説明

五洋建設株式会社により出願された特許

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【課題】鋼矢板を地盤に打設する際に、鋼矢板の継手部の内側に地盤構成物が浸入することを防止する。
【解決手段】鋼矢板10の止水構造52では、先行鋼矢板10Pにおける一方の継手部16のポケット溝22に止水ゴム28が嵌挿された状態で、一方の継手部16の内側に保護充填材34が充填される。これにより、先行鋼矢板10Pを地盤26中に打設する先行打設工程にて、保護充填材34により開口19を通して継手部16の内側に石、土砂等の地盤構成物が浸入することが阻止される。従って、先行鋼矢板10Pを地盤26中に打込む際に、先行鋼矢板10Pにおけるポケット溝22に嵌挿された止水ゴム28に地盤構成物との摩擦により欠損、破断等の損傷が生じることを効果的に防止できる。 (もっと読む)


【課題】 鋼矢板の効率的な打設管理、及び継手部の健全性の確認ができる鋼矢板の打設管理装置及び鋼矢板の打設管理方法を提供することである。
【解決手段】 鋼矢板の打設管理装置16は、地盤中に打設される鋼矢板1に設置した測距用ターゲット17を、打設位置から離れた座標既知点より視準して測距データを得るトータルステーション18と、鋼矢板の継手部2に沿って配線された被覆電線10と鋼矢板1との間の絶縁抵抗を測定する絶縁抵抗計15と、鋼矢板の継手部の温度を測定する温度測定器19と、打設手段26を駆動させる駆動電流を測定する電流変成器20と、前記測距データに基づく三次元座標によって鋼矢板頭部の平面位置、打設高さ、打設速度を算出する演算処理装置21とから構成され、前記測距データを無線信号に変換して送出する送信機23と、該送信機23からの無線信号を受信して演算処理装置21に送出する受信機24とを備えたことである。 (もっと読む)


【課題】鋼矢板を地盤に打設する際に、鋼矢板の継手部の内側に地盤構成物が浸入することを効果的に防止し、かつ壁体の構築コストの増加及び構築作業の煩雑化を抑制する。
【解決手段】継手構造42では、閉塞部材34、36が鋼矢板10の継手部16の開口19を閉塞するように鋼矢板10に取り付けられる。これにより、鋼矢板10を地盤26中に打込む際に、閉塞部材34により開口19を通して継手部16の内側に石、土砂等の地盤構成物が浸入することを阻止できるので、鋼矢板10の打設時に、継手部16に装着された止水ゴム28が地盤構成物との摩擦等により損傷し、又は脱落することを防止できると共に、後続鋼矢板10の打設時には、後続鋼矢板10の継手部16からの摩擦力により先行鋼矢板10の止水ゴム28が損傷することも防止できる。 (もっと読む)


【課題】 一対の鋼矢板の継手部間における止水の信頼性を低下させることなく、鋼矢板のポケット溝に嵌挿された止水ゴムにおける損傷の有無を簡単に推定する。
【解決手段】鋼矢板10を地盤に打設する際に、外部荷重が止水ゴム28に作用すると、この外部荷重が被覆電線30にも作用するので、一定以上の外部荷重が止水ゴム28及び被覆電線30に作用し、止水ゴム28及び被覆電線30の被覆部に損傷が生じると、被覆電線30の導線部が地盤中に含まれる水を通して鋼矢板10と電気的に導通する。この結果、地盤中で被覆電線30に損傷が生じたときに、被覆電線30の導電端子部と鋼矢板10との間の電気抵抗を測定すれば、被覆電線30に損傷が生じていないときと比較し、導電端子部38と鋼矢板との間における電気抵抗が小さいものになり、止水ゴム28に損傷が発生したことを推定できる。 (もっと読む)


