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Fターム[2G001NA14]の内容

Fターム[2G001NA14]に分類される特許

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【課題】単純な構成で高精度のNRF分析を行う。
【解決手段】電子加速装置111によって、高エネルギーまで加速された電子線112が図中右方向に放射される。一方、レーザー光源12によって発せられたレーザー光13は、回転式波長板14を透過し、反射鏡113で反射され、電子線112中の高エネルギー電子と正面衝突するように設定される。レーザー光13はLCSガンマ線15となり、図中右側に発せられる。試料100における原子核は、このLCSガンマ線15を吸収し、核共鳴散乱によって、NRFガンマ線21を発する。このNRFガンマ線21は、NRFガンマ線検出器(ガンマ線検出部)22で検出される。回転式波長板(偏光方向切替部)14は、垂直偏光されたレーザー光13の偏光方向を制御する。特に、レーザー光13の光軸を変えずに、その偏光方向を垂直な2方向に制御する。 (もっと読む)


【課題】煩雑になる検査要員を必要とせず、迅速で有効な乗物の内室、荷物コンテナ、または他の対象の検査装置を提供する。
【解決手段】道路走行能力があるバンなどの包囲された運搬機構に基づいて、人間も含む検査対象を検査する検査システム。運搬機構は、格納ボディまたは装甲により特徴付けられる。貫通放射線源と貫通放射線をビームに形成するための空間モジュレータとは、共に運搬機構のボディ内に完全に収容されており、時間変化走査プロファイルにより対象を照射する。検出器モジュールは対象の内容物により散乱された貫通放射線に基づく散乱信号を発生し、相対移動センサは運搬機構と検査対象との相対配置に基づいて相対移動信号を生成する。散乱信号及び相対移動信号に部分的に依存して信号から対象の内容物の画像が形成される。散乱検出器モジュールとは別々でも部分でもよい検出器が、放射性物質の崩壊生成物に対する感度を示すようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】空間内の脅威物質の存在を迅速かつ正確に決定するために、あらゆる利用可能な検出器デバイスから放射線のサインデータを分析する手法を提供すること。
【解決手段】関心のある1つ以上の物質の存在に関して、実質的に囲まれた空間を調べる検出器によって生成されるスペクトルデータを分析する方法であって、検出器の検出経路内にあると予想される物質を複数の物質群のうちの1つに分類することと、各物質群に対する、代表的なエネルギー対断面積の曲線を記述するデータを選択することと、関心のある物質に対するスペクトルデータを生成するために、物質群のうちの1つ以上と各関心のある物質の相互作用を計算することと、スペクトルデータのライブラリを生成することと、空間内の脅威物質の存在を決定するために、検出器によって生成されたスペクトルデータをスペクトルデータのライブラリと比較して分析することとを包含する、方法。 (もっと読む)


多段式工程は、船積みコンテナ内の放射線、爆発物および特殊な物質を検出し、特定する。工程は、分散ネットワーク上のノードとして構成された放射線センサを利用する。工程は、ノードから放射線データを収集する。放射線データは、コンテナおよびその内容物に関連する。収集された放射線データは、水面、陸上、空気、地面および他の構造物などに関連して動的に変化するバックグラウンド放射線データに従って動的に調整される。工程は、存在する1つまたは複数の同位元素を特定するために、収集され調整されたデータを同位元素を表すスペトクトル画像と比較する。特定された同位元素は、それらが表す可能性のある物質と一致する。コンテナ内に含まれる物質の特定を立証するため、またはコンテナ内の認可されない物質を検出および/または特定するために、可能性のある物質は、コンテナの積み荷目録と比較される。隠蔽されている物質、爆発物および他のタイプの物質を特定するのに、中性子パルス装置を使用することができる。 (もっと読む)


ミューオン等の粒子を検出する技術、装置及びシステムを提供する。一具体例では、監視システムは、複数のドリフトセルを有する宇宙線生成荷電粒子追跡器を備える。ドリフトセル、例えば、アルミニウムドリフトチューブは、走査される容積体の少なくとも上方及び下方に配置でき、これにより、宇宙線生成ミューオン等の入射及び出射荷電粒子を追跡すると共に、ガンマ線を検出する。システムは、容積体を通過する荷電粒子の多重散乱から、容積体に収容されている装置又は物質、例えば、鉄、鉛、金及び/又はタングステン等を選択的に検出でき、及び容積体に収容されている放射線源から放射されたガンマ線から、容積体に収容されている放射線源も検出できる。必要であれば、ドリフトチューブを密封し、ガスハンドリングシステムの必要性をなくしてもよい。このシステムは、国境検問所において、核脅威物体について、荷物を積んだ乗物を検査するために使用することができる。 (もっと読む)


