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Fターム[2G001NA17]の内容

Fターム[2G001NA17]に分類される特許

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【課題】基材上のメッキ膜中の検査対象元素の有無の判定や定量を可能にする標準メッキ膜試料およびこの試料を用いた新規なメッキ膜の検査技術を提供する。
【解決手段】プラスチック基材上にメッキ膜を形成した後、このメッキ膜に対し化学的および物理的損傷を実質的に与えない方法でプラスチック基材を除去して標準メッキ膜試料を得る。この標準メッキ膜試料から求めた検査対象元素の濃度と、標準メッキ膜試料から蛍光X線分析法により求めた検査対象元素の特性X線強度とから、標準メッキ膜試料中の検査対象元素の濃度と特性X線強度との関係を求め、基体上メッキ膜中の検査対象元素についての特性X線強度から、この関係を用いて、基体上メッキ膜中の検査対象元素の濃度を求める。 (もっと読む)


【課題】各種材料、製品、部品よりなる被検体に、RoHS指令で規制対象となっている六価クロムが検出される可能性があるクロメート膜が存在する可能性の有無を、非破壊で迅速に検査・判定することが可能となる有害材料判定方法および装置を提供する。
【解決手段】X線で励起した特性X線を用いてクロムの有無を検査し、クロムを検出した場合に、クロムがある特性値以下であり、アルミニウムがある特性値以上、銅がある特性値以上、亜鉛がある特性値以上、およびニッケルがある特性値以上の少なくともいずれか一つの条件が充足された場合に、クロメート膜が存在する可能性があると判定する。 (もっと読む)


【課題】検出下限を改善し、重元素を主成分とする試料のみならず、軽元素を主成分とした試料に含有された微量な着目元素を定量することが可能である蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】蛍光X線分析装置は、試料Sを支持する試料台3と、所定の照射位置P1を中心として一次X線Pを照射するX線源4と、照射位置P1に向って配置され、試料Sから発生する蛍光X線Qを検出する検出器5とを備えている。試料台3は、試料SをX線源4及び検出器5に近接させて固定する着脱自在の試料保持具10を有し、被照射面S1を照射位置P1に一致させる第一の検査位置A、または、試料Sを試料保持具10に固定し、被照射面S2をX線源4に近接させるとともに、被検出面S3を検出器5に近接させる第二の検査位置Bのいずれか一方に、試料Sを選択的に配置して測定可能である。 (もっと読む)


【課題】 鉄鋼中のカーボン分析において、定性分析で得られるスペクトルに基づく簡易的な定量分析の精度を向上させることの可能な定量分析方法を提供する。
【解決手段】 試料10に電子線を照射し、該試料10の表面より放出される特性X線を検出して試料10の定量分析を行う定量分析方法において、鉄鋼の定性分析時にカーボンの分析に要する電子線照射時間の検出X線強度に対する影響を測定し、分析計測時間影響曲線を作成し登録するステップと、鉄鋼の定性分析を行い、カーボンの分析に要した分析計測時間に応じて、予め登録されている前記分析計測時間影響曲線に基づいて、定性分析結果得られたエネルギースペクトル強度によるカーボンの定量分析結果に対して定量補正を行うステップとを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、陽電子線源と被測定試料を隔離して陽電子寿命を測定することができ、時間分解能の半値幅が180ps以下となる陽電子寿命測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の陽電子寿命測定は、装置陽電子線源と、前記陽電子線源との間に被測定試料を挟んで配置された光検出装置と、前記被測定試料に、前記陽電子線源から入射された陽電子が該被測定試料中で消滅する際に発生するγ線を検出するγ線検出装置と、を備え、前記光検出装置は、前記陽電子線源から前記陽電子が前記被測定試料中に入射された際に発生するチェレンコフ光を検出することを特徴とする。 (もっと読む)


