説明

RFIDを含むモバイル小型通信装置

一方が装置をもち、他方がSIMをもつ2つのRFIDを有するモバイル通信装置を含むシステムおよびプロセス。組立/パッケージングするシステムおよびプロセスが、小売流通処理システムを含むサービスプロバイダ通信網と共に開示され、本プロセスおよびシステムにおける選択された位置にRFIDリーダーを含むものが提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に携帯電話などのモバイル通信装置に、および、より詳細には、RFIDを含む種々のその他の特色と組み合わせた販売およびアクティベーションのためのこのような装置およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話、PDA、GPS単ユニット等のようなモバイル通信装置は、数100万台販売されている。携帯電話が製造された後、これらは、再販売および販売のためにパックされる。これらは、修理、交換またはその他のために返品され得る。
【0003】
携帯電話には、RFIDが包まれていることが知られている。たとえば、米国特許公開第US2006/0111053A1号は、このような電話の例である。例えば、これは、無線周波数識別(RFID:Radio Frequency Identification)を使用して携帯電話の持ち主を識別し、電話ネットワークを介して別の人物にメッセージを発する。
【0004】
米国特許公開第US2007/0281549A1号は、エンドユーザーにモバイルウォレットアプリケーションを提供するための、携帯電話に使用されるSIMカードおよびRFIDアンテナの組立を開示する。回路は、SIMおよびRFID機能を実行することができるプリント回路上に提供され、RFIDアンテナ機能は、モバイルウォレットアプリケーションを提供するために受話器の背部ケーシングに取り付けられたコイルアンテナに接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許公開第US2006/0111053A1号
米国特許公開第US2007/0281549A1号
【発明の概要】
【0006】
本発明は、第1のRFIDおよび第1のRFIDの識別子とは異なる識別子を有する第2のRFIDを有する加入者識別モジュール(SIM:Subscriber Identification Module)を有するモバイル小型通信装置を提供する。その他の任意選択機能は、装置を発売元に返送するためのメーラー;およびモバイル通信装置、アクセサリまたは両方の小売購入品を読み込むための1つまたは複数のRFIDリーダーを有する小売店舗を含む。任意に、本発明は、通信装置の、ならびにRFIDおよびRFIDをスキャンし、コンピュータデータベースに情報を入力する無線周波数を有する加入者識別モジュールの、バルク在庫を維持する方法を提供する。
【0007】
前述の概要は、特許請求の範囲を限定せず、特許請求の範囲のみが本発明を定義する。
【0008】
本発明の目的は、改善されたモバイル小型通信装置、および/またはその他の機能と組み合わせた装置、および/または在庫を維持することおよびそのスキャニングに関する方法を提供することである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】RFIDおよび、第2のRFIDを有するSIMを有するサンプルのモバイル小型通信装置である。
【図2】モバイル小型通信装置のための組立/パッケージングを示すサンプル概略図である。
【図3】モバイル小型通信装置および/またはアクセサリを提供する小売店舗を示すサンプル概略図である。
【図4】モバイル小型通信装置およびRFIDを有するメーラーのサンプル図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の原理を理解するのを促進する目的のために、ここで本明細書の実施例に参照がなされ、これを記述するために具体的な言葉が使用される。しかしながら、これにより本発明の範囲を限定することは意図されない。本発明が関連する当業者が通常行うであろうように、記述された方法、システムまたは装置における任意の変更およびさらなる改変、本明細書に記述したような本発明の原理の任意のさらなる適用が想定される。
【0011】
特許請求の範囲および明細書に使用される以下の用語は、以下の定義を有する。
【0012】
用語「アクセサリ」は、充電器(壁面コンセントおよび/またはライターおよび/またはコンピューターUBS充電器またはその他)、コンピューター同期リンク装置、容器、印刷物(説明書、メーラー、コンピュータソフトウエアを含む)、イヤホン(無線および/または有線)を意味する。
【0013】
用語「伴った」は、同じパッケージングに、または一部として添付されたことを意味する。
【0014】
用語「後に」は、経時的に時間が遅いことを意味し、直後、ならびに介在する行為またはイベントの後を含む。
【0015】
用語「関連づける」は、特定のフィールド、特徴またはデータ列を別のフィールド、特徴またはデータ列にリンクするように、コンピュータコーディングおよび/または特徴および/またはプログラミングを操作することを意味する。これは、たとえば、リレーショナルデータベース、テーブル間の連結における、および/または関連を戻すクエリ構造における関係を含む。
【0016】
用語「バルク在庫」は、少なくとも10の同様の品物の在庫を意味する。
【0017】
用語「通信網」は、その間に電気通信を提供するモバイル小型通信装置を促進するためのハードウエアおよびソフトウエアのネットワークである。これは、典型的にはセルタワーまたはその他などのタワー、ならびに関連する電話線、配線およびインターネットを含む。米国の例では、Sprint(登録商標)、AT&T(登録商標)、Verizon(登録商標)およびその他などの企業によって実行される携帯電話ネットワークである。
