説明

東亜建設工業株式会社により出願された特許

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【課題】グラウト材に含まれるセメント微粒子をさらに砕粒して地盤に対する浸透性を向上させるとともに、地盤への浸透が困難になる無駄なグラウト材を生じさせずに、工程全体に要するコストおよび時間を削減できる液状化防止工法を提供する。
【解決手段】平均粒径6μm以上10μm以下のセメント粒子を含有したスラリ状のグラウト材G1を、砕粒装置3内部で所定圧力でノズル部材5の噴射ノズル5aから噴射して、受圧部材6の受圧部6aに衝突させる砕粒処理を必要回数行なってセメント粒子を砕粒して、地盤への浸透が困難になるセメント粗粒分が残留しないグラウト材G2を生成し、無分級の状態で地盤に挿入した内管、外管を通じて地盤に注入、浸透させる。 (もっと読む)


【課題】ダム湖等の狭隘な現場であっても効率的に作業を行なうことができるとともに、様々な状態の水底に対応することができる浚渫装置を提供する。
【解決手段】底面を中央部が下方に突出する球面状に形成した水底移動体8の下部に設けた重量調節手段12によって重心位置を低くするとともに、下部のフランジ部9aに周辺陸部に配置される少なくとも3基のウインチのワイヤ7を接続し、ウインチの正回転および逆回転、それぞれのワイヤ7の繰出し量および巻取り量を制御して、水底移動体8を水底に接した状態で移動させながら、ポンプを稼動して底面の中央部に配置した吸込み口3から吸込みホース4を通じて土砂Gを水上に揚送する。 (もっと読む)


【課題】水上でバケットにより浚渫土砂等の移送物を移送する際に、船の縁部または陸地の水辺に面した縁部に設置されるが、船が接岸する際に邪魔になることがなく、かつ周辺設備等を損傷させないようにした移送物の落下防止装置を提供する。
【解決手段】運搬船16の舷側の縁部よりも外側に突出し、その縁部の外側下方に傾斜した下側表面板5を、上側表面板4に取り付けたヒンジ部材6により縁部側に折り畳んで収容可能に構成し、運搬船16が接岸する際は、下側表面板5を運搬船16の縁部側に折り畳み、浚渫作業をする際には、ストッパとなる下側枠体3が下側表面板5を、設置場所の縁部の外側下方に所定の角度以上傾斜させないように開いた状態にして、グラブバケット13から零れ落ちる浚渫土砂Sを、上側表面板4および下側表面板5に沿って汚濁防止幕15で囲んだ領域内に落下させる。 (もっと読む)


【課題】バックホウ浚渫船によって水底土砂の浚渫施工を行なう際に、高い浚渫精度の施工が可能で、しかもバックホウのオペレータの操作が容易であって、効率的な浚渫施工が可能となる浚渫における施工管理方法を提供する。
【解決手段】バックホウ浚渫船による浚渫時に、バックホウの操縦室内の表示機器のモニタ画面上に、事前に測量した地形データや事前設定の目標浚渫線を描画し、バックホウの爪先の軌跡を短時間保持可能とし、バックホウのブームとアームとバケットをその表示機器のモニタ画面上にリアルタイムに表示する浚渫における施工管理方法。 (もっと読む)


【課題】地盤に空気を注入して地盤を不飽和化させる地盤の液状化防止方法における地盤の飽和度の計測方法において、所定の地盤全体について2次元または3次元的に計測し、二種の計測方法の組み合わせによって正確な地盤の飽和度の計測を可能とする地盤の飽和度の計測方法を提供すること。
【解決手段】比誘電率計測装置により地盤の比誘電率を計測することで地盤の飽和度を計測し、さらに比抵抗トモグラフィ計測装置により地盤の比抵抗変化率を計測することで地盤の飽和度を計測し、比抵抗トモグラフィ計測装置による計測結果および比誘電率計測装置による計測結果から地盤の飽和度の相関を導出し、比抵抗トモグラフィ計測装置による計測結果を比誘電率計測装置による計測結果に基づき較正する。 (もっと読む)


