説明

駐停車判定装置

【課題】円滑な交通を確保し、且つ駐停車不可の報知を適切に行う。
【解決手段】駐停車判定装置1によれば、車両幅情報取得ユニット4で車両幅情報が取得されると共に、車道情報取得ユニット3で車道情報が取得され、コントローラ5で車道情報に基づいて通行幅が求められる。そして、コントローラ5で、通行幅情報と車両幅情報とに基づいて駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が存在するか否かが判定される。よって、他車両が駐停車車両周辺を通行するのが困難な場合には、運転者に駐停車不可の報知が報知器6により行なわれる。さらに、駐停車車両周辺を通行する可能性がある他車両の車両幅情報が取得されることから、駐停車車両周辺を通行しようとする他車両の車両幅の広狭に応じて駐停車の可否が判定されることになる。よって、実際の交通状況に即した報知が報知器6により行なわれる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の駐停車の可否を判定する駐停車判定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の駐停車判定装置としては、例えば特許文献1記載のものが知られている。この駐停車判定装置では、駐停車車両の駐停車位置が基地局に送信され、基地局にて駐停車位置が駐停車禁止区域にあるか否かが判定される。そして、駐停車位置が駐停車禁止区域にある場合には、運転者に駐停車不可の報知が行われる。
【特許文献1】特開2006−350996号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ここで、上記の駐停車判定装置では、例えば車道幅が狭いために、車道の駐停車車両周辺(以下、単に「駐停車車両周辺」という)を他車両が通行するのが困難な場合であっても、駐停車位置が駐停車禁止区域になければ、運転者に駐停車不可の報知が行われない。そのため、上記の車両駐停車判定装置では、円滑な交通が妨げられるおそれがある。
【0004】
一方、車両の駐停車に際して円滑な交通を確保するため、駐停車車両周辺の通行幅が規定値(例えば、想定し得る車両幅のうち最大のもの)以下のときに、運転者に駐停車不可の報知を行う場合が考えられる。しかし、この場合、規定値の大きさ次第によって、駐停車車両周辺を通行しようとする他車両が当該駐停車車両周辺を通行可能であっても、駐停車不可の報知が運転者に行われてしまうおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、円滑な交通を確保することができ、且つ駐停車不可の報知を適切に行うことが可能となる駐停車判定装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を達成するために、本発明に係る駐停車判定装置は、車両の駐停車の可否を判定する駐停車判定装置であって、車道の駐停車車両周辺の通行幅情報を取得する通行幅取得手段と、駐停車車両周辺を通行する可能性がある他車両の車両幅情報を取得する車両幅取得手段と、通行幅情報及び車両幅情報に基づいて、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が存在するか否かを判定する判定手段と、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が存在すると判定された場合に、駐停車車両の運転者に対し駐停車不可の報知を行う報知手段と、を備えることを特徴とする。なお、「通行幅」とは、他車両が駐停車車両を回避して通行するための領域の幅を意味する。
【0007】
この駐停車判定装置によれば、通行幅情報が通行幅取得手段で取得されると共に他車両の車両幅情報が車両幅取得手段で取得され、そして、通行幅情報と車両幅情報とに基づいて、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が存在するか否かが判定手段で判定される。これにより、他車両が駐停車車両周辺を通行することが困難な場合には、運転者に駐停車不可の報知が行なわれることになり、よって、円滑な交通を確保することが可能となる。さらに、上記のように、駐停車車両周辺を通行する可能性がある他車両の車両幅情報が取得されることから、駐停車車両周辺を通行しようとする他車両の車両幅の広狭に応じて、駐停車の可否が判定されることになる。よって、実際の交通状況に即した報知を行なうことができ、運転者に対する駐停車不可の報知を適切に行なうことが可能となる。
【0008】
また、判定手段は、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が所定時間内に駐停車車両周辺を通行するか否かを判定し、報知手段は、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が所定時間内に駐停車車両周辺を通行しないと判定された場合に、所定時間内に限り駐停車可能である旨の報知を行うことが好ましい。この場合、所定時間内に限定して駐停車の可否を判定することが可能となる。
【0009】