【0018】
用語「コンピュータデータベース」は、その通常の意味を有し、コンピュータメモリにおける組織化された方法で電子的に格納されたデータを含む。例には、SQL、ビジュアルベーシックその他のデータベースを含む。典型的には、データは、1つまたは複数のデータテーブルに格納される。コンピュータデータベースは、単一のコンピューターに必ずしも存在する必要があるというわけではなく、いくつかの別々のデータベースおよび/またはテーブルを含むことができ、互いにリンクできる。
【0019】
用語「コンピューターネットワーク」は、ローカルエリアネットワーク、ならびに地理的に遠距離にわたるコンピューターのネットワークを含むその通常の意味を有する。このようなコンピューターのネットワーク化の1つの例は、インターネット上でのコンピューターのネットワーク化である。その他の例は、専用リンキング、電話線、マイクロ波タワー、光ファイバーラインまたはその他を含む。ネットワークは、前述のハイブリッドおよび組み合わせを含むことができる。
【0020】
用語「コンピューターシステム」は、個々のサーバまたは別々のサーバのいずれかにおける1つまたは複数のコンピュータープロセッサ、ならびに別々のマイクロプロセッサおよび/またはサーバを互いにおよび/または互いからの情報を電気的に送信させるために必要とされる任意のコンピューターネットワークを含む。
【0021】
用語「発売元」は、モバイル小型通信装置のOEMとエンドユーザー/加入者との間の販売チェーンにおける実体または施設(典型的には企業)を意味する。
【0022】
用語「電子的に送信する」は、電気遠距離通信シグナルを使用してデジタルもしくはアナログで、局所的または遠距離間の情報送信を意味する。
【0023】
用語「識別子」および「識別」は、独特の(または少なくとも定義された項目の領域内で相対的に独特の)、一連の数字、文字、記号または任意のこれらの組み合わせを意味する。
【0024】
用語「前記加入者識別モジュールに関する情報」は、加入者/エンドユーザーに対応する、彼らの加入者識別モジュールに貯蔵されている任意の識別子、例えば彼らの名前、電話番号またはその他の個人情報もしくは財政情報を意味する。
【0025】
用語「取り付け可能な」および「取り付けられた」は、中に配置されたか、または一部をなすことを意味する。これは、モジュールまたはカードを、スロットまたはレセプタクルに接続することを含むが、限定されない。
【0026】
用語「メーラー」は、受取人のために予め印刷された住所情報を有する標識および/または予め印刷された郵便封筒、箱もしくはその他のパッケージを意味する。このような受取人は、発売元またはその代理人を含むことができるが、限定されない。
【0027】
用語「モバイル小型通信装置」は、携帯電話(セルラー式またはその他)、PDA、地球投影位置決定衛星ユニット、mp3もしくはその他の音楽もしくはビデオプレーヤなどの電子的装置、および/または前述の単独の、または電子的なその他の特色を有する任意の組み合わせを意味し、コンパクトで、すなわち都合よく一人の成人の手に保持されることができ、かつそれは、音声通信を提供する。これらの装置は、典型的には、しかし、必然的ではなく、電池電力供給されるが、また、ソーラーパワーの手に保持される装置を含むことができる。
【0028】
用語「パッケージング」は、任意の容器、箱、クラムシェル、メーラーまたはその他を意味する。
【0029】
用語「配置すること」は、位置すること、または上にもしくは中に置くことを意味し、ロボットで、手動で、供給される重力で、その他、および/またはこれらの組み合わせでなされてもよい。
【0030】
用語「購入データ」は、小売業務に対応する小売店舗にて収集される情報を意味する。
【0031】
用語「無線周波数スキャニング」は、無線周波を使用してRFIDからのシグナルを読み込み始めることを意味する。
【0032】
用語「読み込み可能範囲」は、RFIDが無線周波数スキャニングを使用して正確に読み込まれるであろう物理的距離を意味する。
【0033】
用語「小売ディスプレイ」は、無線通信装置および/またはアクセサリなどの品物を見込み客が見るであろうラック、棚、自動販売機、キオスクを意味する。
【0034】
用語「小売店舗」および「小売販売箇所」は、購入者が小売購買を行うであろう店、自動販売機、キオスク、またはその他を含む場所を意味する。また、小売販売箇所は、購入者によってインターネット上で行われ、製品が彼らに発送される購買を含み得る。
【0035】
用語「RFID」は、電池などのオンボード電源を伴う、ならびにオンボード電源を伴わないものを含む、無線周波数識別を意味する。このようなRFIDは、1つまたは複数の種々の周波数を使用してもよい。RFIDは、読取り専用、読み書き、追記型またはその他であってもよい。RFIDは、能動的、受動的、準活能動的、準受動的またはその他であってもよい。それは、リーダートークファースト、タグトークファーストまたはその他のプロトコルを使用してもよい。RFIDは、物体に直接印刷されたものを含むチップレスであってもよい。RFIDは、取り付け可能、埋め込み可能および/もしくは挿入型、および/またはその他であってもよい。
【0036】
用語「RFIDリーダー」は、RFIDの無線周波数スキャニングのための送信機、受信機および/またはトランシーバを意味する。
【0037】
