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Fターム[2E139AC33]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 対象構造物 (3,103) | 構造の種類 (1,009) | 金属構造 (309) | 鉄骨構造 (280)

Fターム[2E139AC33]に分類される特許

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【課題】地震等のエネルギーを効果的に吸収できる接合金物を有する建築物を提供すること。
【解決手段】柱51の柱脚部に建物基礎2と連結される接合金物50を設置したことで、地震等の水平力が建築物に作用した際に、柱51がロッキングして接合金物50のダンパー用鋼板54が変形することにより減衰効果が発揮される。従って、接合金物50の減衰効果に応じたエネルギー吸収を行うことで、建築物の振動を抑制することができ、耐震性能を向上させることができる。さらに、接合金物50において、ブラケット55が左右一対で配置され、ダンパー用鋼板54がアンカーボルト6の軸線に対して略線対称に配置されることで、減衰効果を発揮する際の偏心による付加応力の発生が防止できる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造でありながら、十分に地震力や風力による振動に対して制振又は耐震性能を発揮でき、設計上の自由度の大きい変形部付きフレーム構造を提案する。
【解決手段】構造物の柱・梁のように相互に交差する各方向2条の構造材で形成するフレーム2と、このフレーム構造の対向角部8,8から、両角部を結ぶ仮想線Lに対して互い違いの突出角度で、それぞれの先部12aが行き違うように突出させた1対の斜材12,12と、各斜材の先部12aの間に、これら先部に両端部を接合した複数の剛性を有するブリッジ24を架設してなる減振手段20と、を具備し、この減振手段20と2つの斜材12の先部12aとで形成する変形部18がフレームの揺れに応じて変形し、少なくともブリッジ24の両端付近の変形部分が屈曲することによりフレームの揺れを低減するように構成した。 (もっと読む)


【課題】制震装置を備えた施工性に優れた壁構造を得る。
【解決手段】天井大梁16と床大梁20との間に制震装置32を配置し、壁内部の横桟54Cに対して横スライド部材64をスライド自在に係合し、内壁パネルを固定するための木レンガ66を横スライド部材64に取り付ける。予め木レンガ66を横スライド部材64に取り付けた外壁パネル58を先に梁側面に取り付け、その後に制震装置32を取り付けようとしたときに、制震装置32が木レンガ66に干渉する場合が想定されるが、横スライド部材64(木レンガ66)を制震装置32の配置位置からずらせば、木レンガ66を取り付けた後からでも制震装置32を天井大梁16及び床大梁20に容易に取り付けることができる。また、制震装置32を取り付けた後からでも、横スライド部材64の位置をずらせば、制震装置32に対して木レンガ66が干渉しないように木レンガ66の取り付けを行うことが出来る。 (もっと読む)


【課題】比較的安価に製造でき、漂流物が引っ掛かった際にも転倒し難い避難用構造物の提供。
【解決手段】複数の支柱4と、支柱4の上部に支持された避難用ステージ5と、避難用ステージ5上に上るための昇降手段6とを備えた避難用構造物1であって、支柱4下部に支柱4と一体に貯液槽3を設けた。 (もっと読む)


【課題】一般認定を取得している免震装置用耐火被覆材を使用して、柱頭免震鉄骨造建物の免震装置の耐火性能を確保できるようにするための柱頭免震鉄骨造建物の免震構造を提供する。
【解決手段】下層のコンクリート製の構造支持部材4の上部4aと、この構造支持部材4に支持される上層の鉄骨柱6の下部6aとの間に免震装置1を介装して備える柱頭免震鉄骨造建物20の免震構造Aであって、免震装置1の上部1bと鉄骨柱6の下部6aとの間に、免震装置1の耐火性能を確保する所定厚Tのコンクリート部材2を介装し、構造支持部材4とコンクリート部材2の間に介装された免震装置1を免震装置用耐火被覆材3で被覆して構成する。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで架構の構面内の1箇所において複数方向に作用させることが可能なエネルギー吸収部材、及び該エネルギー吸収部材を適用した構造物を提供する。
【解決手段】本発明に係るエネルギー吸収部材1は、鋼材のせん断塑性変形を利用した履歴型のエネルギー吸収部材であって、上下に配置されて構造物に固定される一対の角形鋼管状部材12を備えてなるブラケット部材3、5と、これら一対のブラケット部材3、5間の上下で対応する面間に亘って塑性化部を有するダンパー部材11をボルト接合してなるものである。 (もっと読む)


【課題】地震力を受けた免震建築物を建築物自体の揺動により制震し、地震エネルギーが建築物の内部に流入を抑止し、かつ、地震力を減衰させることを可能とする。
【解決手段】 建築物100を吊る架構体200を設け、この架構体200を構成する梁部220から建築物100を吊部材300により両側から吊り、変位拡大作用により吊部材300のバネ定数を増大させ、かつ地震力による建築物100自体の揺動が免震作用、動吸振作用、変位拡大作用等の多重作用により地震力を減衰させる。
建築物100を両側から吊る吊部材300は、揺動に伴い、一方に引張り力が働くと、他方には圧縮力が働く。このとき、鉛直方向に対するバネ定数は増大し建築物100の上下動が制震され、建築物内部への地震エネルギーの流入が軽減されて建築物100の加速度変位が抑えられ、居住者への安全性向上が図られ、学校等の公共建築物等への耐震対策を可能とする。 (もっと読む)


