説明

国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学により出願された特許

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【課題】 入手が容易で増殖率が高い細胞系を利用して小胞体ストレスに関与する物質を簡便且つ的確に判別することが可能な小胞体ストレス関与物質のスクリーニング方法及び細胞評価チップを提供する。
【解決手段】 小胞体ストレス誘導物質の濃度を段階に変えて細胞の培養を行い、被検物質の有無による細胞生存率回復濃度の相違に基づいて当該被検物質の小胞体ストレスへの影響を評価する。あるいは、小胞体ストレス誘導物質の濃度を段階に変えて細胞の培養を行い、被検物質の有無によるBiP検出開始濃度の相違に基づいて当該被検物質の小胞体ストレスへの影響を評価する。これら両者を併用してもよい。 (もっと読む)


【課題】 走査型プローブ顕微鏡での利用に適したカンチレバーを高い歩留まりと高い信頼性で安価に製造する。
【解決手段】カンチレバーを構成するプローブは半導体、又は半導体関連材料により一体成型で作製し、大台座(主に装置取り付け等に使用)はセラミックス、又はガラス、又は水晶で作製して両者を接着、或いは接合して複合化することによりカンチレバーを形成する。 (もっと読む)


【課題】 プロテインキナーゼ活性を小型の検出装置にて迅速、簡便且つ高感度に測定可能とする。
【解決手段】 プロテインキナーゼと基質と既知量のATPとを接触させる反応工程と、ATPとADPとを分離する分離工程と、分離したATPを電極の表面に集めた状態で電気化学測定を行う測定工程とを有する。分離工程においては、ATPに特異的に結合する分子を固定化したビーズ担体を用いてATPを分離し、測定工程においては分離した前記ビーズ担体を前記電極の表面に集める。測定工程においてアデニンの酸化電流を測定する。 (もっと読む)


【課題】 プロテインキナーゼ活性を小型の検出装置にて迅速、簡便且つ高感度に測定可能とする。
【解決手段】 電気化学的に酸化又は還元されるとともに、前記酸化又は還元に伴う電流がリン酸化によって消失するアミノ酸を含む基質と、前記基質中の前記アミノ酸にリン酸基供与体のリン酸基を付加するプロテインキナーゼとを接触させた後、前記基質を電極の表面に集めた状態で電気化学測定を行う。特にチロシンキナーゼ活性測定に好適である。 (もっと読む)


【課題】マイクロ流体チップによるRNA分子からの分離、洗浄、濃縮、回収などの操作を可能とし、従来の煩雑で毒性試薬を用いる生化学的方法に代替して、RNAなどの生体分子を簡便でかつ迅速に抽出することができる方法を提供すること。
【解決手段】流路に狭小部を有する液体流路に、検体として塊状の立体構造を有する生体分子を変性させた変性生体分子を含む液体を加圧下で流すとともにその液体の流れ方向と逆向きの力を、電界を印加することにより作用させ、狭小部で変性生体分子を捕捉することを特徴とする検体の捕捉方法。 (もっと読む)


【課題】 プロテインキナーゼ活性を小型の検出装置にて迅速、簡便且つ高感度に測定可能とする。
【解決手段】 特異的結合対を形成する組合せの一方の分子が結合したATPとプロテインキナーゼと基質とを反応させる工程と、プロテインキナーゼによるリン酸化によって一方の分子が結合した基質と、特異的結合対を形成する組合せの他方の分子が結合した金属微粒子とを接触させる工程と、金属微粒子を作用極の表面に集めた状態で金属微粒子に含まれる金属を電気化学的に酸化する工程と、金属を電気化学的に還元する際に生じる電流値を測定する工程とを有し、前記電流値を指標としてプロテインキナーゼ活性を測定する。 (もっと読む)


【課題】アルツハイマーアミロイドβと親和性の高い糖鎖を用いた糖鎖修飾電極と、これを利用したアルツハイマー病の早期診断方法を提供する。
【解決手段】所定の化学式で示されるアミロイドβ結合糖質を基板に結合したアミロイドβ結合糖質薄膜又はアミロイドβ結合糖質修飾基板。これを用いた、インピーダンス測定又は電気化学測定法によるアルツハイマーアミロイドβ蛋白質測定法。 (もっと読む)


【課題】透明性、耐熱性等の利点を持ち、押出成形法によっても小さな複屈折を確保できる光学フィルム等を製造できる樹脂組成物と、これを用いた成形体とを提供する。
【解決手段】負の固有複屈折を有する高分子(A)とセルロース誘導体(B)とが(A):(B)=5:95〜95:5の範囲内でブレンドされた樹脂組成物。高分子(A)としてはポリ酢酸ビニル又はポリメチルメタクリレートが特に好ましい。この樹脂組成物の成形体、特に複屈折を嫌う光学フィルム。 (もっと読む)


【課題】 各血漿リポ蛋白質に含まれる中性脂肪又はコレステロールを簡単な操作で定量可能とする。
【解決手段】 試料溶液を加水分解酵素で処理し、脂溶性色素を添加した後、電気泳動により血漿リポ蛋白質を分画し、得られるバンドの発色強度を測定する。電気泳動後に得られるバンドの発色強度から、各バンドに対応する血漿リポ蛋白質に含まれる中性脂肪又はコレステロールを定量する。加水分解酵素としては、リポ蛋白質リパーゼ又はコレステロールエステラーゼを用いる。基板と、基板の表面に形成されたゲルと、ゲルを帯状に分割する仕切り壁と、分割されたゲルの表面に各々設けられた凹部とを有する電気泳動チップを用いて電気泳動を行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 均一性に優れ、構造上、作製上の制約が少ない微小カンチレバー及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 ビームまたはチップの少なくとも一方を備えたプローブ2と、当該プローブ2を支持する台座4とから構成される微小カンチレバーである。互いに格子定数の異なる犠牲層6と歪層7とが少なくとも1層ずつ積層されてなる半導体歪多層構造基板において、犠牲層6と歪層7とがフォトリソ技術によってパターニングされるとともに、犠牲層6が選択的エッチングによりエッチング除去され、残存する歪層6が変位することによりビームまたはチップが形成されている。 (もっと読む)


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