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Fターム[2G001EA06]の内容

Fターム[2G001EA06]に分類される特許

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【課題】副次的に発生し検出されるX線を低減させて、検出下限を改善した蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】蛍光X線分析装置1は、一次X線Aを照射するX線源2と、中央部に貫通孔7を有したコリメータ6が前面に置かれた検出器3とを備え、試料Sに一次X線Aを照射して、試料Sから発生し、コリメータ6の貫通孔7を通過する一次蛍光X線Bを検出器3で検出するものである。X線源2及び検出器3は、試料Sに近接して配置され、一次X線Aが試料Sで散乱した一次散乱線C、及び試料Sから発生した一次蛍光X線Bが照射されるX線源2または検出器3の被照射面9は、一次散乱線C及び一次蛍光X線Bの照射により発生する二次散乱線や二次蛍光X線を低減する二次X線低減層10、11、12によって覆われている。 (もっと読む)


【課題】試料に含有する硫黄を分析する蛍光X線分析装置において、X線管からの連続X線による試料からの散乱X線および比例計数管のアルゴンガスによるエスケープピークを大幅に減少させることにより、極微量の硫黄の分析精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】X線管からの一次X線を試料Sに照射し、試料Sから発生する蛍光X線を分光素子で分光しX線検出器で検出することにより、試料Sを分析する蛍光X線分析装置であって、クロムを含むターゲットを有するX線管11と、X線管11と試料Sとの間のX線通路に配置され、X線管11からのCr−Kα線に対し所定の透過率を有し、S−Kα線とCr−Kα線のエネルギ間に吸収端が存在しない元素の材質によるX線フィルタ13と、ネオンガスまたはヘリウムガスを含む検出器ガスを有する比例計数管18とを備え、試料Sに含まれる硫黄を分析する蛍光X線分析装置1。 (もっと読む)


【課題】各種材料、製品、部品よりなる被検体に、RoHS指令で規制対象となっている六価クロムが検出される可能性があるクロメート膜が存在する可能性の有無を、非破壊で迅速に検査・判定することが可能となる有害材料判定方法および装置を提供する。
【解決手段】X線で励起した特性X線を用いてクロムの有無を検査し、クロムを検出した場合に、クロムがある特性値以下であり、アルミニウムがある特性値以上、銅がある特性値以上、亜鉛がある特性値以上、およびニッケルがある特性値以上の少なくともいずれか一つの条件が充足された場合に、クロメート膜が存在する可能性があると判定する。 (もっと読む)


【課題】検出下限を改善し、重元素を主成分とする試料のみならず、軽元素を主成分とした試料に含有された微量な着目元素を定量することが可能である蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】蛍光X線分析装置は、試料Sを支持する試料台3と、所定の照射位置P1を中心として一次X線Pを照射するX線源4と、照射位置P1に向って配置され、試料Sから発生する蛍光X線Qを検出する検出器5とを備えている。試料台3は、試料SをX線源4及び検出器5に近接させて固定する着脱自在の試料保持具10を有し、被照射面S1を照射位置P1に一致させる第一の検査位置A、または、試料Sを試料保持具10に固定し、被照射面S2をX線源4に近接させるとともに、被検出面S3を検出器5に近接させる第二の検査位置Bのいずれか一方に、試料Sを選択的に配置して測定可能である。 (もっと読む)


【課題】 一般の電子顕微鏡像が試料の形状や材質を反映したものであるのに対して、ミラー電子から得られる画像はミラー電子が反射する等電位面の形状を反映したものとなり、像解釈が複雑になっていた。
【解決手段】 測定するパターンの構造あるいは興味ある欠陥の対象に応じて、以下のミラー電子の反射面を制御する手段を設ける。
1)電子源の種類、動作条件および測定する試料7上のパターンの種類に応じて、ミラー電子線の反射面の高さに相当する電子源1と試料7の間の電位差を制御する手段を設ける。
2)照射系にエネルギーフィルタ9を配置させて、照射電子線のエネルギー分布を制御する手段を設ける。
【効果】 パターンの大きさや電位を区別して検査することが可能となる。絶縁物試料を高分解能で観察することができる。 (もっと読む)


