黄斑変性症を含む眼科疾患の管理
薬剤を眼科疾患の治療又は予防の医薬の調製に使用してもよい。ここにおいて、前記の薬剤が、杆状体光受容体細胞のディスクの外側で発生する視覚サイクルのステップにおいて、視覚サイクルを阻害するか、視覚サイクルと拮抗するか、又は視覚サイクルを短絡する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式XI:
【化1】
XI
(式XI中、それぞれの存在が独立し、
nが0乃至10であり、
R1が水素又はアルキルであり、
R2が水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルであり、
Zがシクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、−C(=O)Rbで表される基、又は式:−(CH2)pRbで表される基であり、
pが0乃至20であり、
Raが水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルであり、
Rbが水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルであり、かつ
式:
で表される基が単結合、又はtrans二重結合である。ただし、前記の化合物がN−(4−ヒドロキシフェニル)レチンアミドではない。)で表される化合物。
【請求項2】
R1が水素又はメチルであることを特徴とする請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Zがアリールであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Raが水素であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の化合物。
【請求項5】
式XIa:
【化2】
XIa
(式XIa中、それぞれの存在が独立し、
nが0乃至10であり、
R1が水素又はアルキルであり、
R2が水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルであり、
R3、R4、R5、R6及びR7が水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アラルキエニル、アラルキニル、ヘテロアラルキル、ヘテロアラルキエニル、ヘテロアラルキニル、シアノ、ニトロ、スルフヒドリル、ヒドロキシル、スルホニル、アミノ、アシルアミノ、アミド、アルキルチオ、カルボキシル、カルバモイル、アルコキシル、スルホネート、スルフェート、スルホンアミド、スルファモイル、スルホニル、又はスルホキシドであり、
Raが水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルであり、かつ
式:
で表される基が単結合、又はトランス二重結合である。
ただし、前記の化合物がN−(4−ヒドロキシフェニル)レチンアミドではない。)で表される化合物。
【請求項6】
R1が水素又はメチルであることを特徴とする請求項5記載の化合物。
【請求項7】
Raが水素であることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の化合物。
【請求項8】
R3、R4、R6及びR7が水素であることを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れか一つに記載の化合物。
【請求項9】
R5がヒドロキシルであることを特徴とする請求項5乃至請求項8の何れか一つに記載の化合物。
【請求項10】
式XIb:
【化3】
XIb
(式XIb中、それぞれの存在が独立し、
nが0乃至5であり、
R1が水素又はメチルであり、
R2が水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、
式:
で表される基、
式:
で表される基、又は
式:
で表される基であり、
R3、R4、R5、R6、R7、及びR8が水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アラルキエニル、アラルキニル、ヘテロアラルキル、ヘテロアラルキエニル、ヘテロアラルキニル、シアノ、ニトロ、スルフヒドリル、ヒドロキシル、スルホニル、アミノ、アシルアミノ、アミド、アルキルチオ、カルボキシル、カルバモイル、アルコキシル、スルホネート、スルフェート、スルホンアミド、スルファモイル、スルホニル、又はスルホキシドであり、
何れかの同一の炭素原子に結合する二つのR8及び当該炭素原子が、式:C(=O)で表される基を表してもよく、かつ、
Raが水素、アルキル、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルである。ただし、前記の化合物がN−(4−ヒドロキシフェニル)レチンアミドではない。)で表される化合物。
【請求項11】
R1が水素又はメチルであることを特徴とする請求項10記載の化合物。
【請求項12】
Raが水素又はメチルであることを特徴とする請求項10又は請求項11記載の化合物。
【請求項13】
R3、R4、R6及びR7が水素であることを特徴とする請求項10乃至請求項12の何れか一つに記載の化合物。
【請求項14】
R5がヒドロキシルであることを特徴とする請求項10乃至請求項13の何れか一つに記載の化合物。
【請求項15】
nが1乃至3であることを特徴とする請求項10乃至請求項14の何れか一つに記載の化合物。
【請求項16】
R2が、式:
で表される基であることを特徴とする請求項10乃至請求項15の何れか一つに記載の化合物。
