説明

鳥類忌避剤注出用ガン

【課題】間接活線工具によって容易に把持することが可能な鳥類忌避剤注出用ガンであって、間接活線工具を操作して鳥類忌避剤を注出する動作を容易に行うことが可能な鳥類忌避剤注出用ガンを提供すること。
【解決手段】鳥類忌避剤注出用ガン10は、カートリッジCを装着・保持するカートリッジホルダー21と、カートリッジホルダー21の一端に突設されたガン把持部41を有するガン状の枠体部31と、ガン把持部41に軸支ピン53を介して回動可能に取付けられるトリガー51と、枠体部31にカートリッジホルダー21の軸心に沿って進退自在に支持され、トリガー51が回動されたときに進行してカートリッジCの押圧板C1を押圧する構造を有する押圧棒61と、を備え、ガン把持部41は固定部205の先端205aと嵌合可能な固定部開口部45を有し、トリガー51は可動部203の先端203aと嵌合可能な可動部開口部55を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、間接活線工具を使用して、鳥類忌避剤が封入された円筒状のカートリッジの先端部から鳥類忌避剤を注出する間接活線工法用の鳥類忌避剤注出用ガンに関する。
【背景技術】
【0002】
電柱の腕金や送電用の鉄塔等において、カラス、鳩等の鳥類、特に、カラスによる鳥害事故が多く発生している。例えば、カラスはハンガーのような金属材料を利用して電柱の腕金や送電用の鉄塔等に巣を作ることがある。ハンガーのような金属材料が電線や送電線に触れると、広範囲な停電を引き起こす可能性がある。
【0003】
従来、この鳥害を防止するため、特殊な形状の治具を電柱や鉄塔に取り付けるものが提案されている。しかし、これらは構造が固定であるため、カラスの慣れによって効果が持続せず、長期間に渡って鳥害を防止するには適していない。
【0004】
そこで、鳥類が物理的又は化学的に忌避する成分が含有され鳥類忌避剤が徐々に使用されてきている(特許文献1参照)。この鳥類忌避剤を鳥類の営巣防止に電柱の腕金や送電用の鉄塔等に塗布することにより、長時間に渡って鳥害を防止できる。
【0005】
ところで、鳥類忌避剤を効率的かつ容易に注出させるための補助具としては、例えば、図3に示すように、鳥類忌避剤が封入されたカートリッジCをカートリッジホルダー311に装着し、カートリッジC内に設けられた押圧板C1を後方から押圧することによって、カートリッジCの先端に設けられたノズルC2から鳥類忌避剤を注出させるコーキングガン301が種々提案されている(特許文献2参照)。
【0006】
コーキングガン301を用いて鳥類忌避剤を電柱の腕金や送電用の鉄塔等に塗布する作業を行う場合、作業現場周辺の家庭や工場等の影響を考慮して、通電をしている状態、いわゆる、活線状態で行うようになっている。この活線状態で行う工事の方法を活線工法といい、作業者が直接電線部分に触れながら作業を行う直線活線工法と、いわゆる、ヤットコのような間接活線工具(補助機材)を用いて作業者が作業を行う間接活線工法の2種類の方法が知られている。
【0007】
ここで、直接活線工法の場合、作業者は、電気用ゴム手袋を着用し、コーキングガン301を直接把持して作業を行うため、コーキングガン301の金属部分が電線に接触することによって短絡を起こす場合がある。したがって、コーキングガン301を用いて鳥類忌避剤を電柱の腕金や送電用の鉄塔等に塗布する作業は、短絡を起こす可能性が低い間接活線工法で行われることが好ましい。
【特許文献1】特開2005−47865号公報
【特許文献1】特開2002−159900号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、把持部が略C字状であるヤットコのような間接活線工具ではコーキングガン301を把持することは困難であり、ましてや、間接活線工具によってコーキングガン301を操作して鳥類忌避剤を電柱の腕金や送電用の鉄塔等に注出させることは、熟練者であっても困難であった。
