説明

高真空バルブ

【課題】高い流体圧が繰り返し作用する厳しい条件下での使用に対しても耐久性に優れていて長寿命化を図ることができ、しかも、製造コストを抑えることができて経済的な高真空バルブを提供する。
【解決手段】バルブハウジング10に連結された互いに直交する2つのポート12,13を、弁部材15により開閉されるバルブハウジング10内の弁流路11を介して連通可能とした高真空バルブにおいて、上記弁流路11内で、上記弁部材15を開閉動作させる弁シャフト17周りを、筒状体20と溶接ベローズ21との連結体により気密に包囲し、その連結体の一方の端部を弁部材15の背面に固定すると共に、他方の端部をバルブハウジング10内における弁部材15の背面と対向する部位に固定した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、理化学機械等において化学反応用の真空チャンバの減圧などに使用する高真空バルブに関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば半導体の製造装置においては、エッチングなどの化学処理が真空チャンバ内で行われるが、このとき真空チャンバの減圧には真空ポンプが使用され、これらの真空ポンプと真空チャンバとを結ぶ外部流路の開閉に高真空バルブが用いられている。
この高真空バルブは、例えば図3に示すように、軸線方向に延びる弁流路41を有するハウジング40と、該ハウジング40における弁流路41の一端及び側面にそれぞれ開設された開口42a,43aに連結されて、それぞれ真空ポンプ及び真空チャンバに接続される2つのポート42,43と、上記弁流路41の一端の開口周りに設けられた弁座44と、該弁座44を開閉する弁部材45と、該弁部材45を開閉動作させるピストン46と、該ピストン46と上記弁部材45とを相互に連結する弁シャフト47と、上記弁流路41内において、該弁シャフト47の周りをほぼ全長にわたって気密に包囲する伸縮自在の金属ベローズ48とを有しているのが一般的である。
【0003】
このような従来の高真空バルブにおいては、上記金属ベローズとして成形ベローズを用いているが、この成形ベローズとは、円筒状の金属材料を加圧成型することにより、軸線方向に沿って凹凸部分を交互に形成したものであり、少ない製造工程で大量生産が可能であることから、製造コストを低く抑えることができるという利点があるものの、その一方で、伸縮性や曲げ性に乏しいという面がある。
【0004】
ところで、真空チャンバの減圧性能を向上させるために、真空ポンプの能力を上げて高真空バルブを通過する流体の流量を増やすと、その弁流路内に配設された金属ベローズにはより高い流体圧が作用することとなる。このとき、その流体圧は金属ベローズに曲げ方向の力として作用するが、そのような曲げ方向の力が繰り返し作用すると、曲げ変形の繰り返しによる金属疲労によってベローズに亀裂等が生じやすくなり、製品寿命が短くなる虞がある。これは、上述のように曲げ性に乏しい成形ベローズにおいて特に顕著な問題であるが、耐久性や製造コストを勘案すると金属ベローズの長さはより短いことが望ましい。
しかしながら、従来の高真空バルブにおいて、耐久性を優先して金属ベローズの長さを短くすると、上述のように成形ベローズは伸縮性に乏しいため、弁シャフトのストローク量即ち弁部材の開度を十分に確保することができなくなり、結果として、十分な弁流量を確保できなくなるという問題がある。
【特許文献1】特開平9−133238号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の技術的課題は、高い流体圧が繰り返し作用する厳しい条件下での使用に対しても耐久性に優れ、しかも製造コストを抑えることができて経済的な高真空バルブを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の高真空バルブは、軸線方向に延びる弁流路を内部に有していて、該弁流路における上記軸線方向の一端に第1開口が開設され、該弁流路における上記軸線と直交する向きに第2開口が開設されて成るハウジングと、該ハウジングの第1開口に連結され、該第1開口を通じて上記弁流路に連通する第1ポートと、該ハウジングの第2開口に連結され、該第2開口を通じて上記弁流路に連通する第2ポートと、上記第1開口の周囲に設けられた弁座と、該弁座を開閉する弁部材と、この弁部材の背面から弁流路内を上記軸線方向に延びる弁シャフトと、該弁シャフトを介して弁部材を上記軸線方向に駆動する弁体駆動部と、上記弁流路内において該弁シャフト周りを気密に包囲する筒状体及び伸縮自在のベローズとを備え、上記ベローズが、円環状の金属薄板を複数枚重ね合わせ、隣接する外周縁同士及び内周縁同士を交互に溶接することにより形成された溶接ベローズであり、上記筒状体と該ベローズとが互いに上記軸線方向に連結されていて、それらの連結体における一方の端部が弁部材の背面に固定され、他方の端部が上記ハウジング内における弁部材の背面と対向する部位に固定されていることを特徴としている。
【0007】
本発明の具体的な構成態様によれば、上記ベローズが、弁部材の背面に固定され、上記筒状体が、ハウジング内における弁部材の背面と対向する部位に固定されている。
