説明

公益財団法人国際超電導産業技術研究センターにより出願された特許

131 - 140 / 144


【課題】 厚膜化に伴う臨界電流の増加量を向上させることができる超電導薄膜材料、超電導線材およびこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】 表面が平滑化処理された第1の超電導薄膜と平滑化処理された第1の超電導薄膜の表面上に形成された第2の超電導薄膜とを含む超電導薄膜材料である。また、基板と基板上に形成された中間層と中間層上に形成された超電導層とを含み、超電導層は上記の超電導薄膜材料からなる超電導線材である。さらに、上記の超電導薄膜材料の製造方法および超電導線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 並列化超電導導体を用いて交流損失の抑制を可能とし、かつコイルの電流容量の増大を図り、さらに、励磁突入時や突発的な短絡事故時等における過電流による導体の焼損を防止し、安全な大容量の超電導コイルを提供する。
【解決手段】 複数本の超電導素線40をコイル軸方向に並列配置してなる二次並列導体50を、複数層並列に積層してなる三次並列導体60を超電導導体ユニットとし、この超電導導体ユニットとしての三次並列導体60を、巻枠55の外周面上に巻回してなるものとする。 (もっと読む)


クラックの発生を防止し、かつ面内配向度と方位性等の結晶性並びに表面平滑性に優れた中間層の上に高い臨界電流密度(Jc)を有するRE系超電導層を形成する。配向性Ni基板の上に、希土類元素の1種または2種以上を金属含有量で20〜60mol%を添加したセリウム系酸化物からなる中間層をMOD法により形成し、この酸化物層上にMOD法により高いJcを有するRE系超電導層を形成する。上記の中間層は、Ceの有機金属化合物溶液に、Gd、Y及び/またはYbの各有機金属化合物溶液を混合した混合溶液を配向Ni基板上に塗布して塗膜を形成した後、仮焼熱処理を施し、Ar−H2の雰囲気中で950〜1150℃の温度で、50〜500Paの圧力下で焼成を行うことにより形成する。この中間層の上にTFA−MOD法によりYBCO超電導層を形成する。
(もっと読む)


{100}面が圧延面に平行で、<001>軸が圧延方向に平行な圧延集合組織を有する多結晶金属基板と、この多結晶金属基板の表面に形成された前記多結晶金属の酸化物結晶層とを含む酸化物超電導線材用金属基板において、前記酸化物結晶層における粒界傾角の90%以上が10度以下であり、かつ前記酸化物結晶層の90%以上の{100}面が前記多結晶金属基板の表面に対して10°以下の角度であることを特徴とする酸化物超電導線材用金属基板。
(もっと読む)


【課題】 プルームの測定方法、その評価方法、レーザアブレーション方法、及び、レーザアブレーション装置に関し、安定した結晶性或いは安定した特性を有するレーザアブレーションによる薄膜を再現性良く成膜する。
【解決手段】 チャンバー1内のターゲット2にパルスレーザ光4を照射することでターゲット材料を瞬間的に蒸発させ、相対する基板3上に蒸発材料の薄膜を成長させる際に、ターゲット2にレーザ光4を照射した時に発生するプルーム5の大きさおよび形状を、光強度のデジタル情報としてマトリックス状に取得する。 (もっと読む)


【課題】 回転及び並進運動時に損失の少ない超電導部材及び磁気浮上装置を提供する。
【解決手段】 複数の超電導体を接合した超電導体層を積層した超電導部材であって、(a1)超電導体の臨界電流密度が層間で異なり、かつ、(b1)超電導体の接合面が他層の超電導体の接合面の間に位置することを特徴とする捕捉磁場特性に優れた超電導部材、及び、(a2)一方の層の超電導体の全部又は一部が山状に形成され、かつ、(b2)他方の層の超電導体の接合面が上記山状部分の頂部に位置することを特徴とする捕捉磁場特性に優れた超電導部材。 (もっと読む)


【課題】複数のLn系超電導体の原料溶液を混合することによって得られる混合超電導体膜の格子定数を調整することができ、基板上に厚膜を形成したときにc軸配向粒子を高い比率で含み、高い特性を示す酸化物超電導体を提供することにある。
【解決手段】主成分が一般式LnBa2Cu37-x(ここで、LnはGd,Tb,Dy,Ho,Er,TmおよびYからなる群より選択される2種以上であり、各々の元素の含有率は10〜90モル%である)で表され、モル比で銅の10-2〜10-6のフッ素を含む酸化物超電導体。 (もっと読む)


【課題】 材料の組織を工夫することにより、臨界電流密度が高く、且つ、材料内における超電導特性のばらつきが小さい、酸化物バルク超電導体とその製造方法を提供する。
【解決手段】 RE1+xBa2-xCu3y(0≦x≦0.1、6.5≦y≦7.2、REはY、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、Er、Tm、Ybの群から選ばれた少なくとも一つの元素)結晶中に、RE2BaCuO5相あるいはRE4-2zBa2+2zCu2-z10-d(0≦z≦0.1、−0.5≦d≦0.5)相の粒子が分散しているRE−Ba−Cu−O系酸化物超電導材料において、比較的大きいRE2BaCuO5相あるいはRE4-2zBa2+2zCu2-z10-d相の粒子を含有する領域(A)と、非常に微細なRE2BaCuO5相あるいはRE4-2zBa2+2zCu2-z10-d相の粒子を含有する領域(B)とが混在していることを特徴とする酸化物超電導材料。 (もっと読む)


【課題】 超電導回路装置及びその製造方法に関し、工程を工夫することによって、平均表面粗さを安定した回路動作が可能な程度まで小さくするとともに、高速動作化を可能にする。
【解決手段】 高温超電導体からなるグランドプレーン2上に、第1の絶縁層3を介して高温超電導体からなるジョセフソン素子4を設けるとともに、グランドプレーン2の側端面をジョセフソン素子4のカウンター電極7を覆う第2の絶縁層10と直接接触させる。 (もっと読む)


【課題】 有効なピンニングセンターの導入により、臨界電流密度が高い酸化物バルク超電導体を提供する。
【解決手段】 RE1+xBa2-xCu3y(0≦x≦0.1、6.5≦y≦7.2、REはY、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、Er、Tm、Ybの群から選ばれた少なくとも一つの元素)結晶中に、ピンニングセンターとしてBaCeO3あるいはBa(Ce1-aa)O3-b(0<a<0.5、0≦b≦0.5、MはZr、Hf、Sn等の金属元素)相の粒子が分散しており、且つ、Pt又はRhの一方又は双方が添加されていることを特徴とする酸化物超電導材料。 (もっと読む)


131 - 140 / 144