説明

日本原子力発電株式会社により出願された特許

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【課題】 使用済み核燃料要素から安定的にスペーサーワイヤーを除去できる装置を提供する。
【解決手段】 両端に第1の端栓部と第2の端栓部とを有し、スペーサーワイヤーが螺旋状に巻きつけられるとともに、スペーサーワイヤーの両端は各々第1の端栓部と第2の端栓部とに接合された核燃料要素からスペーサーワイヤーを除去する除去装置であって、核燃料要素の第1の端栓部を把持する第1の端栓掴み機構部と、核燃料要素の第2の端栓部を把持する第2の端栓掴み機構部と、スペーサーワイヤーを切断せずに、核燃料要素の第1の端栓部のみを切断する第1の端栓切断機構部と、第2の端栓掴み機構部を、スペーサーワイヤーを解く方向に回転させる燃料ピン回転機構部とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 再調整が発生しない的確な調整量の指示を行うことができる芯出し調整装置を提供する。
【解決手段】 固定側回転機器の回転軸と、少なくとも4点の台座上へのボルトによる固定箇所を有する調整側回転機器の回転軸と、の芯を出すための芯出し調整支援装置であって、調整側回転機器の回転軸と固定側回転機器の回転軸との変位を計測する変位センサーと、変位センサーからの出力に基づいて、台座上への調整側回転機器のボルトによる固定前の調整側回転機器の回転軸と固定側回転機器の回転軸とのずれ量を計算するとともに、台座上への調整側回転機器のボルトによる固定後の調整側回転機器の回転軸と固定側回転機器の回転軸とのずれ量を計算し、固定前のずれ量と固定後のずれ量から補正量を計算し、補正量に基づいてずれ量を補正して、補正されたずれ量から調整側回転機器の位置の調整量を算出する情報処理部と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、原子炉建屋内で解体された解体物を、原子炉建屋から保管施設に効率よく移送することができる原子炉撤去工法を提供する。
【解決手段】本発明によれば、原子力発電所設備に建設された原子炉建屋100とタービン建屋9とは、既存のメインスチームトンネル(トンネル)10によって直結されており、このメインスチームトンネル10を、原子炉建屋100に格納された原子炉圧力容器2の解体時の搬出用通路として利用し、メインスチームトンネル10を介して解体物をタービン建屋9に移送して保管する。このように、既存のメインスチームトンネル10を解体物の搬出用通路として利用することにより、作業者は第1クルーの作業者のみで足りるので、作業者人員を大幅に削減することができる。また、搬出作業、搬送作業、保管作業という一連の作業も第1クルーの作業者のみで実施できるため、原子炉建屋100からタービン建屋9に解体物を効率よく移送することができる。 (もっと読む)


【課題】製造コストを低減した放射性廃棄物保管兼処分容器を提供する。
【解決手段】内部に収容された放射性廃棄物からの放射線を遮蔽する内側容器と、内側容器を収容し、放射性廃棄物と内側容器とを収容した場合の吊り上げ時の強度及び落下時の強度を備える外側容器とを備え、外側容器の板厚を薄くすることを可能とするとともに、内側容器の溶接を簡略化することを可能とし、これにより、製造コストを低減した放射性廃棄物保管兼処分容器を提供する。 (もっと読む)


【課題】スラグ層上層の空隙、受容器フランジ部、モールドの上面・上部内面に付着した固化物を確実に除去して、受容器をモールドから容易に抜き出すことを可能にする前処理装置を提供する。
【解決手段】 加振力によりスラグ層を平坦にするスラグノッカ1と、モールド上面に付着した固化物を剥離するモールド上面ノッカ2と、モールド上部内面、受容器フランジ面・胴部内面に倣って移動させることにより、機械的衝撃によりモールド上部内面、受容器フランジ面・胴部内面に付着した固化物を破砕・剥離・除去するモールド内面衝撃クリーナ3と、モールド上面ノッカ2で剥離させた固化物を除去する電動回転ブラシからなるモールド上面クリーナ4と、モールド内面衝撃クリーナー3で破砕した受容器上面の固化物を除去する電動回転ブラシからなる受容器上面クリーナ5とを組み合わせた溶融固化体の抜き取り前処理装置。 (もっと読む)


【課題】回転炉床式プラズマ溶融処理装置により放射性雑固体廃棄物を溶融処理し、溶融物を受け容器に移す際の問題である飛散や付着等を、比較的簡易な設備構造により確実に改善し得る機構を提供する。
【解決手段】放射性雑固体廃棄物を溶融処理する回転炉床式プラズマ溶融処理装置において、溶融処理装置の底部に設けられ、溶融物を受け容器に移すための溶融物排出口と、溶融物排出口と受け容器の間に介在させる筒状のセラミック製ガイドと、該セラミック製ガイドの周囲に配置される複数本の抵抗加熱ヒータとを組み合わせた溶融物排出機構。 (もっと読む)


【課題】回転炉床式プラズマ溶融処理装置への水平式ドラム缶供給装置の耐熱性を、比較的簡易な設備構造により確実に改善し得る機構を提供する。
【解決手段】先端にドラム缶を押し移送させる円盤状押し板が設置されたロッドから構成される回転炉床式プラズマ溶融処理装置への水平式ドラム缶供給装置であって、該押し板が2000℃耐熱、且つ熱伝導率1〜5W/mKの最上層、1500℃耐熱、且つ熱伝導率0.1〜0.5W/mKの中間層、1000℃耐熱、且つ熱伝導率0.02〜0.1W/mKの最下層の3層構造からなる断熱層にて炉内高温から保護されている。 (もっと読む)


【課題】二次冷却材中イオン不純物濃度の変化を予測することにより、イオン不純物の上昇を抑制するための合理的な対策を立案することを可能としたPWR型原子力発電所における二次冷却材中のイオン不純物濃度評価方法を提供する。
【解決手段】 蒸気発生器におけるイオン不純物の所定の収支から、蒸気発生器における二次冷却材中のイオン不純物の濃度変化を予測する。 (もっと読む)


【課題】 解体コンクリートの全量を再利用可能なインターロッキングブロック及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 解体コンクリートを再利用したインターロッキングブロックであって、解体コンクリートを破砕した一次破砕材を磨砕・分級して得られた、所定の寸法を超える解体粗骨材及び前記所定の寸法以下の細粒に、セメントと水とを混合して成型してなり、解体粗骨材と細粒とが所定の重量比であり、混合されたセメントの単位量が300〜500kg/m3であり、水セメント比が25.0〜38.3%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、工学的な実現性や経済性を確保しつつ、燃料生産や原子力利用に伴う放射性廃棄物の処理処分問題、安全性、及び核不拡散の問題を同時に解決できる、自己整合性を有する原子力システムを提供することを目的とする。
【解決手段】核燃料物質のリサイクルを行う原子力システムにおいて、リサイクルされる物質は、核燃料物質であるU、Pu、Np、Am、Cm、及び核分裂により生成した核分裂生成物質であるI、Tc、Cs、Zr、及びSnであり、これらの核燃料物質及び核分裂生成物質のいずれもほぼ全てがリサイクルされることを特徴とする。 (もっと読む)


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