【請求項17】
R2が、式:
で表される基であることを特徴とする請求項10乃至請求項15記載の何れか一つに記載の化合物。
【請求項18】
R2が、式:
で表される基であることを特徴とする請求項10乃至請求項15記載の何れか一つに記載の化合物。
【請求項19】
式IV:
【化4】
IV
(式IV中、それぞれの存在が独立し、
nが1、2、3、又は4であり、
Xが、式:−O−で表される基、式:−NRa−で表される基、式:−C(Rb)2−で表される基、又は式:−C(=O)−で表される基であり、
Zが、式:−C(=O)Rbで表される基、式:−ORbで表される基、式:−N(Rb)2で表される基、アルキル、又はハロアルキル基であり、
Raが水素、アルキル、ハロアルキル、アリール、又はアラルキルであり、かつ
Rbが水素、アルキル、ハロアルキル、アリール、又はアラルキルである。)で表される化合物。
【請求項20】
式:
【化5】
で表される化合物又は
式:
【化6】
で表される化合物。
【請求項21】
請求項1乃至請求項20の何れか一つで定義される化合物、及び第二の化合物を含み、前記第二の化合物が前記第一の化合物とは異なり、そして前記第二の化合物が請求項1乃至請求項20に記載された化合物、又は式I、式II、式III、式IV、式V、式VI、式VII、式VIII、式IX若しくは式Xで表される化合物から選ばれる組成物。
【請求項22】
眼科疾患の治療又は予防のための医薬の調製のための請求項1乃至請求項20の何れか一つに記載された化合物の使用。
【請求項23】
前記眼科疾患が黄斑変性症であることを特徴とする請求項22に記載の使用。
【請求項24】
前記眼科疾患がシュタルガルト(Stargardt)病であることを特徴とする請求項22に記載の使用。
【請求項25】
前記眼科疾患がリポフスチンの蓄積であることを特徴とする請求項22に記載の使用。
【請求項26】
前記第一の薬剤とは異なる第二の薬剤が前記医薬の調製において使用されることを特徴とする請求項22乃至請求項25の何れか一つに記載の使用。
【請求項27】
前記第二の薬剤が、杆状体の光受容体細胞のディスクの外で起こる視覚サイクルのステップで視覚サイクルを、阻害するか、拮抗するか又は短絡することを特徴とする請求項26に記載の使用。
【請求項1】
式XI:
【化1】
XI
(式XI中、それぞれの存在が独立し、
nが0乃至10であり、
R1が水素又はアルキルであり、
R2が水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルであり、
Zがシクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、−C(=O)Rbで表される基、又は式:−(CH2)pRbで表される基であり、
pが0乃至20であり、
Raが水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルであり、
Rbが水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルであり、かつ
式:
で表される基が単結合、又はtrans二重結合である。ただし、前記の化合物がN−(4−ヒドロキシフェニル)レチンアミドではない。)で表される化合物。
【請求項2】
R1が水素又はメチルであることを特徴とする請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Zがアリールであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Raが水素であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の化合物。
【請求項5】
式XIa:
【化2】
XIa
(式XIa中、それぞれの存在が独立し、
nが0乃至10であり、
R1が水素又はアルキルであり、
R2が水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルであり、
R3、R4、R5、R6及びR7が水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アラルキエニル、アラルキニル、ヘテロアラルキル、ヘテロアラルキエニル、ヘテロアラルキニル、シアノ、ニトロ、スルフヒドリル、ヒドロキシル、スルホニル、アミノ、アシルアミノ、アミド、アルキルチオ、カルボキシル、カルバモイル、アルコキシル、スルホネート、スルフェート、スルホンアミド、スルファモイル、スルホニル、又はスルホキシドであり、
Raが水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルであり、かつ
式:
で表される基が単結合、又はトランス二重結合である。
ただし、前記の化合物がN−(4−ヒドロキシフェニル)レチンアミドではない。)で表される化合物。
【請求項6】
R1が水素又はメチルであることを特徴とする請求項5記載の化合物。
【請求項7】
Raが水素であることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の化合物。
【請求項8】
R3、R4、R6及びR7が水素であることを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れか一つに記載の化合物。
【請求項9】
R5がヒドロキシルであることを特徴とする請求項5乃至請求項8の何れか一つに記載の化合物。
【請求項10】
式XIb:
【化3】
XIb
(式XIb中、それぞれの存在が独立し、
nが0乃至5であり、