用語SIMおよび「加入者識別モジュール」は、電話番号のための識別子またはモバイル小型通信装置のためのその他のこのようなアドレスもしくは識別子に対応するメモリーチップまたはその他の媒体を意味する。SIMは、モバイル通信装置に取り付けられ得るSIMカードなどの別の装置に含まれていてもよい。SIMは、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM:Global System for Mobile)、ならびに符号分割多重アクセス(CDMA: Code Division of Multiple Access)ネットワークを含むがそれらに限定されない、種々の通信網で作動してもよい。また、SIMは、再使用可能な識別モジュールを含み得る。SIMは、国際移動電話加入者識別番号(IMSI: International Mobile Subscriber Identity)または使用者/加入者を識別するためのその他のこのような情報もしくはコードを格納してもよい。SIMカードは、汎用加入者識別モジュール(USIM:Universal Subscriber Identification Module)および/または除去可能なユーザ識別モジュール(RUIM:Removable User Identification Module)を含み得る。SIMは、ICCID、IMSI、認証キー、ローカルエリア識別、オペレータ/特定救急番号、SMSC、サービスプロバイダ名、サービスダイヤル番号、料金パラメーターのアドバイス、付加価値サービスアプリケーション、その他を含むがそれらに限定されない各種情報を含んでいてもよい。SIMは、国際移動体装置識別番号(IMEI:International Mobile Equipment Identity)を含んでいてもよい。SIMは、単一SIM、二重SIMまたは複数SIMであってもよい。
【0038】
用語「在庫追跡」は、少なくとも一時的に、1つもしくは複数の分類または場所について、ひとつの型の品物(類)の量をコンピュータメモリに維持することを意味する。
【0039】
用語「視覚表示」は、トレー上の、もしくはそれに接続されたヒト読み込み可能な、および/または機械読み込み可能な(ヒト読み込み可能であるか否かにかかわらず)表示を含む。これらは、色、マーキング、成形物、バーコードおよび関連した機械読み込み可能なパターン、矢、エンボスメント、ならびに形状の相違を含むことができる。
【0040】
特許請求の範囲および明細書に使用される言葉は、明示的に上で定義された場合を除いて、その率直で、通常の意味のみを有する。上記の定義における語は、その率直で、通常の意味のみを有する。このような率直で、通常の意味は、最近公開されたWebsterの辞書およびRandom House辞書からの全ての一致した辞書定義を含む。
【0041】
図1を参照し、モバイル通信装置100を示してある。任意には、しかし、好ましくは、それは、RFID 101を含む。なお、図1の図面例において、RFID 101は、装置100の裏面に、またはその近くに示されていることに留意されたい。しかし、RFIDは、装置100上の、または内のどこに位置してもよい。RFID 101は、装置101のOEMによって付加してもよく、またはその上に事後設置してもよい。RFID 101は、スタンドアロンRFIDタグであってもよく、および/または装置100のその他の部分の1つもしくは複数の回路基板に、もしくは上に組み込まれても、またはプリントされてもよい。
【0042】
加入者識別モジュール(SIM)110は、装置100に取り付けて示してある。SIM 110は、任意に、しかし、好ましくは、RFID 111を含む。なお、図1の図面例において、RFID 101は、装置100の裏面に、またはその近くに示されていることに留意されたい。しかし、RFIDは、装置100上の、または内のどこに位置してもよい。RFID 101は、装置101のOEMによって付加してもよく、またはその上に事後設置してもよい。RFID 101は、スタンドアロンRFIDタグであってもよく、および/または装置100のその他の部分の1つもしくは複数の回路基板に、もしくは上に組み込まれても、またはプリントされてもよい。
【0043】
好ましくは、SIM 110は、装置100のスロットに取り付け得るタイプのものなど、SIMカードの形態である。任意に、SIMは、その他の方法で電話に取り付けられてもよい。図1は、単に装置100、この場合携帯電話の一例のみである。任意に、SIM 110は、装置100内に物理的に取り付けられ、および装置100から除去可能である。その他のこのようなモバイル小型通信装置も想定される。
【0044】
任意には、しかし、好ましくは、RFID 101もRFID 111も、SIMに関して送信可能な情報を含まない。たとえば、任意に、このようなRFIDは、通信網に接続されず、または干渉しない。また、任意に、このようなRFIDは、SIMに接続されず、または干渉しない。任意に、このようなRFIDは、SIMに格納された識別子(群)から独立し、およびブラインドでもよい。
【0045】
図2は、モバイル通信装置のための組立/パッケージングシステムの一例を示す概略図を示す。なお、図2の特色は、コンピューターシステム80および発送70を含む図3における流通センター2として反映されることに注意されたい。
【0046】
図2は、任意にモバイル小型通信装置100の在庫10およびSIM110の在庫20を含む。装置およびSIMは、組立作業場30にて10a、20aを組み合わせてもよい。場所30に示したモバイル通信装置100は、SIM 110を含むことに注意されたい。装置100は、30aを装置パッケージング40と組み合わせる。このようなパッケージングは、ダンボールまたはプラスチック箱、トレー、クラムシェルおよびその他を含むがそれらに限定されない任意の形態をとってもよい。パッケージ40は、任意にアクセサリ60および別売アクセサリ62を含むパッケージ41を形成するように40aを組み合わせる。図2に示した特定の、限定されない例において、アクセサリ60は、装置充電器であり、かつアクセサリ62は、作業指図書およびメーラー(図4において1つの随意例のメーラー162として参照される)、コンピューター読み取り可能なソフトウエア、保証情報、および/または上記のいくつかもしくは全部などの印刷物である。任意に、パッケージング41は、外装52における配置50aである。典型的には、このようなパッケージング52は、発送箱を含み得る。任意に、パッケージ52は、典型的には、各々それ自体のパッケージ41に、複数の装置100を含む。パッケージ52は、52aを発送システム70に発送する。発送システム70は、郵便、民間クーリエ、直接的および/または間接的なトラック/飛行機/列車または他の発送のシステムを含む。このような発送は、直接、小売店舗に、および/または中間位置に対してであってもよい。
