説明

L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とβ受容体遮断薬との医薬組成物、及びその使用

本発明は、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とβ受容体遮断薬との医薬組成物、及びその使用に関する。本発明にかかる医薬組成物は、活性成分として、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩と、ネビボロール、ビソプロロール、ベタキソロール、セリプロロール又はナドロールから選ばれる1種であるβ受容体遮断薬とを含む。さらに、本発明は、高血圧治療薬の調製における上記医薬組成物の使用を開示する。本発明による医薬組成物は、治療効果が著しく、投薬に便利な特徴を持つ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高血圧治療薬に関し、特に、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とβ受容体遮断薬とを含む組成物、及びその使用に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、中国の人々の生活レベルの向上や飲食構造の変化、生活上のストレスの増大、高齢者数の増加に伴い、高血圧の発症率が次第に高くなる傾向にある。さらに、それは、心臓、脳、腎臓などの臓器の損害を引き起こし、糖・脂質代謝異常症や糖尿病と密接に繋がり、患者の生活の質を著しく低下させ、ひどい場合には患者の命を危険にさらすこともある。世界保健機関(WHO)による全世界の種々の疾患の死亡率に対する統計によると、高血圧などをはじめとする心・脳血管疾患による死亡者数が全死亡者数の36%も占めているので、人々の高血圧に対する認識の向上は、早期予防及び時宜を得た治療に極めて重要な意義を持っている。
【0003】
L−アムロジピンは、中国で最初のキラル分離による光学的純粋な薬剤であり、さらに、世界で最初のキラル分離による抗高血圧薬である。それは、持続性のアルカリ性ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬であり、細胞におけるジヒドロピリジンに繋がるサイト(Nサイト)を通して、カルシウムイオンが膜を貫通して心筋及び血管平滑筋細胞へ入り込むことを抑止するように作用し、平滑筋を弛緩させ、血管抵抗を低下させ、血圧を下げるものである。現在の臨床実験の証拠により、治療量のL−アムロジピンは、心臓の収縮力及び房室伝導に対して作用がわずかで、又は作用がなく、カルシウム拮抗薬のうち、交感神経興奮に対する作用が最も小さい薬剤であることが分かる。L−アムロジピンは、心不全の高血圧を治療することもでき、心肥大を逆転させ、心臓拡張期の弛緩機能を改善し、腎機能を保護し、軽度の利尿作用を果たし、冠状動脈性心臓病、心筋梗塞や脳卒中を予防することができ、そして、異常の血圧概日リズムを部分的に逆転させ、軽度の抗血小板、抗心筋虚血、抗不整脈、インスリン感受性の向上や、ある程度の抗アテローム性動脈硬化症などの作用がある。しかし、L−アムロジピンは、降圧中に、続発性ノルエピネフリン及びエピネフリンの増加を引き起こし、心拍数を増加させるとともに、頭痛や紅潮などの副作用を発生させることができ、かなりの患者の投与中止の原因となるので、臨床上ある程度に制約されている。
【0004】
β受容体遮断薬は、βアドレナリン受容体と選択的に結合し、神経伝達物質とカテコールアミンのβ受容体に対する作動作用を拮抗することができる薬剤類である。臨床研究によると、β受容体遮断薬は、異なる程度の高血圧症に適用し、しかも、狭心症、心筋梗塞後、頻脈性不整脈、うっ血性心不全、及び妊娠に合併する高血圧患者にも適用することが明らかである。β受容体遮断薬は、強い心筋酸素消費量を減少させる作用とテコールアミンによる不整脈を拮抗する作用を有し、心室細動閾値を向上させ、抗血小板作用があり、心臓血管への損傷を減らし、心筋再梗塞率を低減し、心筋梗塞後の左室リモデリングを改善する。大規模なβ受容体遮断薬実験(CIBIS2、MERIT−HF及びCOPERNICUS)により、β受容体遮断薬を長期的に応用することで、心不全患者の全死亡率、心血管疾患による死亡率、突然心臓死、及び心不全悪化による死亡を低減可能なことが証明された。β受容体遮断薬は、洞性頻脈、心房性期外収縮、心室性期外収縮、心房性頻拍、上室性頻拍、心室性頻拍などを含む頻脈性不整脈の治療に使用されることが多い。β受容体遮断薬は、症状のある肥大型心筋症の患者にとって一番好ましい治療法であり、心拍数を制御し、心筋収縮を低減し、心室を充満させかつ拡張末期容積を最大化し、心筋コンプライアンスを向上させることができ、心不全に合併する又は合併しない拡張型心筋症の治療に使用され、症状を軽減し、突然死を予防し、かつ予後を改善することもできる。β受容体遮断薬のよくある副作用としては、起立性低血圧や気管支痙攣などを含む。
【0005】
一般的な高血圧治療薬は、その他、利尿降圧剤、中枢神経・交感神経抑制剤、酵素阻害剤や血管拡張剤などの様々なものをさらに含むが、それらの副作用も異なっている。高血圧治療薬の併用投与については、そうすれば、単一の薬剤の投与量が減少されるので副作用を低減することができ、ある薬剤が併用投与により副作用を互いに相殺することもできる、というようなレポートが見られるが、しかし、併用投与しても、血圧降下に必ずしも相乗効果を発生させることができない薬物が多く、この場合に、投与量の減少への寄与が限られる。高血圧治療薬の副作用をさらに減らすために、投与量を減らし、相乗効果を発生可能な薬剤を求めることが必要になる。
【発明の開示】
【0006】
本発明は、中等症・重症高血圧に対して併用投与の治療効果が単独投与よりも良くなるように、相乗効果をもつ新規の高血圧治療用の医薬組成物を提供することを目的とする。
本発明にかかる高血圧治療用の医薬組成物は、活性成分として、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩と、β受容体遮断薬とを含む。前記β受容体遮断薬は、ネビボロール、ビソプロロール、ベタキソロール、セリプロロール又はナドロールのうちの1つが好ましい。
【0007】
前記L−アムロジピンは、ベンゼンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、酢酸塩、アスパラギン酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、硫酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩を含む薬学的に許容される塩から選ばれるが、L−アムロジピンベンゼンスルホン酸が好ましい。L−アムロジピンは、多くの方法によって得ることができ、例えは、CN1100038C及びCN100364976Cにおいて、これに基づいて、従来の酸−塩基中和反応により安定的なL−アムロジピン塩が調製される。
【0008】
前記薬剤の分子式は、それぞれ以下の通りである。
【0009】
L−アムロジピン:
【化1】