【目的】
本発明は、溶液中に含まれる元素を蛍光X線分析法で高精度に定量分析する手法を提供し、飲料の品質管理や、河川水や湖・沼水、地下水などの陸水に関しての環境評価等の化学分析分野で活用するものであり、実験室内で高精度溶液分析を実施する溶液試料中の元素濃度を簡便にスクリーニングする手法としても利用可能である。
【構成】
疎水剤を塗布した有機高分子膜上に溶液試料を滴下・乾固させて、その残渣を蛍光X線分析法によって分析することで、溶液中の元素の濃度を定量分析する方法であり、標準溶液を前述した方法で調整・分析し、X線強度と濃度との相関関係を明らかにすることで、定量の下限と精度の検証を行う構成。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、微小ビームで励起した蛍光X線を用いて、実装はんだおよびプリント板実装部品に、規制対象となっている鉛が含まれるか否かを検査・判定するためのインテリジェント化された分析装置及び方法を提供することを目的とする。
【解決手段】上記課題は、X線で励起した特性X線による元素マッピングを用いて電子部品に含有される特定物質を分析する分析装置であって、特定物質を構成する任意の元素に関し、エネルギーの異なる2種類以上の特性X線を用いることによって、第一の元素と第二の元素とが共存を示す分布を2種類以上取得する共存分布取得手段と、前記2種類以上の分布の差分を取得する差分分布取得手段と、前記差分を示す分布によって前記電子部品の部品内部における前記第一の元素と第二の元素の存在を判定する内部共存元素判定手段とを有する分析装置によって達成される。 (もっと読む)


【課題】X線源から放出するX線を効率よく利用して、X線源の強度および波長特性不安定性に影響されることなく良好なスペクトルを取得する。
【解決手段】X線集光素子3により、X線源1から放出された広帯域X線2を集光してその一部を試料4へ照射し、X線結像素子6により、試料4を透過した透過光5Aと試料4を透過せずX線集光素子3から直接届いた直接光5Bの像を同時に転送し、波長分散素子7により、一次元空間情報を保ったままその転送像を波長分解し、二次元X線検出器9により、信号X線8Aと参照X線8Bのスペクトルを吸収スペクトルおよび参照スペクトルとして同時に取得する。 (もっと読む)


【課題】建材中に石綿が含まれているか否かを極めて簡易かつ高い精度で分析することが可能な建材簡易分析方法、及び、その含有される石綿の種類を極めて簡易かつ高い精度で分析することが可能な建材簡易分析方法を提供すること。
【解決手段】建物から採取した建材を、粉砕することなく、そのまま又は所定形状に切断若しくは破断して建材試料とし、該建材試料の切断又は破断面を走査型電子顕微鏡により観察後、繊維が確認された場合、繊維の径の測定及び組成分析を行う建材簡易分析方法である。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で6価クロムを定量分析できる蛍光X線分析装置などを提供する。
【解決手段】X線源4、発散スリット11、分光素子6、受光スリット20、検出器8、分光素子6と受光スリット20および検出器8とを連動させる連動手段10、ならびに、検出器8の測定結果に基づいて定量分析を行う定量分析手段18を備えた走査型蛍光X線分析装置である。定量分析手段18が、Cr −Kα線22において強度が最大となるピーク分光角が6価クロムの含有率対クロム全体の含有率の比に応じて変化することに基づいて、6価クロムの含有率を算出する。発散スリット11、分光素子6、受光スリット20および検出器8の組合せとして分解能が相異なる複数の検出手段23を備え、ピーク分光角の変化を検出する際に、クロム全体の含有率または強度を求める際に選択される検出手段23Aよりも分解能が高い検出手段23Bが選択される。 (もっと読む)


【課題】 プラスチック中の微量カドミウムの量を正確に測定できるX線分析装置を提供する。
【解決手段】 Rhターゲットを有するX線管5と、プラスチック試料4間に、X線フィルタ6が配置されている。第1X線フィルタ6aはジルコニウムからなり、第2X線フィルタ6bは銅からなり、第3X線フィルタ6cはモリブデンからなる。第1フィルタ6aの厚さは100μm程度、第2フィルタ6bの厚さは200μm程度、第3フィルタ6cの厚さは40μm程度である。 (もっと読む)


本発明は、次のような校正用の標準セットに関する。すなわちこの標準セットは、少なくとも3つの校正標準を含み、これらの校正標準は、元素Cd、Cr、Pb、HgおよびBrを含む熱可塑性ポリマーからなる成形体から構成される。この場合、これら3つの校正標準のいずれにおいても、CrとPbとHgとBrとCdの比が異なる。本発明は、これら校正標準を製造する方法と、X線蛍光分析のためにこれら校正標準を使用することにも関する。 (もっと読む)


【課題】水溶液中に存在する微量元素の濃度分析を、蛍光X線分析装置を使用し、簡便に比較的高いレベルの精度で行うことができる水溶液中の微量元素分析方法の提供。
【解決手段】微量元素を含む水溶液1を吸着材2ともに煮沸容器3に入れ、これを加熱して水分を蒸発させ、水分蒸発後に残った煮沸容器内の吸着材を含む固形成分5を微粉状又は粒状にすりつぶし、得られた粉状又は粒状試料中の微量元素の含有量を、蛍光X線分析装置9を用いて計測する。 (もっと読む)