【課題】目的物に対してより近接した位置において磁気探査が可能であり、地上に構築物がある場合においても、別の地表から操作によってその下の部の地中磁性埋設物の位置を性格に探査することができる磁性材料埋設物の位置探査方法の提供。
【解決手段】3次元的に削孔形状を把握しつつ削孔できる曲がり削孔装置を使用して地中に埋設されているタイロッド21等の磁性体からなる探査目的物の近くに探査孔25を形成し、該探査孔25内に非磁性材料からなる可撓性筒からなる磁気センサ用ガイド筒24を挿入し、然る後前ガイド筒内に磁気センサ22を挿入し、該磁気センサの挿入長さを測定しつつ移動させて前記探査孔内における位置を計測しつつ磁気センサにより磁気の強さを測定することにより、前記探査目的物の埋設位置を計測する。 (もっと読む)


【課題】浮き型サンドコンパクションパイル工法における砂杭造成方法に関し、従来の浮き型サンドコンパクションパイル工法における砂杭造成方法において、軟弱粘性土の強度が小さい場合、砂杭が側方および下方へ変形し球根状の形状を形成するので、めり込み量に相当する砂の量が不足し砂杭の拡径が不足することを解決する。
【解決手段】軟弱粘性土層の上層部だけに砂杭を造成する浮き型サンドコンパクションパイル工法における砂杭造成方法において、軟弱な地盤中にケーシング11を貫入し、砂を前記ケーシング中に充填後の1サイクル目の砂杭造成時に、所望の球根状体13bを形成するための前記砂の量を、軟弱地盤粘性土層の下面境界から海底面まで貫通して行う通常のサンドコンパクションパイル工法の1サイクル目の砂杭造成時における標準砂量に対して、増量して投入する。 (もっと読む)


【課題】軟弱粘土地盤等において盛土を行う場合に周辺地盤における変位を抑制可能な地盤改良工法を提供する。
【解決手段】この地盤改良工法は、真空圧密と盛土との組み合わせによる地盤改良工法であって、改良区域Aと未改良区域Bとの境界C付近に加水練り返しにより変位遮断層25を略鉛直方向に構築し、改良区域内の地盤において盛土を行う際に盛土載荷を段階的に増加させる。 (もっと読む)


【課題】構造材とこれが接合される固定端とを考慮に入れて、超高強度コンクリートの採用を前提とすることなく、圧壊の発生原因である曲げモーメントによる応力を、ヒンジが発生する箇所またはヒンジが発生する前にコンクリートの圧壊が顕著に生じ得る箇所に絞って効果的に低減することが可能な構造材と固定端の接合構造を提供する。
【解決手段】RC柱1の柱脚部1aと接合される床スラブ8に、RC柱の柱脚部外周縁に沿って、当該RC柱と床スラブとの間に生じる応力の一部を解放するための応力緩和部を形成した。応力緩和部は、柱脚部の外回りに沿って配置される溝9である。溝には、床スラブよりも低圧縮強度もしくは低剛性の充填材を充填してもよい。 (もっと読む)


【課題】RC部材と固定端の接合構造を考慮に入れて、超高強度コンクリートの採用を前提とすることなく、圧壊の発生原因である曲げモーメントによる応力を、ヒンジが発生する箇所またはヒンジが発生する前にコンクリートの圧壊が顕著に生じ得る箇所に絞って効果的に低減することが可能なRC部材の接合構造およびそれを用いた建物を提供する。
【解決手段】柱主筋7およびフープ筋8が埋設されるとともに、フープ筋の内側であってかつ大きな圧縮応力が偏在する側の領域に、軸方向応力を負担する減圧用鉄筋10が埋設された鉄筋コンクリート柱部材1を、減圧用鉄筋の定着端部10aを基礎梁2側に定着させて、当該基礎梁側と接合した。 (もっと読む)


【課題】経済的な液状化防止構造を提供すること。
【解決手段】非液状化層3の上に堆積した液状化層2に上面と下面とが開口した平面視格子状の浮き型格子壁体1を形成することにより、地盤の液状化を防止した液状化防止構造において、浮き型格子壁体1の格子の各辺を壁高tの0.4〜0.8倍にするとともに、浮き型格子壁体1を非液状化層3から浮かせた状態で形成するようにしたので、浮き型格子壁体1の壁高tを小さくでき、経済的な液状化防止構造を提供することができる。 (もっと読む)


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