説明

DC−DCコンバータ

【課題】内蔵する単相全波整流回路の高周波電圧バイパス用のスナバ回路の小型化及び寿命延長が可能なDC−DCコンバータを提供すること。
【解決手段】トランス60の二次コイルの両端は整流素子8,8を通じて直流出力端子に接続され、二次コイルを構成する一対の部分コイル61,62の直列接続端6aが一対の直流出力端子の他方に接続されるとともにベースプレートに電気的に接続されて接地端となる。トランス6の二次コイルの両端に接続されるスナバ回路7を一対のCRフィルタ71,72で構成し、かつ、両CRフィルタ71,72の直列接続端をなす導体6aをその直下のベースプレートの主面に介在導体を通じて接する。このようにすれば、単相全波整流用のトランスの二次コイルの一対の部分コイル61,62をそれぞれCRフィルタ71,72でバイパス接続する回路構成となるので、スナバ回路7の高周波電圧バイパス効果を低下することなく、スナバ回路7の発熱を両CRフィルタ71,72の直列接続端からベースプレートへ介在導体を通じて良好に放熱できる。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DC−DCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のDC−DCコンバータは、入力直流電圧から形成した単相交流電圧を形成するインバータ回路、単相交流電圧の変圧を行うトランス、トランスの出力電圧を整流する整流回路、及び、スナバ回路から通常、構成されている。トランス及び整流回路を単相全波整流方式を採用するのが通常であり、このため、トランスは、同一方向に巻装されて直列接続された一対の部分コイルからなる二次コイルをもち、整流回路は、主電極端子の一方が二次コイルの両端に個別に接続され、主電極端子の他方が共通接続されて一対の直流出力端の一方をなす一対の整流素子とを有している。
【0003】スナバ回路は、整流回路の整流素子を保護するための保護回路であって、通常、抵抗素子とコンデンサとを直列接続してなるCRフィルタからなる。インバータ回路のスイッチング素子の高速断続により生じてトランスの漏れリアクタンス成分により増大される高周波電圧成分は、このスナバ回路で最大値が抑制されて整流素子に印加されないので、整流素子の保護を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した従来のDC−DCコンバータで大電力のDC−DC電圧変換を行う場合、出力直流電力の増大に比例してスナバ回路で消費される高周波電力が増大し、スナバ回路が発熱してその温度上昇が過大となり、その結果、寿命短縮などの問題が生じた。
【0005】特に、回路の高密度実装を行うために、スナバ回路を小型化したり、ワンチップ化して樹脂モールドによりモジュール部品化したりする場合に、この弊害が大きくなった。本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、内蔵する単相全波整流回路の高周波電圧抑制用のスナバ回路の小型化及び寿命延長が可能なDC−DCコンバータを提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のDC−DCコンバータによれば、トランスの二次コイルの両端は整流素子を通じて直流出力端子に接続され、二次コイルを構成する一対の部分コイルの直列接続端が一対の直流出力端子の他方に接続されるとともにベースプレートに電気的に接続されて接地端となる。
【0007】本構成では特に、トランスの二次コイルの両端に接続されるスナバ回路を一対のCRフィルタで構成し、かつ、両CRフィルタの直列接続端をなす導体を、その直下のベースプレートの主面に介在導体を通じて接する。このようにすれば、単相全波整流用のトランスの二次コイルの一対の部分コイルをそれぞれCRフィルタでバイパス接続する回路構成となるので、スナバ回路の高周波電圧抑制効果を低下することなく、スナバ回路の発熱を両CRフィルタの直列接続端からベースプレートへ介在導体を通じて良好に放熱してその温度上昇を抑止し、この温度上昇により寿命短縮などの問題は従来より格段に改善される。
【0008】なお、本構成では、従来のスナバ回路が実質的に1個の抵抗素子と1個のコンデンサとを直列接続してなる等価回路で示される1部品で構成されるのに比較して、実質的にこのスナバ回路部品を2個必要とするため、コスト、必要スペースなどの点で不利となるのではないかという懸念が惹起される。しかし、スナバ回路の両CRフィルタには、トランスの二次コイルの両部分コイルの電圧が別々に印加されるため、各CRフィルタに印加される電圧は従来の半分となり、このため、スナバ回路の電流密度一定条件でのCR電極面積は半分となり、結局、スナバ回路の体格は全体として従来とほぼ等しくなる。
