説明

日本精工株式会社により出願された特許

1,091 - 1,100 / 8,378


【課題】潤滑不良状態での耐久性向上、即ち、潤滑不良状態になってから、焼き付きにより回転不能に至るまでの時間の延長を十分に図れる構造を実現する。
【解決手段】保持器5dを構成する大径側リム部12bのうちで、円周方向に関する位相が各ポケット15bに整合する部分の内周面部分に、径方向外方に凹んだ保油凹部20を設ける。又、これら各保油凹部20を前記各ポケット15bの内面に開口させる。更に、前記大径側リム部12bの内周面の一部で前記各保油凹部20よりもこの大径側リム部12bの外端面寄り部分に、径方向内方に向けて突出した突条22を、全周に亙って形成する。故障により潤滑不良になると、前記各保油凹部20部分を含め、前記突条22よりも前記各ポケット15b側に溜まった潤滑油が、各円すいころ4aの大径側端面10と、大径側鍔部8の軸方向内側面11との摺接部を潤滑する。 (もっと読む)


【課題】酸素,水蒸気等のガスが侵入しにくく寸法変化や劣化が生じにくい高分子材料成形品及びその製造方法を提供する。また、少なくとも一部分が高分子材料で構成されているにもかかわらず、高信頼性で長寿命な機械部品を提供する。
【解決手段】樹脂製プーリ10は、転がり軸受11と樹脂部12とからなる。樹脂部12は、高分子材料の射出成形により形成され、転がり軸受11の外輪2の外周面に一体的に取り付けられている。このような樹脂製プーリ10の樹脂部12の表面には、ポリシラザンが転化してなる二酸化ケイ素とアクリル樹脂とを含有し且つガスバリア性を有する有機無機複合膜が被覆されている。 (もっと読む)


【課題】ボールねじの軸方向を上下方向に向けて使用した場合に、ナットが下降する際のボール同士の競り合いを防止し、ボールの滑らかな転動を確保する。
【解決手段】下方に配置される湾曲路41と直線路11との間に、筒状のボール送り出し部材5を設ける。ボール送り出し部材5は、筒体の先端部52に切り込みを入れて周方向で四分割された爪部56を有する。爪部56の内面に、先端部の内径をボール3の直径より小さくする突出部56aが形成されている。直線路11から下降してきたボール3は、ボール送り出し部材5の爪部56の突出部56aの上で一旦停止する。次に、爪部56がボール3の重さで弾性変形して外側に開いた後、元に戻ろうとする力で、ボール3が湾曲路41へ送り出される。これにより、複数のボール3が、湾曲路41に一つ一つ隙間を開けて送り出される。 (もっと読む)


【課題】押圧ブロック21aの軸方向寸法を短くし、しかもこの押圧ブロック21aの外周面とシリンダ部20aの内周面とが、高い面圧で勢い良く衝突する事を防止できて、小型・軽量化を進め易く、車両への搭載性及び耐久性を良好にできる構造を実現する。
【解決手段】弾性リング26aを、前記シリンダ部20aの内周面に設けた係止凹溝25aに係止して、この弾性リング26aの内周縁部を、前記押圧ブロック21aの外周面に当接させる。又、これら弾性リング26aの内周縁と押圧ブロック21aの外周面との当接部を、この押圧ブロック21aの外端部に位置させる。そして、この押圧ブロック21aの揺動変位に拘らず、この押圧ブロック21aの外周面の外端部を前記シリンダ部20aの内周面に衝突しにくくする。更に、この押圧ブロック21a側に係止凹溝を設けない分、この押圧ブロック21aの軸方向寸法を短縮する。 (もっと読む)


【課題】ブラシ付きのモータにおいて、回転軸の回転時に生じる騒音を低減し、なおかつブラシや軸受の汚染を抑制して信頼性を向上する。
【解決手段】モータ12は、回転軸60に取り付けられた整流子63にブラシ64を接触させ当該ブラシ64を通じて整流子63に通電して回転軸60を回転させるブラシ付きのモータである。回転軸60の整流子63よりも出力側には、回転軸60を支持する軸受90が設けられている。回転軸60における軸受90と整流子63との間には、回転軸60に接触するオイルシール100が設けられている。 (もっと読む)