【課題】製造しやすく且つ効率よく地震の振動を減衰する制震装置を提供する。
【解決手段】支持体と被支持体の地震により生じた第1の所定方向沿いの相対運動をさせることによって支持体と被支持体の破壊を防ぐ制震装置であって、前記支持体と被支持体の一方に固定することができる上ブラケットと、前記上ブラケットから前記第1の所定方向と垂直面上に直交する第2の所定方向に間を空けて前記支持体と被支持体の他方に固定することができる下ブラケットと、前記上ブラケットと下ブラケットとを連結する連結手段とを備えてなり、前記連結手段は、前記上ブラケットと前記下ブラケットとにそれぞれ対応して前記第2の所定方向沿いに延伸してなり、前記上ブラケットと前記下ブラケットとを連結すると共に、前記上ブラケットと前記下ブラケットの第1の所定方向沿いの相対運動に応じて湾曲変形するように構成される少なくとも1つの支持リンクを有する。 (もっと読む)


【課題】設置スペースが制限される木造建物等に適用して、筋交いタイプのダンパーと仕口タイプのダンパーとのそれぞれの機能をともに有効に発揮させることができる省スペース制振構造、およびそれを用いた制振建造物を提供する。
【解決手段】建物の骨組部材1にて区画される方形開口5の対角方向に延在させて設けた筋交い6の少なくとも一方の端部分で、その筋交い6を、柱3に取付けたブラケットと、土台もしくは梁に取付けたブラケットとのそれぞれに連結し、筋交い6と、それらブラケットの少なくとも一方のブラケットとを、それら両者の間に介在させた制振材8によって連結してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】建物躯体の構成部材である跳ね出しスラブ(本設床スラブ)の重量を前記TMDの重錘(マス)に代用するなど、制震ユニット(制震装置)の設置部位に工夫を施すことにより、居住スペースを一切損なうことなく合理的で無駄のない、施工性に優れた建物の制震構造を提供する。
【解決手段】この建物の制震構造は、跳ね出し梁1と、同跳ね出し梁1の上にアイソレーター2を介して水平変位可能に設けられた跳ね出しスラブ3と、一端部が前記跳ね出し梁1に連結され、他端部が前記跳ね出しスラブ3に連結された減衰手段及び周期調整バネとからなる制震ユニット9が、建物10の外壁面に設けられている。 (もっと読む)


【課題】 オフィス建物として有効利用できる制振構造物を提供する。
【解決手段】 第1構造物2と、該第1構造物2と間隔をおいて、かつ該第1構造物2を囲むように設けられるとともに、該第1構造物2よりも高い剛性を有する第2構造物10と、前記第1構造物2と前記第2構造物10との間に介装されて、両者2、10間を相対変位可能に連結する複数の制振装置16とを備えている。第1構造物2は、鉄骨構造の高層のオフィス建物であり、前記第2構造物10は、鉄骨構造、コンクリート充填鋼管構造、又は鉄筋コンクリート構造の構造物である。 (もっと読む)


【課題】当初想定された揺れ吸収方向とは異なる方向に揺れが発生した場合でも、揺れ低減機能を発揮できる制振装置を備えた建物を得る。
【解決手段】付属車庫16を構成する建物ユニットには、制振装置31が設けられている。この制振装置31は制振フレームとダンパ装置とを備えており、回動軸部41を中心として基準位置K1と回動位置K2との間で回動可能となっている。基準位置K1に配置されると、制振装置31のダンパ装置によって、短辺側天井梁22Aの長手方向(Y方向)に沿った揺れが吸収される。一方、略90度回動させた回動位置K2に配置されると、長辺側天井梁22Bの長手方向(X方向)に沿った揺れがダンパ装置によって吸収される。 (もっと読む)


【課題】 既設、新設の建物に関わらず、制振機能を付加することができる制振方法、制振構造、及び耐震補強方法を提供する。
【解決手段】 既存又は新築の建物を制振する制振方法であって、建物の躯体1面に対向するように質量体5を設けて、この質量体5を支持手段18によって前記建物と異なる動きができるよう移動可能に支持し、質量体5と建物の躯体1との間を制振装置10を介して連結する。質量体5は、建物の躯体1面に支持手段18を介して前記建物と異なる動きができるよう移動可能に支持される。質量体5をMD4の質量体5として機能させて振動を打ち消させることにより、又は制振装置の減衰により、又はその両方の効果により、建物の振動を低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】製造がより簡便であって、しかも屈曲線方向に対するより均質な屈曲変形が可能で、延いては円滑なエネルギ吸収が得られる、鋼製柱と鋼製梁との接合部に適用される鋼製柱梁接合部用の制振補強技術を提供する。
【解決手段】鋼製柱2と鋼製梁3との接合部に適用する制振補強金物1の両側の取付部4,5を除いた中間部分を、前記接合部の内側の隅部を中心としてほぼ放射状に延びる複数の屈曲線に沿って交互に屈曲して蛇腹状に形成するとともに、それらの各屈曲部における屈曲角を前記屈曲線の全長においてほぼ一定の角度とするとともに、各屈曲部の高さが前記隅部に近い方から外側へ向けて漸増するように構成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、建物の外観デザインを損なわず、建物の形状による制約も受けにくく、開口部の設置に制約が生じにくい耐震構造体を提供する。
【解決手段】本発明は、ピンブレース構造からなる複数層の耐震構造体において、
ピンブレース構造は、所定の構面で、基礎から最上層における最上部の梁6Aaに架けて連通する連通コラム8が配置され、連通コラム8の下端は、基礎2に接合され、連通コラム8の上端は、最上部の梁6Aaに対して接合され、地震時において構面内で各層の層間変形角αが等しくなるように構成されている。 (もっと読む)


