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Fターム[2B230BA10]の内容

木材等の化学的、物理的処理 (6,740) | 対象 (1,185) |  (58)

Fターム[2B230BA10]に分類される特許

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【課題】植物系材料に直接的な加圧及び間接的な圧縮力を加え、賦形して一体化することにより成形体を製造する方法及びその成形体を提供する。
【解決手段】植物系材料を、金型内の一箇所ないし複数箇所に、その繊維方向を考慮して供給し、複動のプレス手段で、金型の動作を制御しつつ直接的に加圧することによって、材料を構成する細胞間に剪断力を作用させ、該細胞の位置関係を変化させ、材料を流動させること、それによって、金型内の所定の自由空間に移動させ、金型内の該自由空間に充填し、間接的に圧縮力を加え、賦形して一体化することにより所定の成形体とする、該成形体の製造方法、及びその成形体製品。
【効果】植物系材料の本来的な繊維構造を反映させた任意の三次元形状の薄肉成形体を製造し、提供することができる。 (もっと読む)


【課題】親水性の弱い素材にも容易に難燃化又は不燃化処理できる方法及び、そのような処理をした部材の提供を目的とする。
【解決手段】親水性ポリマーの水分散液と、ポリホウ酸ナトリウム水溶液、又はポリケイ酸ナトリウム水溶液とを混合した処理液を作成し、前記処理液に浸漬及び乾燥するか、あるいは前記処理液を塗布及び乾燥させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】無公害、自然系資材として竹ヒゴなど繋柵材とし、端板材を利用し、土木建築用に多用される合板パネルに代わるパネルを製作する。これ等の保存・使用時に竹ヒゴに黴が発生し、著しく製品の価値を阻害することがある。通常は使用前のヒゴなどに化学合成薬剤を加圧または浸漬浸透させ黴の発生を防止するが、このような薬剤は最近のシックハウス症候群を発生し易い。
【解決手段】天然に産出する硼酸か、これに自然の竹から抽出した竹酢等を硼酸に対し適当量を加えた液、或いはそれに溶解浸透助剤としてメチルアルコールを加え混合防黴薬剤とする。竹ヒゴなどの被防黴材にこの混合薬剤を塗布するか、浸漬浸透させた後風乾させる。この処理により竹ヒゴなどは黴に対する抵抗性を増し、製造パネルの黴等の発生を防止することが出来る。 (もっと読む)


【課題】竹材の円筒形状を保ちながら、竹材同士を強固に接合することができる竹製構造部材の締結部、その締結部を備えた竹製構造部材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】締結部5は、竹材1aで構成した構造部材1の端部に形成され、前記竹材1aの中空の筒3で形成した一対の平面体6と、前記平面体6で挟持された間隔保持体8とを有する。前記平面体6同士の間には前記筒3の開口端3aを基端とし軸方向へスリット7が形成されており、前記スリット7は先端7aが円弧形状に形成されている。これにより、竹材1aの円筒形状を保ちながら、竹材1a同士を強固に接合することができる。 (もっと読む)


【課題】竹材を長手方向に割裂してなる竹素材を互いに接着することによって竹集成材を製作する工程において新規な方法を採用することにより、反り等の変形が極めて生じ難い竹集成材及び形成方法を提供する。
【解決手段】所定長さに切断した竹材1を長尺方向に沿って割裂することにより複数の竹素材2、2…を形成し、これらの竹素材を互いに接着してなる竹集成材5において、夫々の竹素材2、2…の切断面における繊維方向が隣接する竹素材同士で互いに異方向となるように接合されている竹集成材5を構成する。 (もっと読む)


【課題】ブロック材の製造に適した長繊維で、経時的に起こる硬化が少なく、かつ接着性がよい竹長維管束集合体と、この竹長維管束集合体を用いて、機械的強度に優れたブロック材を提供する。
【解決手段】(1)竹植物の茎部分を圧縮して平面状にする圧縮工程、(2)前記茎部分の表面部分を除去する表皮除去工程、(3)圧力3〜10atm、温度130〜200℃の条件で、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、石灰、界面活性剤から選ばれる一種以上からなる柔軟剤を含む水に浸漬してなる柔軟化工程、(4)圧縮して維管束を分離させる分繊工程、を順次経て製造される。また、ブロック材は、この竹長維管束集合体に熱硬化性樹脂を含浸させ、金型中、加熱下で加圧成型して製造される。 (もっと読む)


