説明

黒レベル調整制御装置および固体撮像装置

【課題】OB画素から読み出された黒レベルのずれが大きい場合においても、OB画素から読み出された黒レベルを目標値に効率よく収束させる。
【解決手段】 画素から読み出される画素信号の増幅率を設定するアナログゲインGAがどのレンジに属するかを判定するアナログゲインレンジ判定部17と、アナログゲインレンジ判定部17による判定結果に基づいて、黒レベルを設定するクランプパラメータPCの制御条件を設定するクランプパラメータ制御条件設定部18と、クランプパラメータ制御条件設定部18にて設定された制御条件に基づいて、クランプパラメータPCを制御するクランプパラメータ制御部16とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は黒レベル調整制御装置および固体撮像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
固体撮像装置では、撮像時の黒レベル基準を設定するためにOB(Optical Black)画素を設けたものがある。このOB画素は高温または高感度などの使用条件によって暗電圧が変動し、OB画素から読み出された黒レベルがずれる。このような黒レベルのずれを補償するため、OB画素から読み出された黒レベルが目標値に収束するまで画素信号のAD変換時のクランプ電圧をフィードバック制御することがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−135726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一つの実施形態の目的は、OB画素から読み出された黒レベルのずれが大きい場合においても、OB画素から読み出された黒レベルを目標値に効率よく収束させることが可能な黒レベル調整制御装置および固体撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の黒レベル調整制御装置によれば、アナログゲインレンジ判定部と、クランプパラメータ制御条件設定部と、クランプパラメータ制御部とが設けられている。アナログゲインレンジ判定部は、画素から読み出される画素信号の増幅率を設定するアナログゲインがどのレンジに属するかを判定する。クランプパラメータ制御条件設定部は、前記アナログゲインレンジ判定部による判定結果に基づいて、黒レベルを設定するクランプパラメータの制御条件を設定する。クランプパラメータ制御部は、前記クランプパラメータ制御条件設定部にて設定された制御条件に基づいて、前記クランプパラメータを制御する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】図1は、一実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1のCMOSセンサの概略構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、図1の黒レベル調整制御部におけるアナログゲインレンジ分割方法を示す図である。
【図4】図4は、図3のアナログゲインレンジ分割に応じたプリセット係数の設定方法を示す図である。
【図5】図5は、図3のアナログゲインレンジ分割に応じたクランプパラメータ変化量の設定方法を示す図である。
【図6】図6は、アナログゲインの高低に応じた黒レベル調整終了条件範囲の設定方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態に係る固体撮像装置について図面を参照しながら説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、一実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、この固体撮像装置には、画像信号S1を出力するCMOSセンサ101およびCMOSセンサ101のOB画素から読み出された黒レベルが所定条件を満たすようにフィードバック制御する黒レベル調整制御部111が設けられている。なお、例えば、CMOSセンサ101のフィルタ配列としてベイヤ配列を用いることができ、画像信号S1としてはRAW画像信号を挙げることができる。
【0009】
黒レベル調整制御部111は、CMOSセンサ101のOB画素から読み出された黒レベルが所定条件を満たすようにクランプパラメータPCを増減させることができる。ここで、黒レベル調整制御部111には、OB平均値算出部11、OB差分算出部12、クランプパラメータ制御部16、アナログゲインレンジ判定部17およびクランプパラメータ制御条件設定部18が設けられている。
【0010】
OB平均値算出部11は、OB画素から読み出された黒レベルの平均値を算出することができる。OB差分算出部12は、OB画素から読み出された黒レベルの平均値と目標値との差分値を算出することができる。アナログゲインレンジ判定部17は、CMOSセンサ101の画素から読み出される画素信号の増幅率を設定するアナログゲインがどのレンジに属するかを判定することができる。クランプパラメータ制御条件設定部18は、アナログゲインレンジ判定部17による判定結果に基づいて、黒レベルを設定するクランプパラメータPCの制御条件を設定することができる。クランプパラメータ制御部16は、クランプパラメータ制御条件設定部18にて設定された制御条件に基づいて、クランプパラメータPCを制御することができる。
