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Fターム[2E139AC33]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 対象構造物 (3,103) | 構造の種類 (1,009) | 金属構造 (309) | 鉄骨構造 (280)

Fターム[2E139AC33]に分類される特許

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【課題】建物の制振構造に使用する制振ダンパにおいて、構造材の間に連結するのに適した構造及び制振に適した減衰力特性を得る。
【解決手段】油液及びガスを封入したシリンダ2内にピストンロッド3が連結されたピストン4を摺動可能に挿入する。シリンダ2とピストンロッド3との間をシールするオイルシール7にグリス溜め28を設ける。ピストンロッド3の伸び側のストロークに対して、ディスクバルブ14が逆止弁として機能して減衰力を発生せず、縮み側のストロークに対して、ディスクバルブ14がその開度に応じて大きな減衰力を発生する。これにより、オイルシール7の負担を軽減し、また、構造材への取付部に作用する引張り荷重を軽減する。グリス溜め28によってオイルシール7にグリスを供給することにより、作動頻度が低い場合でも、ピストンロッド3を円滑にストロークさせて安定した減衰力特性を得る。 (もっと読む)


【課題】設置に大きな制限を受けることがなく、確実且つ好適に鉄骨架構の応答を低減させることが可能な鉄骨架構の制振構造を提供する。
【解決手段】鉄骨柱11と鉄骨梁12を組み付けて多層構造で形成された鉄骨架構10の制振構造Cであって、制振ダンパー14とブレース15を備えて構成する。そして、制振ダンパー14は、鉄骨架構10を設置した床面Fに固設する。また、ブレース15は、鉄骨柱11と鉄骨梁12で囲まれた構面T1の外側に且つ複数層に跨って配設する。さらに、ブレース15を、一端15aを制振ダンパー14に繋げ、他端15bを鉄骨架構10の上層に繋げて設ける。 (もっと読む)


【課題】建物の設計の自由度を増加させることを可能とし、かつ、安価に構築することを可能とした建物の制震構造を提案する。
【解決手段】柱10と、柱10の側面に端面が当接するように配設された梁20と、柱10と梁20とに貫設されたPC鋼材30と、柱10と梁20との突合部の周囲に配設されたエネルギー吸収部材40とを備え、梁20の梁せいの中央部に配置されたPC鋼材30に導入されたプレストレス力により柱10と梁20とが圧着されている。 (もっと読む)


【課題】実施に対する制約を受けにくく、全体曲げ変形、層せん断変形のいずれの変形モードに対しても振動エネルギーを吸収して、より確実に建物の応答を低減させることが可能な建物の制振架構を提供する。
【解決手段】内部に上下方向に貫設したコア部1を備える建物の制振架構Aであって、コア部1の一面1aを形成するように並設された一対の本設柱3(3a、3b)の間に一対の増設柱4(4a、4b)を設ける。また、一対の増設柱4(4a、4b)の間にブレースダンパー6を設ける。さらに、本設柱3(3a、3b)と増設柱4(4a、4b)の間に境界梁ダンパー8を設ける。 (もっと読む)


【課題】地震等により構造物に生じる揺れを低減する低コストの免震構造、この免震構造の設計方法、及びこの免震構造を有する建築物を提供する。
【解決手段】免震構造24は、免震支承20とセミアクティブダンパー22とを有している。セミアクティブダンパー22は、セミアクティブダンパー22の正負のストローク変位量δ、定数α、ストローク速度δ’に基づいて、上部構造物16にF又は−Fの抵抗力を付与可能な状態にする。よって、セミアクティブダンパー22は、ストローク変位量δが大きいときにはバネとして機能し、ストローク速度δ’が大きいときにはダンパーとして機能する。これにより、免震層18に生じる変形及び残留変形を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 従来の免震装置では、免震装置の築造に多大なコストと施工期間を要すると共に、劣化する恐れがあり、また、耐震強度向上手法では、建物が破壊されなくても、内部の設備や人の安全等の問題は別途の対策を必要とする課題があり、また、橋梁等では支柱間の構造物が落下する等の課題があった。
【解決手段】 上部剛構造体Aの下端部に地震や風による横揺れを許容する柔構造の下部柔構造体Bを一体に設け、該下部柔構造体の側面に該下部柔構造体の下端部に対する上端部の横揺れを許容する横揺れ許容隙間Dを設け、更には、前記上部剛構造体Aに水平安定構造体C,Gを設けることも可能な免震構造システム。 (もっと読む)