【課題】高弾性率で、補強材などに有用な竹繊維縄が得られる竹繊維縄の製造方法、及び、高強度で、補強材などに有用な竹繊維束を、高い収率で得られる竹繊維束の製造方法の提供。
【解決手段】竹繊維束を用い、複数の竹繊維束を撚って縄状に形成する撚り工程と、縄状に形成された竹繊維束に樹脂を含浸させる樹脂含浸工程と、樹脂を含浸した竹繊維束を、強度が樹脂硬化時の最終到達強度の70〜100%に到達するまで、撚り合わせていない竹繊維束の破断荷重の6〜20%となる条件で引張荷重をかけて張架しながら乾燥し、竹繊維縄を得る張架工程と、を有する竹繊維縄の製造方法、及び、竹材料の厚み方向の内皮側から1/3以上の領域を除去した残余の領域における竹材料を、長辺が繊維束に平行となるよう短冊状に切断して竹片を得る竹片作製工程と、該竹片の繊維質を結束している物質を除去して解繊し竹繊維束を得る解繊工程と、を有する竹繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】剛性材ないしは準剛性材又はブロック状の弾性材を成形可能で、壁材、断熱材を含む建築材料、マット、吸音材、緩衝材その他の用途に適用可能な削剥竹繊維を母材とする竹繊維成形物及びこれに炭化処理を施した竹繊維成形物炭化処理材を得る。
【解決手段】竹繊維を母材とする竹繊維成形物Xが、採取した竹材の繊維配向と交差する方向に鉋掛け又は削進することにより削剥して得られるフィラメント状の削剥竹繊維1を原材料とする。該削剥竹繊維1に、水分を噴霧供給して湿潤化するとともに絶乾状態の粉末状糊材2を添加混合し、ついで削剥竹繊維1を交絡させて金型投入して材料表面を整え、所定の圧下量で脱気又は圧密化し加熱保持して賦型化する。こうして得られた竹繊維成形物Xに、さらに炭化処理を施して竹繊維成形物炭化処理材を製造する場合がある。 (もっと読む)


【課題】十分な防腐効果を得ることのできるようにして、建築材料として有効に利用しやすくする。
【解決手段】竹材を防腐液に浸漬する工程(1−3)と、防腐液に浸漬された竹材を乾燥する工程(1−4)と、乾燥された竹材を熱処理する工程(1−5)と、熱処理された複数の竹材を接着する工程(1−9)とからなり、防腐液が、濃度が0.4〜0.6質量パーセント濃度であり、かつ、温度が83℃〜93℃の亜塩素酸ナトリウムの水溶液であり、竹材を熱処理する工程(1−5)において、竹材を、炭化炉内に入れ、炭化炉内の気圧を大気圧よりも大きくして加熱し、竹材を炭化した。 (もっと読む)


【課題】連続的な抽出プロセスにより、工業用材料として使用可能な竹繊維を低コストに得る。
【解決手段】チップ化された竹材を、破砕軟化装置3内に設けたスクリュの回転により吐出孔の側に向けて破砕を生じながら加圧移送する。加圧状態の竹材を吐出孔から破砕軟化装置3外に押し出し、竹材内の水分を気化膨張させることで竹材を軟化させる。破砕軟化処理がなされた竹材は、水槽4内で加水攪拌された後、ディスクリファイナ5へと搬送される。フィーダを通じてディスクリファイナ5内部に供給された軟化竹材と水との混合物をスクリュで一対のリファイニングプレートの間に導入し、解繊処理を施す。これにより、所望サイズの竹繊維を含む竹繊維の集合体を得る。これら解繊工程を経て解繊された竹繊維の集合体を、乾燥機6を用いて乾燥する。乾燥処理がなされた竹繊維をトロンメル(篩選別機)7で篩分別し、所定の繊維長範囲に属する竹繊維を選別抽出する。 (もっと読む)


【課題】触媒等を用いず、環境に負担をかけない熱可塑性木質系バイオ材料を得ること。
【解決手段】木質系原料と溶媒とを高温高圧下で反応させることにより、前記木質系原料を加溶媒分解する工程を少なくとも行なう熱可塑性木質系バイオ材料の製造方法とすることで、前記木質系原料を加溶媒分解することができ、これによって熱可塑製を付与することができ、その結果、環境に負担をかけない熱可塑性木質系バイオ材料を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】軸方向に配向した繊維組織とその他の組織からなる天然系素材を、前記繊維組織に損傷を与えることなく加圧圧縮すると共に、加熱処理を施して固定化し効率的に緻密化処理出来る加圧緻密化処理装置を提供する。
【解決手段】木材、竹材など組織内に軸方向の繊維組織を含む天然系素材16を、耐圧性を有する円筒部11とこの円筒部11の上下を密封するための上蓋部12と下蓋部13とからなる高圧容器10内に収納し、前記軸方向に垂直な方向から加圧流体によって二次元的もしくは軸対称的に加圧圧縮して緻密化しつつ/または緻密化した後、加熱処理を施して固定化するための加圧緻密化処理装置であって、前記上蓋部12に高圧容器10内に加熱気体を導入するための加熱気体導入孔21が設けられ、前記下蓋部13に排気孔22が設けられてなる。 (もっと読む)


【課題】木材、竹材などの様に、軸方向に配向した繊維組織とその他の組織からなる天然系素材を、流体圧力を利用して前記軸方向に垂直な方向から二次元的もしくは軸対称的に加圧圧縮することにより、繊維もしくは繊維同士の結合組織に損傷を与えることなく、かつ簡便に緻密化する方法を提供する。
【解決手段】木材、竹材など組織内に軸方向の繊維組織を含む天然系素材を乾燥処理2した後、円筒状の高圧容器内に軸方向を揃えて収納して、前記天然系素材の軸方向に垂直な方向から流体圧力によって二次元的もしくは軸対称的に加圧圧縮して緻密化3し、次いで、加熱処理を施して固定化4する天然系素材の加圧緻密化処理方法。 (もっと読む)


