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Fターム[2E139BA04]の内容

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【課題】剛性が高い構造物の水平方向の幅や奥行きに対する高さの比が大きい場合であっても、十分な制振効果が得られるようにする。
【解決手段】外部建物20と、外部建物20と異なる固有周期を有する内部構造体30と、複数の高さ位置において外部建物20と内部構造体30とを連結する水平制振装置40と、を備えた制振構造物10に、外部建物20及び内部構造体30の上部における両者の鉛直方向の相対変位を抑制する鉛直変位抑制機構50を設ける。 (もっと読む)


【課題】施工性を向上しつつ、複数の開口部を形成することができる波形鋼板耐震壁、及びこれの初期弾性せん断剛性算出方法を得ることを目的とする。
【解決手段】波形鋼板30には、複数の開口部40が形成されている。これらの開口部40は半径が同一の円形の孔とされており、隣接する開口部40間に上下方向に対して反対方向へ傾斜する応力伝達部42A,42Bが形成されるように、波形鋼板30の各平板部30Pに千鳥状に配列されている。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造によって、構造物に生じる様々な振動に対して、構造物の振動特性の制御による揺れの抑制効果とエネルギー吸収による制震効果とを同時に奏することが可能になる制震ダンパーを提供する。
【解決手段】端部11a、11bが振動によって相対変位を生じる構造物の架構の対向部材に接続されるとともに地震時に降伏する降伏部分15が形成された軸部材11と、軸部材11の面外方向への変形を拘束するように軸部材の表面に添設され、一端部12aが軸部材11に連結されるとともに他端部12bが自由端とされた座屈拘束部材12とを備えた変位依存型ダンパー10に、軸部材11と座屈拘束部材12の自由端12aとの間に生じる相対変位を円盤23の回転運動に変換して、円盤23の回転慣性質量による慣性力によって上記相対変位に対する復元力を生じさせる回転慣性質量ダンパー20を並列的に設けた。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造によって、構造物に生じる様々な振動に対して、構造物の振動特性の制御による揺れの抑制効果とエネルギー吸収による制震効果とを同時に奏することが可能になる制震ダンパーを提供する。
【解決手段】一端部11aが一方の構造物の架構に接続されて他端部11bが自由端となる第1の軸部材11と、第1の軸部材11に添設されて一端部12aが構造物の架構に接続されるとともに他端部12bが自由端となる第2の軸部材12と、これら第1および第2の軸部材11、12間に介装された粘弾性体13を備えた粘弾性ダンパーに、第1および第2の軸部材11、12の相対変位を円盤23の回転運動に変換して、円盤23の回転慣性質量による慣性力によって上記相対変位に対する復元力を生じさせる回転慣性質量ダンパー20を並列的に設けた。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリート造ないし鉄骨鉄筋コンクリート造の既存建物の耐震補強工法を提供する。
【解決手段】低降伏点鋼ないし極低降伏点鋼から成り塑性変形することで地震エネルギを吸収する細長く少なくともその長手方向中間部分が一定断面を有するエネルギ吸収鋼材10を梁端部に設置し、その際に、そのエネルギ吸収鋼材の第1端を柱の柱梁接合部に近接した位置に接合し、そのエネルギ吸収鋼材を梁端部に沿わせて梁14の長手方向に延在させ、そのエネルギ吸収鋼材10の第2端を梁端部の柱梁接合部から離隔した位置に接合する。地震が発生して柱梁接合部及び/または梁端部が変形した際に、エネルギ吸収鋼材が長手方向の引張荷重及び圧縮荷重を受けて伸縮塑性変形するようにする。更に、エネルギ吸収鋼材が座屈するのを防止するべくエネルギ吸収鋼材の長手方向中間部分を囲繞してエネルギ吸収鋼材を補剛する座屈拘束用の補剛材30を梁端部に設ける。 (もっと読む)


【課題】地震時に柱が水平力を受けている間に斜材が受ける軸力を小さくすることにより、該軸力を負担する前記斜材を小型化すること。
【解決手段】建物は、水平方向に間隔を置かれた第1柱及び第2柱と、一端部が前記第1柱に固定され、該第1柱から水平方向内方へ伸びる張出し部材と、一端部が該張出し部材の他端部に固定されたダンパーと、一端部が該ダンパーの他端部に固定され、他端部が前記第2柱に取り付けられた斜材とを含む。 (もっと読む)