【0047】
任意には、しかし、好ましくは、コンピューターシステム80は、在庫追跡および/または管理および/またはパッケージング、組み合わせ、発送およびその他の情報に関して情報を提供するために使用される。コンピューターシステム80は、好ましくはコンピュータデータベース81を含み、および/またはそれに接続される。任意に、データベース81は、データテーブル82などの1つまたは複数のデータテーブルを含む。任意に、データベース81およびそのデータテーブルは、直接および/またはクエリ構造のいずれかにより、フィールドとテーブルとの間に関係を有するリレーショナルデータベースである。また、データベース81は、フラットファイル、文字制限ファイルまたはデータを維持するその他のものを含んでいてもよい。任意に、データテーブルは、装置100のためのデータテーブルを含んでいてもよい。任意に、このようなデータテーブルは、以下のフィールドの1つまたは複数を含む:製造業者;モデル;モデル番号;シリアル番号;光学式/バーコード番号;およびRFID 101に対応する(第1の)RFID識別子。任意に、データベース81におけるデータテーブルは、以下の随意のフィールドの1つ以上を含むSIM 110のための1つまたは複数のテーブルを含んでいてもよい:レコード番号;SIM識別;RFID識別子(好ましくはRFID 111に対応する);製造業者;モデル番号;シリアル番号;ICCID;IMSI;認証キー;ローカルエリア識別;オペレータ特定救急番号;SMSC(ショートメッセージサービスセンター)番号;SPN(サービスプロバイダ名);SDN(サービスにダイヤル番号);料金パラメーターのアドバイス;VAS(付加価値サービス)アプリケーション。SIM識別は、SIM数字を含むことができる。1つの随意の形態は、任意に、遠距離通信id、国番号、ネットワークコード、製造月および年、スイッチ構成コード、SIM番号および検査数字を含む19の数字を有する。これらは、決して限定されないが、単に技術の1つの形態に基づいた例のみである。データベース81のその他のデータテーブルは、任意にRFID 161を含むメーラー162などの、メーラーのためのテーブルを含んでいてもよい。このようなテーブルを有するフィールドは、レコード番号、受信者、郵便の宛名、都市、州、国および郵便コード;RFID識別子(RFID 161に対応する)、バーコードまたはその他の機械読み取り可能な視覚表示;前払い郵送許可番号を含み得る。また、データベース81は、任意にアクセサリを取扱っている1つまたは複数のテーブルを含んでいてもよく、このようなテーブルは、とりわけ製造業者;モデル、モデル番号;シリアル番号;光学式/バーコード番号;およびRFID識別子;および商品名のためのフィールドを含むことができる。
【0048】
このようなデータベースは、市販の顧客に関する情報を任意に含んでいてもよい。任意に、このようなデータテーブルは、以下のフィールドを含むことができる:名前;住所;口座番号;財政情報(複数のフィールドにおいて);関連したエンドユーザー/加入者識別子;およびその他。データベース81は、エンドユーザー/加入者についての1つまたは複数のデータテーブルを任意に含んでいてもよい。このようなテーブルは、以下のフィールドを任意に含んでいてもよい:顧客名;顧客住所(潜在的に複数のフィールド);口座番号;モバイル通信装置のためのRFID識別子;SIMのためのRFID識別子;メーラーのためのRFID識別子;1つまたは複数のアクセサリのためのRFID識別子;プラン番号;サービスプロバイダ;同じアカウント上の他の人物/電話/装置;およびその他。データベース81は、通信網のためのサービスプロバイダについての1つまたは複数のテーブルを任意に含んでいてもよい。このようなデータテーブルは、以下のフィールドを任意に含むことができる:プロバイダ名;プロバイダアドレス;プロバイダ番号コード;プロバイダプランコード;SIM識別子;顧客/最終利用者識別子;およびその他。前述のテーブル一覧は、網羅的ではないが、単に随意の例として記載してある。これら(データベース、テーブルおよび/またはフィールド)は、付加しても、省略しても、および/または分割してもよい。
【0049】
その上、前述のテーブルは、単一のデータベースに存在する必要はないが、ローカルエリアネットワーク上、直接接続、インターネットに基づいた通信またはその他のいずれかで、種々のコンピュータサーバ上の一つ以上のデータベースを含む一つ以上のデータベースに存在してもよい。図3で示したようなコンピューターシステム80のこのような通信は、ネットワーク接続80bを有し、これは、任意に、ネットワークを経た、小売店舗14、501におけるサービスプロバイダA、502におけるサービスプロバイダBおよび任意にその他との通信を含むことに注意されたい。
【0050】
