説明

株式会社三谷バルブにより出願された特許

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【課題】前もって容器にガス抜き治具を取り付けておく必要がなく、使用時の取り扱いを簡単とし、部品点数が増えてコスト高を招くことなく、またあらかじめ工具を準備したりする面倒なく、ステムを押し続けたりする必要もなく、簡単に廃棄時のガス抜きを可能とする。
【解決手段】容器の口部に取り付けるエアゾール噴射装置12には、使用時に押し込んで容器内の内容物を貫通孔22aから内部に入れ、内部の吐出通路23aを通して外部へと噴射するステム20を設ける。そのステムには、下端面から首部22位置までステムの長さ方向に、例えば非貫通で横断面円弧形状穴の肉抜き部30を形成する。そして、ステムの先端にそのステムの長さ方向と直交する方向の力を加えるとき折れて破断し、容器内を外部と連通する破断位置Aを設ける。 (もっと読む)


【課題】廃棄対象のエアゾール式製品のガス抜きモードまたは内容物連続放出モードを設定・解除するときの作業(操作)手順の簡単化を図ることを目的とする。
【解決手段】ガス抜きモード/内容物連続放出モードの設定・解除用の操作部材6が、カバー体5やヒンジ作用部7と一体成形されている。ヒンジ作用部7は操作部材6の回動中心である。図示のガス抜きモード/内容物連続放出モードでは、作動モード位置のアクチュエータ(通常の操作ボタン)4の段部4aに操作部材6の可撓性片部6cが係合している。この係合保持状態を解除してアクチュエータ4を静止モードに復帰させるには、操作部材6をB方向(反時計方向)に押し上げればよい。このとき、操作部材6の可撓性片部6cがそのテーパ面6dの部分を撓らせながら段部4aから離脱して、アクチュエータ4は周知のスプリング作用によりステム3とともに上動し、静止モードとなる。 (もっと読む)


【課題】放出孔側の内容物通路部分に放出量モード切替用の回動部材を備えた放出量調整機構において、当該回動部材とその受け部とのシール性をより完全なものとする。
【解決手段】押釦本体10の環状部分15の内周面の一部に内容物放出量調整用の溝部15aを形成し、一周に渡って前後方向の長さが異なる放出量調整部27を有する回動部材20を当該環状部分に保持した。放出量調整部27と環状部分15とは周面同士のみでシールされている。後端面27cと仕切壁状部14との間にはバッファ空間域Bが設定され、両者間の面当てシールは行っていない。図示の多量放出モードでは、放出量調整部27の最短部27aが深溝部分15bに位置して内容物流入口の面積Aが大きくなっている。操作レバー22を180度ほど回動すると放出量調整部27の最長部27bが浅溝部分15cに位置して面積Aが小さい少量放出モードとなる。トリガーレバー形式の操作部材を用いた放出量調整機構も開示する。 (もっと読む)


【課題】取り扱いが面倒となったり、コスト高を招いたりすることなく、また工具を準備したり、ステムを押し続けたりすることなしに、簡単に廃棄時のガス抜きを可能とする。
【解決手段】押下部材33を、押し下げ方向にのびる第1部分34とそれと直交する方向にのびる第2部分35とで構成し、その第2部分を貫挿してストッパ部材50を第2部分でスライド可能に支持して退避位置とストップ位置とに移動自在とする。そして、ストッパ部材を退避位置としたときは、第2位置としたトリガーレバーの第1位置への復帰を妨げない。ストッパ部材をストップ位置としたときは、トリガーレバーの通過孔38aに入れて押下部材とトリガーレバーとの間に入り込ませ、第2位置としたトリガーレバーの第1位置への復帰を阻止する。 (もっと読む)


【課題】大気圧の作用で移動する底部を備えたポンプ式容器の、内容物の収納・放出用としての無駄な空間域をなくし容器内容物の略全体を外部空間に放出でき、かつ、内容物を収納した初期状態においてその上方の実効空間域に空気が極力残らないようにする。
【解決手段】容器本体10の上側にもともと存在し、可動底部15が上動しきった最終状態でも当該可動底部と、容器本体10の天井面およびシリンダ13の下流側部分との間に形成される環状空間部10gに代用天井部14を取り付けて、当該環状空間部を閉塞した。代用天井部14は可動底部15の上面部15aと合致する平坦面14eやシリンダ13を収容する孔部14dを備えている。図示の初期状態では実質的な内容物収納空間10hの残留空気はきわめて少なく、また、可動底部15が上動しきった状態では、その上面部15aは代用天井部14の平坦面14eに接するので容器内容物の略全体が外部空間に放出される。 (もっと読む)