同じエネルギーの線形加速器と比べて、より小型で、より効率的で、より安価な小型電子加速器を備えた、マルチエネルギーを用いた貨物検査システムである。このシステムは、コンテナの元素含有量を認識する性能を強化したものであり、隠された爆発物や核分裂性物質を見つけるために使用することができる。 (もっと読む)


【課題】 電子プローブマイクロアナライザを用いる地質年代測定と年代マップの表示を効率よく行う。
【解決手段】 (a)の分析領域Rに設定されているグリッド状の分析点(白丸で示す)と(b)の分析領域に対応した反射電子像(原子番号の高い部分を黒く表示)の位置を対応させた状態が(c)である。(d)の棒グラフは、(c)の直線L上に位置する分析点L1〜L12における反射電子強度を表す。閾値H以上の反射電子強度を持つ分析点のみを測定対象とすると、(e)中のR1〜R3は反射電子強度が閾値H以上の条件を満たす測定対象領域である。 (もっと読む)


【課題】採取したスワイプ試料中に含まれる極微量核分裂性物質を含む粒子をフィッショントラック法によって検出する手法において、原子間力顕微鏡のような特殊な装置を用いた高度な測定技術を必要とせず、また、フィッショントラックのコアの形状が粒子の表面形状に依存する影響をなくして、短時間で容易に核分裂性物質を含む粒子を濃縮度別に検出する。
【解決手段】スワイプ試料から粒子を回収する際に粒径を調整することにより粒径の影響をなくすと共に、検出器の化学エッチングによりフィッショントラックが現れるまでの時間とフィッショントラックの形状は核分裂性粒子の濃縮度に依存することを利用して、検出器のエッチング時間を制御する。なお、粒子回収の際の粒径調整法としては2段式粒子吸引法を用いる事が出来る。 (もっと読む)


X線レンズアセンブリを含む装置であるX線レンズアセンブリとX線レンズアセンブリの製造方法とが記載される。X線アセンブリは、X線の導入開口部(90)とX線の導出開口部(94)とを含む管部材(50)を有する。加えてアセンブリは、管部材(50)の内部に取り付けられるキャピラリX線レンズ(28)を有する。安定化材により、および/または一つ以上の分離した取り付け構造(96A,96B)により、X線レンズ(28)が管部材(50)の内部に取り付けられる。

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X線遮蔽装置(40)及び係る装置を備えるX線装置が記載される。装置(40)は、孔を有する固定部材(94)と、固定部材(94)に対して移動可能であるとともに、X線遮蔽材料から製作された一つ以上の遮蔽部材(96,98)とを備える。一つ以上の遮蔽部材(96,98)は、孔より小さいX線通路(90)を孔の中に画定する。一つ以上の遮蔽部材(96,98)の移動は、固定部材(94)に対する各位置において、少なくともX線通路(90)の外側の領域で孔を被覆するように制限される。
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【課題】蛍光X線装置の操作条件変動の影響を回避し、オンラインでの単一相溶液の分析に適用することができ、装置ドリフトによる測定誤差を最小にし、分析すべき溶液中の媒体変動又はガス相の存在についての検出を可能にした分析装置。
【解決手段】励起X線により溶液を励起し、励起した溶液から放出された分光X線を分析するための励起及び分析手段(12、14)、励起及び分光X線及び基準X線に対し透明な領域(18)を有する溶液受容手段(4、8、10)、及び溶液に対し外部にある基準素子で、受容手段と一体になっており、前記領域とこの素子との間に前記溶液が存在するような仕方で前記領域に相対して配置され、励起放射線を受けた時、分光X線とは異なった基準X線を放出することができ、基準X線及び分光X線を分析して前記溶液の分析中に起き易い測定ドリフトを補正することを可能にする、基準素子(6)、を備えた分析装置。 (もっと読む)


一実施形態で、物体の中身を調査する方法は、物体を第1および第2の放射線エネルギーで走査し、第1および第2のエネルギーの放射線を検出し、対応するピクセルについて第1および第2のエネルギーで検出された放射線の第1の関数を計算することを含む。ピクセルは、物体を通過した放射線の検出器への投影である。複数のピクセルの第1の関数はグループ分けされ、物体が所定の原子番号よりも大きな原子番号を有する物質を少なくとも可能性として含むかどうかを決定するために、そのグループの第2の関数が解析される。第2の関数は第3の関数と比較することができ、この第3の関数は、所定の原子番号を有する物質に少なくとも部分的に基づいた値を有する閾値であってもよい。物質が核物質であるかどうかを決定するために、遅発中性子を検出することができる。また、システムも開示される。
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