また、本発明の他の具体的な構成態様によれば、上記ベローズが、ハウジング内における弁部材の背面と対向する部位に固定され、上記筒状体が、弁部材の背面に固定されている。
さらに、本発明においては、上記筒状体が、上記弁流路の軸線方向における長さの略半分の長さを有しているものとすることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、弁シャフト周りを気密に包囲するにあたって、成形ベローズよりも伸縮性に優れた溶接ベローズと、筒状体とを併用することにより、弁シャフトのストローク量に対して必要とされるベローズの伸縮量を確保しながらも、ベローズの長さを短く抑えることができ、結果として、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また同時に、成形ベローズに比べて曲げ性に優れた溶接ベローズを採用していて、しかも、該溶接ベローズの長さを上述のように短く抑えることができるため、高い流体圧が繰り返し作用する厳しい条件下での使用に対しても耐久性に優れ、長寿命な高真空バルブを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1は、本発明に係る高真空バルブの第1実施例を示すもので、このバルブは、第1ポート12と第2ポート13とを連通させる弁流路11を弁部材15で開閉するように構成された弁主体部1と、上記弁部材15を開閉動作させるためのピストン32を有した流体圧駆動の弁体駆動部2とを備えている。
【0010】
上記弁主体部1は、実質的に円柱状又は四角柱状に形成され、軸線L方向に第1端及び第2端を有するバルブハウジング10を備えている。このバルブハウジング10は、該バルブハウジング10の内部を軸線L方向に延びる断面略円形の弁流路11と、該バルブハウジング10の第1端側に軸線Lと同軸に設けられた第1ポート12と、上記バルブハウジング10の側面に軸線Lと直交する方向に設けられた第2ポート13と、上記弁流路11内に設けられた弁座14とを備えている。上記第1ポート12は、上記バルブハウジング10の第1端側に軸線Lと同軸に開設された円形の第1開口12aを通じて上記弁流路11と連通している。一方、第2ポート13は、上記バルブハウジング10の側壁に軸線Lと直交する向きに開設された円形の第2開口13aを通じて上記弁流路11と連通している。ここで、上記第1ポート12及び第2ポート13は、互いに略等しい径を有している。また、上記弁座14は、上記第1開口12aの周りを包囲するように、該第1開口12aと同軸に形成されている。
【0011】
上記バルブハウジング10の内部には、上記弁座14を開閉するポペット式の上記弁部材15が、上記弁座14と同軸に設けられている。この弁部材15は、略円盤状に形成されていて、その上記第1開口12a側に配された表面の外周端寄りの位置に、上記弁座14に接離する円環状をしたゴム製の弁シール部材16を有している。
【0012】
一方、上記弁部材15の背面中央部には、弁シャフト17の先端部が固定されている。この弁シャフト17は、バルブハウジング10の内部を軸線Lと同軸に延びていて、その基端部が、上記バルブハウジング10の第2端側において弁主体部1と弁体駆動部2とを区画する隔壁31を気密かつ摺動自在に貫通すると共に、該弁体駆動部2の内部に延出してピストン32に連結されている。そうすることにより、該弁シャフト17を介して上記弁部材15を軸線L方向に駆動することができるようになっている。
【0013】
上記弁シャフト17の先端部寄りの周囲には、弁部材15の最大開放位置を規定するための円筒形をしたストッパ18が取付けられている。このストッパ18は、上記弁部材15の背面から弁シャフト17に沿って一定長さ(この実施例では、弁流路11の軸線L方向における長さの略半分の長さ)延びていて、上記弁部材15の最大開放位置でその先端が上記隔壁31の当接部31aに当たるようになっている。また、上記弁部材15の背面にはばね座15aが設けられ、このばね座15aと上記隔壁31との間に、上記弁部材15を閉鎖方向に弾発する大小2つのコイル状の復帰ばね19a,19bが、軸線Lと同軸状に縮設されている。
【0014】
さらに、上記弁部材15の背面側には、上記弁流路11内おいて弁シャフト17、ストッパ18及び復帰ばね19a,19bの周りを気密に包囲する、筒状体20と伸縮自在のベローズ21との連結体が設けられていて、上記弁部材15の開閉動作に伴ってベローズ21が伸縮するようになっている。
これらの筒状体20とベローズ21とは、互いに軸線L方向に溶接等で気密かつ該軸線Lと同軸に連結されていて、この実施例の場合、ベローズ21が上記弁シャフト17における上記弁部材15が固定された先端部側に配設され、筒状体20が弁シャフト17における上記弁体駆動部2に連結された基端部側に配設されている。
そして、ベローズ21における弁シャフト17の先端部側に配された端部が、弁部材15の背面に溶接等で気密に固定され、また、筒状体20における弁シャフト17の基端部側に配された端部が、上記バルブハウジング10内における弁部材15の背面と対向する部位であって、上記バルブハウジング10の第2端側において弁流路15を区画する壁、より具体的には、上記バルブハウジング10の第2端側において該バルブハウジング10と上記隔壁31との間に配設されたリング状の支持プレート22の内周縁に、溶接等で気密に固定されている。