【課題】床面に近い位置で横方向に噴射し得る全量噴射式エアゾール装置を提供する。
【解決手段】噴射ボタンが、殺虫剤が噴射剤と共に充填されたエアゾール容器1に、その頭部から突出するバルブステム3に嵌着する噴射ボタン本体20と、マウンティングカップ2の外周に下端で凹凸係合して噴射ボタン本体20の周囲を包囲するカバー体10とを備える。このカバー体には、エアゾール容器1の外周面に沿ってその底面に向けて下降する長尺ノズル15が一体に形成されている。その下端部に横向きの噴射口17が形成されている。噴射ボタン本体20が、バルブステム3を下方へ駆動する押下げ操作位置にカバー体10で拘束されることにより、内容物が全量噴射される。
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【課題】使用済みで廃棄対象のエアゾール式製品のガス抜きを行なう際に、操作ボタンをステムから取り外すといった中間作業を不要にして、ガス抜きの作業手順の簡単化を図ることを目的とする。
【解決手段】エアゾール容器のカバー体13にガス抜き用の治具14が一体成形されている。ガス抜きの際は、先ず、治具14をカバー体13から切り取ってその筒状部14cを操作ボタン16の噴口16aに続く凹状部16bに嵌合させる。その後、操作ボタン13および治具14の一体物を押下げてその段部14dをカバー体13の内面縁部13bに係合させる。この係合により、操作ボタンと一体のステムが内容物放出の作動モードと同じ状態に自己保持され、エアゾール容器の残留ガスは操作ボタン16の噴口16aおよび治具14の孔部14bを経て外部空間に放出される。 (もっと読む)


【課題】狙った位置に内容液を正確に滴下可能にする滴下式液吐出ヘッドを提供する。
【解決手段】吐出ヘッドはスパウト10として構成され、ノズル17を備えてエアゾール容器1の上端部に装着されることにより、ノズル17を斜め下向きに傾倒させた状態で吐出操作を行うことにより、ノズル17に沿って吐出された内容液をノズル先端の球形状の滴下部19から滴下させる。この滴下部は、吐出操作時に底面側に位置設定されるノズル17の先端縁領域に設けられると共に、ノズル先端縁領域16aよりも部分的に先方へ位置し、かつノズル内周壁よりも側方に形成されている。
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【課題】これまで実現できなかった小孔部からなるメッシュ構造を提供して、そこでの異物通過阻止範囲を広げ、また、そこでの泡の小型化,均質化を図ることを目的とする。
【解決手段】孔部12fの形成に際してのサイズや形状などに関する金型要件を、メッシュ構造作成用の一対の金型の双方に負担させたものである。孔部12fは、上層ブリッジ12b同士の離間域12cと下層ブリッジ12d同士の離間域12eとを上下方向に貫通する空間域である。孔部12fのL1は離間域12cの幅、またL2は離間域12eの幅である。離間域12cは一方の金型で成形されて、離間域12eは他方の金型で成形される。この成形部分(金型)はそれぞれ連続した所定長の凸部になっているので、孔部12fを小さくする(例えばL1,L2を0.2mm以下)ために当該凸部の幅を狭くしても、従来のピン形状の金型の場合とは違って、その必要強度が確保される。 (もっと読む)


【課題】カバー体に対して略垂直方向に上下動するタイプの操作釦を取り付けたエアゾール容器の残留ガスを確実に抜くことを目的とする。
【解決手段】操作釦10の外筒部分11に二本の対向脚部12を形成した。対向脚部12は、エアゾール容器の使用段階では外筒部分11から垂下した形態であり、操作釦10の上下動の邪魔とはならない。使用済み容器のガス抜きを行なうには、ステム30から取り外した操作釦10の対向脚部12をそれぞれ外側に折り曲げ、次にこの操作釦10を再びカバー体20に入れてステム30に嵌合させ、さらに押圧して当該ステムを下動させる。この下動により、折曲げ状態でカバー体20の内壁部分22を通過し終えた対向脚部12は自らの復元力で少し広がってその端部12aが下面部22aに係止される。すなわちステム30が内容物放出モードと同じ位置に保持されて、容器本体60の残留ガスは確実に外部空間に排出される。 (もっと読む)


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