【0011】
クランプパラメータ制御条件設定部18には、FBCプリセット値設定部13、FBC終了判定制御部14および変化ステップ制御部15が設けられている。
【0012】
FBCプリセット値設定部13は、アナログゲインレンジ判定部17による判定結果に基づいて、クランプパラメータPCのプリセット値を設定することができる。なお、クランプパラメータPCのプリセット値は、クランプパラメータPCの初期値である。FBC終了判定制御部14は、アナログゲインレンジ判定部17による判定結果およびOB画素から読み出された黒レベルの平均値に基づいて、黒レベル調整終了を判定することができる。変化ステップ制御部15は、アナログゲインレンジ判定部17による判定結果およびOB画素から読み出された黒レベルの平均値と目標値との差分値に基づいて、クランプパラメータPCの変化量を設定することができる。
【0013】
そして、CMOSセンサ101において被写体からの入射光が光電変換される。そして、CMOSセンサ101にて生成された画像信号S1がOBクランプ回路103に出力される。また、CMOSセンサ101のOB画素から読み出されたOB信号S2が黒レベル調整制御部111に出力される。
【0014】
そして、OB平均値算出部11において、各OB画素のOB信号S2が1水平ラインごとに加算され、その加算値が積算数で除されることにより、OB画素から読み出された黒レベルの平均値S3が算出され、OB差分算出部12およびFBC終了判定制御部14に出力される。そして、OB差分算出部12において、OB画素から読み出された黒レベルの平均値S3と目標値EAとの差分値S4が算出され、変化ステップ制御部15に出力される。
【0015】
一方、アナログゲインレンジ判定部17では、アナログゲインGAの高低に応じたレンジが設定されている。そして、アナログゲインレンジ判定部17において、現在のアナログゲインGAがどのレンジに属するかを判定され、アナログゲインレンジ情報RAがFBCプリセット値設定部13、FBC終了判定制御部14および変化ステップ制御部15に出力される。
【0016】
そして、FBCプリセット値設定部13において、アナログゲインレンジ情報RAに基づいて、クランプパラメータPCのプリセット値S5が設定され、クランプパラメータ制御部16に出力される。
【0017】
また、FBC終了判定制御部14において、アナログゲインレンジ情報RAに応じた所定範囲内に黒レベルの平均値S3が収まるようにFBC実行フラグS6が設定され、クランプパラメータ制御部16に出力される。
【0018】
また、変化ステップ制御部15において、差分値S4およびアナログゲインレンジ情報RAに基づいて、クランプパラメータPCの変化量S7が設定され、クランプパラメータ制御部16に出力される。
【0019】
そして、クランプパラメータ制御部16において、FBC実行フラグS6が設定されている場合、クランプパラメータPCの初期値としてプリセット値S5が設定され、クランプパラメータPCの変化量S7に従ってクランプパラメータPCが増減され、CMOSセンサ101に出力される。
【0020】
これにより、アナログゲインGAの高低に応じて、クランプパラメータPCの初期値を変化させたり、クランプパラメータPCの変化量を変化させたり、黒レベル調整終了条件を緩和させたりすることができる。このため、高温、高感度および長時間露光の使用条件において、CMOSセンサ101のOB画素から読み出された黒レベルが大きく上昇し、OB画素から読み出された黒レベルのずれが大きい場合においても、OB画素から読み出された黒レベルが目標値に収束するまでの時間の増大を抑制することが可能となるとともに、ハンチングを防止することが可能となる。
【0021】
図2は、図1のCMOSセンサの概略構成を示すブロック図である。
図2において、CMOSセンサ101には、画素がロウ方向およびカラム方向にマトリックス状に配置された画素アレイ部1が設けられている。ここで、画素アレイ部1には、有効画素がロウ方向およびカラム方向にマトリックス状に配置された有効画素部1aが設けられ、有効画素部1aの周囲には、遮光画素(OB画素)が配置されたOB画素部1bが設けられている。
【0022】
また、CMOSセンサ101には、画素アレイ部1を垂直方向に走査する垂直制御部2、基準電圧Vrefとの比較結果に基づいて、画素アレイ部1から読み出された信号成分をCDSにてデジタル化するカラムADC回路3、カラムADC回路3にてデジタル化された信号成分を1水平ライン分だけ保持する出力用ラッチ4、画素アレイ部1を水平方向に走査する水平制御部5、クランプパラメータPCに基づいて基準電圧Vrefを制御する基準電圧制御部6が設けられている。なお、クランプパラメータPCは、基準電圧Vrefのクランプレベルを設定することができる。また、基準電圧Vrefはランプ波を用いることができる。
【0023】
