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Fターム[2E139BC04]の内容

Fターム[2E139BC04]に分類される特許

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【課題】
加工工数の高い溶接を排除し、棒鋼や鋼管等の市場から入手し易い既製品を軸力材と補剛材として利用し、かつ軸力材と補剛材をねじによって乾式で容易に接続することができる座屈補剛ブレース材を提供する。
【解決手段】
軸力材2の端部に継手6と螺合させるためのおねじ部が形成され、止めリング4を有さない側の補剛管3の端部側に、軸力材2の首折れを抑制するためのスリーブ5が軸力材2の外面に接合され、スリーブ5を有さない側の軸力材2の端部を止めリング4の内周面に挿通して止めリング4と接合させることにより、止めリング4を介して軸力材2と補剛管3を結合した。 (もっと読む)


【課題】巨大地震時に万が一方杖が破断したとしても余力を充分に残し、しかも補強の方向が一方向に限定されることのないラーメン構造体の補強構造を提供することを目的とする。
【解決手段】ダンパー5は、第1接合プレート5a2を大梁2の下フランジ2aにボルト接合し、第2接合プレート5a3を柱1のダンパーとの接合部1gにボルト接合することによって、大梁2と柱1に跨って配置されている。大梁2に対しては、大梁2の下フランジ2aの、柱1の配置の基準となる基準線から305mmの位置にある孔群2a1を利用してボルト接合されている。柱1は、外形寸法が150mm角の角形鋼管からなる通し柱となっており、下部柱1cは、22mmの肉厚を有する即ち横断面内に溶接による継目が存在しない角形鋼管であり、長さ方向についても接合部を有することなく構成されている。 (もっと読む)


【課題】 座屈拘束ブレースやダンバ−付きブレース等の制振用のブレースの接合構造において、制振用のブレースに長期荷重を入力させないブレース接合構造を提供する。
【解決手段】 この制振ブレース接合構造は、制振用のブレース1の先端を、ガセットプレート2を介して、梁30、または柱と梁の両方に接合する接合構造である。ガセットプレート2と、梁30の下面または上面との間に隙間Gを介在させる。梁30に固定され、または柱と梁の両方に固定されたローラ支持部材3により、ガセットプレート2を鉛直方向に滑動自在に支持する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造によって、構造物に生じる様々な振動に対して、構造物の振動特性の制御による揺れの抑制効果とエネルギー吸収による制震効果とを同時に奏することが可能になる制震ダンパーを提供する。
【解決手段】一端部11aが一方の構造物の架構に接続されて他端部11bが自由端となる第1の軸部材11と、第1の軸部材11に添設されて一端部12aが構造物の架構に接続されるとともに他端部12bが自由端となる第2の軸部材12と、これら第1および第2の軸部材11、12間に介装された粘弾性体13を備えた粘弾性ダンパーに、第1および第2の軸部材11、12の相対変位を円盤23の回転運動に変換して、円盤23の回転慣性質量による慣性力によって上記相対変位に対する復元力を生じさせる回転慣性質量ダンパー20を並列的に設けた。 (もっと読む)


【課題】面内せん断を受け且つ必要に応じ圧縮荷重を支える長方形金属平板について、降伏せん断荷重の確保と降伏後のせん断変形の進行にもせん断耐力の維持を図る。
【解決手段】(a)図に本発明の代表的補剛構造を示したが、周辺枠2,3で囲まれた面内せん断を受ける金属平板1の表裏両面から前記平板の過半を覆う補剛平板4を添接し層状に重ねて貫通ネジで止め、これにより加力初期段階での平板の面外曲げ変形を抑えせん断降伏荷重を確保する。金属平板のせん断変形の推移にも補剛平板が拘束しないようネジ穴5をルーズホールとし、(b)図の○印で大きく囲んだ部位で周辺枠材と補剛平板とがぶつからない様所定の隙間を設け、更に必要に応じて前記平板と補剛平板との添接面をアンボンド接触とし、降伏以降せん断大変形領域に至るまでせん断耐力の維持を図る。 (もっと読む)


【課題】安定したエネルギー吸収性能を得ることができるとともに、工期を短縮でき、抑制部材の組織変化を生じることがない振動抑制装置を提供する。
【解決手段】平板からなる抑制部材10を備え、二つの構造体70a,70bの間に設置し、抑制部材10がせん断変形することにより一方の構造体70bから他方の構造体70aに伝達される振動エネルギーを吸収して他方の構造体70aの振動を抑制する振動抑制装置1において、平面により抑制部材10を挟む態様で抑制部材10の表面と裏面とに配設した一対の拘束部材20と、一対の拘束部材20を締結固定し、一対の拘束部材と抑制部材10とを密接する締結部材30とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 必要なエネルギー吸収性を与えつつ、剛性を高めることができ、かつ低コスト化が可能な座屈拘束ブレースを提供する。
【解決手段】 この座屈拘束ブレース1は、芯材2と、この芯材2の両面に沿って配置した拘束材3とを有する。芯材2は、拘束材3との並び方向の厚みよりも並び方向と直交する方向の幅が広い帯板状である。芯材2の長手方向の一部分に他よりも断面二次モーメントが小さいエネルギー吸収部7を設け、このエネルギー吸収部7に長手方向に沿う構造スリット8を1つ以上設ける。構造スリット8により隔てられた複数の芯材分割部分9,10の幅寸法を互いに異ならせる。 (もっと読む)