【課題】建物の内部空間を有効利用可能な制振建物を提供する。
【解決手段】制振建物10は、低剛性構造体20及び高剛性構造体30と、これら建物20、30を結ぶように設けられた制振ダンパー40とを含んでなり、低剛性構造体20は、高剛性構造体30に向かって突出する梁22を備え、この梁22は高剛性構造体30に、梁22に作用する荷重を伝達可能であるとともに、高剛性構造体30に対して水平方向にスライド可能に支持されている。このため、低剛性構造体20の高剛性構造体30側の柱を省略することができ、制振ダンパー40が取り付けられている部分の空間を有効利用できる。 (もっと読む)


【課題】制震機能を有する構造体及びこの構造体を用いて構築された建築物を提供する。
【解決手段】地震等によって、建築物10の各層が左右方向に水平変形したり、建築物10全体が曲げ変形したりすると、制震装置300の支承部352と支承部354との間隔が離れたり縮まったりする。これにより、第一アーム302と第二アーム312との連結部分に設けられた回転支承358と、対向角部112同士の接合部に設けられた支承部356と、間隔が変化しダンパー322の全長が伸縮して制震される。また、枠体100を別途工場等で大量生産することが可能であるので、骨格部200の製造コストを下げることができる。よって、製造コストを下げつつ制震機能を有する構造体400を製造することができる。また、優れた耐震性能を有する建築物10の建築コストを下げることができる。 (もっと読む)


【課題】建物の地震や風による外力に対する性能を向上させ、建物の揺れを低減するための制震構造を提供する。
【解決手段】耐震構造で構成された中層または高層の第1の建物200と、免震構造で構成され低層の第2の建物100を含み、当該第1の建物200と第2の建物100が前記免震層よりも上部に設けられた接合部材300によって水平力を伝達するように接合された制振建物であって、前記第2の建物100単独の一次固有周期は、前記第1の建物200単独の固有周期より長く設定されている制震建物。前記接合部材300と前記免震支持位置との間には、複数の階が存在するのが好ましい。前記接合部材300は、曲げモーメントを伝達しないものが好ましく、ダンパーからなるか、あるいはダンパーを有するものであってもよい。 (もっと読む)


【課題】大地震時に損傷する耐力パネルを第1層に限定し、また損傷する部位も限定するとともに容易に交換可能な構成として修復工事にかかる手間やコストを可及的に低減できる建物を提供する。
【解決手段】柱10、11、15梁1〜4の接合部をピン接合された軸組の各層に耐力パネルA、Bを複数配置して架構が形成された建物において、大地震時に、第1層の耐力パネルAが上層の各耐力パネルBよりも先行して降伏するように構成される。耐力パネルAは他の部位に先行して降伏する変形部22を有し、且つ変形部22が交換可能に構成される。耐力パネルBは耐力パネルAに比べて靭性に劣り且つ構成が単純な材料からなる。耐力パネルAの変形部位22は、鋼材からなり、耐力パネルBは、一対の斜材をX字状に配置してなるブレース16で構成される。 (もっと読む)