【0015】
上記ベローズ21は、円環状の金属薄板を複数枚重ね合わせ、隣接する外周縁同士及び内周縁同士を交互に溶接することにより形成した溶接ベローズである。この溶接ベローズは、円筒状の金属材料を加圧成型して製造した成形ベローズよりも伸縮性に優れており、伸縮量が同程度の成形ベローズと比べて収縮時の長さを短く抑えることができるという利点がある。
そのため、弁部材15の開閉動作に必要な伸縮量を十分に確保しながらも、収縮時におけるベローズの長さをより短くすることができ、ベローズが短くなった分だけ弁シャフト17周りに、ベローズよりも安価で、しかも伸縮性が無いためベローズよりも耐久性に優れた上記筒状体20を組み込むことが可能となる。
【0016】
また、溶接ベローズは成形ベローズと比べて曲げ性にも優れていて、曲げ方向に対してより弾性的に変形することができるため、流体圧により曲げ方向の力が繰り返し作用しても、曲げ変形の繰り返しによる金属疲労が生じにくい。しかも、同じベローズであれば短いほど流体圧による曲げ変形を抑制することができるため金属疲労が生じにくい。
そこで、この実施例においては、弁部材15の開閉動作に支障がない範囲において、溶接ベローズ21の長さが可及的に短く形成されている。
このように、ベローズ21として溶接ベローズを用いることにより、ベローズ21の長さを短く抑えて製造コストを抑制することができるばかりでなく、その優れた曲げ性と相俟って金属疲労による亀裂等の発生を可及的に防止することができる。
【0017】
上記筒状体20は、金属材料を筒状に形成したもので、全長にわたって上記ベローズ21の外径とほぼ同じ程度の外径を有し、上記弁流路11の軸線L方向における長さのほぼ半分程度の長さを有している。
【0018】
上記弁体駆動部2は、流体圧シリンダとしての構成を有するもので、上記バルブハウジング10の第2端側に同軸状に結合されたシリンダハウジング30を有している。このシリンダハウジング30は、上記バルブハウジング10と同じ円柱状又は四角柱状に形成されていて、軸線L方向の一端側にこのバルブハウジング10との間を区画する上記隔壁31を有すると共に、内部にシリンダ孔33を有しており、このシリンダ孔33内に上記ピストン32が、シール部材34と流体リング35とを介して摺動自在に収容されている。また、上記シリンダハウジング30とバルブハウジング10との間には、上記支持プレート22がその外周部を挟持されて固定されている。そして、上述したように弁シャフト17が、シール部材31bを介して、上記隔壁31を摺動自在かつ気密に貫通してシリンダ孔33内に延出し、その先端部が上記ピストン32に連結されている。
【0019】
上記ピストン32の一側には、該ピストン32と上記隔壁31とで区画された圧力室36が形成され、この圧力室36がシリンダハウジング30の側面に開口する操作ポート37に接続されている。一方、上記ピストン32の他側には、シリンダハウジング30に取付けられた蓋板38と該ピストン32とで区画された呼吸室39が形成され、この呼吸室39は、上記蓋板37又はシリンダハウジング30に開設された呼吸孔38aを通じて外部に開放されている。
【0020】
したがって、上記操作ポート37を通じて圧力室36を外部に開放すると、復帰ばね19a,19bの付勢力により上記弁部材15が前進するため、図1の左半分に示すように、弁シール部材16が弁座14に当接して該弁座14が閉鎖される。この状態においては、上記第1及び第2ポート12,13にそれぞれ接続された真空チャンバ及び真空ポンプは互いに遮断されている。
一方、上記操作ポート37を通じて圧力室36に圧縮空気等の圧力流体を供給すると、上記ピストン32が復帰ばね19a,19bの付勢力に抗して後退することにより上記弁部材15が後退するため、図1の右半分に示すように、該弁部材15の弁シール部材16が弁座14から離間して該弁座14を開放する。この状態においては、上記第1及び第2ポート12,13にそれぞれ接続された真空チャンバ及び真空ポンプは互いに連通されている。
【0021】
上記構成を有する高真空バルブによれば、弁シャフト17周りを気密に包囲するにあたって、筒状体20と成形ベローズよりも伸縮性に優れた溶接ベローズ21とを相互に軸線L方向に連結した構成を採用したことにより、弁部材15の開閉動作に必要なベローズの伸縮量を十分に確保しながらも該ベローズの長さを短く抑えることができ、結果として、バルブ全体の製造コストを抑制することができる。
さらに、溶接ベローズは成形ベローズと比べて曲げ性にも優れており、また同時に、ベローズの長さを短く抑えることによって、流体圧により生じる曲げ変形をより小さくすることができるため、仮に高い流体圧により曲げ方向の力が繰り返し作用しても金属疲労が生じにくく、厳しい条件下での使用にも十分耐えることができ、バルブの長寿命化を図ることができる。
【0022】
図2は本発明の高真空バルブの第2実施例を示すもので、上記第1実施例とは、溶接ベローズと筒状体との位置を相互に入れ替えている点で異なっている。