【0009】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、間接活線工具によって容易に把持することが可能な鳥類忌避剤注出用ガンであって、間接活線工具を操作して鳥類忌避剤を注出する動作を容易に行うことが可能な鳥類忌避剤注出用ガンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(1) 一端に固定部及び回動可能な可動部を有する略C字状の工具把持部を備えた棒状の間接活線工具が操作されて、鳥類忌避剤が封入された円筒状のカートリッジの底部を押圧することにより、前記カートリッジの先端部から前記鳥類忌避剤を注出する間接活線工法用の鳥類忌避剤注出用ガンであって、前記カートリッジを装着・保持するカートリッジホルダーと、前記カートリッジホルダーの一端に突設されたガン把持部を有するガン状の枠体部と、前記ガン把持部に軸支ピンを介して回動可能に取付けられるトリガーと、前記枠体部に前記カートリッジホルダーの軸心に沿って進退自在に支持され、前記トリガーが回動されたときに進行して前記カートリッジの底部を押圧する構造を有する押圧棒と、を備え、前記ガン把持部は、前記固定部の先端と嵌合可能な固定部開口部を有し、前記トリガーは、前記可動部の先端と嵌合可能な可動部開口部を有する鳥類忌避剤注出用ガン。
【0011】
(1)の発明に係る鳥類忌避剤注出用ガンは、一端に固定部及び回動可能な可動部を有する略C字状の工具把持部を備えた棒状の間接活線工具によって操作されて、カートリッジの先端部から鳥類忌避剤を注出することができる。すなわち、(1)の発明に係る鳥類忌避剤注出用ガンは、カートリッジホルダーの一端に突設されたガン把持部を有するガン状の枠体部と、ガン把持部に軸支ピンを介して回動可能に取付けられるトリガーと、枠体部にカートリッジホルダーの軸心に沿って進退自在に支持される押圧棒と、備え、この押圧棒が、トリガーが回動されたときに進行してカートリッジの底部を押圧するために、カートリッジの先端部から鳥類忌避剤を注出することが可能である。
【0012】
ここで、ガン把持部は、固定部の先端と嵌合可能な固定部開口部を有し、トリガーは、可動部の先端と嵌合可能な可動部開口部を有するので、(1)の発明に係る鳥類忌避剤注出用ガンは、固定部及び可動部を有する略C字状の工具把持部を備えた棒状の間接活線工具によって、容易に把持することが可能である。また、(1)の発明に係る鳥類忌避剤注出用ガンは、可動部を回動することによってトリガーが回動されて、押圧棒が進行してカートリッジの底部が押圧されるので、鳥類忌避剤を注出することを容易に行うことが可能である。すなわち、間接活線工具を操作して鳥類忌避剤を注出する動作を容易に行うことが可能である。
【0013】
(2) さらに、前記カートリッジホルダーに接続し、前記押圧棒を外部から接触不可能なように覆う略円環状の絶縁性カバーを備えた(1)記載の鳥類忌避剤注出用ガン。
【0014】
押圧棒はカートリッジの底部を押圧しても撓むことなく丈夫な金属製であることが望ましいが、金属製の押圧棒が電線に接触することによって短絡を起こす場合がある。(2)の発明によれば、押圧棒を外部から接触不可能なように覆う略円環状の絶縁性カバーを備えたので、金属製の押圧棒であっても短絡を防止することが可能である。
【0015】
(3) さらに、前記押圧棒と接続する紐状部材を備え、前記紐状部材は、前記絶縁性カバーの長手方向の長さ以上の長さを有する(2)記載の鳥類忌避剤注出用ガン。
【0016】
絶縁性カバーは、押圧棒を外部から接触不可能なように覆うので、進行した押圧棒を作業者が直接触って後退させることはできない。
【0017】