多色性エネルギー分布を持つ第一のX線ビームを用いて対象物の画像を検知するシステムと方法を開示する。一つの観点によれば、この方法は対象物の画像を検知する段階を含んでもよい。この方法は、多色性エネルギー分布を持つ第一のX線ビームを生成する段階を含んでもよい。更に、この方法は該第一のX線ビームを直接遮るように、モノクロメーター単結晶を、予め決めた位置に置き、予め決めたエネルギーレベルを持つ第二のX線ビームを生成する段階を含んでもよい。更に、この方法は、この対象物をこの第二のX線ビームが透過して、この対象物から透過したX線ビームが放射されるように、この第二のX線ビームの経路上に対象物を置くことができる。この透過したX線ビームを、アナライザー結晶上の入射角に向けることができる。更に、このアナライザー結晶から回折したビームにより、対象物の画像を検知することができる。
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【課題】 プラスチック中の微量カドミウムの量を正確に測定できるX線分析装置を提供する。
【解決手段】 Rhターゲットを有するX線管5と、プラスチック試料4間に、X線フィルタ6が配置されている。第1X線フィルタ6aはジルコニウムからなり、第2X線フィルタ6bは銅からなり、第3X線フィルタ6cはモリブデンからなる。第1フィルタ6aの厚さは100μm程度、第2フィルタ6bの厚さは200μm程度、第3フィルタ6cの厚さは40μm程度である。 (もっと読む)


【課題】搬送状態にある被検体内部の異物を検出するのに好適な装置を提供する。
【解決手段】被検体12を搬送するコンベア11と、コンベア11で搬送される被検体12にX線を照射するX線源1と、X線源1から照射されたX線の被検体12を透過する透過量を検出し、かつ互いに異なる検出感度を有する第1検出部及び第2検出部を備えるX線検出器4と、X線検出器4の第1検出部で検出されたX線の透過量に基づく第1画像、及びX線検出器4の第2検出部で検出されたX線の透過量に基づく第2画像を、同一の被検体12について取得するX線画像取得制御装置3と、第1画像及び第2画像を記憶する第1、第2画像記憶装置6、7と、第1画像及び第2画像について減算処理を行う演算処理装置8と、を備える異物検出装置100。 (もっと読む)


【課題】高速中性子及び連続エネルギー・スペクトルX線による材料識別の方法と装置を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、(a)高速中性子源及び連続エネルギー・スペクトルX線源でそれぞれ産生された高速中性子ビーム及び連続エネルギー・スペクトルX線ビームを被検対象に照射する;(b)X線検出器アレー及び中性子検出器アレーにて、透過したX線ビーム及び高速中性子ビームの強度を直接計測する;(c)被検対象の異なる材料を透過した中性子ビームとX線ビームの減衰差によって形成された曲線により、被検対象の材料に対して材料識別を行う;ステップを含む。 高速中性子と連続エネルギー・スペクトルX線との透過減衰強度が異なるように構成され、被検対象の厚さと無関係に被検対象の等効原子番号Zとのみ関係するn-X曲線を利用して材料識別を行う。 (もっと読む)


【課題】生体環境下で電子顕微鏡により生体環境内の生体ユニットを観察可能である電子顕微鏡による生体ユニットの観察法を提供する。
【解決手段】ステップA)は、電子顕微鏡90内の試料腔室91において生体環境11を提供し、生体環境11内に生体ユニット18と所定の環境条件を整え、環境条件を生体ユニットが基本的な生理機能を維持可能に設定し、生体環境11の上下方に向かい合う観察窓12を設け、生体ユニット18を異なる臨界電荷密度に耐えられる二種以上の物件を有するように設定する。ステップB)は、所定区域において、所定の時間で観察窓12から生体ユニット18に対し所定の強度の粒子束を照射し、電子顕微鏡90の結像装置に結像する。所定の電荷密度は粒子束の所定の強度と所定の時間との相乗であり、所定の電荷密度は生体ユニット18の照射された区域中の観察対象物の臨界電荷密度より小さいか或いはそれに等しい。 (もっと読む)


