説明

国立大学法人九州大学により出願された特許

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【課題】回収効率に優れ、また種々の有害イオンを捕捉することができ自在性に優れ、また酸・塩基等に浸漬しても崩壊し難く処理を繰り返し行うことができ作業性に優れ、また高分子網目単位重量当たりの有害イオンの捕捉量が大きいため、汚染地域が遠隔地であっても処理施設までの搬送性に優れており、さらに簡単な操作で捕捉した有害イオンを容易に解離させて回収できる有害イオンの回収方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、有害イオンを含有する水性溶液に、三次元網目構造を有する親水性重合体と、前記親水性重合体から分岐し前記有害イオンと結合するキレート形成鎖と、を有する有機高分子ゲルを接触させ、前記有機高分子ゲルに前記有害イオンを捕捉させる溶液接触工程と、前記有害イオンを捕捉した前記有機高分子ゲルを脱着剤に接触させ、前記脱着剤に前記有害イオンを溶出させる脱着剤接触工程と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】金型を多結晶ダイヤモンド膜(UNCD)でコーティングする技術を提供する。
【解決手段】グラファイトで構成されたカソード電極142とトリガ電極144の間にトリガ放電を発生させ、アノード電極141とカソード電極142の間にアーク放電を誘起させ、カーボン蒸気のイオンを真空槽10内に放出させる。真空槽10内は水素ガス雰囲気にしておき、電荷を有するカーボン蒸気を金型20に到達させる。金型20の表面にSiC膜から成る中間層21を形成しておくと、ウルトラ・ナノ・結晶・ダイヤモンド(UNCDと呼称)が成長する。 (もっと読む)


【課題】 血中におけるRNAの安定性と滞留性を改善するための組成物、および方法の提供。
【解決手段】 ポリカチオン性化合物に対して櫛型に結合している親水性基を側鎖として有する担体と、RNAとの複合体を含む、RNAを血液中に投与するための組成物が提供された。好ましいポリカチオン性化合物は、ポリ(カチオン性アミノ酸)である。RNAの腎からの排泄が抑制され、RNAの滞留性が改善される。たとえば、がん治療効果を有するsiRNAを血中に投与することによって、がんの治療が可能となる。担体としては、たとえばポリ−L−リジン−g−デキストラン、あるいはポリ−L−リジン−g−ポリエチレングリコールなどを用いることができる。 (もっと読む)


【課題】細胞の選別のために試薬を一切使用することなく、細胞の選別および分取を可能にした細胞選別分取方法および装置の提供。
【解決手段】細胞を非接触で捕捉して移動させることが可能な光ピンセット1と、この光ピンセット1により細胞を捕捉したまま、この捕捉している細胞の形態変化を観察する観察部2と、この観察部2による観察の結果、捕捉している細胞の形態変化の程度に応じて、この捕捉している細胞を光ピンセット1により移動させ、分取させる光ピンセット制御部2とを有する。 (もっと読む)


【課題】延命・抗老化効果を有する物質や感染防御効果・ワクチン効果を有する物質、およびこれらの物質を効率的に検定するための手段を提供すること。
【解決手段】サーチュイン遺伝子の活性を増強することを特徴とする延命効果物質、AID遺伝子の活性を増強することを特徴とする感染防御効果・ワクチン効果促進物質、前記のいずれかの物質を含有する食品、医薬品、化粧品または試薬;サーチュイン遺伝子のプロモーター活性を有するポリヌクレオチドを備えることを特徴とする、延命効果物質検定用コンストラクト、AID遺伝子のプロモーター活性を有するポリヌクレオチドを備えることを特徴とする、感染防御効果・ワクチン効果促進物質の検定用コンストラクト、およびこれらのコンストラクトを利用する前記各物質の検定方法。 (もっと読む)


【課題】高い反応効率を有するとともに耐久性に優れた光触媒機能皮膜およびそれを用いた水処理方法を提供する。
【解決手段】光触媒機能被膜は、二酸化チタンを含む微粒子、好ましくは、アパタイト、ゼオライトおよび活性炭からなる群より選択される1または2以上の吸着剤と、二酸化チタンとを、1:99〜7:93の質量比で含有する混合物を原料粉として、フレーム温度700〜2000℃の高速フレーム溶射により形成される。この光触媒機能被膜を有する光触媒反応器10と貯蔵容器31との間で被処理水を循環させながら、または、第1の貯蔵容器41から光触媒反応器10へ処理前の被処理水を供給し、光触媒反応器10から第2の貯蔵容器42へ処理後の被処理水を流出させながら、処理後の被処理水の一部を循環させて、光触媒反応による水処理を行う。 (もっと読む)


【課題】架橋化されたタンパク質構造体を含む、刺激応答性架橋化タンパク質ミセルの提供。
【解決手段】構造体を構成するタンパク質は、好ましくはアスパラギン酸残基又はグルタミン酸残基、及びリジン残基を有し;かつ架橋化は、好ましくはアスパラギン酸残基又はグルタミン酸残基の-COOH基とリジン残基又はN末の-NH2基との縮合反応により形成されるものである。用いられるタンパク質の特に好ましい例は、β-カゼインである。本発明の架橋化タンパク質ミセルは、特定の温度を境に低温側では溶解、高温側では不溶化を起こす固有の下限臨界溶液温度(LCST: lower critical solution temperature)を有する。本発明の刺激応答性架橋化タンパク質ミセルは、生物分離、バイオセンシング、固定化酵素、ドラッグデリバリーシステムにおける応用が期待される。 (もっと読む)


【課題】 睡眠誘導剤、ストレス性不眠症改善剤を提供する。
【解決手段】 構成アミノ酸がグルタミン酸、システイン、グリシンから選択されるジペプチドを含有する睡眠誘導剤。 (もっと読む)


【課題】公共放送装置、拡声装置、補聴器、電話機などで、明瞭で自然な音声を提供する。
【解決手段】入力信号の所定の周波数成分をそのまま通過させる第1の帯域フィルタと、下限周波数が前記第1の帯域フィルタの上限周波数以上の周波数値に設定され、前記入力信号を通過させる第2の帯域フィルタと、第2の帯域フィルタの出力信号のパワーエンベロープ信号を抽出するパワーエンベロープ抽出部と、調波性抽出フィルタの出力信号の符号を抽出する符号抽出部と、入力帯域内パワー算出部と前記調波性符号算出部の出力信号を乗算する帯域内信号乗算部と、入力信号の周波数成分が圧縮される周波数帯域を通過周波数帯域とする圧縮帯域フィルタから構成され、入力音声の高周波数成分を低周波数域に圧縮する。 (もっと読む)


【課題】 リチウムイオン電池に代表される非水電解質二次電池に用いられる正極活物質として好適なオリビン型化合物の超微粒子を製造することのできる新しい技術を提供する。
【解決手段】 一般式LiMPO(MはMn、Fe、CoまたはNiを表す)で表されるオリビン型化合物を製造する方法であって、(i)金属Mの水溶性塩、リチウムLiの水溶性塩、およびリン酸を、モル比で、金属Mの水溶性塩に対して、リチウムLiの水溶性塩を10倍以上、且つ、リン酸を5倍以上の割合で水中に溶かし攪拌・加熱して水分を除去する工程、(ii)前記工程(i)で得られた混合物を500〜700℃の温度下に焼成する工程、および(iii)前記工程(ii)で得られた粉末をリン酸二水素アンモニウムまたはリン酸一水素アンモニウムの水溶液で洗浄する工程を含む方法。200〜800nmの粒径を有するオリビン型化合物超微粒子が得られる。 (もっと読む)


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