【課題】検査対象となる物品全体の中で、他の部位とは異なる検査条件が適用されるべき特定の部位を予め指定することができないような場合にも、そのような特定の部位にその他の部位とは異なる検査条件を適用することを可能にし、物品を効率よく検査することができる検査システム及び検査装置を提供する。
【解決手段】検査システム1は、金属検査装置10と、X線検査装置20とを備える。金属検査装置10は、物品Pを検査する。X線検査装置20は、金属検査装置10よりも物品Pの搬送方向について下流側に位置する。X線検査装置20は、物品Pの指定部位202と指定部位202以外の物品Pの非指定部位201,203とに異なる画像処理ルーチンR1,R2を適用して、物品Pを検査する。指定部位202は、金属検査装置10による物品Pの検査結果に基づいて指定される。 (もっと読む)


基材を識別するために、X線蛍光分光法を用いて試料を分析し、電子部品および電子組立品における6価クロムを測定する。確認された基材に基づき、様々な抽出および分析の手順から手順を選択し、選択した手順を用いて6価クロムを試料から抽出する。抽出された6価クロムを1,5−ジフェニルカルバジドと反応させ、各種類の識別された基材に対し独自の校正曲線を用いて、紫外分光法を用いて測定する。測定された6価クロムの量に基づき、試料の単位面積の関数として6価クロムの濃度を算出する。
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【課題】合金化溶融亜鉛めっき鋼板における組成が深さ方向に不均一なめっき被膜の付着量および組成を十分正確に分析できる蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】所定の入射角φで試料1に1次X線6を照射するX線源7と、所定の取り出し角α,βで試料1から発生する蛍光X線8の強度を測定する検出手段9とを備え、前記入射角φと取り出し角α,βの組合せにおいて少なくとも一方が相異なる2つの組合せで蛍光X線8の強度を測定し、蛍光X線8の強度が測定対象膜の付着量を増大させたときの上限値の99%となる付着量で示される測定深さについて、前記2つの組合せでの測定深さがいずれも前記めっき被膜3の付着量よりも大きくなるように、各組合せにおける入射角φおよび取り出し角α,βが設定されている。 (もっと読む)


【課題】基底基準吸収回折法による定量法において基底板から正確な回折線強度情報を得ることを可能にすることにより、極めて正確な検量を行うことができるX線回折定量装置を提供する。
【解決手段】物質Sの重量をX線を用いて測定するX線回折定量装置において、物質Sを物質保持領域As内に保持するフィルタ33と、物質Sに照射するX線を発生するX線源Fと、物質Sで回折した回折X線を検出するX線検出器20と、フィルタ33におけるX線照射面の反対側に設けられ物質保持領域Asよりも小さい基底板31と、X線源Fから見てフィルタ33の背面側であって基底板31の外周側面の周りに設けられた非晶質部材30とを有するX線回折定量装置である。非晶質部材30からは強いピーク波形を持った回折線が出ないので、基底板31からの回折線に誤差変動が生じることがなくなる。 (もっと読む)


【解決手段】基板に重ねられた材料の層の積重ねにおける1つの層の元素組成の面密度を確立するための方法及びコンピュータプログラムソフトウェア製品である。入射する透過性放射線は、1又は複数の元素のそれぞれに関連した複数の線の特性蛍光X線放射を励起する。連続する元素の特性蛍光の強度比に関する方程式の自己一致した解によって、連続した層の面密度が決定される。 (もっと読む)


【課題】 湾曲分光結晶を用いるX線分光器において、分光結晶の有効回折領域のみを使用するようにして、分析に用いる特性X線の波長分解能、特性X線対バックグランド比の向上を図る。
【解決手段】 湾曲分光結晶3の表面位置からローランド円の内側方向に起立するX線遮蔽板Aを設け、X線発生点Sから湾曲分光結晶3に向かう入射X線及び湾曲分光結晶3によって回折されX線検出器に向かう回折X線の一部をX線遮蔽板Aにより遮蔽する。遮蔽される領域は入射X線の入射角θに応じて変化し、常に最適又はそれに近い湾曲分光結晶3上の有効回折領域を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 水質の評価において、被測定水中に含まれる含有物が通水量や時間に対して、評価基板への付着依存性があっても、付着成分や量を正確に評価できる評価方法を提供することを目的としたものである。
【解決手段】 複数の評価基板に被測定水をそれぞれ所定の量、所定の時間接触させて、上記評価基板に付着した付着物を分析することにより、上記被測定水中の含有物の評価基板への付着依存性があっても、精度よく被測定水の水質を評価できるようにしたものである。 (もっと読む)


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