対象物(1)の検査領域(2)を撮像するための撮像方法は、エネルギービーム源(10)によりエネルギー入力ビーム(3)を生成する工程と、エネルギー入力ビームの複数のエネルギー入力ビーム成分(4)を用いて複数の投射方向に沿って検査領域を照射する工程とを備え、複数のエネルギー入力ビーム成分はフレームマスク(40)を用いて形成され、このフレームマスクは、エネルギー入力ビーム(10)と対象物との間に配置され、複数のフレームマスク窓(41)を有している。上記方法はさらに、フレームマスクの外側に配置された外部検出器デバイス(21)を用いてエネルギー入力ビーム成分の第1積分減衰値を測定する工程と、フレームマスクの内面に配置されたフレームマスク検出器デバイス(24)を用いてエネルギー入力ビーム成分の第2積分減衰値を測定する工程と、第1および第2積分減衰値に基づいて検査領域の画像を再構築する工程とを備えている。さらに、対象物の検査領域を撮像する撮像装置(100)が開示される。
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【課題】基底基準吸収回折法による定量法において基底板から正確な回折線強度情報を得ることを可能にすることにより、極めて正確な検量を行うことができるX線回折定量装置を提供する。
【解決手段】物質Sの重量をX線を用いて測定するX線回折定量装置において、物質Sを物質保持領域As内に保持するフィルタ33と、物質Sに照射するX線を発生するX線源Fと、物質Sで回折した回折X線を検出するX線検出器20と、フィルタ33におけるX線照射面の反対側に設けられ物質保持領域Asよりも小さい基底板31と、X線源Fから見てフィルタ33の背面側であって基底板31の外周側面の周りに設けられた非晶質部材30とを有するX線回折定量装置である。非晶質部材30からは強いピーク波形を持った回折線が出ないので、基底板31からの回折線に誤差変動が生じることがなくなる。 (もっと読む)


【課題】1次X線の強度を低下させることなく試料の微小領域に集光させることができるようにする。
【解決手段】試料1を載置する試料台13と、1次X線を試料1の表面に対し全反射を起こす入射角で入射させる1次X線照射部2と、試料1の表面に対向して配置され、試料1から発生する蛍光X線を検出する検出器11とを備えている。1次X線照射部2は1次X線を発生するX線源3、及びその1次X線を集光して試料1に照射するポリキャピラリーX線レンズ5を備え、さらに好ましくはポリキャピラリーX線レンズ5から出射した1次X線のうち試料表面に対して全反射条件を満たさない入射角をもつ1次X線を遮蔽するスリット7を備えている。 (もっと読む)


【課題】
マイクロチップを用いて複数元素を同時に高感度に分析できるようにする。
【解決手段】
マイクロチップ1は、基板30と、基板30の内部に形成された流路23と、基板30の平坦な表面の一部からなり、流路23の出口が開口9cとして形成され、その開口9cから溢れ出た測定対象液が基板30の平坦な表面にとどまって分析試料となる分析部10とを備えている。このマイクロチップ1を使用して、分析部10に測定対象液を分析試料として溢れ出させ、好ましくは分析試料を乾燥させた後、1次X線を全反射の条件で入射させて蛍光X線を検出する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、X線分析を実施する装置に関する。
【解決手段】装置1は、X線管2と、被分析サンプルが設置された位置5のミクロ領域に、X線を焦点化する少なくとも1つのキャピラリレンズ4と、を有する。さらに装置1は、サンプルからの蛍光X線を検出する検出器6を有する。また装置1は、X線管2とキャピラリレンズ4との間の光路に設置された、少なくとも一つのエネルギー依存性フィルタ3を有する。このフィルタ3は、所定の閾値よりも小さなエネルギーを有するX線を実質的に遮蔽するように適合されている。 (もっと読む)