また、車両幅取得手段は、運転者が予め指定した駐停車予定時間内に駐停車車両周辺を通行する可能性がある他車両の車両幅情報を取得することが好ましい。この場合、駐車予定時間内に限定して駐停車の可否を判定することが可能となる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、円滑な交通を確保することができ、且つ駐停車不可の報知を適切に行うことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0012】
図1は本発明の一実施形態に係る駐停車判定装置を示す概略構成図である。本実施形態の駐停車判定装置は、自動車等の車両に搭載されるものであって、車両の駐停車の可否を判定する装置である。図1に示すように、駐停車判定装置1は、駐停車認識ユニット2、車道情報取得ユニット3、車両幅情報取得ユニット4、コントローラ5、報知器6を備えている。なお、「駐停車」とは、駐車及び停車を含むものをいう。
【0013】
駐停車認識ユニット2は、自車両の駐停車の実施を認識するためのものである。ここでは、駐停車認識ユニット2として、例えば、自車両の車速を検出する車速センサ、及びシフト位置を検出するシフトセンサが用いられている。この駐停車認識ユニット2は、検出した車速及びシフト位置をコントローラ5に出力する。
【0014】
車道情報取得ユニット3は、駐停車車両(駐停車した自車両)を含んだ一定範囲の車道状況に関する車道情報を取得するものである。具体的には、駐停車車両の周辺における地図情報、障害物の位置/範囲情報等を取得する。より具体的には、例えば、車道幅、車線数、交差点位置、駐停車車両の車両幅、駐停車車両が車道からはみ出している場合にはそのはみ出す幅、駐停車車両の周辺における他の駐停車車両(駐停車した他車両)の位置/範囲、駐停車車両の周辺における工事現場の位置/範囲等の情報を取得する。
【0015】
ここでは、車道情報取得ユニット3として、例えば、車車間通信システムや路車間通信システム(道路交通情報通信システム(VICS)を含む)等の送受信機、自律のレーダ、又はこれらを組み合わせたものが用いられている。この車道情報取得ユニット3は、取得した車道情報をコントローラ5に出力する。なお、車道情報取得ユニット3として、カーナビゲーション端末等を用い、このカーナビゲーション端末等において予め入力されている情報を利用して車道情報を取得してもよい。
【0016】
車両幅情報取得ユニット4は、車道において駐停車車両の周辺(以下、単に「駐停車車両周辺」という)を通行する可能性がある他車両の車両幅に関する車両幅情報を取得するものである。ここでは、車両幅情報取得ユニット4としては、例えば、GPS(Global Positioning System)、及び、車車間通信システムや車路車間通信システム(センタ利用型のものを含む)等の車間通信システムの送受信機が用いられている。
【0017】
この車両幅情報取得ユニット4では、他車両が駐停車車両周辺を通行する可能性があるか否かを判断する方法として、GPSにより駐停車車両周辺の一定範囲内に存在する他車両を求める。そして、この求めた他車両における車両幅情報を車間通信により取得し、コントローラ5に出力する。
【0018】
なお、車両幅情報取得ユニット4では、他車両のウインカの点灯状態を取得し、これに基づいて他車両が駐停車車両周辺を通行する可能性があるか否かを判断してもよい。また、例えば右折専用車線を走行する他車両は直進方向には進行しない等ことから、他車両が走行する車線位置を取得することで他車両の走行経路を予測し、これにより、他車両が駐停車車両周辺を通行する可能性があるか否かを判断してもよい。
【0019】
或いは、車両幅情報取得ユニット4として、各他車両のカーナビゲーションシステムを用い、これらのカーナビゲーションシステムに設定された経路から、他車両が駐停車車両周辺を通行する可能性があるか否かを判断する場合がある。或いはまた、車両幅情報取得ユニット4として、運転者の意思を推定する意思推定手段を用い、例えばカメラ等により運転者の目線等を検知することで、他車両が駐停車車両周辺を通行する可能性があるか否かを判断する場合もある。
【0020】
コントローラ5は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成されており、ROMに保持されるソフトウエアをCPUで実行することにより以下の動作を実行する。すなわち、このコントローラ5は、駐停車認識ユニット2から入力された車速及びシフト位置に基づいて、自車両の駐停車の実施を認識する。車道情報取得ユニット3から入力された車道情報に基づいて、駐停車車両周辺の通行幅を求める。そして、求められた通行幅及び車両幅情報取得ユニット4から入力された車両幅に基づいて、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が存在するか否かを判定する(詳しくは、後述)。
【0021】
報知器6は、コントローラ5にて判定された判定結果の報知を運転者に行なうものである。この報知器6は、車内に設けられた車内端末6aと、例えばDMC(Data Communication Module)等を利用した携帯端末6bと、を有している。車内端末6aは、その表示部に文字/マーク等を表示させて、駐停車可能又は駐停車不可の報知を行なう。この表示部としては、例えばカーナビゲーション端末やメータ等の表示部が利用される。また、車内端末6aは、その出力部から音声/ブザー等を出力させて、駐停車可能又は駐停車不可の報知を行なう。携帯端末6bとしては、例えば携帯電話等が用いられている。
【0022】