(3)の発明によれば、絶縁性カバーの長手方向の長さ以上の長さを有する紐状部材を引っ張ることにより、進行した押圧棒を後退させることができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、ガン把持部は、固定部の先端と嵌合可能な固定部開口部を有し、トリガーは、可動部の先端と嵌合可能な可動部開口部を有するので、本発明に係る鳥類忌避剤注出用ガンは、固定部及び可動部を有する略C字状の工具把持部を備えた棒状の間接活線工具によって、容易に把持することが可能である。また、本発明によれば、可動部を回動することによってトリガーが回動されて、押圧棒が進行してカートリッジの底部が押圧されるので、鳥類忌避剤を注出することを容易に行うことが可能である。すなわち、間接活線工具を操作して鳥類忌避剤を注出する動作を容易に行うことが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の一例を示す実施形態について、図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は、本発明における鳥類忌避剤注出用ガンを示す正面図である。図2は、本発明における鳥類忌避剤注出用ガンを使用して電柱の腕金に薬剤を注出する方法を説明する図である。
【0021】
[鳥類忌避剤注出用ガン]
図1に示すように、鳥類忌避剤注出用ガン10は、一端に固定部205及び回動可能な可動部203を有する工具把持部201を備えた間接活線工具の一例であるヤットコ200が操作されて、鳥類忌避剤が封入された円筒状のカートリッジCの底部である押圧板C1を押圧することにより、カートリッジCの先端部であるノズルC2から鳥類忌避剤を注出する間接活線工法用の鳥類忌避剤注出用ガンである。
【0022】
鳥類忌避剤注出用ガン10は、カートリッジホルダー21と、枠体部31と、トリガー51と、押圧棒61と、を備える。また、鳥類忌避剤注出用ガン10は、枠体部31内にバネ71aによって付勢される押圧棒送り板71と、この押圧棒送り板71の背面側にバネ81aによって付勢されるストッパー81と、絶縁性カバー91と、紐状部材101と、を備える。
【0023】
カートリッジホルダー21は、カートリッジCを装着・保持する部材である。このカートリッジホルダー21は、端面が略半円弧状をなし、カートリッジCをその軸心に沿い装着して保持することが可能である。
【0024】
枠体部31は、ガン状であり、カートリッジホルダー21の後端に接続する。枠体部31は、カートリッジホルダー21の一端に突設されたガン把持部41を有する。
【0025】
ガン把持部41は、固定部205の先端205aと嵌合可能な固定部開口部45をガン把持部41の一端に有する。ガン把持部41は、固定部開口部45にヤットコ200の工具把持部201のうち、固定部205の先端205aが嵌合した際に、先端205aの表面に形成された凹部(図示せず)に着脱自在な凸部(図示せず)と連結する継ぎ足しアーム45aを有する。この継ぎ足しアーム45aには、内側に付勢するバネ(図示せず)が接続されており、固定部205の先端205aの表面に形成された凹部に固定部205の先端205aの凸部を嵌挿すると、継ぎ足しアーム45aを摘み上げない限り、固定部205の先端205aの表面に形成された凹部から固定部205の先端205aの凸部が自然に脱離することはない。
【0026】
トリガー51は、ガン把持部41に植設した軸支ピン53を介して回動可能に取付けられる。トリガー51は、可動部203の先端203aと嵌合可能な可動部開口部55をトリガー51の一端に有する。トリガー51は、可動部開口部55にヤットコ200の工具把持部201のうち、可動部203の先端203aが嵌合した際に、先端203aの表面に形成された凹部(図示せず)に着脱自在な凸部(図示せず)と連結する継ぎ足しアーム55aを有する。この継ぎ足しアーム55aは上記継ぎ足しアーム45aと同様の構造を有しており、先端203aの表面に形成された凹部に先端203aの凸部を嵌挿すると、継ぎ足しアーム55aを摘み上げない限り、先端203aの表面に形成された凹部から先端203aの凸部が自然に脱離することはない。
【0027】
トリガー51は、トリガー51に植設したピン59と連結する突起62を有する。この突起62は、押圧棒送り板71と常時接触しており、トリガー51の回動とともに進行し、ピン59の押圧棒送り板71を前方に押圧させることが可能な構造となっている。
