説明

北川工業株式会社により出願された特許

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【課題】従来の多孔質材料で形成されている吸音材と比較して薄型であり、任意の周波数域の音を吸収することができ、しかも低周波数から高周波数域の幅広い音を吸収することが可能な吸音体を提供することにある。
【解決手段】吸音体1は、膜振動層2・骨格層3・多孔質層4・遮音層5の4層が、この順序で積層された構造になっている。膜振動層2には細孔6が備えられており、骨格層3には空洞部7備えられている。膜振動層の細孔6は、積層方向に対して垂直な方向の断面の面積が、空洞部7に対して積層方向と垂直な方向の断面の面積より小さく、これら細孔6及び空洞部7がヘルムホルツ共鳴器に相当する構造を形成している。 (もっと読む)


【課題】非圧縮時には良好な熱伝導率が得られないものの、圧縮して実装される際には良好な熱伝導率が得られるように熱伝導材を構成することで、その熱伝導材を良好に軽量化すること。
【解決手段】熱伝導材1は、連続気泡3Aを有する発泡体として成形されたエラストマ3に、熱伝導フィラー5が充填されて構成されている。熱伝導材1の熱伝導率は、非圧縮時では0.3W/(m・K)以下で、一軸方向に20%圧縮したときの当該一軸方向の熱伝導率が圧縮時が1.0W/(m・K)以上となった。熱伝導率が0.4W/(m・K)以下であると、電子部品の熱対策用に使用するには不十分であるが、熱伝導率が1.0W/(m・K)以上であると、電子部品の熱対策用に十分使用することができる。 (もっと読む)


【課題】プリント配線板上に設置済みのコンデンサに対して、後から取り付ける作業を行うことも容易なコンデンサ保持具を提供すること。
【解決手段】コンデンサ保持具1は、電気絶縁性材料で形成された本体部3を備え、本体部3は、前壁部11と、前壁部11の後側左上部分から延出する左上延出部13と、左上延出部13の下側から延出する左下延出部15と、前壁部11の後側右上部分から延出する右上延出部17と、右上延出部17の下側から延出する右下延出部19とを備える。左下延出部15及び右下延出部19は、弾性変形可能で、弾性変形していない状態においては、左下延出部15と右下延出部19の下端間距離がコンデンサの円筒状本体の直径よりも小さくなっていて、弾性変形させた際には、リード部5を変位させることなく左右方向に拡開することにより、下端間距離がコンデンサの円筒状本体の直径以上になる。 (もっと読む)


【課題】結束バンドで容易に固定することができるフェライトクランプを提供すること。
【解決手段】それぞれが開環状に形成された一対の分割コア3a、3bと、前記分割コア3a、3bをそれぞれ包持する一対のケース部5a、5bと、を備え、前記ケース部5a、5b同士を閉じ合わせた状態にすると、前記ケース部5a、5bに包持された前記一対の分割コア3a、3bが電線29を挿通させるための挿通孔25を有した環状の磁性体コア27となるフェライトクランプ1であって、前記ケース部5a、5bのうち、前記分割コア3a、3bの外周面を包持する部分に、外側に向けて凸となる突出部19aを有することを特徴とするフェライトクランプ1。 (もっと読む)


【課題】 ヒートシンク等の装着物を電気基板に固定するに適した固定具を提供する
【解決手段】 電気基板にハンダ付けされる接合面15Aが設定された金属製の第1ベース部15、及び第1ベース部15のうち接合面15Aと反対側に設けられた樹脂製の第2ベース部17を有する基台部9と、第2ベース部17から突出し、ヒートシンク等と接触してヒートシンク等の装着位置を保持する樹脂製の位置決め部11Cと、位置決め部11Cの突出の向きと同一の向きに向けてヒートシンク等を押圧する付勢部13と、ヒートシンク等を挟んで付勢部13と反対側からヒートシンク等と接触してヒートシンク等と係止する係止部23とを備えた固定具とする。 (もっと読む)