次に、図2及び図3を参照し、コントローラ5の処理手順の詳細を明らかにしつつ駐停車判定装置1の動作について説明する。
【0023】
まず、駐停車認識ユニット2から入力された車速が0且つシフト位置がPレンジのとき、自車両の駐停車の実施が認識され、これらの入力された車速及びシフト位置をトリガとして、駐停車の可否の判定が開始される(S1)。
【0024】
続いて、車道情報取得ユニット3により車道情報が取得されると共に、車両幅情報取得ユニット4により車両幅情報が取得され(S2)、これらがコントローラ5に入力され、そして、コントローラ5にて以下の処理が実行される。
【0025】
まず、入力された車道情報に基づいて、駐停車位置が、例えば駐停車可能区域等の駐停車可能位置であるか否かが判定される(S3)。駐停車位置が駐停車可能位置と判定された場合、車道情報取得ユニット3から入力された車道情報に基づいて、車道の駐停車車両周辺の通行幅が導出され求められる(S4)。
【0026】
図4は、車道の駐停車車両周辺の通行幅の一例を示す図である。図4(a)に示すように、駐停車車両10が車道11の幅方向一端側に縦列駐車される場合、駐停車車両の周辺に障害物が存在しないときには、車道11の幅方向他端と駐停車車両10との間の距離が、通行幅Xとして求められる。一方、図4(b)に示すように、駐停車車両の周辺に障害物(ここでは、他の駐停車車両12)が存在するときには、車道11の幅方向他端と駐停車車両10との間の距離X1と、他の駐停車車両12と駐停車車両10との間の距離X2と、のうち小さいほうが、通行幅Xとして求められる。
【0027】
続いて、求められた通行幅Xと車両幅情報取得ユニット4から入力された車両幅情報とに基づいて、駐停車車両周辺を通行しようとする他車両が駐停車車両周辺を通行可能であるか否かが判定される(S5)。通行幅Xが車両幅のうち最大の車両幅よりも大きい場合、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が存在しないと判定され、報知器6により運転者に駐停車可能である旨の報知が行われ(S6)、駐停車の可否の判定が終了される。
【0028】
通行幅Xが車両幅のうち最大の車両幅以下の場合、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が存在すると判定され、報知器6により運転者に駐停車不可である旨の報知が行われる(S21)。続いて、車道情報に基づいて他の駐停車可能位置が検索され、他の駐停車可能位置が報知器6により案内される(S22)。そして、その場で駐停車した場合、警報及び通報(報知)が報知器6により運転者に行なわれる(S23→S14)。
【0029】
なお、他車両が駐停車車両周辺を通行可能であるか否かの判定においては、上述した判定に加えて、例えば次式に示すような条件式等を用いて判定してもよい。
通行幅X≧所定値(例えば2m)
【0030】
他方、上記S3にて駐停車位置が駐停車可能位置でないと判定された場合、停車可能位置であるか否かが判定される(S11)。具体的には、通行幅Xと車両幅情報とに基づいて、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が、所定時間内に駐停車車両周辺を通行するか否かが判定される。
【0031】
駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が所定時間内に駐停車車両周辺を通行しないと判定された場合、所定時間内に限り駐停車可能(つまり、所定時間内で停車可能)である旨の報知が、報知器6により運転者に行われる(S12)。そして、駐停車後で所定時間が経過した場合には、その旨の警報及び通報(報知)が、報知器6の携帯端末6bにより運転者に行なわれる(S13→S14)。一方、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が所定時間内に駐停車車両周辺を通行すると判定された場合、上記S21〜23と同様な処理が実行される。
【0032】
なお、車道情報取得ユニット3及び通行幅を導出するコントローラ5は、通行幅取得手段を構成する。車両幅情報取得ユニット4は、車両幅取得手段を構成する。駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が存在するか否かを判定するコントローラ5は、判定手段を構成する。報知器6は、報知手段を構成する。
【0033】
以上、本実施形態の駐停車判定装置1によれば、車両幅情報取得ユニット4により車両幅が取得されると共に、車道情報取得ユニット3により車道情報が取得され、コントローラ5により車道情報に基づいて駐停車車両周辺の通行幅Xが求められる。そして、コントローラ5により、通行幅Xと車両幅とに基づいて、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が存在するか否かが判定される。これにより、例えば他車両が駐停車車両周辺を通行することが困難な場合(通行幅X≦車両幅の場合)には、運転者に駐停車不可の報知が報知器6により行なわれる。従って、円滑な交通を確保することが可能となる。
【0034】
さらに、上述したように、駐停車車両周辺を通行する可能性がある他車両の車両幅情報が取得されることから、駐停車車両周辺を通行しようとする他車両の車両幅の広狭に応じて駐停車の可否が判定されることになる。よって、実際の交通状況に即した報知を行なうことができ、駐停車不可の確度の高い報知を適切に行なうことが可能となる。その結果、車両幅の狭い他車両しか駐停車車両周辺を通行しない場合には、駐停車可能な区域が増えることになり、合理性を欠く報知が行なわれるのが抑制される。