【課題】基礎工法の合理化をはかり、且つ中規模地震時の制振効果を上部構造に依存しない制振構造とすることにより、上部構造の耐力パネルの設計を容易にする。
【解決手段】建物荷重支持部1上に設置された束2で支持された基礎梁3と、基礎梁3と第1層梁4との間に所定間隔で立設された一対の柱10a、10bと、一対の柱を連結する連結部11とからなる耐力パネルAと、一対の柱の両方あるいは一方の柱10a下方で、建物荷重支持部1と基礎梁3との間の位置に介装され、基礎梁1の上下方向の変位を減衰させる制振部材Bとからなる。基礎梁3は、制振部材Bによって変形が常に弾性域内に留まるように構成され、連結部11は、弾塑性変形してエネルギー吸収するエネルギー吸収部を備え、中地震時には制振部材Bによってエネルギー吸収がなされ、大地震時には制振部材B及び耐力パネルAによってエネルギー吸収がなされる。 (もっと読む)


【課題】耐震壁に生じているせん断力を耐震壁下側の梁に効率よく伝達することが可能でありながらも、耐震壁の水平剛性および耐力が高まり過ぎるのを防ぐことにより、地震力による耐震壁への応力集中や耐震壁周囲の架構への応力集中を軽減することが可能な耐震構造を提供することを課題とする。
【解決手段】直線状に連設された一対の支持梁1,1と、支持梁1,1の上に並設された一対の耐震壁2,2と、を具備する耐震構造であって、一方の支持梁1に一方の耐震壁2の下端部を剛接合するとともに、他方の支持梁1に他方の耐震壁2の下端部を剛接合し、耐震壁2,2の間に確保された帯状空間Vの下方において支持梁1,1を離間させる。 (もっと読む)


【課題】地震力に対応する適切な制振効果を得るための建物の設計を、建物の各構成部材に過大な付加を与えることなく合理的に、且つ容易に行うことができる制振構造、及びその制振構造を備えた制振建物に関する。
【解決手段】複数の階層からなる建物1の制振構造9において、所定の階層の床7を支持する鉄骨梁5よりも下方に配置されると共に、建物1の鉄骨柱3に両端が支持されて架け渡された補助鉄骨梁11と、鉄骨梁5から補助鉄骨梁11を介して垂下されると共に、鉄骨梁5と補助鉄骨梁11とに軸支された剛な棒体21と、棒体21の下端に固定された重錘体25と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】基部に塑性変形が集中するのを回避できるダンパー構造を提供する。
【解決手段】断面円形の丸棒材でダンパー部材10を形成する。ダンパー部材10の軸方向の一方の端部を、筒身(構造物)1から横方向に突設された側方支持部材7の上支持体71と下支持体72により固定する。ダンパー部材10の軸方向の一方の端部とは離間した部分を筒身(構造物)1とは別個に構築された水平支持部材4から横方向に突設された負荷部材11に、軸方向への移動は許容し、ダンパー部材10の径方向への移動を拘束するように係合させて、ダンパー部材10の軸方向が筒身(構造物)1の長手方向軸線に平行になるようにダンパー部材10を配設する。そして、ダンパー部材10は、側方支持部材7の下支持体72により固定される断面拡大部10bが、一体的に形成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、地震振動等に対して大きな振動エネルギー吸収効果を発揮して安全性や居住性確保を図ることができ、かつ、部品点数が少なく構造が簡略で低コストの制震装置を提供する。
【解決手段】本発明の制震装置1は、単板構造又は各々複数枚重合構造の第1、第2の帯状弾性板2、3の両端に各々形成した円形状の巻回部2a、3a同士を各々嵌め付けて両端に目玉形の構造物への取り付け部4を形成し、第1、第2の帯状弾性板2、3の中央部を各々外側に弧状に膨出させて紡錐形状とした振動増幅機構として機能する紡錐形弾性体5と、第1、第2の帯状弾性板2、3間に形成される空間部6に配置され第1、第2の帯状弾性板2、3に両端を嵌着した振動エネルギーを吸収する振動減衰体7と、を有するものである。 (もっと読む)