【課題】構造部材とダンパーにエネルギ吸収の機能を分担させ、過度の累積塑性変形を生じさせない。
【解決手段】構造物において互いに分離した状態で対向し、構造物が水平力を受けたときに互いに相対変形を生ずる複数の構造部材1、2と、隣接する構造部材1、2間に跨設され、両構造部材1、2間の相対変形時にその相対変形方向に変形を生ずるダンパー4からダンパー内蔵耐震装置を構成する。ダンパー4に、隣接する構造部材1、2が相対変形を生ずるときの自らの一定量を超える変形量を制限する変形制限材6により変形制限機能を与え、その制限を受けるまでの自らの変形時に、変形量に応じたエネルギ吸収能力を発揮させ、制限を受けた後に前記変形を生じたまま、変形の進行が抑えられた剛性の高い部材として機能させ、隣接する構造部材1、2の内の少なくともいずれかの構造部材等に変形を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】建物の架構フレーム内に設置するX形ブレースを制振ダンパーとしても機能せしめて優れた制振効果が得られる有効適切な制振構造を提供する。
【解決手段】架構フレーム1内に2本の斜材5をX状に交差させてなるX形ブレース4を設置し、該X形ブレースを架構フレームに生じる層間変形によりダンパーとして作動せしめる。X形ブレースは、各斜材の中央部どうしが相対回転可能かつ相対変位可能に積層された状態でX状に交差してその交差部に粘弾性体6が介装される。各斜材の一端部の軸剛性が他端部の軸剛性に比して相対的に高剛性であるように両端部における軸剛性に有意な差を持たせる。各斜材にプレテンションを導入することも好ましい。 (もっと読む)


【課題】上部構造部が傾き浮き上がりを開始する閾値を大きくする。
【解決手段】座屈補剛ブレース302を構成する制震ブレース材304に所定値よりも大きな引張力が加わり引張降伏するまで、上部構造部20が下部構造部30から離れ浮き上らない。よって、連結機構300を有しない構造と比較し、上部構造部20が傾き浮き上がりを開始する閾値(地震による振動の大きさ)が大きくなる。 (もっと読む)


【課題】地震時に柱が水平力を受けている間に斜材が比較的大きい軸力を受けられるようにし、該軸力を受けた前記斜材が効果的に変形するようにすることにより、地震時に柱に作用する振動エネルギーを十分に吸収できるようにすること。
【解決手段】建物は、水平方向に間隔を置かれた第1柱及び第2柱と、一端部が前記第1柱に固定され、該第1柱から水平方向内方へ伸びる張出し部材と、一端部が前記張出し部材の他端部に固定され、他端部が前記第2柱に取り付けられた斜材とを含み、該斜材は、地震時に前記第1柱及び前記第2柱のそれぞれが水平力を受けて変形している間に前記張出し部材の前記他端部と前記第2柱とから軸力を受けて変形することにより、地震時に前記第1柱及び前記第2柱のそれぞれに作用する振動エネルギーを吸収する。 (もっと読む)


【課題】座屈拘束ブレースを解体せずに芯材の状況を観察可能の座屈拘束ブレース及び該座屈拘束ブレースを用いた建築構造物の提供。
【解決手段】芯材(1)と芯材(1)を両側から互いに接触しないように挟みながら芯材の挟まれていない両側面が外から見えるように配置構成されている少なくとも1対の補強材(21)と1対の補強材を固定する固定材(3)とを備えており、また、固定材は、1対の補強材からそれぞれ側面が面している方向へ突出していると共に所定方向と平行するように延伸している2つ突出部(31)と2つ突出部の間で該2つ突出部を連結すると共に芯材の側面を間欠に遮蔽するように配置構成されている複数の連結部(32)とを備えており、この構成により、芯材の側面が外から見えるようになっていることを特徴とする座屈拘束ブレースを提供する。 (もっと読む)


【課題】座屈補剛材として採用可能な材料の自由度を高めることが可能な躯体構造を提案する。
【解決手段】軸材12と、この軸材12との間に隙間をあけて当該軸材12に沿って配設される座屈補剛材20と、軸材12と座屈補剛材20とをつなぐ接合手段30と、を備えてなる躯体構造であって、接合手段30が軸材12の変形を制御することで、軸材12が所定値以上の圧縮力を受けた際に当該軸材12に所定の座屈モードを発生させるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、新築及び改築に拘わらず、一対の鋼製縦胴縁及び一対の鋼製胴縁ブレースを柱間に設けて壁の耐力性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明による胴縁ブレース耐力壁は、第1鋼製縦胴縁(3)の中央に中央接合部(5)を設け、第2鋼製縦胴縁(4)の両端に第1、第2接合部(6,7)を設け、中央接合部(5)と各接合部(6,7)間に第1、第2鋼製胴縁ブレース(10,11)を設け、前記各鋼製縦胴縁(3,4)を建物の第1、第2木柱(3A,4A)に取付けることにより、耐力性(耐震性)を向上させる構成である。 (もっと読む)