具体的には、この第2実施例においては、筒状体20’が上記弁シャフト17における上記弁部材15が固定された先端部側に配設され、溶接ベローズ21’が弁シャフト17における上記弁体駆動部2に連結された基端部側に配設されている。
そして、筒状体20’における弁シャフト17の先端部側に配された端部が、弁部材15の背面に溶接等で気密に固定され、また、溶接ベローズ21’における弁シャフト17の基端部側に配された端部が、上記バルブハウジング10内における弁部材15の背面と対向する部位であって、上記バルブハウジング10の第2端側において弁流路15を区画する壁、より具体的には、上記バルブハウジング10の第2端側において該バルブハウジング10と上記隔壁31との間に配設されたリング状の支持プレート22’の内周縁に、溶接等で気密に固定されている。ここで、上記支持プレート22’は、上記第1実施例と同様に、その外周部をシリンダハウジング30とバルブハウジング10との間に挟持されて固定されている。
この第2実施例に係るその他の構成及び作用効果等については、上記第1実施例と実質的に同様であるから、説明の重複を避けるため、図面の主要な構成要素に第1実施例と同じ符号を付して説明を省略する。
【0023】
なお、上記各実施例において、第1ポート12及び第2ポート13を真空チャンバ及び真空ポンプの何れと接続するかは特に限定されるものではなく、ベローズと筒状体との位置関係に関わらず流体の流れは何れの方向であっても良い。
また、本発明は、上記各実施例に何ら限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載の発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において種々の変更ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明に係る高真空バルブの第1実施例を示す断面図である。ただし、右半分は開弁状態を、左半分は閉弁状態を示す。
【図2】本発明に係る高真空バルブの第2実施例を示す断面図である。ただし、右半分は開弁状態を、左半分は閉弁状態を示す。
【図3】従来の高真空バルブを示す断面図である。ただし、右半分は開弁状態を、左半分は閉弁状態を示す。
【符号の説明】
【0025】
1 弁主体部
2 弁体駆動部
10 バルブハウジング
11 弁流路
12 第1ポート
12a 第1開口
13 第2ポート
13a 第2開口
14 弁座
15 弁部材
17 弁シャフト
20,20’ 筒状体
21,21’ 溶接ベローズ
L 軸線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸線方向に延びる弁流路を内部に有していて、該弁流路における上記軸線方向の一端に第1開口が開設され、該弁流路における上記軸線と直交する向きに第2開口が開設されて成るハウジングと、該ハウジングの第1開口に連結され、該第1開口を通じて上記弁流路に連通する第1ポートと、該ハウジングの第2開口に連結され、該第2開口を通じて上記弁流路に連通する第2ポートと、上記第1開口の周囲に設けられた弁座と、該弁座を開閉する弁部材と、この弁部材の背面から弁流路内を上記軸線方向に延びる弁シャフトと、該弁シャフトを介して弁部材を上記軸線方向に駆動する弁体駆動部と、上記弁流路内において該弁シャフト周りを気密に包囲する筒状体及び伸縮自在のベローズとを備え、
上記ベローズが、円環状の金属薄板を複数枚重ね合わせ、隣接する外周縁同士及び内周縁同士を交互に溶接することにより形成された溶接ベローズであり、
上記筒状体と該ベローズとが互いに上記軸線方向に連結されていて、それらの連結体における一方の端部が弁部材の背面に固定され、他方の端部が上記ハウジング内における弁部材の背面と対向する部位に固定されている、
ことを特徴とする高真空バルブ。
【請求項2】
上記ベローズが、弁部材の背面に固定され、上記筒状体が、ハウジング内における弁部材の背面と対向する部位に固定されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の高真空バルブ。
【請求項3】
上記ベローズが、ハウジング内における弁部材の背面と対向する部位に固定され、上記筒状体が、弁部材の背面に固定されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の高真空バルブ。
【請求項4】
上記筒状体が、上記弁流路の軸線方向における長さの略半分の長さを有している、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の高真空バルブ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−175265(P2008−175265A)
【公開日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−8197(P2007−8197)
【出願日】平成19年1月17日(2007.1.17)
【出願人】(000102511)SMC株式会社 (344)
【Fターム(参考)】