説明

コスモ石油株式会社により出願された特許

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【課題】FT合成反応用触媒粒子の粉化によって生成した粉化粒子がアップグレーディング工程に流入することを防止できる炭化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の炭化水素の製造方法は、反応器本体に充填された、触媒粒子を含有するスラリー中で、水素と一酸化炭素とを反応させて炭化水素を合成しつつ、反応器本体内部のスラリーを、該スラリー床の上部および上部より下方の位置から抜き出す合成工程と、スラリー床の上部から抜き出したスラリーをろ過して、触媒粒子の粉化により形成された粉化粒子を捕捉し、スラリーから除去する粉化粒子除去工程と、スラリー床の前記上部より下方の位置から抜き出されたスラリーをろ過して、触媒粒子を捕捉し、炭化水素を分離する触媒粒子捕捉工程と、捕捉した触媒粒子を反応器本体に返送する返送工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】活性低下した水素化処理触媒の触媒活性を充分に回復させることができ、簡便に再生できるフィッシャー・トロプシュ合成油用水素化処理触媒の再生方法を提供する。
【解決手段】本発明のフィッシャー・トロプシュ合成油用水素化処理触媒の再生方法は、フィッシャー・トロプシュ合成反応によって生成した合成油の水素化処理に使用した水素化処理触媒を再生する方法であって、活性が低下した水素化処理触媒を、水素化処理を行う反応器内に充填したまま、水素気流中、処理温度350〜500℃および処理圧力0〜0.5MPaGの条件下で処理する。 (もっと読む)


【課題】LCOやコーカー軽油などから、高品質のガソリン基材と、高品質の軽油基材を、同時に効率良く経済的に得ることが出来る方法を提供すること。
【解決手段】(A)沸点範囲が120〜380℃で、かつ、少なくとも30質量%の芳香族炭化水素化合物を含む石油系炭化水素を、軽質分及び重質分に分離する工程、(B)前記工程(A)で得られた軽質分と、フォージャサイト型ゼオライトにチタンを含有させた修飾ゼオライトを含む担体に水素化活性金属を含有させた水素化分解触媒とを、10MPa以下の水素分圧下で接触させ、リサーチオクタン価90以上、硫黄分10質量ppm以下のガソリン基材を製造する工程、(C)前記工程(A)で得られた重質分と水素化活性金属を含むアルミナ触媒とを10MPa以上の水素分圧下で接触させ、セタン価50以上、硫黄分10質量ppm以下の軽油基材を製造する工程、を含むことを特徴とする石油系炭化水素の処理方法。 (もっと読む)


【課題】安定な触媒寿命を有し、長期間高い分解活性を示すゼオライト系水素化分解触媒を与える得る担体、それを用いた水素化分解触媒、及び該触媒を用いた芳香族分含有炭化水素油の水素化分解方法を提供すること。
【解決手段】フォージャサイト型ゼオライトにチタンを含有させた修飾ゼオライトを含み、該修飾ゼオライトが下記(a)〜(e)を満たすことを特徴とする炭化水素油の水素化分解触媒用担体、該担体を用いた水素化分解触媒、及び該触媒を用いた芳香族分含有炭化水素油の水素化分解方法。
(a)修飾ゼオライトにおけるチタンの含有量が金属酸化物換算で1〜17質量%、(b)修飾ゼオライト中に含まれるアルミニウムとケイ素との原子比Al/Siが0.14〜0.35、(c)格子定数が24.36〜24.48Å、(d)結晶化度が30〜95%、(e)比表面積が500〜850m/g。 (もっと読む)


【課題】より簡便な手段で、かつ過酷な運転条件を必要とせずに、活性が低下した軽油留分の水素化脱硫触媒を再生する方法を提供すること。
【解決手段】水素化脱硫触媒を用いる軽油留分の水素化脱硫処理中に、軽油留分たる原料油中に動植物油脂を含有させ、温度310〜390℃、圧力3〜7MPa、LHSVが0.3〜1.5H−1、H/OIL比が100〜400L/Lの条件下、100〜600時間、水素化脱硫処理を行う水素化脱硫触媒の再生方法。 (もっと読む)


【課題】大気環境に配慮し、自動車の始動性や運転性及び吸気バルブの清浄性にも優れた無鉛ガソリンを提供すること。
【解決手段】(i)1〜25容量%のエチルターシャリーブチルエーテル(ETBE)、(ii)2〜20容量%の脱ベンゼン接触改質ガソリン、又は、(iii)2〜10容量%の脱ベンゼン軽質接触改質ガソリン及び2〜15容量%の脱ベンゼン重質接触改質ガソリン、(iv)30〜70容量%の接触分解ガソリン、ならびに(v)5〜30容量%の脱硫軽質ナフサを含み、3環以上の多環芳香族分を含む無鉛ガソリンを製造する方法であって、以下の性状を満足するように調整することを特徴とする無鉛ガソリンの製造方法。
(1)リサーチ法オクタン価(RON)が89以上97未満、(2)モーター法オクタン価(MON)が79以上87未満、(3)リード蒸気圧(RVP)が71〜93kPa、(4)50%留出温度(T50)が75〜110℃、(5)70℃留出量(E70)が18〜40容量%、(6)芳香族分含有量が40容量%以下、(7)オレフィン分含有量が30容量%以下、(8)ベンゼン含有量が1容量%以下、(9)硫黄分含有量が10質量ppm以下、(10)60℃における気液比(V/L)が50〜70、(11)多環芳香族指数が4以下。 (もっと読む)