また、図2の概略図は、任意にRIFDリーダーの使用を図示する。このようなリーダーまたはリーダー群は、好ましくは直接または間接的に、電子的な送信接続で、データベース81に接続される。たとえば、随意のRFIDリーダー97は、電気的な送信接続97aによって、データベース81または任意のその他のデータベースに接続される。このような接続は、電線によって、無線送信またはその他によってもよい。好ましくは、このようなRFIDリーダーは、読み込まれるRFIDの読み込み可能範囲に置かれる。たとえば、RFIDリーダー97は、パッケージング52内のパッケージング41内の、RFID 101および/またはRFID 111などの、RFIDを読み込むためなどの、52aを発送に促すパッケージング52の読み込み可能範囲に置かれる。好ましくは、少なくとも1つのこのようなRFIDリーダー、このようなRFIDリーダー97が、流通センター2から70を発送する前に少なくとも一回存在する。
【0051】
しかし、任意に、しかし、好ましくは、一つ以上のRFIDリーダーが使用される。30、任意には、このようなRFIDリーダーは、図2に示したように販売、組立およびパッケージングに沿って1つまたは複数の位置に置かれてもよい。たとえば、RFIDリーダー91および電気的な送信接続91aは、在庫10からのRFID 101を検出する。RFIDリーダー92およびその関連する接続は、在庫20からSIMのためのRFID 111などのRFIDを検出する。RFIDリーダー93および接続93a、ならびに任意にRFIDリーダー94および接続94aは、パッケージング40の前、間または後に、RFID(101、111)の1つまたは複数を読み込む。RFIDリーダー95および関連する接続95aは、アクセサリ60などのアクセサリおよび/またはそのパッケージング41の包含の前、間または後のこのようなアクセサリのためのパッケージングにおいて、付随して、取り付けられて、または一部で、RFIDを読み込む。RFIDリーダー96およびその関連する接続96aは、このようなパッケージングにおいて、パッケージング41の前、間または後に、アクセサリ、SIMおよび/または装置100(RFID 101および111を含む)からのRFIDおよび/またはメーラー162からのRFID 161、ならびに任意のその他のRFIDおよび/またはこのようなRFIDと関連する品物12からの1つまたは複数のRFIDを読み込む。任意には、しかし、好ましくは、種々のリーダー、91、92、93、94、95、96、97は、近くに重複する、または実質的に重複する読み込み可能範囲を有さない。この任意選択機能により、より正確な在庫追跡ができる。これらの種々のRFIDリーダーは、例示的であり、省略しても、付加しても、または場所により改変してもよい。
【0052】
図3を参照し、随意の一連の処理行為、および/またはシステム機能が、モバイル通信装置および/またはアクセサリを提供する小売店舗にて概略的に示されている。これは、図1の装置との、または図2のプロセスおよびシステムとの接続には必要とされないが、任意にそれとの接続に使用してもよい。その点に関して、流通センター2は、前述したコンピューターシステム80を含む。小売店舗400は、好ましくは、顧客、典型的にはエンドユーザー/加入者がこれらの通信装置および/またはアクセサリを購入する小売店である。しかし、小売店舗400は、また、ヒト係員の有無にかかわらず、装置100および/またはアクセサリを購入することができるキオスクまたは自動販売機でもよい。
【0053】
その上、発売元2、小売店舗400、プロバイダA(501)および/またはプロバイダB(502)を接続するネットワーク503は、好ましくはインターネットもしくはインターネットのバリエーションであるか、または少なくともそれらを含むが、また電話線、光ケーブルおよびその他の遠距離通信技術を含んでいてもよい。501に示したプロバイダAなどのプロバイダは、典型的には、通信網のプロバイダである。プロバイダB(502)についても、同じことが当てはまる。このようなプロバイダの一般的な、しかし限定されない例は、それらに限定されないが、Sprint(登録商標)、Nextel(登録商標)、AT&T(登録商標)、Verizon(登録商標)、その他を含む。
【0054】
図3、随意の小売店舗400は、任意に顧客チェックアウト401、1つまたは複数の付属のディスプレイ402および1つまたは複数のモバイル通信装置ディスプレイ403を含む。ディスプレイは、それ自体の中に、およびそれ自体が1つ以上のアクセサリと共にモバイル通信装置を含むパックされたキット41とともに、アクセサリとともにモバイル通信装置を任意に含んでいてもよい。ディスプレイ402におけるアクセサリの例は、イヤホン461、充電器460、容器462ならびにその他のタイプの任意のアクセサリを含むことができる。
【0055】
チェックアウト401は、好ましくは金銭登録器(これは、通常コンピュータを含む)、および/またはコンピューターおよび/もしくはクレジットカード、デビットカード、価値格納型カード形プロセシングリーダーを含む。任意には、しかし、好ましくは、このようなチェックアウトコンピュータは、図1に図示したように、ネットワーク503との接続98b、典型的にはインターネット通信またはその他である。チェックアウトは、好ましくは、チェックアウトコンピューターシステムに対するその接続98aと共にRFIDリーダー98を含む。従って、チェックアウトプロセスの一部として、モバイル通信装置におけるRFID、101、SIM 111、および/またはアクセサリにおけるRFID、および/またはRFID 161を含むその他のパッケージングにおけるRFIDは、リーダー98によってチェックアウト時に検出される。好ましくは、RFIDリーダー98は、金銭登録器、自動販売機、またはその他によるかにかかわらず、チェックアウトプロセスの読み込み可能範囲内にある。このようにして、モバイル通信装置および/または関連するSIM 110を購入するときに、関連情報を、接続98bを介してネットワークに送信してもよい。さらに、チェックアウト処理を経た購買データおよび購入者情報は、接続98bを介して送信される可能性もあるだろう。このような情報は、購買機器(クレジットカード、デビットカードまたはその他)から、および/またはその他の情報についての質問表(ヒトにおける、または購入者による入力のいずれか)によって得ることができる。このような情報は、加入者の名前、住所、支払い情報(たとえば、クレジットカード番号)、選択したサービスプロバイダ(501、502を参照されたい)、選択されるプランタイプ、契約期間およびその他を含むことができる。この購買データは、フラットファイル、データテーブルまたはその他に格納されてもよい。これは、通常、サービスプロバイダによる装置100のアクティベーションのために、購買時またはそれ以降のいずれかに、少なくとも選択されたプロバイダ(たとえば、プロバイダB、502)に送信される。