【課題】地震時に柱が水平力を受けている間に斜材が比較的大きい軸力を受けられるようにし、該軸力を受けた前記斜材が効果的に変形するようにすることにより、地震時に柱に作用する振動エネルギーを十分に吸収できるようにすること。
【解決手段】建物は、水平方向に間隔を置かれた第1柱及び第2柱と、一端部が前記第1柱に固定され、該第1柱から水平方向内方へ伸びる張出し部材と、一端部が前記張出し部材の他端部に固定され、他端部が前記第2柱に取り付けられた斜材とを含み、該斜材は、地震時に前記第1柱及び前記第2柱のそれぞれが水平力を受けて変形している間に前記張出し部材の前記他端部と前記第2柱とから軸力を受けて変形することにより、地震時に前記第1柱及び前記第2柱のそれぞれに作用する振動エネルギーを吸収する。 (もっと読む)


【課題】上部構造部が傾き浮き上がりを開始する閾値を大きくする。
【解決手段】座屈補剛ブレース302を構成する制震ブレース材304に所定値よりも大きな引張力が加わり引張降伏するまで、上部構造部20が下部構造部30から離れ浮き上らない。よって、連結機構300を有しない構造と比較し、上部構造部20が傾き浮き上がりを開始する閾値(地震による振動の大きさ)が大きくなる。 (もっと読む)


【課題】柱・梁のフレーム内等に架設され、フレームの層間変形時に軸方向力を負担するブレースに、軸方向力を負担したときに降伏しながらも、軸方向圧縮力を負担したときの全体曲げ座屈を防止する機能を持たせる。
【解決手段】フレーム3に接合される、軸方向両側部分の接続部41、41と、両接続部41、41間の中間区間に位置し、軸方向力を負担する本体部42とにブレース4を軸方向に区分し、本体部42を両接続部41、41の内の少なくともいずれか一方の接続部41に接して位置し、軸方向力を負担して塑性化する塑性化部43と、塑性化部43に関して前記接続部41とは反対側に位置し、軸方向力に対する降伏耐力が塑性化部43より相対的に大きく、軸方向力に対して塑性化しない弾性部420とに軸方向に区分し、塑性化部43と弾性部420を軸方向に直列に配列させる。 (もっと読む)


【課題】平面計画上の制約が少なく一般の建物に広く適用可能な有効適切な制振構造を提供する。
【解決手段】下層部に制振階を設定してそこに制振装置10を集約して設置する。制振階における柱を上層部における柱よりも小断面として制振階の層剛性を上層部よりも低下させる。制振階における柱1の柱主筋をその直上階の柱2の柱主筋の内側に配筋した状態で双方の柱主筋をパネルゾーンに定着して双方の柱を接合する。制振階の柱を高強度ないし超高強度コンクリートおよび高強度ないし超高強度鉄筋による鉄筋コンクリート柱とし、さらに補強鋼材により被覆する。制振階の柱および梁により構成される架構フレームの内側に鋼製フレームを固定し、その内側に制振装置を設置する。 (もっと読む)


【課題】締結部の剛性を確保でき、しかも過大な荷重が作用した際、部材の破損を防止できる締結具を提供する。
【解決手段】基礎プレート42などの支持部材と、柱51などの結合部材と、を締結する締結具を、支承体11aと緩衝体38aと係留具55などで構成する。支承体11aは、支持部材と結合部材が対向する空間S内の中央に配置され、支持部材に面接触する基本板12と、結合部材に面接触する積載板14と、両板を連結する連結部と、からなる。緩衝体38aは、U字状の板バネなどを用い、支持部材と結合部材が対向する空間S内の外縁に配置され、結合部材などの変位に応じて反力を発生する。係留具55は、結合部材などが木材の場合、その中に埋め込まれて、木材に作用する集中荷重を緩和する。本発明による締結具は、支承体11aで圧縮荷重などを確実に伝達でき、また地震などの際は、緩衝体38aでエネルギーを吸収して部材の破損を防止する。 (もっと読む)


【課題】地震が起きた際に自身の伸長量を増加させることができる二重コア自己中心型ブレース装置を提供する。
【解決手段】二重コア自己中心型ブレース装置は、建物に据え付けられるものであり、第一コア部材31と、少なくとも1つの第二コア部材32と、第一コア部材31及び第二コア部材32の周囲に配置された外部スリーブ35と、第一コア部材31の2つの端部をそれぞれ支えている2つの内部支受プレート33,34と、第二コア部材32の2つの端部をそれぞれ支えている2つの外部支受プレート37,38と、複数の伸張部材431,432と、第一コア部材31と外部スリーブ35との相対的な動きを遅らせるためのエネルギー散逸部とを備えている。外力が掛けられた場合、伸張要素431,432の各々の長さは伸長量だけ増大され、第一コア部材31と外部スリーブ35との全長は伸長量の2倍の量だけ増大される。 (もっと読む)


