン,ベータ−ヨノン,ガンマ−メチルヨノン,ジヒドロベータ−ヨノン,ベンジルサリチレート,シス3ヘキセノール,シス3ヘキセニルアセテート,トリプラール,シス3ヘキセニルサリシレート,オイゲノール,シンナミックアルコール,シンナミックアルデヒド,グアイオールアセテート,グアイオール,セドレニルアセテート,ベルトフィックスクール,カシュメラン,ベチバーアセテート,サンダロア,バグダノール,イソボルニルシクロヘキサノール,ヘリオトロピン,クマリン,バニリン,エチルバニリン,ムスコン,エチレンブラシレート,ガラクソリッド50BB,シクロペンタデカノリッド,アンブレットライド,ガンマウンデカラクトン,ガンマデカラクトン,ラズベリーケトン,ムスクケトン,スカトール,シスジャスモン,フェニルエチルアセテート,シベトン,ガンマノナラクトン,α−サンタロール,β−サンタロール,オイゲニルアセテート,α−ダマスコン,β−ダマスコン,β−ダマセノン,δ−ダマスコン,ダイナスコン,ローズアブソリュート,ローズオイル,ラブダナムアブソリュート,シストアブソリュート,ガヤックウッドオイル,ゲラニオール,シトロネロール等の天然および合成香料等。
【0019】
さらに、上記のもの以外にも、酸化チタン、タルク、界面活性剤、殺菌剤、ビタミン類、厚生労働省令に定められたタール色素別表IおよびIIの色素、クロロフィル、リボフラビン、紅花、アントラキノン等の食品添加物として認められている天然色素、調合香料等を適宜配合でき、常法により、散剤、顆粒剤、錠剤、液状等の剤形とすることができる。
【実施例】
【0020】
以下、実施例を挙げ本発明を説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。尚、本実施例中で用いた、自然の温泉の香りをイメージできるかの確認試験方法およびリラックス感向上度試験方法、実施例および比較例を入浴剤に配合し使用したときの入浴剤評価試験方法を以下に記す。
【0021】
(自然の温泉の香りをイメージできるかの確認試験方法)
香料をクエン酸トリエチルにて3%の濃度に薄め、所定の容器に入れ50名の被験者によりその香りについて、自然の温泉の香りをイメージできるかの下記判定基準にて試験を行った。以下の判定基準の3以上、好ましくは4以上が本発明の効果を達成できるものである。
【0022】
(判定基準)
5:自然の温泉の香りをイメージできる・・・・・・45名以上/50名
4:自然の温泉の香りをイメージできる・・・・・33〜44名/50名
3:自然の温泉の香りをイメージできる・・・・・21〜32名/50名
2:自然の温泉の香りをイメージできる・・・・・11〜20名/50名
1:自然の温泉の香りをイメージできる・・・・・・10名以下/50名
【0023】
(リラックス感向上度試験方法)
吉田倫幸氏開発のHSK中枢リズムモニターを用い測定した。脳波電極を国際10-20法にしたがいFp1,Fp2の前頭部2部位に装着、右耳朶をアース、左耳朶を基準電極とし前頭部脳波を記録した。記録された脳波について102.4秒間の平均ゆらぎスペクトルを求め、それぞれの部位について、得られたゆらぎスペクトルから変曲点を求め、変曲
点より低周波帯域の傾き係数を算出し、これをゆらぎリズム係数とした。一般に、左前頭部のゆらぎ係数は−1に近いほど感情状態が良く、快適な心地よい状態であり、0に近づくほど感情状態が悪いことを示していると言われている。また右前頭部のゆらぎ係数は−1に近いほど覚醒感が低く、鎮静した状態であり、0に近づくほど覚醒していることを示していると言われている。そこで、Fp1,Fp2の値がともにブランクの値に較べて−1方向へ変化し、ともに0.5よりも大きな値を得た場合に「リラックス感が向上した」と評価した。
【0024】
本実施例中で行ったリラックス感向上度試験方法の試験時の香り呈示方法を以下に記す。香りはクエン酸トリエチルにより1%に薄められ、空気の入り口と出口の付いた無臭のガラス容器に1g入れ、空気の入り口より無臭の乾燥空気を毎分1リットルの流量でその容器に入れ、出口より被験者の鼻腔前方約10cmの位置に置かれたロートに香りを導き、被験者に呈示した。ブランク条件の場合は、無臭のガラス容器に無臭の顆粒状活性炭を入れ無臭空気を呈示した。被験者は実験室に入室後、電極を装着しシールドルーム内に設置された椅子に楽な姿勢で座らせ、その後、実験を開始した。安静閉眼状態でブランク条件での脳波を測定し、次に香り呈示条件下で脳波を測定した。
【0025】
表1に香料処方A,香料処方B,香料処方C、表2に香料処方D、表3に実施例1〜6,比較例1〜3の香料組成物処方及び自然の温泉の香りをイメージできるかの確認試験結果およびリラックス感向上度試験結果を記す。表3から明らかなように、実施例1〜6の香料組成物は、自然の温泉の香りをイメージできる香気を持ち、かつリラックス感を向上させることが確認できた。なお、処方量は特に記載の無い限りは質量%で記してある。
【0026】
【表1】

【0027】
【表2】

【0028】
【表3】

【0029】
(入浴剤評価試験方法)
被験者10名に実施例または比較例を配合した入浴剤を使用したお湯に入浴させ、入浴中のリラックス感および入浴後リラックス感について評価した。
【0030】
表4に示す各成分を常法によりリボンミキサーにて30分間混合攪拌し、実施例4〜6,比較例1〜3の香料組成物処方を使用した実施例7〜9,比較例4〜6の入浴剤組成物
を調製した。次いで、セ氏41度のお湯180Lに各入浴剤30gを溶解し、被験者10名に10分間入浴させ、入浴中および入浴後のリラックス感について評価試験を行った。
【0031】
【表4】

【0032】
表4に入浴中および入浴後の入浴剤評価試験結果を記す。表4に記載の通り、実施例4〜6の香料組成物を使用した入浴剤(実施例7〜9)は全ての項目にわたって比較例と比して優れていた。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明により、自然の温泉の香りをイメージでき、かつリラックス感を向上させることのできる香料組成物を提供できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記、(A)〜(C)成分を含有する香料組成物。
(A)2−メチルチアン、2−メチルテトラヒドロチオフェン、エチルメチルスルフィド、2−ブロモチアゾール、2−アセチル−5−メチルチオフェン、2−アセチル−2,5−ジメチルチオフェン、2,5−ジメチルチオフェン、3,4−ジメチルチオフェン、2−アセチルチオフェン及びベンゾチアゾールからなる群より選択される少なくとも1種以上の含硫化合物
(B)ベータ−エレメン、ベータ−エレモール、アルファ−ムーロレン、トランス−ムーロロール、アルファ−セドレン、アルファ−カジノール、デルタ−カジノール、カラメネン、アルファ−カラコレン、カジネン、15−カウレン及びフェルルジノールからなる群より選択される少なくとも1種以上の香料
(C)カラムスオイル、コパイババルサム、ヒノキオイル及びヒバオイルからなる群より選択される少なくとも1種以上の香料

【公開番号】特開2006−2059(P2006−2059A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−180670(P2004−180670)
【出願日】平成16年6月18日(2004.6.18)
【出願人】(504180206)株式会社カネボウ化粧品 (125)
【出願人】(000000952)カネボウ株式会社 (120)
【出願人】(000214537)長谷川香料株式会社 (176)
【Fターム(参考)】