【課題】大気環境に配慮し、自動車の始動性や運転性及び吸気バルブの清浄性にも優れた無鉛高オクタン価ガソリンを提供すること。
【解決手段】(i)1〜25容量%のエチルターシャリーブチルエーテル(ETBE)、(ii)2〜50容量%の脱ベンゼン接触改質ガソリン、又は、(iii)2〜15容量%の脱ベンゼン軽質接触改質ガソリン及び2〜50容量%の脱ベンゼン重質接触改質ガソリン、ならびに(iv)10〜50容量%の軽質接触分解ガソリンを含み、3環以上の多環芳香族分を含む無鉛高オクタン価ガソリンを製造する方法であって、以下の性状を満足するように調整することを特徴とする無鉛高オクタン価ガソリンの製造方法。
(1)リサーチ法オクタン価(RON)が97〜105、(2)モーター法オクタン価(MON)が84〜92、(3)リード蒸気圧(RVP)が73〜93kPa、(4)50%留出温度(T50)が75〜110℃、(5)70℃留出量(E70)が18〜40容量%、(6)芳香族分含有量が45容量%以下、(7)オレフィン分含有量が25容量%以下、(8)ベンゼン含有量が1容量%以下、(9)硫黄分含有量が10質量ppm以下、(10)60℃における気液比(V/L)が52〜70、(11)多環芳香族指数が6以下。 (もっと読む)


【課題】相溶剤を使用せずに、ガソリンの性状を調整することでガソリン層と水層への相分離を抑制でき、また、相分離した場合でも、ガソリン車の適正な運転性が確保できるエタノール配合ガソリンを提供する。
【解決手段】エタノール含有量が1容量%以上15容量%以下、芳香族含有量が15容量%以上45容量%以下、オレフィン含有量が13容量%以上30容量%以下、水分量が0.01容量%以上0.9容量%以下、50容量%留出温度が93〜110℃、硫黄分が10ppm以下であり、かつ、リサーチ法オクタン価が97以上105以下、曇り点が0℃以下で、式(I)
T=1.6×103×(Wa)0.33×(Et)-0.46×(Ar)-0.07×(Ol)-0.07・・・・(I)
[式中、Waは水分量、Etはエタノール含有量、Arは芳香族含有量、Olはオレフィン含有量を示し、いずれも該エタノール配合ガソリン全量に対する量(容量%)である]で表される相分離指数Tが273以下であることを特徴とするエタノール配合ガソリンの製造方法。 (もっと読む)


【課題】相溶剤を使用せずに、ガソリンの性状を調整することでガソリン層と水層への相分離を抑制でき、また、相分離した場合でも、ガソリン車の適正な運転性が確保できるエタノール配合ガソリンを提供する。
【解決手段】 エタノール含有量が10容量%以上15容量%以下、芳香族含有量が15容量%以上40容量%以下、オレフィン含有量が5容量%以上30容量%以下、水分量が0.01容量%以上0.9容量%以下、50容量%留出温度が84〜110℃であり、かつ、リサーチ法オクタン価が89以上97未満、曇り点が0℃以下で、式(I)
T=1.6×103×(Wa)0.33×(Et)-0.46×(Ar)-0.07×(Ol)-0.07・・・・(I)
[式中、Waは水分量、Etはエタノール含有量、Arは芳香族含有量、Olはオレフィン含有量を示し、いずれも該エタノール配合ガソリン全量に対する量(容量%)である]で表される相分離指数Tが273以下であることを特徴とするエタノール配合ガソリンの製造方法。 (もっと読む)


【課題】重質炭化水素油の水素化処理において、脱硫、脱メタル処理を長期間に渡り行うことができる重質炭化水素油の水素化処理方法を提供すること。
【解決手段】重質炭化水素油を、水素分圧4〜20MPa、水素/油比400〜3000NL/L、温度300〜450℃、液空間速度0.05〜5h−1で、前段、中段、後段の複数からなる触媒と順次接触させて水素化処理する方法であって、各触媒の無機酸化物担体には酸化亜鉛を所定量含有させ、それぞれ特定の比表面積、細孔容積、平均細孔直径、および平均細孔直径±1.5nm(前段触媒に関しては±2.0nm)を有する触媒を用いる水素化処理方法。 (もっと読む)


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