【課題】
構造形式によらず、環境振動に対する高い制振効果が発揮される制振装置及び該制振装置を備えた建物を提供することを目的とする。
【解決方法】
柱と該柱に接合された大梁とを含む主架構に付加される制振装置であって、主架構の2階の大梁の下端よりも低い一対の柱と該柱に剛接合され主架構の大梁と略同一の長さを有する梁とから形成され、主架構の外周構面に対し略平行に配置される門形のサブフレームと、主架構と該サブフレームとの間に介装されるダンパーと、を備えたことを特徴とする制振装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】せん断座屈を抑制しつつ、補剛リブの必要板厚、必要数量を低減することを目的とする。
【解決手段】補剛部材26に設けられたフランジ部30が、その面30Aを壁体22側に向けて配置されている。これにより、フランジ部30と壁体22の間の中立軸X周りの断面2次モーメントが大きくなるため、壁体22の面外剛性が増大する。この結果、鋼製耐震壁全体のせん断座屈耐力が向上する。 (もっと読む)


【課題】小型化が可能で且つ制震性能の高い制震装置を提供する。
【解決手段】履歴ダンパー(外力吸収部)19の外側プレート部191a,191bと中間プレート部191cとを連結する複数のリブ193を隣り合う二つのリブ間に中空部194が形成されるように外側プレート部191a,191b及び中間プレート部191cと一体に、かつダンパー連結部材17,18を介して履歴ダンパー19に作用する外力により中空部194が変形するように押出成形によって形成する。 (もっと読む)


【課題】地震力や強風力などにより建築物に生じる振動が小さい場合や大きい場合であっても建築物に生じる振動を抑制することのできる制震装置を提供する。
【解決手段】振動エネルギー吸収層21,22の振動吸収能力を超える外力が第1のダンパー連結部材15および第2のダンパー連結部材16を介して粘弾性ダンパー17に作用したときに第1のプレート部18の押出成形方向と直交する断面が方形状から平行四辺形状に塑性変形する複数の中空部24を、第1のプレート部18と一体に押出成形によって形成した。 (もっと読む)


【課題】ねじれ振動を防止することができる構造体の連結制震構造を提供する。
【解決手段】重心位置の異なる2つの構造体A、Bを複数の軸抵抗型ダンパーで連結して制震する連結制震構造10であって、軸抵抗型ダンパーのうち軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパー12を、その軸方向の延長線上に一方の構造体Aの重心が位置するように設置した。この場合、この一方の構造体にはこれら2つの軸抵抗型ダンパーによるねじりモーメントは作用しない。 (もっと読む)


【課題】高い壁倍率を確保することができる木造建物の耐力壁構造を提供する。
【解決手段】平行する2本の柱材5,5と平行する2本の横架材6,6で構成される木造建物の骨組内に、一方の柱材の中央部に取り付けられるエネルギー吸収体2と、一端部をエネルギー吸収体2に取り付けられ、他端を他方の柱材5若しくは横架材6にそれぞれ取り付けられた略V字型の筋交い3,3からなり、水平力によりエネルギー吸収体2が変形し、エネルギーの吸収を行うようになされている木造建物の耐力壁構造1により実現される。 (もっと読む)


【課題】地震などによる圧縮力および引張力を受けても、塑性変形の開始に過大な振動エネルギを必要とせず、且つ塑性変形によるエネルギの吸収能力を十分に発揮することが可能な制振ダンパを提供する。
【解決手段】建築物の構造材である土台D、梁H、柱P1,2の間に、例えば、筋交いとして取り付けられ、地震などによる振動エネルギを吸収する制振ダンパ1であって、軸方向に沿って比較的長尺な軸部材2と、該軸部材2一端(下端)に、係る軸部材2の軸方向に沿って固定された断面円形の塑性変形管6と、を備え、該塑性変形管6は、その軸方向における中間の全周に圧縮変形および引張変形が可能な塑性変形部7を有し、該塑性変形部7の各変形は、当該塑性変形管6の軸方向の寸法を変化させる、制振ダンパ1。 (もっと読む)


【課題】建物におけるほぼ水平な運動又はねじりを減衰させるためのダンパーを提供する。
【解決手段】ダンパーであり、また、建物及び同様な構造システムを地震、強風又は機械的振動などによって生じる負荷などの力学的負荷から保護する方法である。ダンパーは、摩擦パッド材料又は粘弾性材料の円形ディスクシム3,5で減衰させられる回転式ジョイント6、8で相互連結されている複数の構造部材1,2で作られている。ジョイントの減衰により、構造要素と構造要素の相対運動が減衰させられる。特に、ダンパーは、例えば、基部に関して減衰させられる運動で建物又は機械が運動しうるために、又は、橋上の固定地点に関して減衰させられる運動で斜張橋のケーブルステイが運動しうるために、基礎の絶縁に有用である。 (もっと読む)


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