【解決手段】 本発明は物品のラベル付け、検出、および管理するための方法、およびその装置を提供する。本発明の方法は物品のラベルを定義する工程を含む。前記ラベルは、前記物品の少なくとも1つの固有の化学元素および/または付加的化学元素を有し、ラベル付けされたデータを含有するデータベースを提供する工程と、物品により送信される信号を検出して検出データを生成し、前記データを前記データベース内のデータと比較する工程と、前記比較テストにしたがって、検出される物品が前記ラベル付けされた物品であるか否かを決定する工程と、前記データベース内の前記物品の少なくとも1つのメッセージを読み込む工程とを有する。本発明の物品ラベル付けおよび検出ソリューションは、識別、物品ラベル付け、別の物品との交換の防止、ロジスティック管理、統計分析、資産の保護、および責任所在の追跡など様々な分野の社会経済的管理および経営管理に使用可能なものである。 (もっと読む)


【課題】2次元X線検出器に対するX線露光から像読取りに至る一連の処理を真空雰囲気内で行うことができるX線画像記録読取り装置を提供する。
【解決手段】2次元X線検出器13aの第1端辺26aが外周面に固定されるドラム21aと、ドラム21aを回転させるモータ22aとを有するX線画像記録読取り装置である。モータ22aは、検出器13aの全面がドラム21aに巻き付く第1角度位置と、検出器13aの第2端辺26b側の所定領域をX線露光位置Eに配置させる第2角度位置との間で、ドラム21aを回転させる。ドラム21aに巻き付いた検出器13aの第2端辺26bは爪28によって固定される。検出器13a、ドラム21a及び爪28は気密チャンバ34によって気密に包囲される。気密チャンバ34に設けられた石英ガラス窓37aに対向して読取り装置41aが設けられる。 (もっと読む)


【課題】 Pb、Hg、Br等の有害元素の検出下限を下げて分析感度を向上させる。
【解決手段】 X線源1と試料3との間の励起X線の光路上に挿入する一次X線フィルタ2としてAg箔又はPd箔を用いる。これらの箔は5〜13keV付近と25keV付近以上のX線を同時に吸収するから、これらの範囲のX線強度が減衰した励起X線が試料3に照射される。そのため、Pb、Hg、Br等の元素の蛍光X線が現れる9〜13keVの範囲では散乱X線によるバックグラウンドが低減され、また、25keV以上の高エネルギー範囲の散乱X線も減ってX線検出器4において9〜13keVの範囲のX線の検出効率が相対的に向上する。これにより、9〜13keVに蛍光X線を持つPb、Hg、Br等の元素の検出下限が下がる。 (もっと読む)


【課題】 分析時間が短い蛍光X線分析方法および装置を提供する。
【解決手段】 蛍光X線分析方法は、試料にX線を照射して、試料から発生した蛍光X線を検出することで複数の元素の含有量を測定する蛍光X線分析方法であって、以下のステップを備えたことを特徴とする。
◎特定の元素を測定するためのX線照射ステップ(S6)
◎X線照射ステップ同士の間に、検出器に蛍光X線が検出されていない状態にして複数のX線照射条件を変更するステップ(S3,S4) (もっと読む)


【課題】
X線検出で所望の測定感度を維持しつつ、X線CT装置による撮影画像の品質向上を可能とする。
【解決手段】
本発明のX線CT装置は、X線を被試験体に出射するX線発生手段と、被試験体を透過したX線を検出する複数のX線センサと、複数のX線センサの出力信号を処理するX線センサ信号処理回路とを備え、X線センサを分極効果を有する半導体センサとし、エネルギー分布が硬質化されたX線が半導体センサに入射するよう構成する。或いは、X線を被試験体に出射し、被試験体を透過したX線を分極効果を有する半導体センサで検出する方法で、エネルギー分布が硬質化されたX線を用い、X線を半導体センサで検出する。 (もっと読む)


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