【0056】
任意に、小売店舗におけるもう一つのRFIDリーダー99yは、モバイル通信装置のためのアクセサリの小売ディスプレイ402の読み込み可能範囲にある。リーダー99yは、モバイル通信装置、モバイル通信装置からの1つまたは複数のアクセサリまたは両方を含む群から選択される在庫への追加、および在庫からの除去(このような在庫は、ディスプレイ402のディスプレイ上の在庫である)により、RFID識別子を読み込むことを可能にする。チェックアウト401にてコンピューターは、接続99aからのこのような在庫への追加および/または除去の情報を受ける。これは、任意にリアルタイム、またはほぼリアルタイム、または同じ日、または同じ週、または同じ月の在庫管理のために、小売コンピューターに一時的に格納して、接続80bを経て発売元2のコンピューター80に送信されるように、接続98bを経たネットワークに後で送信してもよい。あるいは、このようなシグナルは、チェックアウトプロセスの一部として処理してもよい。これにより、発売元2は、格納される在庫を維持し、および/または在庫水準を最適化するために、小売店舗400、ならびにその他のこのような小売店舗に対して計画および発送70が可能となる。これは、アクセサリの用途だけでなく、発売元2から店舗400に提供されるモバイル通信装置についても当てはまる。
【0057】
随意のRFIDリーダー99xは、接続99aを介して小売コンピューターに接続され、かつディスプレイ403の読み込み可能範囲にある。随意のリーダー99xは、その他のディスプレイのためにも、リーダー99yと同様の様式で、対応して作動する。任意には、しかし、好ましくは、チェックアウトにおけるリーダー98およびディスプレイ402におけるリーダー99yおよびディスプレイにおけるリーダー99xは、重複する、または実質的に重複する読み込み可能範囲を有さない。この任意選択機能により、より正確な在庫追跡ができる。図示したように、モバイル通信装置は、ディスプレイ403に含まれるので、リーダー99xは、RFID 101および/または111などのRFIDを含む、同様のモバイル通信装置のためのディスプレイ403における在庫位置を維持し得る。
【0058】
図3において、随意の返送手段4は、発売元2に対してなどの場所に対するメーラーの発送4aを含む。また、このようなメーラー(4aと関連して更に下記に記述してある)は、発売元2、再販業者、環境再生業者、顧客、供給元、慈善団体またはその他に対して品物を転送する第三者のハンドラを含むが、それらに限定されない、発売元2以外の当事者に発送してもよい。
【0059】
図4を参照し、これは、発送パッケージ160(封筒、箱またはその他などの)でのメーラー162の随意の使用を図解し、モバイル通信装置100は、その中に100aが挿入される。任意には、しかし、好ましくは、メーラー162は、それ自体がRFID 161を含む。この任意選択機能は、発売元2またはその他の受取人におけるメーラーの受け取り処理を補助する。図示したように、メーラー162は、任意に、しかし、好ましくは「XYZ社」と示されるなど目的地の住所が事前に印刷され、これは、発売元2またはその他の名称に対応する。任意に、しかし、RFID 161は、受け取り目的に応じて、前述したようにモバイル通信装置、SIMに、および/またはアクセサリに取り付けられるように、RFID 101および/または111の1つまたは複数での代わりに、省略してもよい。
【0060】
任意に、モバイル通信装置、SIM、アクセサリ、メーラーおよび/またはパッケージングは、任意に図面において種々のRFIDリーダーが示され、記載されている場合など、1つまたは複数の場所にて対応するリーダーと共に、それに対してバーコードまたはその他のこのような機械読み取り可能な視覚標識を有してもよい。
【0061】
本発明は、当業者が(現在および将来)行うであろう改変を想定する。本発明において実施される方法は、本発明の精神から逸脱することなく、変化させること、再編成すること、置換すること、削除すること、再現すること、組み合わせること、またはその他のプロセスに付加することができることも想定される。加えて、これらの方法の範囲内の種々の段階、手段、手順、技術、曲面および操作は、当業者が行うであろうように、変化させ、再編成し、置換し、削除し、再現し、または組み合わせてもよい。冠詞「該」、「一つの(a)」および「一つの(an)」は、1つだけを意味するように必ずしも限定されるわけではなく、むしろ任意に複数のこのような要素を含むように、包括的で、制約がない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
組み合わせにおける:
通信網を使用して音声通信を可能にするためのモバイル小型通信装置;
第1のRFIDを有する前記モバイル通信装置;
前記モバイル通信装置における加入者識別モジュール;および、
前記第1のRFIDの識別子とは異なる識別子を有する第2のRFIDを有する前記加入者識別モジュール。
【請求項2】
前記第1のRFIDも前記第2のRFIDも、前記加入者識別モジュールに関して送信可能な情報を含まない、請求項1の組み合わせ。
