説明

宇部日東化成株式会社により出願された特許

21 - 30 / 203


【課題】コンクリート構造物表面の経時観察が可能であって、施工時に未硬化の接着剤の漏出等のない補強又は補修用の繊維強化樹脂シートの製造方法及び繊維強化樹脂シートを提供すること。
【解決手段】(1)キャリアフィルム上又は該キャリアフィルム上に形成されたバリア層上に、本体用透明硬化性樹脂組成物(A)を塗布する液層形成工程、(2)メッシュ体を、前記本体用透明硬化性樹脂組成物(A)と相溶性を有し、かつ粘度50〜15000cPの予備含浸用透明硬化性樹脂組成物(B)が注入された含浸槽に浸漬させつつ走行させ、次いで樹脂液を保持したメッシュ体を含浸ローラー間に通して、ローラー線圧5〜30N/cmで含浸・脱泡する予備含浸工程、(3)前記本体用透明硬化性樹脂組成物(A)の液層上面から前記予備含浸用透明硬化性樹脂組成物(B)が含浸されたメッシュ体を前記液層中に進入させ、さらにその上面に第1のカバーフィルムを載置して、キャリアフィルム上又は該キャリアフィルム上に形成されたバリア層との間に挟み込んでメッシュ体に本体用透明硬化性樹脂組成物(A)を含浸する本含浸工程、及び(4)前記予備含浸用透明硬化性樹脂組成物(B)及び本体用透明硬化性樹脂組成物(A)を硬化する硬化工程、を含む繊維強化樹脂シートの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】透明な硬化性樹脂を硬化してなる非通気性のバリア層をキャリアフィルム上に安定して連続的に形成する方法を提供すること。
【解決手段】メッシュ体に透明硬化性樹脂を含浸・硬化してなるコンクリート構造物の補修又は補強用繊維強化樹脂シートの製造方法において、少なくとも下記の工程(1)〜(2)を含む製造方法。
工程(1):キャリアフィルム及びカバーフィルムが共に2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムであり、キャリアフィルムの厚みT1が25〜100μm、カバーフィルムの厚みT2が12〜50μmであり、かつ、厚みの比T1/T2が1.5〜5である、キャリアフィルム及びカバーフィルムをそれぞれ選択し、該キャリアフィルム上に、厚みが30〜100μmで非通気性のバリア層を形成するため、透明硬化性樹脂組成物(A)を塗布して液層(a)を形成し、該液層(a)を該カバーフィルムで積層して硬化炉に導き、透明硬化性樹脂組成物(A)を硬化する工程、及び
工程(2):前記キャリアフィルム上の硬化された透明硬化樹脂からなるバリア層の表面からカバーフィルムを剥離して、該剥離されたカバーフィルムを後の工程のカバーフィルムに使用すべく迂回させるカバーフィルムの剥離・迂回工程。 (もっと読む)


【課題】光ファイバケーブルとしたときに、安定した伝送性能が得られる光ファイバ収納スペーサの製造方法を提供する。
【解決手段】抗張力線1の周囲を熱可塑性樹脂で被覆して樹脂被覆抗張力体とする(ステップS1)。この樹脂被覆抗張力体を中芯とし、回転ダイスを使用した押出成形により、この中芯の周囲に、熱可塑性樹脂からなり、1又は複数の螺旋状に一定方向に回転する溝又はSZ状に交互に回転する溝を備える被覆部を形成する(ステップS2)。引き続き、冷却部において、被覆部を構成する樹脂を完全に固化させて、光ファイバ収納スペーサを得る(ステップS3)。その後、得られたスペーサについて、その断面を擬似的に円形とみなして、溝の1/2ピッチ以上の区間で外径を連続的に測定し、その最大値が設定範囲内に入らないときに、ステップS2における熱可塑性樹脂の押出量を調節する(ステップS4)。 (もっと読む)


【課題】ケーブルを容易に配設することができ、発塵しにくく、かつ低コストで製造可能なケーブルガイドを提供する。
【解決手段】一方向に延びる底部1の幅方向両端縁に沿って、少なくとも先端部分が内側方向に傾斜又は屈曲した側壁2を形成し、この底部1と側壁2によりケーブル収容部3を構成する。その際、対向する側壁2の先端を一定間隔で離隔すると共に、熱可塑性エラストマー組成物により底部1と側壁2とを一体で形成し、少なくとも収容部3の底部1及び側壁2の内側表面については、JIS K 7125に規定される方法に従って測定した静摩擦係数が0.7以下でかつ動摩擦係数が0.5以下となるようにする。 (もっと読む)