【課題】間取りの制約やコストの上昇を緩和し、且つ基礎梁やアンカーを大断面・高強度にすることなく、作用する過大な力に対抗する。
【解決手段】所定の間隔をおいて軸組の上下梁間に立設され上下端を該上下梁3、4に接合した一対の柱1、Aと、一対1、Aの柱を連結し水平方向の力が作用した場合に変形してエネルギーを吸収する連結材2とからなる耐力パネルBであって、一対の柱の少なくとも一方の柱Aと、上下梁3、4のいずれか一方との接合部Cには、上端または下端が、接合部において水平方向の力のみが伝達され鉛直方向の力とモーメントは伝達されない鉛直ローラー接合部が構成される。鉛直ローラー接合部Cは、ボルト穴15cを有するプレート15bと、第2の柱Aに設けたボルト穴14cを有するプレート14bと、を当接しボルト16a接合する。ボルト穴15c、14cのいずれか一方が、鉛直方向に長い長穴、他方が丸穴で、丸穴は、長穴の中央に位置する。 (もっと読む)


【課題】開口部を設けることによって損なわれる耐震壁の設計自由度を小さく抑えることができる波形鋼板耐震壁、この波形鋼板耐震壁の設計方法、及びこの波形鋼板耐震壁を有する建築物を提供する。
【解決手段】周辺部材18に取り付けられている波形鋼板24が、第1波板部30と第2波板部32とを有している。第1波板部30には開口部34が形成され、第1波板部30と第2波板部32とのせん断剛性は異なっている。よって、開口部34を設備開口等とすることができる。また、開口部34を形成することによって波形鋼板24の波形状等が特定されるのは第1波板部30なので、第2波板部32は自由に設計することが可能となる。これにより、耐震壁の設計自由度を小さく抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】建物の振動エネルギーをより効果的に吸収できるようにすること、一方の最外側の柱と他方の最外側の柱との間の領域を有効に利用できるようにすること及び振動エネルギー吸収装置の維持管理作業を効率的に行えるようにすること。
【解決手段】建物は、水平方向に間隔を置かれた複数の柱と、少なくとも一方の最外側の柱に上下方向に間隔を置いて設けられ、それぞれが前記最外側の柱からその外方へ前記水平方向に伸びる複数の第1部材と、互いに隣接する2つの第1部材の間に配置され、上端部が上方の第1部材に取り付けられ、下端部が下方の第1部材に取り付けられた振動エネルギー吸収装置とを含む。 (もっと読む)


【課題】柱と、該柱から間隔を置かれた他の柱と、前記柱と前記他の柱との間にある最上方の梁とにより規定された領域を振動エネルギー吸収装置により狭められることがないようにし、前記領域を有効に利用できるようにすること、及び前記振動エネルギー吸収装置の維持管理作業を効率的に行えるようにすること。
【解決手段】建物は、上方に開放された、上下方向に伸びる中空部を有する第1柱と、該第1柱から間隔を置かれた第2柱と、前記第1柱と前記第2柱との間に上下方向に間隔を置いて設けられた複数の梁と、前記第1柱の前記中空部に配置され、該中空部から上方へ伸びる第1部材と、記第1柱及び最上方の梁の少なくとも一方の上に配置され、一端部が前記第1部材に取り付けられ、他端部が前記第1柱又は前記最上方の梁に取り付けられた振動エネルギー吸収装置とを含む。 (もっと読む)


【課題】連棟制振を用いた制振建物において、より効率よく制振効果が得られるようにする。
【解決手段】高層建物からなる内部建物30と、内部建物30を取り囲むように構築され、内部建物30に比べて剛性の低い外部建物20と、内部建物30と外部建物20の間を結ぶように設けられた制振ダンパー40とを備えてなる制振建物10において、外部建物20の下部に免震層21を設ける。これにより、免震層21を設けていない場合に比べて、外部建物20の有効質量が増加し、周波数伝達関数のピークとなる周波数が低くなり、定点理論における定点Pにおける伝達率も低下する。このため、当該定点Pにおいてピークとなるように制振ダンパー40の減衰定数を調整することにより、外部建物20の伝達率が低下し、すなわち、より高い制振効果が得られることとなる。 (もっと読む)


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