【課題】吸着ノズルの縁部が吸着面から外れるのを防止できる弾性コンタクト。
【解決手段】弾性コンタクト1は、ベース部12、コンタクト部2及び支持バネ部6を備え、コンタクト部2の連設端部7に突起8を設けてある。吸着ノズル19と吸着面3とに位置ずれがあって吸着ノズル19の縁部が突起8に乗ると、吸着ノズル19の押圧力が支持バネ部6に及んで支持バネ部6を弾性変形させてコンタクト部2(突起8)と吸着ノズル19の相対位置を変化させる。突起8が傾斜しているので、吸着ノズル19の縁部を突起8間へと相対移動させる反力が作用する。そのために弾性コンタクト1がエンボス16内で移動し、吸着ノズル19の縁部が突起8からずれ落ちる。吸着ノズル19と吸着面3との位置ずれが解消され、吸着ノズル19の縁部が吸着面3から外れるのを防止できる。 (もっと読む)


【課題】ICタグの読取状態の変化から電気ケーブル等の封止状態が開放されたか否かを判定することができる装置と方法を提供する。
【解決手段】電気ケーブル3を挟持するクランプ1を、基盤等に固定される固定部1A、及びこの固定部1Aに対して揺動可能な可動部1Bを有して構成するとともに、可動部1Bにアンテナ部5A及びICチップ5B等からなるICタグ5を埋設する。電気ケーブル3がクランプ1により封止・固定された状態ではICタグ5が電気ケーブル3に近接した状態となるのに対し、封止状態が開放された状態ではICタグ5が電気ケーブル3から離間した状態となるので、読取状態(ICタグ周囲の電界及び磁界等の状態)が変化する。タグリーダにてそのICタグ5を読み取れば、遊技機内を目視にて確認することなく、読取状態の変化から封止状態が開放されたか否かを判定することができる。 (もっと読む)


【課題】 取り外した痕跡を残すことができる固定具を提供する。
【解決手段】 固定具は、被係合部材2と軸部材4とからなる。被係合部材2は筒状部20を有しており、その内部は軸部材4が挿入可能な挿入穴24となっている。筒状部20の内側面には複数の被係止片26が形成されている。軸部材4は、柱状の基材30と、複数の係止片32と、基材30よりも外周側に張り出した張出部34と、からなる。基材30における係止片32と張出部34との間には、周囲よりも肉薄に形成された破断領域36が設けられている。この固定具を突出片8aと突出片8bとに取り付けると、軸部材4と被係合部材2とが係合し、突出片8aと突出片8bとの重ね合わせ状態が保持される。被係合部材2と軸部材4とを無理に外そうとすると、応力に弱い破断領域36が破断し、軸部材4の再使用ができなくなるうえ、固定具を外した痕跡が残る。 (もっと読む)


【課題】十分に透明度が高く、水蒸気に対するバリア性にも優れたガスバリアフィルムを提供すること。
【解決手段】ガスバリアフィルム1は、透明なフィルム状の樹脂基材2と、樹脂基材2の一方の面に樹脂組成物をコーティングして形成される層であり、コーティング後の表面粗さをJIS B 0601−2001に規定された算術平均粗さRaでRa≦2.5nmまで平坦化する平坦化処理層3と、樹脂基材2に平坦化処理層3が形成されてから、平坦化処理層3側の面に成膜される層であり、表面粗さはJIS B 0601−2001に規定された算術平均粗さRaで、Ra≦2.5nm、表面における水の接触角は55度以上、且つ、酸素量xは1.6≦x<2.0の範囲内とされたSiOx層4とを備える。 (もっと読む)


【課題】従来品よりも熱伝導性に優れ、しかも、軽量化、軟質化を図ることも容易で、成形性にも優れた熱伝導性樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】本発明の熱伝導性樹脂組成物は、マトリックス樹脂に対しピッチ系炭素繊維及び気相成長炭素繊維を充填してなるものである。ピッチ系炭素繊維及び気相成長炭素繊維は、熱伝導性樹脂組成物全体に対する充填量が、両炭素繊維の合計で15〜40体積%とされる。また、ピッチ系炭素繊維:気相成長炭素繊維の配合比は、体積比で0.99:0.01〜0.1:0.9とされる。このような熱伝導性樹脂組成物であれば、マトリックス樹脂にピッチ系炭素繊維又は気相成長炭素繊維を単独で配合した場合よりも、熱伝導率を1.2倍から最大で3倍以上にまで向上させることができる。 (もっと読む)


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