【請求項3】
請求項2の組み合わせであって、前記モバイル通信装置のためのさらなる少なくとも1つのアクセサリを含み、前記アクセサリは、それまたはそのパッケージングに付属した第3のRFIDを有し、かつ前記第3のRFIDは、前記第1のRFIDの、および前記第2のRFIDの識別子とは異なる識別子を有する、組み合わせ。
【請求項4】
請求項3の組み合わせであって、前記第2のRFIDと共に前記加入者識別モジュール20は、前記モバイル通信装置内に物理的に取り付けられており、かつ前記モバイル通信装置から除去可能である、組み合わせ。
【請求項5】
請求項4の組み合わせであって、小売店舗にて、小売のチェックアウトの読み込み可能範囲に第1の小売RFIDリーダーをさらに含み、小売購買品からのRFID識別子を読むための前記第1の小売RFIDリーダーは:(a)モバイル通信装置、(b)モバイル通信装置のためのアクセサリまたは(c)モバイル通信装置およびアクセサリの両方の群から選択される、組み合わせ。
【請求項6】
請求項5の組み合わせであって、小売店舗にて、モバイル通信装置のためのアクセサリの小売ディスプレイの読み込み可能範囲にに第2の小売RFIDリーダーをさらに含み、前記第2の小売RFIDリーダーは、(a)モバイル通信装置、(b)モバイル通信装置のためのアクセサリまたは(c)モバイル通信装置およびアクセサリの両方を含む群から選択される品物の在庫への追加および在庫からの除去により、RFID識別子を読み込む、組み合わせ。
【請求項7】
請求項6の組み合わせであって、前記購買データを対応するモバイル通信装置加入者と関連付けるために、前記小売店舗RFID識別子データからデータベースに転送する少なくとも1つのコンピューターをさらに含む、組み合わせ。
【請求項8】
前記モバイル通信装置が前記モバイル通信装置の発送のためのメーラーを伴い、かつ前記メーラーがメーラーRFIDを有する、請求項7の組み合わせ。
【請求項9】
請求項8の組み合わせであって、コンピューターシステムコンピュータデータベースをさらに含み、前記データベースは、関連する第1のRFIDを有する前記モバイル通信装置の識別子を格納し、前記データベースは、関連する第2の第1のRFIDを有する前記加入者識別モジュールの識別子を格納し、前記データベースは、前記第1のRFID識別子と前記第2のRFID識別子との関連づけを格納する、組み合わせ。
【請求項10】
請求項1の組み合わせであって、前記モバイル通信装置のための少なくとも1つのアクセサリをさらに含み、前記アクセサリは、それか、またはそのパッケージングに取り付けられた第3のRFIDを有し、かつ前記第3のRFIDは、前記第1のRFIDの、および前記第2のRFIDの識別子とは異なる識別子を有する、組み合わせ。
【請求項11】
前記第2のRFIDをもつ前記加入者識別モジュール30は、前記モバイル通信装置に物理的に取り付けられ、および除去可能である、請求項1の組み合わせ。
【請求項12】
請求項1の組み合わせであって、小売店舗にて、小売チェックアウトの読み込み可能範囲に第1の小売RFIDリーダーをさらに含み、前記第1の小売RFIDリーダーは:(a)モバイル通信装置、(b)モバイル通信装置のためのアクセサリまたは(c)モバイル通信装置およびアクセサリの両方の群から選択される小売購買からのRFID識別子を読み込む、組み合わせ。
【請求項13】
請求項12の組み合わせであって、小売店舗にて、モバイル通信装置のためのアクセサリの小売ディスプレイの読み込み可能範囲に第2の小売RFIDリーダーをさらに含み、前記第2の小売RFIDリーダーは:(a)モバイル通信装置、(b)モバイル通信装置のためのアクセサリまたは(c)モバイル通信装置およびアクセサリの両方を含む群から選択される品物の在庫への追加および在庫からの除去により、RFID識別子を読み込む、組み合わせ。
【請求項14】
請求項13の組み合わせであって、前記購買データを対応するモバイル通信装置加入者と関連付けるために、前記小売店舗RFID識別子データからデータベースに転送する少なくとも1つのコンピューターをさらに含む、組み合わせ。
【請求項15】
前記モバイル通信装置が前記モバイル通信装置の発送のためのメーラーを伴い、かつ前記メーラーがメーラーRFIDを有する、請求項1の組み合わせ。
【請求項16】
請求項1組み合わせであって、コンピューターシステムコンピュータデータベースをさらに含み、前記データベースは、関連する第1のRFIDを有する前記モバイル通信装置の識別子を格納し、前記データベースは、関連する第2の第1のRFIDを有する前記加入者識別モジュールの識別子を格納し、前記データベースは、前記第1のRFID識別子と前記第2のRFID識別子との関連づけを格納する、組み合わせ。
【請求項17】
組み合わせにおける:
発売元からのパッケージ;
通信網を使用して音声通信を可能にするためのモバイル小型通信装置、前記第1のパッケージの内の前記装置;
前記モバイル通信装置を前記発売元へ返送するためのメーラー、前記メーラーは、メーラーRFIDを有し、前記第1のパッケージの内の前記メーラー。
【請求項18】
以下の行為を含むプロセス:
通信網を使用して音声通信を可能にするためのモバイル小型通信装置のバルク在庫を維持すること、前記モバイル通信装置は、第1のRFIDを有する装置;
前記モバイル通信装置に取り付け可能な加入者識別モジュールのバルク在庫を維持すること、前記モジュールは、前記第1のRFIDの識別子とは異なる識別子を有する第2のRFIDを有する;
前記通信装置の対応する1つに加入者識別モジュールを取り付けること;
前記第1のRFID識別子および前記第2のRFID識別子を無線周波数スキャニングすること;
コンピューターシステムコンピュータデータベースに前記第1のRFIDおよび前記第2のRFIDからの前記スキャニングからの識別子を入力すること、前記データベースは、前記第1のRFIDと前記第2のRFIDとの関連づけを格納する。