R1が水素又はメチルであり、
R2が水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、
式:
で表される基、
式:
で表される基、又は
式:
で表される基であり、
R3、R4、R5、R6、R7、及びR8が水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アラルキエニル、アラルキニル、ヘテロアラルキル、ヘテロアラルキエニル、ヘテロアラルキニル、シアノ、ニトロ、スルフヒドリル、ヒドロキシル、スルホニル、アミノ、アシルアミノ、アミド、アルキルチオ、カルボキシル、カルバモイル、アルコキシル、スルホネート、スルフェート、スルホンアミド、スルファモイル、スルホニル、又はスルホキシドであり、
何れかの同一の炭素原子に結合する二つのR8及び当該炭素原子が、式:C(=O)で表される基を表してもよく、かつ、
Raが水素、アルキル、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、又はアラルキルである。ただし、前記の化合物がN−(4−ヒドロキシフェニル)レチンアミドではない。)で表される化合物。
【請求項11】
R1が水素又はメチルであることを特徴とする請求項10記載の化合物。
【請求項12】
Raが水素又はメチルであることを特徴とする請求項10又は請求項11記載の化合物。
【請求項13】
R3、R4、R6及びR7が水素であることを特徴とする請求項10乃至請求項12の何れか一つに記載の化合物。
【請求項14】
R5がヒドロキシルであることを特徴とする請求項10乃至請求項13の何れか一つに記載の化合物。
【請求項15】
nが1乃至3であることを特徴とする請求項10乃至請求項14の何れか一つに記載の化合物。
【請求項16】
R2が、式:
で表される基であることを特徴とする請求項10乃至請求項15の何れか一つに記載の化合物。
【請求項17】
R2が、式:
で表される基であることを特徴とする請求項10乃至請求項15記載の何れか一つに記載の化合物。
【請求項18】
R2が、式:
で表される基であることを特徴とする請求項10乃至請求項15記載の何れか一つに記載の化合物。
【請求項19】
式IV:
【化4】
IV
(式IV中、それぞれの存在が独立し、
nが1、2、3、又は4であり、
Xが、式:−O−で表される基、式:−NRa−で表される基、式:−C(Rb)2−で表される基、又は式:−C(=O)−で表される基であり、
Zが、式:−C(=O)Rbで表される基、式:−ORbで表される基、式:−N(Rb)2で表される基、アルキル、又はハロアルキル基であり、
Raが水素、アルキル、ハロアルキル、アリール、又はアラルキルであり、かつ
Rbが水素、アルキル、ハロアルキル、アリール、又はアラルキルである。)で表される化合物。
【請求項20】
式:
【化5】
で表される化合物又は
式:
【化6】
で表される化合物。
【請求項21】
請求項1乃至請求項20の何れか一つで定義される化合物、及び第二の化合物を含み、前記第二の化合物が前記第一の化合物とは異なり、そして前記第二の化合物が請求項1乃至請求項20に記載された化合物、又は式I、式II、式III、式IV、式V、式VI、式VII、式VIII、式IX若しくは式Xで表される化合物から選ばれる組成物。
【請求項22】
眼科疾患の治療又は予防のための医薬の調製のための請求項1乃至請求項20の何れか一つに記載された化合物の使用。
【請求項23】
前記眼科疾患が黄斑変性症であることを特徴とする請求項22に記載の使用。
【請求項24】
前記眼科疾患がシュタルガルト(Stargardt)病であることを特徴とする請求項22に記載の使用。
【請求項25】
前記眼科疾患がリポフスチンの蓄積であることを特徴とする請求項22に記載の使用。
【請求項26】
前記第一の薬剤とは異なる第二の薬剤が前記医薬の調製において使用されることを特徴とする請求項22乃至請求項25の何れか一つに記載の使用。
【請求項27】
前記第二の薬剤が、杆状体の光受容体細胞のディスクの外で起こる視覚サイクルのステップで視覚サイクルを、阻害するか、拮抗するか又は短絡することを特徴とする請求項26に記載の使用。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7】
【公表番号】特表2009−505977(P2009−505977A)
【公表日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−526137(P2008−526137)
【出願日】平成18年8月7日(2006.8.7)
【国際出願番号】PCT/US2006/030892
【国際公開番号】WO2007/019503
【国際公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【出願人】(502333862)プレジデント・アンド・フエローズ・オブ・ハーバード・カレツジ (18)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年8月7日(2006.8.7)
【国際出願番号】PCT/US2006/030892
【国際公開番号】WO2007/019503
【国際公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【出願人】(502333862)プレジデント・アンド・フエローズ・オブ・ハーバード・カレツジ (18)
【Fターム(参考)】
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