【0009】すなわち、本構成では、従来、二次コイルが中性点を有するトランスの二次コイルの両端をスナバ回路でバイパス接続していたのに対し、この従来のスナバ回路の半分の大きさのスナバ回路をそれぞれ二次コイルの二つの部分コイルを個別にバイパス接続し、更に、このスナバ回路を構成する両CRフィルタの直列接続端をベースプレートに介在導体で直結するというものであって、スナバ回路の体格やコスト増加を抑止し、その高周波バイパス特性を低下させることなく、簡単な構成でその温度上昇を低減できるものである。
【0010】請求項2記載の構成によれば請求項1記載のDC−DCコンバータにおいて更に、介在導体は、回路基板のビヤホールに充填されたビアホール導体を含むので、工程増大や介在導体を別個に作成して所定位置に固定し、電気的接続を行う手間を省くことができる。請求項3記載のDC−DCコンバータによれば、請求項1記載のDC−DCコンバータと同じく、トランスの中性点付き二次コイルから単相全波整流回路に単相交流電圧が出力され、スナバ回路は、一対のCRフィルタを直列接続してなる。
【0011】本構成では特に、両CRフィルタの直列接続端をなす導体は、トランスの二次コイルをなす両部分コイルの直列接続端(中性点)から延在するブスバーの下方に配設されて、ブスバーに介在導体を通じて又は直接に接する。なお、このブスバーは部分コイル自体を延設して構成してもよい。このようにすれば、請求項1記載の構成と同じく、単相全波整流用のトランスの二次コイルの一対の部分コイルをそれぞれCRフィルタでバイパス接続する回路構成となるので、スナバ回路の高周波電圧抑制効果を低下することなく、スナバ回路の発熱を両CRフィルタの直列接続端からブスバーへ介在導体を通じて良好に放熱してその温度上昇を抑止し、この温度上昇により寿命短縮などの問題は従来より格段に改善される。
【0012】また、既に請求項1記載の構成の説明で述べたように、スナバ回路自体のコストや体格が大幅に増大することはない。すなわち、本構成では、従来、二次コイルが中性点を有するトランスの二次コイルの両端をスナバ回路でバイパス接続していたのに対し、この従来のスナバ回路の半分の大きさのスナバ回路をそれぞれ二次コイルの二つの部分コイルを個別にバイパス接続し、更に、このスナバ回路を構成する両CRフィルタの直列接続端をトランスの中性点から突出するブスバーに介在導体で直結するというものであって、スナバ回路の体格やコスト増加を抑止し、その高周波バイパス特性を低下させることなく、簡単な構成でその温度上昇を低減できるものである。
【0013】請求項4記載の構成によれば請求項3記載のDC−DCコンバータにおいて更に、介在導体は、ブスバーと一体に形成されて枝別れする枝別れ導体部からなる。このようにすれば、介在導体を 請求項3記載の構成によれば請求項1記載のDC−DCコンバータにおいて更に、介在導体は、回路基板のビヤホールに充填されたビアホール導体を含むので、工程増大や介在導体を別個に作成して所定位置に固定し、電気的接続を行う手間を省くことができる。
【0014】請求項5記載の構成によれば請求項1乃至4のいずれかに記載のDC−DCコンバータにおいて更に、両CRフィルタは、互いに略等しい交流インピーダンスを有する。このようにすれば、トランスから出力される単相交流電圧の両半波電圧期間における高周波電圧バイパス特性がバランスするので、その不平衡に伴う複雑な波形の高周波電圧成分が整流素子に印加されるのを回避することができる。
【0015】なお、本明細書でいう「下方」などの空間関係規定用語は、相対的な空間関係を指定するものであって、絶対的な空間関係を規定するものではない。
【0016】
【発明を実施するための態様】本発明のDC−DCコンバータの好適な態様を以下の実施例を参照して説明する。
【0017】
【実施例1】本発明のDC−DCコンバータの実施例としてのDC−DCコンバータ装置を図1に示す回路図を参照して説明する。
(回路構成)このDC−DCコンバータ装置は、電気自動車の走行エネルギー蓄電用の主バッテリ1から、補機及び制御装置給電用の補機バッテリ2に電圧変換して給電するためのものであって、3は平滑コンデンサ、4は4個のMOSトランジスタ4aをブリッジ接続してなるインバータ回路、6は降圧トランス、7はスナバ回路、8は全波整流用の2個のダイオード、9はチョークコイル10及び平滑コンデンサ11からなる平滑化回路、12は集積化された制御回路である。
【0018】主バッテリ1の高位側の端子はケーブル13に入力端子14を通じて接続され、主バッテリ1の低位側の端子はケーブル15に入力端子16を通じて接続されている。平滑コンデンサ3は両入力端子14,16間に接続され、ケーブル13はインバータ回路4の高位直流入力端をなす上アーム側の一対のMOSトランジスタ4aのドレイン電極端子に接続され、ケーブル15はインバータ回路4の低位直流入力端をなす下アーム側の一対のMOSトランジスタ4aのソース電極端子に接続されている。なお、インバータ回路4の各MOSトランジスタ4aのゲート電極は入力される制御電圧増幅用の回路を内蔵している。