【0035】
また、本実施形態では、上述したように、駐停車車両周辺を通行不可能な他車両が所定時間内に駐停車車両周辺を通行するか否かがコントローラ5により判定され、所定時間内に限り駐停車可能である旨の報知が報知器6により行われる。従って、所定時間内に限定して駐停車の可否を判定することができ、駐停車不可の報知を一層適切に行なうことが可能となる。
【0036】
ちなみに、車両幅情報取得ユニット4では、上述したように、他車両が駐停車車両周辺を通行する可能性があるか否かを判断する方法として、駐停車車両周辺の一定範囲内に存在する他車両を求めることから、かかる可能性を保証する時間が一定時間内となるのが一般的である。よって、前述したように、所定時間内に限定して駐停車の可否を判定することで、適切な報知を行うという上記効果は顕著となる。
【0037】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
【0038】
例えば、上記実施形態では、駐停車認識ユニット2としてシフトセンサを用いたが、車両電源センサを用い、コントローラ5にて車両電源のOFFを検出することで駐停車の実施を認識してもよい。また、ドアセンサを用い、ドアの開放を検出することで駐停車の実施を認識してもよい。また、カーナビゲーション端末において設定目的地と現在位置とが一致したかどうかに基づいて駐停車の実施を認識してもよい。さらに、運転者が操作(例えば駐停車可否判断開始を入力)することで駐停車の実施を認識してもよい。
【0039】
また、上記実施形態では、報知器6は、車内端末6aと携帯端末6bとを有しているが、いずれか一方であってもよく、車内端末6aは、表示部に文字/マーク等を表示すると共に出力部から音声/ブザー等を出力したが、これらの機能のうち何れか一方を有していればよい。
【0040】
また、上記実施形態の車両幅情報取得ユニット4では、運転者に駐車予定時間を予め入力させ(予め指定させ)、この駐停車予定時間内に駐停車車両周辺を通行する可能性がある他車両の車両幅情報を取得してもよい。この場合、駐車予定時間内に限定して駐停車の可否を判定することが可能となり、駐停車不可に関する報知を一層適切に行なうことが可能となる。さらに、この場合には、駐停車後で駐停車予定時間の経過時に、又は経過時に近づいたときに、その旨の報知を携帯端末により行なってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の一実施形態に係る駐停車判定装置を示す概略構成図である。
【図2】図1に示した駐停車判定装置のコントローラの処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図1に示した駐停車判定装置のコントローラの処理手順における図2の続きを示すフローチャートである。
【図4】車道における駐停車車両周辺の通行幅の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0042】
1…駐停車判定装置、3…車道情報取得ユニット(通行幅取得手段)、4…車両幅情報取得ユニット(車両幅取得手段)、5…コントローラ(通行幅取得手段,判定手段)、6…報知器(報知手段)、12…他車両。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の駐停車の可否を判定する駐停車判定装置であって、
車道の駐停車車両周辺の通行幅情報を取得する通行幅取得手段と、
前記駐停車車両周辺を通行する可能性がある前記他車両の車両幅情報を取得する車両幅取得手段と、
前記通行幅情報及び前記車両幅情報に基づいて、前記駐停車車両周辺を通行不可能な前記他車両が存在するか否かを判定する判定手段と、
前記駐停車車両周辺を通行不可能な前記他車両が存在すると判定された場合に、前記駐停車車両の運転者に対し駐停車不可の報知を行う報知手段と、を備えることを特徴とする駐停車判定装置。
【請求項2】
前記判定手段は、前記駐停車車両周辺を通行不可能な前記他車両が所定時間内に前記駐停車車両周辺を通行するか否かを判定し、
前記報知手段は、前記駐停車車両周辺を通行不可能な前記他車両が前記所定時間内に前記駐停車車両周辺を通行しないと判定された場合に、前記所定時間内に限り駐停車可能である旨の報知を行うことを特徴とする請求項1記載の駐停車判定装置。
【請求項3】
前記車両幅取得手段は、前記運転者が予め指定した駐停車予定時間内に前記駐停車車両周辺を通行する可能性がある前記他車両の前記車両幅情報を取得することを特徴とする請求項1又は2記載の駐停車判定装置。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−37408(P2009−37408A)
【公開日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−200972(P2007−200972)
【出願日】平成19年8月1日(2007.8.1)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VICS
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】