そして、垂直制御部2にて画素アレイ部1の画素が垂直方向に走査されることにより、画素アレイ部1の画素から信号が読み出され、カラムADC回路3に送られる。そして、カラムADC回路3において、画素アレイ部1から読み出された信号成分がCDSにてAD変換され、出力用ラッチ4に保持される。そして、水平制御部5にて水平方向に走査されることにより、出力用ラッチ4を介して画像信号S1が出力される。
【0024】
この時、黒レベル調整制御部111では、カラムADC回路3によるAD変換時に基準電圧VrefのクランプレベルにてOB画素の暗電流が相殺されるようにクランプパラメータPCを設定することができる。
【0025】
図3は、図1の黒レベル調整制御部におけるアナログゲインレンジ分割方法を示す図である。
図3において、例えば、アナログゲインGAのレンジとしてRANGE#1〜RANGE#4の4つのレンジを設定することができる。なお、アナログゲインGAのレンジの分割数は必ずしも4つでなくてもよい。また、各レンジのレンジ幅は任意に設定することができる。例えば、長時間露光もしくは高温環境にて暗電流増加の影響が大きい高ゲイン側の係数を細かく調整するため、低ゲイン側のレンジ幅に比べて低ゲイン側のレンジ幅を狭くすることができる。具体的には、例えば、アナログゲインGAが0〜15の間にある時はRANGE#1、アナログゲインGAが16〜31の間にある時はRANGE#2、アナログゲインGAが32〜63の間にある時はRANGE#3、アナログゲインGAが64の時はRANGE#4に設定することができる。
【0026】
そして、図1のアナログゲインレンジ判定部17は、アナログゲインGAがRANGE#1に属する時は、アナログゲイン情報RAとして‘0’、アナログゲインGAがRANGE#2に属する時は、アナログゲイン情報RAとして‘1’、アナログゲインGAがRANGE#3に属する時は、アナログゲイン情報RAとして‘2’、アナログゲインGAがRANGE#4に属する時は、アナログゲイン情報RAとして‘4’を出力することができる。
【0027】
図4は、図3のアナログゲインレンジ分割に応じたプリセット係数の設定方法を示す図である。
図4において、図1のFBCプリセット値設定部13では、プリセット値S5として通常動作用プリセット係数と長時間露光用プリセット係数を用意することがきる。通常動作用プリセット係数としては、アナログゲインGAのレンジRANGE#1〜RANGE#4に応じて通常動作用プリセット係数RNG1〜RNG4をそれぞれ設定することができる。長時間露光用プリセット係数は、アナログゲインGAのレンジRANGE#1〜RANGE#4に依存することなく固定値とすることができる。
【0028】
そして、FBCプリセット値設定部13は、通常動作時にはアナログゲインGAのレンジRANGE#1〜RANGE#4に応じて通常動作用プリセット係数RNG1〜RNG4をそれぞれ選択し、プリセット値S5として出力することができる。長時間露光時には長時間露光用プリセット係数を選択し、プリセット値S5としてクランプパラメータ制御部16に出力することができる。
【0029】
例えば、アナログゲインGAが高い場合には低い場合に比べて通常動作用プリセット係数を大きくすることができる。アナログゲインGAが高い場合には低い場合に比べてOB画素の暗電流が増大することから、OB画素から読み出された黒レベルの平均値S3が増大する。このため、アナログゲインGAが高い場合には低い場合に比べて通常動作用プリセット係数を大きくすることにより、黒レベルの平均値S3の増大分が補償されるようにクランプパラメータPCの初期値を設定することができ、黒レベル調整制御を収束しやすくすることができる。
【0030】
図5は、図3のアナログゲインレンジ分割に応じたクランプパラメータ変化量の設定方法を示す図である。
図5において、図1の変化ステップ制御部15では、アナログゲインGAのレンジRANGE#1〜RANGE#4に応じてクランプパラメータ変化量係数RNH1〜RNH4をそれぞれ設定することができる。
【0031】
そして、変化ステップ制御部15は、アナログゲインGAのレンジRANGE#1〜RANGE#4に応じてクランプパラメータ変化量係数RNH1〜RNH4を1水平期間ごとにそれぞれ選択することができる。そして、この時に選択したクランプパラメータ変化量係数RNH1〜RNH4を差分値S4に乗算することによりクランプパラメータPCの変化量S7を算出し、クランプパラメータ制御部16に出力することができる。
【0032】
例えば、アナログゲインGAが高い場合には低い場合に比べてクランプパラメータ変化量係数を大きくすることができる。アナログゲインGAが高い場合には低い場合に比べてOB画素の暗電流が増大することから、OB画素から読み出された黒レベルの平均値S3が増大する。このため、アナログゲインGAが高い場合には低い場合に比べてクランプパラメータ変化量係数を大きくすることにより、黒レベルの平均値S3の増大分に応じてクランプパラメータPCの変化量S7を増大させることができ、黒レベル調整制御を収束しやすくすることができる。
【0033】
図6は、アナログゲインの高低に応じた黒レベル調整終了条件範囲の設定方法を示す図である。