【課題】光ファイバケーブルスペーサ用の高価な専用樹脂や、複雑な構造のダイスを用いることなく、要求される強度等の機械的性能と表面平滑性等の品質を維持(又は向上)しつつ、スペーサの原材料コスト及び製造コストを低下させることのできる、光ファイバケーブルスペーサ用成形ダイス、及び光ファイバケーブルスペーサの製造方法を提供すること。
【解決手段】スペーサ1の溝底6及び溝側面7を形成するため突起部15を有し、該突起部15は、ダイスの厚み方向における樹脂吐出面までの溝形成ランド部及び樹脂吐出面から延長された部分拘束ランド部20を有し、該部分拘束ランド部20の長さが2〜25mmである光ファイバケーブル用スペーサの押出成形用ダイス、及びそれを用いる光ファイバケーブル用スペーサの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ケーブルを容易に配設することができ、発塵しにくく、ケーブルの幅方向の負荷に対しても優れたケーブル保持性を有し、かつ低コストで製造可能なケーブルガイドを提供する。
【解決手段】一方向に延びる底部1の幅方向両端縁に沿って、少なくとも先端部分が内側方向に傾斜又は屈曲した側壁2を形成し、この底部1と側壁2によりケーブル収容部3を構成する。その際、対向する側壁2の先端を一定間隔で離隔し、かつ側壁2が底部1よりも肉厚になるように、熱可塑性エラストマーにより底部1と側壁2とを一体で形成する。そして、ケーブル収容部3内から側壁2の先端部分(傾斜部2a)に対して0.044N/mmの垂直荷重をかけたとき、側壁2と底部1のなす角度αの変化量が45°以下であるケーブルガイド10を得る。 (もっと読む)


【課題】結晶子サイズを小さくした結晶性酸化チタンを得ることのできる結晶性酸化チタンの製造方法を提供する。
【解決手段】結晶性酸化チタンの製造方法は、結晶性酸化チタン原料に、300〜380nmの波長領域において光量子束密度が1×1017個/s/cm以上となる紫外線が含まれた光を照射する。これにより、結晶性酸化チタン原料の結晶子サイズを小さくする。 (もっと読む)


【課題】絶縁破壊電圧の高い素子分離層を形成することができる素子分離材料用塗布液等を提供する。
【解決手段】素子分離材料用塗布液は、一般式(I)で表される構造単位からなる骨格を有するポリシラザン等と、酸化物を形成できる金属元素を含む化合物と、溶媒とを備えている。金属元素は、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、又は、タンタルであり、ポリシラザン等のSiのモル数に対し、0.5mol%〜19mol%となるように添加されている。
(もっと読む)


【課題】要求される強度等の機械的性能と表面平滑性等の品質を維持(又は向上)しつつ、スペーサの原材料コストを低下させた光ケーブル用スペーサ、その製造方法、製造装置を提供すること。
【解決手段】中央に抗張力線を配し、この抗張力線の周囲に複数の光ファイバテープ心線が収納される複数本の矩形状又はU字状の収納溝を備えたポリエチレン製のスペーサ本体を押出成形してなる光ケーブル用スペーサであって、該収納溝が内層を形成する本体樹脂と表面層を形成する表面層樹脂により、底部および両側面が内層および表面層の二層一体に成形されており、該表面層は、厚み30〜100μm、かつ、平均表面粗さRaが収納溝底部で0.5μm以下、収納溝側面で1.0μm以下である、ことを特徴とする光ケーブル用スペーサである。 (もっと読む)


【課題】組み立て及び折り畳みを円滑に行うことができるとともに、収容物が傾いたり、倒れたりすることなく、より安定した状態で収容物を収容することができる樹脂製折り畳み箱を提供する。
【解決手段】樹脂製折り畳み箱10は、四方の側板11が四隅に設けられた折り畳み線12を介して一体的に構成され、各側板11の下端縁に折り畳み線12を介して底板14が連結されている。該底板14のうち最も内側に位置する内側底板14aが1つの長側板11aに連結されて底部の全面に配置されるとともに、その他の側板11に連結された外側底板14bが内側底板14aを支持するように構成されている。内側底板14aと長側板11aを連結する折り畳み線12の一端部から該折り畳み線12と向き合う内側底板14aの対向辺14cに向かう斜め折り畳み線12aを形成し、内側底板14dが斜め折り畳み線12aによって外側に折り畳まれるように構成されている。 (もっと読む)


21 - 30 / 203