【課題】スラストころ軸受の形状が複雑な場合であっても、強度を低下することなく、また、製造が容易なスラストころ軸受の提供を実現すべく発明したものである。
【解決手段】保持器3の内径側フランジ部6と、円輪部7と、円輪部の内径側端部に円筒状のフランジ部8とから構成されるコの字状環状部9に、保持器3とは別部材である、円輪部21と、その両端に設けられた円筒状の内外径側フランジ部22,23とからなるコの字状環状部材20を挿入し、円輪部7の内径側端部に設けたフランジ部8の端部41を加締め、コの字状環状部9とコの字環状部材20とを組み合わせる。 (もっと読む)


【課題】工作機械の主軸に加わるアキシアル荷重を測定するのに、通常運転時には測定値の信頼性を十分に確保でき、しかも、非常時には迅速且つ適切な対応を可能にできる構造を実現する。
【解決手段】演算器14がセンサの出力信号を処理した処理信号を取り出す為に、互いに並列の信号伝達回路15a、15bを設ける。そして、一方の信号伝達回路15aに、カットオフ周波数が低いローパスフィルタ16aを、他方の信号伝達回路15bに、カットオフ周波数が高いローパスフィルタ16bを、それぞれ設ける。通常時には、前記一方の信号伝達回路15aを通過した、第一の処理信号を利用して制御を行い、事故発生時には、他方の信号伝達回路15bを通過した、第二の処理信号を利用して制御又は対応を行う。 (もっと読む)


【課題】長ストロークにも対応可能な、可動子本体と上面カバーが直接接触することによる異音や、損傷が発生する虞の無いコンパクトかつ低コストの可動子を設けた直動案内軸受装置を提供する。
【解決手段】上面カバーを備えた基台となりうる固定子と、負荷物を搭載可能な可動子と、前記固定子に対し前記可動子を直線上に所定のストローク分移動可能なように案内する直動案内軸受と、前記固定子に対し前記可動子を直線移動させることが可能な駆動機構からなる直動案内軸受装置において、前記可動子の前記上面カバーと対向する面に、前記上面カバー長尺方向に回転自在なガイドローラーを少なくともひとつ備え、前記可動子の移動に伴い前記ガイドローラーが前記上面カバーと接触した際には、前記ガイドローラーが回転するようになっている。 (もっと読む)


【課題】ダブルナット予圧ボールねじを効率的に冷却でき、かつナットから冷却媒体の漏れを防止することができるボールねじ装置を提供する。
【解決手段】ねじ軸10と、転動体40を介してねじ軸10に螺合する複数のナット20,30と、該ナット20,30間に配置される間座50とを有し、該間座50によって、転動体40が、予圧方向を引張り方向として2点接触状態で予圧を付与されるボールねじ装置1である。ナット20,30及び間座50には循環路25,32及び第2の貫通穴52が形成され、これらに冷却媒体が供給されて冷却手段を構成する。循環路25,32と第2の貫通穴52との間には密封手段70が設けられる。 (もっと読む)


【課題】ころと比較し、径方向幅の短縮による小型軽量化と、片側もしくは両側転動体持たせによる低トルク化が可能なスラスト玉軸受を提供する。
【解決手段】軌道輪(外径軌道輪2、内径軌道輪4)、複数の玉6、保持器8を備え、軌道輪は、軌道面(外径側軌道面2s、内径側軌道面4s)が形成された円環状の軌道平板部(外径側平面部2a、内径側平面部4a)、軌道平板部の周縁部から軸方向へ延出する円筒部(外径側円筒部2b、内径側円筒部4b)を有し、保持器は、外径が外径側円筒部の内径より小寸で、内径が内径側円筒部の外径より大寸の円環状の保持器平板部8a、複数の窓部80を有し、外径側円筒部及び内径側円筒部には、延出周端部を突出させ、保持器平板部の周縁部(外周縁部8b、内周縁部8c)と係合可能な突出部(外径側突出部2c、内径側突出部4c)を設け、軌道輪と、保持器及び玉とを互いに相対回転可能で、かつ非分離に一体化させる。 (もっと読む)


1,091 - 1,100 / 8,378