【課題】 竹材を簡単な加工でデザイン性のよい竹製品の素材として利用できる加工方法を提供する。
【解決手段】 竹素材1を所定の長さに輪切りし弧状の複数片に分割し内側の節を切除し内側端縁を面取りした弧状の一次竹チップ11とし、この一次竹チップ11を電子レンジAなどのマイクロ波で所定時間加熱して暖めた二次竹チップ12を所定圧で弾圧して略平板状に加工する。 (もっと読む)


【課題】強度の向上を図ることができ、成形が容易である圧縮木製品の製造方法を提供する。
【解決手段】木材から皿状をなす第1のブランク材を形取り、竹材から前記竹材の外皮側表面を外側面とする第2のブランク材を形取り、この形取られた第1および第2のブランク材をそれぞれ軟化させ、この軟化した前記第1および第2のブランク材を、前記第1のブランク材がなす皿の内面と前記第2のブランク材の外側面とが対向するように重ね合わせ、大気よりも高温高圧の水蒸気雰囲気中で一括して圧縮し、前記第1のブランク材の皿の外面が突出した側面をなす形状に成形する。 (もっと読む)


【課題】少なくとも10mm以上の長さを有し、高強度であり、補強材などに有用な木質繊維束を、低エネルギーで廃棄物の少ない方法で製造することができる木質繊維束の製造方法及びその方法により得られた高強度の木質繊維束を提供する提供する。
【解決手段】木材及び竹から選択される1種以上の木質材料を、繊維束に平行な短冊状に切断して木質片を作製する切断工程と、該木質片をpH10〜14のアルカリ水溶液中で、アルカリ条件下で活性なセルロース分解酵素を作用させる酵素処理工程とを含み、該酵素処理工程とを経ることで、木質片の繊維質を結束している物質を除去し、50mm以上の長さを有する竹繊維束または木繊維束を得ることを特徴とする木質繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 染色によって、竹材に形成された2層の着色層の表面を研磨して各種のグラデーションを現す場合、研磨を強くし過ぎると、下層の着色層まで削り落とされて、下地の竹材そのものの色が出てしまうという問題がある。
【解決手段】 下層の染色の溶媒として、アルコールを使用することにより、竹材の深部まで染料が浸透するため、研磨によって2層の着色層が全て削り落とされて、上記のような問題を起こすことはなくなり、製作者は、製品における表現の幅を拡げることができる (もっと読む)


【課題】竹の細胞内腔が圧縮され密度が高められ、硬く機械的強度が高く強度ばらつきの小さな竹製埋設用部材を製造でき、また圧縮成形する金型の温度、圧力等の品質管理に必要な条件数が少なく管理が容易で品質の安定性に優れ、またバッチ毎の処理時間や切換時間が短く量産性に優れ、さらに耐腐朽性を向上させる竹製埋設用部材の製造方法及びその方法を実現するための竹製埋設用部材の製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の竹製埋設用部材の製造方法は、籤状或いは筮竹状の複数の竹片16乃至は竹繊維と接着剤を筒状収容部11内に収容する竹材収容工程と、竹片16乃至は竹繊維を筒状収容部11から押し出し筒状収容部11より小径の筒状金型4内に押入しながら圧縮する押入圧縮工程と、型締めした筒状金型4内で竹片16乃至は竹繊維を加熱又は部分的に加熱して接着し圧密材を形成する圧密材形成工程と、を備えた構成を有している。 (もっと読む)


【課題】竹を破裂させずに効果的に乾留できる新規な手法を提供し、各種用途に好適に用いることができる乾留竹を製造する。
【解決手段】生の青竹に竹酢液を塗った後乾燥させる工程と、この青竹を含水量、太さ、重量を考慮に入れつつ窯に配置する工程と、窯に配置した青竹を窯の中で高温処理する工程と、窯の中に放置して余熱により薫蒸・乾燥させる工程と、窯の中と外気との温度差が20℃以下になってから竹を窯から取り出す工程とからなり、青竹を窯の中で高温処理する工程は、窯の温度を200〜250℃に上げて該温度に所定時間維持した後、150〜190℃に下げて該温度に所定時間維持するように温度管理して行うことを特徴とする、竹の乾留方法である。 (もっと読む)


【課題】処理効率を低下させることなく廃液処理に関する不都合を解消し得る竹材の処理方法を提供する。
【解決手段】炭酸水素ナトリウム、油脂および水を混合して所定温度に加熱した処理液10に竹材100を浸し、その状態を所定時間維持して竹材100に対して晒し処理を行う。この場合、炭酸水素ナトリウムの含有率が0.1重量%以上0.4重量%以下の範囲内で、かつ油脂の含有率が炭酸水素ナトリウムの含有率の2倍以上4倍以下の範囲内となるように処理液10を調整するのが好ましい。 (もっと読む)


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