【0019】インバータ回路4の一対の交流出力端子は降圧トランス6の一次コイル60の両端に接続されている。降圧トランス6の二次コイルは、同一方向に巻装された2つの部分コイル61,62を直列接続してなり、部分コイル61の一端は外部に延設されてブスバー17をなし、部分コイル62の一端は外部に延設されてブスバー18をなす。ブスバー17は、一対のダイオード8の一方のアノード電極端子に接続され、ブスバー18は、一対のダイオード8の他方のアノード電極端子に接続されている。
【0020】降圧トランス6の二次コイルの中性点をなす中間端子6aは、ブスバー19〜21を通じてベースプレート31(図2参照)に接地されている。スナバ回路7は、それぞれ抵抗素子とコンデンサとを直列接続してなる等価回路で等価されるチップ状部品から構成されるCRフィルタ71,72を直列接続してなり、ブスバー17は、接続導体22を通じてスナバ回路7の一端に接続され、ブスバー18は接続導体23を通じてスナバ回路7の他端に接続されている。両CRフィルタ71,72の直列接続端は介在導体73を通じてベースプレート31に接地されている。
【0021】両ダイオード8のカソードは、チョークコイル10の一端24に接続され、チョークコイル10の他端25は、ブスバー26、出力端子27、出力ケーブル28を通じて補機バッテリ2の高位側の端子に接続されている。
(動作説明)制御回路12は、図示しないその入力端子への充電指令の入力により補機バッテリ2の電圧が所定値に達するまでインバータ回路4の各MOSトランジスタ4aを断続して降圧トランス6の一次コイル60に矩形波交流電圧を印加させ、これによりダイオード8のカソードとブスバー19との間に全波整流電圧を出力させ、更に全波整流電圧を平滑化回路9で平滑して補機バッテリ2に印加する。
【0022】平滑コンデンサ3はインバータ回路4の断続動作による主バッテリ1の放電電流の変動を低減し、スナバ回路7はCRフィルタとして高周波サージ電圧を吸収する。
(回路部品の配置)上述した各回路部品の平面配置を要部拡大して図2に示す。
【0023】30は、外縁形状が略長方形の回路基板であって、図2中、右辺に開口する切り欠き30aと、それに隣接して開口された貫通窓30bとを有する。回路基板30は、アルミベースプレート31の上方にアルミベースプレート31の主面から所定距離を隔てて、それと平行に延設されている。回路基板30は、アルミベースプレート31から回路基板30の裏面側に立設された図示しない柱部にねじにより締結されている。
【0024】一対のダイオード8は、貫通窓30内にてブスバー19の下方(裏側)に位置して冷却のためにアルミベースプレート31上に固定され、貫通窓30から回路基板30の上方(図2にて紙面から離れる方向)へ突出している。チョークコイル10は、貫通窓30内にて冷却のためにアルミベースプレート31上に固定され、図2に示すように貫通窓30から回路基板30の上方へ突出している。
【0025】トランス6も、冷却のためにアルミベースプレート31上に固定され、図2に示すように貫通窓30bから回路基板30の上方へ突出している。平滑コンデンサ3,11,ICモジュールからなる制御回路12などは回路基板30の上面に実装されている(一部図示省略)。ブスバー21は、アルミベースプレート3の回路基板30側の主面に立設された支持用突起31aに締結されている。
(要部構造)以下、この実施例の装置の要部構造を図3を参照して説明する。
【0026】CRフィルタ71の両端部は回路基板30上に形成された導体パターン30b,30cの上にはんだ固定されており、CRフィルタ72の両端部はプリント回路基板30上に形成された導体パターン30c,30dの上にはんだ固定されている。導体パターン30cは回路基板30に設けられたビアホール30eの内周面の導体パターンを通じて回路基板30の裏面側の導体パターン30fに連続して形成されている。30gは、ビアホール30eに導体ペーストを充填してなるビアホール導体である。
【0027】アルミベースプレート31は回路基板30に向けて立設された台形状突部31bを有し、台形状突部31bの頂面は導体パターン30gに密接している。この実施例では、導体パターン30cは一対のCRフィルタ71,72の直列接続端をなし、30e,30f及びビアホール導体30gは本発明でいう介在導体をなしている。
【0028】両CRフィルタ71,72の交流インピーダンスは等しく設定されている。
(作用効果)上述した構成によれば、スナバ回路7を互いに直列接続した一対のCRフィルタ71,72で構成し、両CRフィルタ71,72の直列接続端を上記介在導体を通じてその直下のアルミベースプレート31に接触させているので、スナバ回路7の性能を確保しつつ、スナバ回路7の熱を良好にアルミベースプレート33に放散することができ、製造工程を複雑化することなく、単相全波整流回路に付設するスナバ回路7の温度を良好に低減することができる。
【0029】また、両CRフィルタ71,72の交流インピーダンスを等しく設定しているので、トランス6から出力される単相交流電圧の両半波電圧期間における高周波電圧バイパス特性がバランスするので、その不平衡に伴う複雑な波形の高周波電圧成分が整流素子に印加されるのを回避することができる。
【0030】