【0010】
L−アムロジピンベンゼンスルホン酸:
【化2】

【0011】
ネビボロール:
【化3】

【0012】
ビソプロロール:
【化4】

【0013】
ベタキソロール:
【化5】

【0014】
セリプロロール:
【化6】

【0015】
ナドロール:
【化7】

【0016】
前記医薬組成物において、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とネビボロールとの配合比は、L−アムロジピンの重量で1:0.2〜2であり、1:0.5〜1が好ましい。L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とビソプロロールとの配合比は、L−アムロジピンの重量で1:0.2〜4であり、1:0.5〜1が好ましい。L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とベタキソロールとの配合比は、L−アムロジピンの重量で1:1〜8であり、1:2〜4が好ましい。L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とセリプロロールとの配合比は、L−アムロジピンの重量で1:10〜120であり、1:20〜40が好ましい。L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とナドロールとの配合比は、L−アムロジピンの重量で1:4〜128であり、1:8〜16が好ましい。
【0017】
前記医薬組成物における単位製剤当たりの活性成分の好ましい含有量は、以下の通りである。L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩の含有量は、L−アムロジピンで1.0〜30mgであり、2.5〜5mgが好ましい。ネビボロールの含有量は、0.5〜10mgであり、1.25〜5mgが好ましい。ビソプロロールの含有量は、0.5〜20mgであり、1.25〜10mgが好ましい。ベタキソロールの含有量は、2.5〜40mgであり、5〜20mgが好ましい。セリプロロールの含有量は、25〜600mgであり、50〜300mgが好ましい。ナドロールの含有量は、10〜640mgであり、20〜320mgが好ましい。
【0018】
前記医薬組成物には、適量の医薬品添加剤を含む。前記添加剤は、微結晶セルロース、アルファー化デンプン、乳糖、カルボキシメチルデンプンナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、滑石粉などから選ばれてもよく、また、他の医薬的に許容される希釈剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、調味剤を適切に追加してもよい。
【0019】
前記医薬組成物は、錠剤やカプセルを含む経口製剤として製造されてもよい。前記錠剤は、糖衣やフィルムコートをかけても、かけなくてもよい。
【0020】
さらに、本発明は、高血圧治療薬の調製における前記医薬組成物の使用を開示する。
【0021】
本発明によれば、L−アムロジピンと指定されたβ受容体遮断薬の複合剤は、2つの降圧薬の特性を同時に活かす相乗的な降圧効果を持つとともに、L−アムロジピンとβ受容体遮断薬の複合剤における単剤投与量が少なく、単剤の高い投与量に起因する副作用が低減されるため、患者のコンプライアンスが良いだけでなく、心・脳血管イベントの発生率を減らし、患者の生活の質を向上させることができる。また、心不全合併高齢者高血圧や心房細動合併高齢者高血圧などの患者に適する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
下記のような実施例により本発明をさらに説明する。そのうち、実施例1〜15は、L−アムロジピンとβ受容体遮断薬又はその両方の薬学的に許容される塩(以下、重量は、L−アムロジピンとネビボロール、ビソプロロール、ベタキソロール、セリプロロール、ナドロールの重量で示す)の製剤の実施形態であり、実施例16は、薬理学的実験の実施形態であるが、本発明の適用範囲は下記の実施例に限定されない。
【0023】
実施例1〜10 複合錠剤の調製
【0024】
【表1】