本発明は、グラウチング二重管エネルギー吸収部材を公開し、内管と、外管と、内管が外管と同軸に着接され、外管と内管との着接部の間の隙間に膨脹セメントペーストが設けられ、膨脹セメントペーストが固体化された後に膨脹セメントリングに形成される。膨脹セメントペーストのプレストレスが、膨脹セメントリングと管体との接触面の摩擦力を増大させる。正常な使用状態において、本発明は、普通のブレースとして軸方向荷重を耐えることができ、地震荷重作用において、本発明は、内外管の相対滑動によって、地震エネルギーを散逸させ且つ吸収する。該部材の加工精度に対する要求が高くなく、鋼材を節約し、建造費が安い。本発明は、震災に破壊されて効力を失った後、グラウチング二重管エネルギー吸収部材のみを取り替えればよく、非常に便利である。
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【課題】 耐震性の高い建造物を提供する。
【解決手段】
柱と水平X、Y軸方向に延びる梁3,4の結合部は、第1、第2、第3の多重摩擦板装置10,20,30を備えている。第1多重摩擦板装置10は柱の上端と梁3とをX軸を中心に相対回動可能に半剛結合するものであり、柱側に連結された複数の摩擦板と、梁3側に連結された他の複数の摩擦板と、これら摩擦板を交互に重ね合わせた状態でX軸方向に貫通するピン16と、これら摩擦板との間に摩擦が発生するようにこれら摩擦板を両側から締め付けるナット17(締め付け手段)とを有している。第2多重摩擦板装置20は柱の上端と梁4とをY軸を中心に相対回動可能に半剛結合するものであり、Y軸方向に延びるピン26を有している。第3多重摩擦板装置30は柱1の上端と梁3,4とを垂直軸を中心に相対回動可能に半剛結合するものであり、垂直軸方向に延びるピン36を有している。さらに、柱1と梁3,4との間にはワイヤが斜めに掛け渡されている。 (もっと読む)


【課題】非常な狭小な隙間において配設可能であり、しかも建築構造物の様々な箇所にも応用可能な構成からなる制震用金属板を提供する。
【解決手段】一対の対象部材間に接合され、対象部材間の相対変位に応じたエネルギー吸収性能を発揮する制震用金属板1であって、一方の対象部材に接合される第1接合部46と、他方の対象部材に接合される第2接合部47が、それぞれ相対変位方向Aに沿って帯状に且つ互いに略平行に一枚の金属板41に割り当てられ、第1接合部46と第2接合部47との間には、降伏後の耐力上昇を抑制するための減衰部48が形成されてなる。 (もっと読む)


【課題】建物の制振構造に使用する制振ダンパにおいて、構造材の間に連結するのに適した構造及び制振に適した減衰力特性を得る。
【解決手段】油液及びガスを封入したシリンダ2内にピストンロッド3が連結されたピストン4を摺動可能に挿入する。シリンダ2とピストンロッド3との間をシールするオイルシール7にグリス溜め28を設ける。ピストンロッド3の伸び側のストロークに対して、ディスクバルブ14が逆止弁として機能して減衰力を発生せず、縮み側のストロークに対して、ディスクバルブ14がその開度に応じて大きな減衰力を発生する。これにより、オイルシール7の負担を軽減し、また、構造材への取付部に作用する引張り荷重を軽減する。グリス溜め28によってオイルシール7にグリスを供給することにより、作動頻度が低い場合でも、ピストンロッド3を円滑にストロークさせて安定した減衰力特性を得る。 (もっと読む)


【課題】設置に大きな制限を受けることがなく、確実且つ好適に鉄骨架構の応答を低減させることが可能な鉄骨架構の制振構造を提供する。
【解決手段】鉄骨柱11と鉄骨梁12を組み付けて多層構造で形成された鉄骨架構10の制振構造Cであって、制振ダンパー14とブレース15を備えて構成する。そして、制振ダンパー14は、鉄骨架構10を設置した床面Fに固設する。また、ブレース15は、鉄骨柱11と鉄骨梁12で囲まれた構面T1の外側に且つ複数層に跨って配設する。さらに、ブレース15を、一端15aを制振ダンパー14に繋げ、他端15bを鉄骨架構10の上層に繋げて設ける。 (もっと読む)


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