説明

Janusキナーゼのチロシンキナーゼ活性の阻害剤としてのキノキサリン誘導体

本発明は、式(I):


〔式中、
はカルボシクリルまたはヘテロシクリルであり、このそれぞれは所望により1、2、3、4または5個のRで置換されており;Rはカルボシクリルまたはヘテロシクリルであり、このそれぞれは所望により1、2、3、4または5個のRで置換されており;R、RおよびRはそれぞれ独立して水素またはRであり;Rは水素であり;そして、R、RおよびRはそれぞれ独立して有機および無機置換基から選択される〕
で示されるキノキサリン化合物、疾患、特にJAK−2およびJAK−3キナーゼを含むJanusキナーゼのチロシンキナーゼ活性が介在する疾患の治療におけるその使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

〔式中、
はカルボシクリルまたはヘテロシクリルであり、このそれぞれは所望により1、2、3、4または5個のRで置換されており;
はアリールまたはヘテロアリールであり、このそれぞれは所望により1、2、3、4または5個のRで置換されており;
、RおよびRはそれぞれ独立して水素またはRであり;
は水素であり;そして、
、RおよびRはそれぞれ独立して有機および無機置換基から選択される〕
で示される化合物またはその薬学的に許容される塩もしくはプロドラッグ。
【請求項2】
が少なくとも1個のRで置換されており、そしてRが少なくとも1個のRで置換されている、請求項1に記載の式(I)の化合物。
【請求項3】
がアリールである、請求項1または2に記載の式(I)の化合物。
【請求項4】
がフェニルである、請求項3に記載の式(I)の化合物。
【請求項5】
がヘテロシクリルである、請求項1から4のいずれかに記載の式(I)の化合物。
【請求項6】
がピリジニルまたはピラゾリルである、請求項5に記載の式(I)の化合物。
【請求項7】
がHである、請求項1から6のいずれかに記載の式(I)の化合物。
【請求項8】
化合物が式(II):
【化2】

で示される化合物である、請求項1から7のいずれかに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩もしくはプロドラッグ。
【請求項9】
化合物が式(IV):
【化3】

〔式中、mおよびnはそれぞれ独立して1、2、3、4または5である〕
で示される化合物である、請求項8に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩もしくはプロドラッグ。
【請求項10】
増殖性または免疫疾患の処置、予防または進行の遅延のための薬物の製造のための請求項1から9のいずれかに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩もしくはプロドラッグの使用。
【請求項11】
疾患が腫瘍疾患、白血病、真性赤血球増加症、本態性血小板血症および骨髄化生を伴う骨髄線維症から選択される増殖性疾患である、請求項10に記載の使用。
【請求項12】
疾患が臓器移植拒絶反応、狼瘡、多発性硬化症、リウマチ性関節炎、乾癬、皮膚炎、クローン病、1型糖尿病および1型糖尿病からの合併症から選択される免疫疾患である、請求項10に記載の使用。
【請求項13】
治療的使用のための請求項1から9のいずれかに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩もしくはプロドラッグ。
【請求項14】
請求項1から9のいずれかに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩もしくはプロドラッグおよび薬学的に許容される担体または賦形剤を含む医薬製剤。
【請求項15】
1種以上の抗増殖性、細胞増殖抑制または細胞毒性化合物をさらに含む、請求項14に記載の製剤。
【請求項16】
患者における増殖性または免疫疾患の処置、予防または進行の遅延方法であって、治療有効量の請求項1から9のいずれかに記載のキノキサリン化合物またはその薬学的に許容される塩もしくはプロドラッグを投与することを含む方法。

【公表番号】特表2010−529088(P2010−529088A)
【公表日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−510815(P2010−510815)
【出願日】平成20年6月6日(2008.6.6)
【国際出願番号】PCT/EP2008/057058
【国際公開番号】WO2008/148867
【国際公開日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【出願人】(504389991)ノバルティス アーゲー (806)
【Fターム(参考)】