【0025】
【表2】

【0026】
調製工程:L−アムロジピン、β受容体遮断薬、微結晶セルロース、アルファー化デンプン、乳糖、カルボキシメチルデンプンナトリウムを乳鉢に投入して磨って均一に混合し、20メッシュのふるいに通し、適量の95%エタノールを加えて柔らかい素材を作製した後、20メッシュのふるいで造粒し、40℃で換気で乾燥した。乾燥した粒子を16メッシュのふるいで整粒し、ステアリン酸マグネシウムを投入して均一に混合した後、打錠して得た。
【0027】
投与方法:経口、1日1回、1回1〜2錠、早朝に投与。
【0028】
実施例11〜15 複合カプセルの調製
【0029】
【表3】

【0030】
調製工程:L−アムロジピン、β受容体遮断薬、微結晶セルロースを乳鉢に投入して磨って均一に混合し、20メッシュのふるいに通し、適量の0.5%PVP−k30エタノール溶液を加えて柔らかい素材を作製した後、20メッシュのふるいで造粒し、40℃で換気で乾燥した。乾燥した粒子を16メッシュのふるいで整粒し、滑石粉を投入し、均一に混合した後、カプセルにそれぞれ封入して得た。
【0031】
投与方法:経口、1日1回、1回1〜2粒、早朝に投与。
【0032】
L−アムロジピンの他の塩は、上述した方法を参考し、成分であるL−アムロジピンベンゼンスルホン酸に代わって、他の成分とともにカプセルや錠剤として調製されてもよい。また、当業者は、上述した調製工程を参考し、成分に対応する量を変更することにより、本特許請求の保護範囲内における他の処方を作成することもできる。
【0033】
実施例16 ラットによる降圧試験
【0034】
実験方法:体重200〜240gで健全な高血圧自然発症SHRラット雄雌各60匹を採った。雌雄ラットを血圧のレベルによって12群に等分し(詳しい群分け方法を表4に示す。)、強制胃内投与した。血圧についてはラット用電子血圧計を利用し、テールカフ法により、ラットの覚醒かつ安静時の収縮期血圧を間接的に測定した。尾動脈収縮期血圧の測定は、投与前、投与1週後、2週後、3週後、4週後にそれぞれ行われた。
【0035】
【表4】

【0036】
実験結果:単剤第1群、単剤第2群、単剤第3群、単剤第4群、単剤第5群、単剤第6群、複合剤第1群、複合剤第2群、複合剤第3群、複合剤第4群、複合剤第5群、複合剤第6群、複合剤第7群、複合剤第8群、複合剤第9群及び複合剤第10群は、モデル群と比べて有意な降圧作用を有している。複合剤第1群及び複合剤第2群は、単剤第1群及び単剤第2群と比べて有意な降圧作用を有している。複合剤第3群及び複合剤第4群は、単剤第1群及び単剤第3群と比べて有意な降圧作用を有している。複合剤第5群及び複合剤第6群は、単剤第1群及び単剤第4群と比べて有意な降圧作用を有している。複合剤第7群及び複合剤第8群は、単剤第1群及び単剤第5群と比べて有意な降圧作用を有している。複合剤第9群及び複合剤第10群は、単剤第1群及び単剤第6群と比べて有意な降圧作用を有している。なお、具体的な実験結果を表5に示す。
【0037】