【0028】
なお、本実施形態において、ガン把持部41は、固定部開口部45をガン把持部41の一端に有し、トリガー51は、可動部開口部55をトリガー51の一端に有するが、固定部開口部45及び可動部開口部55が設けられる位置はこれらに限定されない。すなわち、固定部開口部45と固定部205の先端205aとが着脱自在に嵌合することが可能であり、可動部開口部55と可動部203の先端203aとが着脱自在に嵌合することが可能であり、可動部203が回動すると同時にトリガー51が回動することが可能であれば、固定部開口部45及び可動部開口部55が設けられる位置は特に限定されない。
【0029】
押圧棒61は、枠体部31にカートリッジホルダー21の軸心に沿って進退自在に支持されている。押圧棒61は、トリガー51が回動されたときに前進してカートリッジCの底部である押圧板C1を押圧する構造を有する。
【0030】
押圧棒送り板71は、バネ71aによって常時後方に付勢されて、略垂直状態に保持されている。押圧棒送り板71は、カートリッジホルダー21の後端とガン把持部41との間において、嵌合孔71bを押圧棒61に遊嵌することにより、トリガー51が回動されないときは、押圧棒61と接触しない状態になっている。
【0031】
ストッパー81は、嵌合孔81bを枠体部31の後方において押圧棒61に遊嵌している。ストッパー81は、バネ81aによって常時後方に付勢されて、押圧棒61に対して斜交し係合状態になっている。したがって、押圧棒61は、この状態では後方に引いても後退しないが、前方への外力を加えることにより前方に摺動すること、すなわち、前進させることはできる。
【0032】
絶縁性カバー91は、略円環状であり、カートリッジホルダー21に接続しており、押圧棒61を外部から接触不可能なように全面的に覆う。なお、絶縁性カバー91は、ストッパー81を指で押えるために指を進入させる開閉自在な開口部(図示せず)を有している。
【0033】
紐状部材101は、押圧棒61と接続し、絶縁性カバー91の長手方向の長さ以上の長さを有する。
【0034】
ここで、押圧棒61に対し斜交し係合状態になっているストッパー81を指で押し、バネ81aに抗して垂直にした状態にすると、押圧棒61との係合状態が解消されて、押圧棒61を後退させることが可能であるが、絶縁性カバー91によって押圧棒61が覆われているので、押圧棒61を後退させることができない。そこで、押圧棒61と接続する紐状部材101は絶縁性カバー91の長手方向の長さ以上の長さを有するので、絶縁性カバー91の外部に出された紐状部材101を後方に引っ張ることにより、押圧棒61を後退させることが可能である。
【0035】
[鳥類忌避剤注出用ガンの使用方法]
次に、図1及び図2を用いて、鳥類忌避剤注出用ガン10の使用方法を説明する。
【0036】
図1及び図2に示すように、作業者は、ヤットコ200の可動部203の先端203aを可動部開口部55に嵌合させて、固定部205の先端205aを固定部開口部45に嵌合させる。
【0037】
次に、作業者は、電柱401の近傍に高所作業車400を設置させる。作業者は、高所作業車400の作業床に乗り込み、高所作業車400の昇降装置を作動させ、高所作業車400の作業床を上昇させ、電柱401の腕金403の近傍に移動する。
【0038】
次に、作業者は、ノズルC2が目標の電柱401の腕金403に位置するように、ヤットコ200を移動させる。
【0039】
次に、作業者は、ヤットコ200を操作して、ヤットコ200の工具把持部201の可動部203を矢印201a側に回動させる。この回動により、トリガー51が矢印51a側に回動される。押圧棒送り板71の下端部が、トリガー51の突起62により押圧されて、押圧棒61に対し垂直状態から係合する状態になり、ついには、その押圧棒61をばね71aに抗して所要の距離だけ前進させることができる。このため、ノズルC2から鳥害忌避剤が注出される。