【請求項19】
請求項18のプロセスであって:
パッケージに前記通信装置を配置すること;および、
前記パッケージに前記モバイル通信装置のための少なくとも1つのアクセサリを配置すること、の行為をさらに含み、前記アクセサリは、第3のRFIDを有し、かつ前記第3のRFIDは、前記第1のRFIDの、および前記第2のRFIDの識別子とは異なる識別子を有する、プロセス。
【請求項20】
請求項19のプロセスであって、無線周波数スキャニングの行為は、前記パッケージに前記通信装置を配置する行為の後に行われる、プロセス。
【請求項21】
請求項20のプロセスであって:
前記第1のRFIDのための、および前記第2のRFIDのための、ならびに前記第1のRFID識別子と前記第2のRFID識別子との間の前記関連づけのための前記識別子を含む前記データベースから前記通信ネットワークデータのためのサービスプロバイダに電子的に送信すること、
の行為をさらに含む、プロセス。
【請求項22】
請求項21のプロセスであって、前記第1のRFIDのスキャニングに基づいた前記通信装置の在庫を追跡すること、および前記第2のRFIDのスキャニングに基づいた前記加入者識別モジュールの在庫を追跡することの行為をさらに含む、プロセス。
【請求項23】
請求項22のプロセスであって:
小売店舗に対して通信装置を発送することの行為をさらに含み、前記小売店舗は:
小売チェックアウトの読み込み可能範囲における第1の小売RFIDリーダーであって、前記第1の小売RFIDリーダーは:(a)モバイル通信装置、(b)モバイル通信装置のためのアクセサリまたは(c)モバイル通信装置およびアクセサリの両方の群から選択される小売購買品からのRFID識別子を読み込むことを可能にする、リーダー;
モバイル通信装置のためのアクセサリの小売ディスプレイの読み込み可能範囲における第2の小売RFIDリーダーであって、前記第2の小売RFIDリーダーは:(a)モバイル通信装置、(b)モバイル通信装置のためのアクセサリまたは(c)モバイル通信装置およびアクセサリの両方を含む群から選択される品物の在庫への追加および在庫からの除去により、RFID識別子を読み込むことを可能にした、リーダー、
を含む、プロセス。
【請求項24】
請求項23のプロセスであって、前記購買データを対応するモバイル通信装置加入者と関連づけるために、前記小売店舗RFID識別子データからデータベースに電子的に送信することの行為をさらに含む、プロセス。
【請求項25】
請求項24のプロセスであって、前記パッケージに前記モバイル通信装置の発送のためのメーラーを配置する行為をさらに含み、前記メーラーは、メーラーRFIDを有する、プロセス。
【請求項26】
請求項18のプロセスであって;
前記通信装置をパッケージに配置する行為をさらに含み:
無線周波数スキャニングの行為は、前記パッケージに前記通信装置を配置する行為の後に行われる、プロセス。
【請求項27】
請求項18のプロセスであって、前記第1のRFIDのための、および前記第2のRFIDのための、ならびに前記第1のRFID識別子と前記第2のRFID識別子との間の前記関連づけのための前記識別子を含む前記データベースから前記通信ネットワークデータのためのサービスプロバイダに電子的に送信すること、
の行為をさらに含む、プロセス。
【請求項28】
請求項18のプロセスであって、前記第1のRFIDのスキャニングに基づいた前記通信装置の在庫を追跡すること、および前記第2のRFIDのスキャニングに基づいた前記加入者識別モジュールの在庫を追跡することの行為をさらに含む、プロセス。
【請求項29】
請求項18のプロセスであって:
小売店舗に対して通信装置を発送することの行為をさらに含み、前記小売店舗は:
小売チェックアウトの読み込み可能範囲における第1の小売RFIDリーダーであって、前記第1の小売RFIDリーダーは:(a)モバイル通信装置、(b)モバイル通信装置のためのアクセサリまたは(c)モバイル通信装置およびアクセサリの両方の群から選択される小売購買品からのRFID識別子を読み込むことを可能にする、リーダー;
モバイル通信装置のためのアクセサリの小売ディスプレイの読み込み可能範囲における第2の小売RFIDリーダーであって、前記第2の小売RFIDリーダーは:(a)モバイル通信装置、(b)モバイル通信装置のためのアクセサリまたは(c)モバイル通信装置およびアクセサリの両方を含む群から選択される品物の在庫への追加および在庫からの除去により、RFID識別子を読み込むことを可能にする、リーダー、
を含む、プロセス。
【請求項30】
請求項29のプロセスであって、前記購買データを対応するモバイル通信装置加入者と関連づけるために、前記店舗RFID識別子データからデータベースに電子的に送信することの行為をさらに含む、プロセス。
【請求項31】
請求項18のプロセスであって、パッケージに前記モバイル通信装置の発送のためのメーラーを配置する行為をさらに含み、前記メーラーは、メーラーRFIDを有する、プロセス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2011−526093(P2011−526093A)
【公表日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−509629(P2011−509629)
【出願日】平成21年5月13日(2009.5.13)
【国際出願番号】PCT/US2009/043692
【国際公開番号】WO2009/140321
【国際公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
【出願人】(510303637)ブライトポイント,インコーポレーテッド (1)
【Fターム(参考)】