図6において、FBC終了判定制御部14では、黒レベル調整終了条件範囲RBが設定され、黒レベル調整終了条件範囲RBの外には黒レベル調整動作範囲RCが設定される。この時、黒レベル調整終了条件範囲RBと黒レベル調整動作範囲RCとの境界には、FBC収束保持範囲境界KCが設定される。
【0034】
そして、FBC終了判定制御部14において、黒レベルの平均値S3が黒レベル調整終了条件範囲RB外にある時はFBC実行フラグS6が設定され、クランプパラメータ制御部16に出力される。一方、黒レベルの平均値S3が黒レベル調整終了条件範囲RB内にある時はFBC実行フラグS6の設定が解除される。
【0035】
ここで、FBC終了判定制御部14では、アナログゲインGAに応じてFBC収束保持範囲境界KCが移動されることで黒レベル調整終了条件範囲RBが拡縮される。例えば、アナログゲインGAが高い場合は暗電流によるノイズによって黒レベルの平均値S3の変動が大きくなるので、黒レベル調整制御が収束しにくくなる。このため、アナログゲインGAが高い時には、黒レベル調整終了条件範囲RBを拡大することにより、黒レベル調整制御を収束しやすくすることができる。一方、アナログゲインGAが低い時は黒レベル調整終了条件範囲RBを縮小することにより、黒レベルの合わせ込みを高精度化することができ、高画質化を図ることができる。
【0036】
なお、図3の例では、アナログゲインGAに応じて黒レベル調整終了条件範囲RBを拡縮させるためにアナログゲインレンジ情報RAをFBC終了判定制御部14に入力する方法について説明したが、アナログゲインGA自体をFBC終了判定制御部14に入力するようにしてもよい。
【0037】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0038】
101 CMOSセンサ、111 黒レベル調整制御部、1 画素アレイ部、1a 有効画素部、1b OB画素部、2 垂直制御部、3 カラムADC回路、4 出力用ラッチ、5 水平制御部、6 基準電圧制御部、11 OB平均値算出部、12 OB差分算出部、13 FBCプリセット値設定部、14 FBC終了判定制御部、15 変化ステップ制御部、16 クランプパラメータ制御部、17 アナログゲインレンジ判定部、18 クランプパラメータ制御条件設定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画素から読み出される画素信号の増幅率を設定するアナログゲインがどのレンジに属するかを判定するアナログゲインレンジ判定部と、
前記アナログゲインレンジ判定部による判定結果に基づいて、黒レベルを設定するクランプパラメータの制御条件を設定するクランプパラメータ制御条件設定部と、
前記クランプパラメータ制御条件設定部にて設定された制御条件に基づいて、前記クランプパラメータを制御するクランプパラメータ制御部とを備えることを特徴とする黒レベル調整制御装置。
【請求項2】
前記クランプパラメータ制御条件設定部は、前記アナログゲインレンジ判定部による判定結果に基づいて、前記クランプパラメータのプリセット値を設定するFBCプリセット値設定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の黒レベル調整制御装置。
【請求項3】
前記クランプパラメータ制御条件設定部は、前記アナログゲインレンジ判定部による判定結果に基づいて、黒レベル調整終了を判定するFBC終了判定制御部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の黒レベル調整制御装置。
【請求項4】
前記クランプパラメータ制御条件設定部は、前記アナログゲインレンジ判定部による判定結果に基づいて、前記クランプパラメータの変化量を設定する変化ステップ制御部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の黒レベル調整制御装置。
【請求項5】
画像信号を出力するCMOSセンサと、
前記CMOSセンサから読み出された画像信号の黒レベルを調整する黒レベル調整制御部とを備え、
前記CMOSセンサは、
有効画素が配列された有効画素部と、
OB画素が配列されたOB画素部と、
基準電圧との比較結果に基づいて、前記有効画素から読み出された信号成分をデジタル化するカラムADC回路と、
前記基準電圧を制御する基準電圧制御部とを備え、
前記黒レベル調整制御部は、
前記有効画素から読み出される画素信号の増幅率を設定するアナログゲインがどのレンジに属するかの判定結果に基づいて、前記黒レベルを設定するクランプパラメータを増減させることを特徴とする固体撮像装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2013−30832(P2013−30832A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−163476(P2011−163476)
【出願日】平成23年7月26日(2011.7.26)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】