【0040】
ここで、押圧棒61を所要ストローク前進させたところで、可動部203の回動操作を中止すると、ばね71aの弾発力により、押圧棒送り板71及びトリガー51は元の位置に戻る。しかし、ストッパー81が、押圧棒61に嵌合孔81bを係合状態にしているので、押圧棒61は後退することなく、上記前進位置を保持する。
【0041】
以上のように、ガン把持部は、固定部の先端と嵌合可能な固定部開口部を有し、トリガーは、可動部の先端と嵌合可能な可動部開口部を有するので、鳥類忌避剤注出用ガンは、固定部及び可動部を有する略C字状の工具把持部を備えた棒状の間接活線工具によって、容易に把持することが可能である。また、可動部を回動することによってトリガーが回動されて、押圧棒が進行してカートリッジの底部が押圧されるので、鳥類忌避剤を注出することを容易に行うことが可能である。すなわち、間接活線工具を操作して鳥類忌避剤を注出する動作を容易に行うことが可能である。
【0042】
なお、本発明における鳥類忌避剤注出用ガン10は、ヤットコ200の使用により、トリガー51が回動されたときに押圧棒61が前進して押圧板C1を押圧する構造となっていれば、本実施形態のような構造に限定しなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明における鳥類忌避剤注出用ガンを示す正面図である。
【図2】本発明における鳥類忌避剤注出用ガンを使用して電柱の腕金に薬剤を注出する方法を説明する図である。
【図3】従来のコーキングガンを示す正面図である。
【符号の説明】
【0044】
10 鳥類忌避剤注出用ガン
21 カートリッジホルダー
31 枠体部
41 ガン把持部
45 固定部開口部
51 トリガー
53 軸支ピン
55 可動部開口部
81 ストッパー
91 絶縁性カバー
101 紐状部材
200 ヤットコ
201 工具把持部
203 可動部
205 固定部
301 コーキングガン
311 カートリッジホルダー
C カートリッジ
C1 押圧板
C2 ノズル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一端に固定部及び回動可能な可動部を有する略C字状の工具把持部を備えた棒状の間接活線工具が操作されて、鳥類忌避剤が封入された円筒状のカートリッジの底部を押圧することにより、前記カートリッジの先端部から前記鳥類忌避剤を注出する間接活線工法用の鳥類忌避剤注出用ガンであって、
前記カートリッジを装着・保持するカートリッジホルダーと、
前記カートリッジホルダーの一端に突設されたガン把持部を有するガン状の枠体部と、
前記ガン把持部に軸支ピンを介して回動可能に取付けられるトリガーと、
前記枠体部に前記カートリッジホルダーの軸心に沿って進退自在に支持され、前記トリガーが回動されたときに進行して前記カートリッジの底部を押圧する構造を有する押圧棒と、を備え、
前記ガン把持部は、前記固定部の先端と嵌合可能な固定部開口部を有し、
前記トリガーは、前記可動部の先端と嵌合可能な可動部開口部を有する鳥類忌避剤注出用ガン。
【請求項2】
さらに、前記カートリッジホルダーに接続し、前記押圧棒を外部から接触不可能なように覆う略円環状の絶縁性カバーを備えた請求項1記載の鳥類忌避剤注出用ガン。
【請求項3】
さらに、前記押圧棒と接続する紐状部材を備え、前記紐状部材は、前記絶縁性カバーの長手方向の長さ以上の長さを有する請求項2記載の鳥類忌避剤注出用ガン。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2008−148390(P2008−148390A)
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−329799(P2006−329799)
【出願日】平成18年12月6日(2006.12.6)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】