【課題】水で飽和した砂質地盤に貫入させた空気注入パイプを通じて空気を注入して液状化を防止するにあたり、空気注入孔の目詰まりを防止して安定した液状化防止対策ができる砂質地盤への空気注入装置および砂質地盤の液状化防止工法を提供する。
【解決手段】空気注入パイプ2を水で飽和した砂質地盤に貫入させる際に、水タンク9から供給した水Wを空気注入パイプ2を通じて自然送水して空気注入孔4から排出させるとともに、空気注入パイプ2の先端に接続した先端部材6の泥水溜め部7を構成する空洞部7aに連通孔7bを通じて砂質地盤中の水を流入させることにより、パイプ貫入によって生じる過剰間隙水圧を消散させて、砂質地盤中の細粒分や異物等の空気注入孔4への進入を回避する。 (もっと読む)


【課題】パネル材を複数架設してからパネル材の上にコンクリートを打設する工程が完了するまでの間に、パネル材に回転や水平方向のずれが生じた場合にも、ずれに追従してパネル材を止水して接続できるようにしたパネル材の接続構造を提供する。
【解決手段】高架床版を構成するパネル材4の継ぎ目のうち、下方を無支持状態で対向するパネル材4端部どうしを突き合わせている継ぎ目に、非透水性シート10の凹部10aをパネル材4下面よりも突出させて設置し、両端の取付け部10b、10bをパネル材4端部に接着剤11により接着固定すると、パネル材4に回転ずれや水平方向のずれが生じた場合に、凹部10aがずれを許容して、ずれに追従しながら非透水性シート10が継ぎ目を覆う。 (もっと読む)


【課題】 既存建物の機能をそのまま存続させ、建物の構造体の外側面に耐震補強構造を取り付けて、既存建物の耐震性能を高める。
【解決手段】 既存建物1の外面の柱梁接合部2にピン支持部20を形成する。梁方向に連続する外殻梁フレーム12と、外殻梁フレーム12とピン支持部20とで柱梁接合部を形成するように、各層からそれぞれ上方と下方に延びた外殻柱フレーム13とからなる外殻補強フレーム11をピン支持部20で支持する。上方あるいは下方に延びた外殻柱フレーム13間の隙間を連結させて格子状の外殻補強フレーム11を既存建物1の外側面に構築する。 (もっと読む)


【課題】大きな注入圧力であっても、地盤改良薬液を特定領域にのみに浸入させずに、広い範囲に安定して注入できる地盤改良薬液の注入方法および装置を提供する。
【解決手段】外管3の表面に設けた収縮状態の外管パッカー11を、挿入孔Sの内周面との間にすき間を有するように膨張させた後、膨張させた外管パッカー11の間に位置する注入口3aから、外管3に挿入した内管を通じて供給した瞬結性固化液Cを地盤に注入してパッカーPを形成し、次いで、この内管を外管3から引き抜いた後、別の内管5Bを外管3に挿入し、この内管5Bを通じて、膨張させている2つのパッカー6bの間にある第3吐出口5cから地盤改良薬液Gを供給して、パッカーPとは別の位置にある多孔被覆材10により覆われた注入口3aを通じて地盤に注入する。 (もっと読む)


【課題】水で飽和した砂質地盤の設置孔に埋設したパイプで注入した空気が、パイプ外周面まわり、設置孔内周面まわりのすき間を通じて漏出することを防止し、注入した空気で飽和度を低下させる砂質地盤の液状化防止工法および空気注入構造を提供する。
【解決手段】水で飽和した砂質地盤に形成した設置孔1に内接したケーシング管にパイプ3を内挿し、ケーシング管とパイプ3との間に、パイプ3の空気注入孔4が埋まる位置まで珪砂Sを充填してフィルタ層5を形成し、次いで、気密性充填材を充填して気密層6を形成し、次いで、気密層6よりも上方の埋め戻しとケーシング管の引抜き後、空気供給装置9からの空気Aを空気注入孔4から地盤に注入し、パイプ3の外周面まわり、設置孔の内周面まわりにすき間が生じている場合は、気密層6が空気Aの地上への漏出を防止する。 (もっと読む)


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