【0038】
*はモデル群と比べてp<0.05で、#はモデル群と比べてp<0.01で、a1は単剤第1群と比べてp<0.05で、a2は単剤第1群と比べてp<0.01で、b1は単剤第2群と比べてp<0.05で、b2は単剤第2群と比べてp<0.01で、c1は単剤第3群と比べてp<0.05で、c2は単剤第3群と比べてp<0.01で、d1は単剤第4群と比べてp<0.05で、d2は単剤第4群と比べてp<0.01で、e1は単剤第5群と比べてp<0.05で、e2は単剤第5群と比べてp<0.01で、f1は単剤第6群と比べてp<0.05で、f2は単剤第6群と比べてp<0.01である。
【0039】
結論:L−アムロジピンと本発明に指定されたβ受容体遮断薬の複合剤は、L−アムロジピン及びそれぞれに含まれるβ受容体遮断薬よりも良好な降圧作用を有し、降圧効果上に有意な差がある。L−アムロジピンとβ受容体遮断薬との併用投与は、高血圧自然発症ラットに対してある程度の相乗効果を奏し、両方の薬剤をそれぞれ単独投与する場合の治療効果よりも優れる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
活性成分として、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩と、ネビボロール、ビソプロロール、ベタキソロール、セリプロロール又はナドロールから選ばれる1種であるβ受容体遮断薬とを含むことを特徴とする医薬組成物。
【請求項2】
前記L−アムロジピンの薬学的に許容される塩は、L−アムロジピンのベンゼンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、酢酸塩、アスパラギン酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、硫酸塩、塩酸塩又は臭化水素酸塩から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
前記医薬組成物において、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とネビボロールとの配合比は重量で1:0.2〜2であり、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とビソプロロールとの配合比は重量で1:0.2〜4であり、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とベタキソロールとの配合比は重量で1:1〜8であり、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とセリプロロールとの配合比は重量で1:10〜120であり、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とナドロールの配合比は重量で1:4〜128であり、前記配合比において、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩は、いずれもL−アムロジピン換算の重量で示すことを特徴とする請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項4】
L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とネビボロールの配合比は重量で1:0.5〜1であり、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とビソプロロールとの配合比は重量で1:0.5〜1であり、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とベタキソロールとの配合比は重量で1:2〜4であり、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とセリプロロールとの配合比は重量で1:20〜40であり、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩とナドロールとの配合比は重量で1:8〜16であり、前記配合比において、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩は、いずれもL−アムロジピン換算の重量で示すことを特徴とする請求項3に記載の医薬組成物。
【請求項5】
前記医薬組成物における単位製剤当たりの活性成分の含有量について、L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩の含有量はL−アムロジピンで1.0〜30mgであり、ネビボロールの含有量は0.5〜10mgであり、ビソプロロールの含有量は0.5〜20mgであり、ベタキソロールの含有量は2.5〜40mgであり、セリプロロールの含有量は25〜600mgであり、ナドロールの含有量は10〜640mgであることを特徴とする請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項6】
L−アムロジピン又はその薬学的に許容される塩の含有量は前記L−アムロジピンで2.5〜5mgであり、ネビボロールの含有量は1.25〜5mgであり、ビソプロロールの含有量は1.25〜10mgであり、ベタキソロールの含有量は5〜20mgであり、セリプロロールの含有量は50〜300mgであり、ナドロールの含有量は20〜320mgであることを特徴とする請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項7】
前記医薬組成物は、医薬品添加剤をさらに含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項8】
前記医薬品添加剤は、希釈剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤又は調味剤から選ばれる1種又は複数種であることを特徴とする請求項7に記載の医薬組成物。
【請求項9】
前記医薬組成物は、経口製剤であることを特徴とする請求項7に記載の医薬組成物。
【請求項10】
請求項1〜9のいずれか1項に記載の医薬組成物の高血圧治療薬の調製における使用。

【公表番号】特表2012−514049(P2012−514049A)
【公表日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−553273(P2011−553273)
【出願日】平成22年6月22日(2010.6.22)
【国際出願番号】PCT/CN2010/074190
【国際公開番号】WO2011/097860
【国際公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【出願人】(511049185)シーフイダー ファーマシューティカルズ グループ(ジリン)リミテッド (3)
【Fターム(参考)】