【課題】長孔の形成により継手部に生じる断面欠損範囲を抑えることができるとともに、塑性化部が破断したとしても、破断した位置よりも先端の塑性化部が完全に分離することのない制震ダンパを提供する。
【解決手段】一対の履歴型ダンパ部11と、中間部20と、変位規制部と、からなる。一対の履歴型ダンパ部11は、中間部20を間に挟んで、軸方向の両端に配置される。各々の履歴型ダンパ部11は、塑性化部12と補剛部19とを備える。塑性化部12は、軸方向に作用する交番軸力に対向する。補剛部19は、塑性化部12の周囲に設けられて塑性化部12の座屈を拘束する。中間部20は、一対の履歴型ダンパ部11を構成する各々の塑性化部12の一端側が接続されて一対の履歴型ダンパ部11を繋ぐ。変位規制部は、補剛部に対する塑性化部の軸方向の伸縮量を規制する。本発明の制震ダンパ10は、一対の履歴型ダンパ11の各々に変位規制部が設けられる。 (もっと読む)


【課題】地震が起きた際に自身の伸長量を増加させることができる二重コア自己中心型ブレース装置を提供する。
【解決手段】二重コア自己中心型ブレース装置は、建物に据え付けられるものであり、第一コア部材31と、少なくとも1つの第二コア部材32と、第一コア部材31及び第二コア部材32の周囲に配置された外部スリーブ35と、第一コア部材31の2つの端部をそれぞれ支えている2つの内部支受プレート33,34と、第二コア部材32の2つの端部をそれぞれ支えている2つの外部支受プレート37,38と、複数の伸張部材431,432と、第一コア部材31と外部スリーブ35との相対的な動きを遅らせるためのエネルギー散逸部とを備えている。外力が掛けられた場合、伸張要素431,432の各々の長さは伸長量だけ増大され、第一コア部材31と外部スリーブ35との全長は伸長量の2倍の量だけ増大される。 (もっと読む)


【課題】構造物の揺れの荷重を、線対称に配置した一方の弾塑性ブレースによる引っ張りと他方の弾塑性ブレースによる圧縮とで同時に固定部材に伝えて、地震エネルギーを小型・簡略な装置によって効果的に吸収する。
【解決手段】ボイラ本体1の地震による荷重を鉄骨柱5で支持する際に、鉄骨柱5を取り囲む連結部材10を介して線対称に弾塑性ブレース9,9'を配置し、線対称に配置した弾塑性ブレース9,9'によりボイラ本体1から連結部材10を介して鉄骨柱5に伝えられる荷重の伝達が、一方の弾塑性ブレース9の引っ張りと他方の弾塑性ブレース9'の圧縮とにより同時に行われる。 (もっと読む)


【課題】補強部材が軽量であって施工が容易であり、かつ所望の耐震性能の向上効果を得ることができるとともに、意匠性にも優れる建物の耐震構造を提供する。
【解決手段】柱1および梁2によって画成された構面内に、棒状の木質材料5の内部に長手方向に沿って金属製の芯材6が組み込まれた複数本の補強部材3を、斜め格子状に配置し、それぞれの両端部6aを柱1または梁2に連結してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】芯材、特にその端部の挙動を安定して得ることのできる履歴型ダンパを備える構造体を提供する。
【解決手段】本発明による長手方向の両端に配置される一対の履歴型ダンパ部11と、一対の履歴型ダンパ部11を繋ぐ中間部20とを備える履歴型ダンパ構造体に関する。履歴型ダンパ部11は、軸方向に作用する引張り力と圧縮力からなる交番軸力に対向する芯材12を備える。この芯材12は一端が中間部20に連結される。芯材12の周囲には芯材12の座屈を拘束する補剛鋼管18(第1の補剛部材)が設けられる。また、芯材12には、補剛板16(第2の補剛部材)が設けられる。この補剛板16は、交番軸力の載荷に伴って補剛鋼管18の開放端部19から外部に露出する第1の領域に設けられる。 (もっと読む)


【課題】せん断座屈を抑制しつつ、補剛リブの必要板厚、必要数量を低減することを目的とする。
【解決手段】壁体22を構成する壁部22A、22B、22Cのうち、壁部22A、22Cは平鋼板で構成され、壁部22Bは波形鋼板で構成されている。また、他の例として、壁体42を構成する壁部42A、42B、42Cは何れも波形鋼板で構成されているが、壁部42Bの波形鋼板の波長が、壁部42A、42Cの波形鋼板の波長よりも小さくされている。これらの壁部42B、22Bは、壁体22、42における上下の梁16の中央部に配置されている。これにより、鋼製耐震壁10、40全体のせん断座屈耐力を効率的に向上することができる。 (もっと読む)


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