【実施例2】他の実施例を図4を参照して説明する。この実施例のスナバ回路7は、両CRフィルタ71,72の直列接続端をなす導体パターン30cの直上に回路基板30と平行に延在するブスバー19の側端部を一部切り欠いて、本発明でいう介在導体をなす枝別れ導体部19aを形成し、この枝別れ導体部19aの中央部を回路基板30側に曲げ、枝別れ導体部19aの先端部を回路基板30と平行に曲げ、この枝別れ導体部19aの先端部を導体パターン30cに密接させたものである。
【0031】なお、枝別れ導体部19aは導体パターン30cに接するだけでもよく、またははんだなどで固定してもよい。19bは枝別れ導体部19aを切り取った後にブスバー19の側端部にできた切り欠き凹部である。このようにすれば、スナバ回路7の熱は導体パターン30c、枝別れ導体部19aを通じてブスバー19に放散されるので、スナバ回路7の温度を一層低減することができる。
【0032】
【実施例3】他の実施例を図5を参照して説明する。この実施例のスナバ回路7は、図4に示す実施例2の枝別れ導体部19aを設けることなく、ブスバー19全体を折り曲げ、更にそれを両CRフィルタ71,72の端部の電極7aに直接密着させたものである。
【0033】このようにすれば、薄い導体パターン30cを介することなく、放熱をCRフィルタ71,72からブスバー19に行うことができるので、スナバ回路7の温度上昇を更に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のDC−DCコンバータの一実施例としての電気自動車用のDC−DCコンバータを示す回路図である。
【図2】 図1に示すDC−DCコンバータ装置の平面図である。
【図3】 図2に示すDC−DCコンバータ装置の要部断面図である。
【図4】 図3に示すDC−DCコンバータ装置の変形実施例を示す要部断面図である。
【図5】 図4に示すDC−DCコンバータ装置の変形実施例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
7はスナバ回路、30は回路基板、31はアルミベースプレート、19はブスバー、19aは枝別れ導体部(介在導体)、30eは導体パターン(介在導体)、30gはビアホール導体(介在導体)、73は介在導体

【特許請求の範囲】
【請求項1】同一方向に巻装されて直列接続された一対の部分コイルからなる二次コイルをもつトランスと、直流電圧を断続制御して前記トランスの一次コイルに単相交流電圧を印加するインバータ回路と、主電極端子の一方が前記二次コイルの両端に個別に接続され、主電極端子の他方が共通接続されて一対の直流出力端の一方をなす一対の整流素子と、前記一対の直流出力端の他方をなす前記一対の部分コイルの直列接続端に接続される接地用のベースプレートと、前記ベースプレートの一主面側に前記ベースプレートの前記主面と平行に固定される回路基板と、前記二次コイルの両端間に接続される一対のCRフィルタを直列接続してなり前記回路基板に実装されるスナバ回路と、を備え、前記両CRフィルタの直列接続端をなす導体は、その直下のベースプレートの主面に介在導体を通じて接することを特徴とするDC−DCコンバータ。
【請求項2】請求項1記載のDC−DCコンバータにおいて、前記介在導体は、前記回路基板のビヤホールに充填されたビアホール導体を含むことを特徴とするDC−DCコンバータ。
【請求項3】同一方向に巻装されて直列接続された一対の部分コイルからなる二次コイルをもつトランスと、直流電圧を断続制御して前記トランスの一次コイルに単相交流電圧を印加するインバータ回路と、主電極端子の一方が前記二次コイルの両端に個別に接続され、主電極端子の他方が共通接続されて一対の直流出力端の一方をなす一対の整流素子と、前記二次コイルの両端間に接続される一対のCRフィルタを直列接続してなるスナバ回路と、を備え、前記両CRフィルタの直列接続端をなす導体は、前記トランスの前記両部分コイルの直列接続端から延在するブスバーの下方に配設されて、前記ブスバーに介在導体を通じて又は直接に接することを特徴とするDC−DCコンバータ。
【請求項4】請求項3記載のDC−DCコンバータにおいて、前記介在導体は、前記ブスバーと一体に形成されて枝別れする枝別れ導体部からなることを特徴とするDC−DCコンバータ。
【請求項5】請求項1乃至4のいずれか記載のDC−DCコンバータにおいて、前記両CRフィルタは、互いに略等しい交流インピーダンスを有することを特徴とするDC−DCコンバータ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2000−184704(P2000−184704A)
【公開日】平成12年6月30日(2000.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平10−357866
【出願日】平成10年12月16日(1998.12.16)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】