説明

キヤノンアネルバテクニクス株式会社により出願された特許

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【課題】有機化合物の合成や創薬分野に制限されず、環境、食品、工業品、その他における被測定成分の同定、定量分析を、複雑なインターフェースを必要とせず、且つ濃度の低い被測定成分にも適用して、簡単に、低コストで行うことを可能とする質量分析用プレートとそれを用いた薄層クロマトグラフィ−質量分析方法及び装置の提供を課題とする。
【解決手段】薄層クロマトグラフィ用プレート上で分離された被測定成分を該薄層クロマトグラフィ用プレートから転写させて質量分析に供するための質量分析用プレート30であって、プレート基板31上に被測定成分を担持するための固定相32として、吸着活性のない担体を積層してある。 (もっと読む)


【課題】、優れた性能(感度・再現性・応答性・メモリー)を実現する。
【解決手段】導入した被検出ガスに対して、フラグメントフリーの被検出イオンを生じさせるイオン化室100と、イオン化室から輸送される被検出イオンを質量分別して検出する質量分析計160を備えた質量分析室140と、を有する質量分析装置において、液体試料あるいは固体試料を保持し、加熱手段により加熱することで液体試料あるいは固体試料から被検出ガスを生じさせるプローブ111を有し、プローブで生じた被検出ガスをイオン化室へ輸送するガスの導入手段170を有する。 (もっと読む)


【課題】固体・液体試料が、どんな成分であっても、また溶媒があっても無くても、熱分解がなく液体・固体試料を構成する原子団のイオンを計測する。
【解決手段】液体試料又は固体試料が気化できるように所定の温度とされたイオン化室11と、液体試料又は固体試料をイオン化室に導入する手段と、イオン化室内で気化した液体試料又は固体試料をフラグメントフリーでイオン化する手段と、イオン化された液体試料又は固体試料の原子団の質量を測定する質量分析計と、を備える。排気手段により排気し得る第一及び第二の容器と、第二の容器は前記第一の容器とアパーチャによって接続され、イオン化室は前記第一の容器に設けられ、質量分析計は第二の容器に設けられている構成をとることができる。液体試料は霧状に、固体試料は微粒子状にして導入することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】特定の質量数のみの被検出ガスに対して、その成分及びそれらの成分比を測定できるようにする。
【解決手段】正電荷の金属イオンを被測定物質の分子に付着させて付着イオンを生成させる付着イオン生成部11と、付着イオンの質量分析を行う質量分析部と、を備え、質量分析部は、付着イオンのうち、特定の質量数の付着イオンを選択させる質量分離室13aと、特定の質量数の付着イオンを解離させるためのイオン化室13bと、解離させたイオンを分析する質量分析室14とを備えている。 (もっと読む)


【課題】質量分析を用いて樹脂中の臭素化難燃剤を定量分析する。
【解決手段】検体を加熱して気化する質量分析に用いられ、前記検体に添加される内部標準物質であって、1,6-ヘキサンジオールビス〔3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕(CAS#:35074-77-2)等のヒンダートフェノール化合物からなる内部標準物質。検体を加熱して気化する質量分析に用いられる内部標準物質が母材である樹脂に含有されて構成され、前記検体に添加される内部標準樹脂であって、前記内部標準物質が1,6-ヘキサンジオールビスからなる内部標準樹脂。 (もっと読む)


【課題】 静電容量型隔膜真空計が設置される測定環境、すなわち大気圧及び温度変動に対する静電容量型隔膜真空計の出力変動を低減させ、より高精度で再現性よく圧力を測定すること。
【解決手段】 圧力が測定される内部領域に面して配置されるダイヤフラムと、このダイヤフラムと対向して配置される検出電極とを有し、ダイヤフラムと検出電極との間に生じる静電容量の変化量を測定することで内部領域の圧力を測定する静電容量型隔膜真空計は、静電容量型隔膜真空計が設置されている外部の温度を測定する温度測定部と気圧を測定する気圧測定部とを備え、この測定結果に基づき、ダイヤフラムと検出電極との間に生じる静電容量の変化量を補正して、内部領域の圧力として出力する。 (もっと読む)


【課題】制御された蒸気の供給を可能とする。
【解決手段】液体又は固体の物質を保持する保持部4と、保持部を冷却する冷却手段5と、保持部の温度を検知する検知手段6と、検知手段により検出した温度に基づき、冷却手段を制御する制御手段7と、を有し、制御手段により、冷却手段を用いて保持部の温度を制御することで、液体又は固体の物質の気化又は昇華を制御して、物質の蒸気を供給する。蒸気供給装置の置かれた雰囲気での、液体又は固体から気化又は昇華した蒸気の圧力を測定する手段9又は10を有し、制御手段は、測定された圧力に基づき蒸気の圧力が所定の値になるように保持部の温度を制御する。 (もっと読む)


【課題】再生工程でクライオポンプ内に残留する水を固化させずに液体状態から気化させて排気することにより、再生時間を短縮することを企図したクライオポンプおよびその再生方法を提供する。
【解決手段】クライオポンプは、ポンプ容器14と、真空排気時に低温に冷却されるクライオパネル16,18と、冷却機17とを備え、水を含む各種気体をクライオパネルに凝縮して真空排気を行う。クライオポンプの再生方法では、クライオパネルの温度を上昇させクライオパネルの排気面に凝縮した気体分子を気化させる温度上昇化工程S12、ポンプ容器内の排気を実行する排気工程S17、ポンプ容器の内部圧力が摂氏零度(0℃)での水の蒸気圧よりも大きな設定圧力に達したか否かを判定する判定工程S18、排気を停止しかつ圧力上昇試験を行う圧力上昇試験工程S20と、ポンプ容器の内部圧力に基づき水の残留を観測する観測工程S21とを備える。 (もっと読む)


【課題】多種に渡る被冷却物を真空下において効率よく冷却しつつ、冷凍機から被冷却物への振動を低減できるようにすることを目的とする。
【解決手段】支持体に固定された冷却部を有する冷凍機と、冷却部を介して被冷却物18を冷却する冷却装置において、被冷却物18と冷却部は、流動可能な冷媒で満たされた伸縮可能な配管9からなる構造体で繋がり、配管9の外周には、支持体側に固定された第一の磁性体5と配管9側に固定された第二の磁性体11とが配置され、第一の磁性体5と第二の磁性体11とが非接触に維持されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】水分濃度が減少したガスを室温に戻すのにヒーター等を設置する必要がなく、全体のレイアウトをコンパクトに構成することができ、省エネルギー設計が実現できるドライガス発生装置を提供する。
【解決手段】ドライガス発生装置は、ガス通路(ガス通路導入部32、往路ガス熱交換通路部46、復路ガス熱交換通路部47、ガス通路出口部37)に供給されたガス中の水分濃度を冷凍機45により減少させるものである。冷凍機45は、ガスの温度を所定の露点温度以下に下げるための吸熱部となる低温部22と、室温より温度が高い放熱部となる高温部21とを有する。ガス通路は、高温部21と低温部22に至る範囲内に配設されることで冷凍機45と熱交換する。好適には、ガス通路の高温部21と低温部22に至る範囲が真空断熱されている。 (もっと読む)


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